ジャーナリズム論

ジャーナリズム論
第14回
よりよいジャーナリズムのため
に
担当:野原仁
今回のテーマ
ジャーナリズムの問題点を解決す
るためには?
わたしたちにできることは何か?
ジャーナリズムの自主規制
テレビ局・新聞社などそれぞれのマスメ
ディア組織、あるいは業界団体が、自分
たちでさまざまなルールを自主的に決め
て、問題が起きないようにしたり、問題
が起きたときにきちんと対応したりする
こと
取材・報道活動のルールや問題解決の
ルールなどがある
倫理綱領・ガイドライン
取材・報道活動についての自主的
なルールをまとめた文章
それぞれの組織・業界団体・労働
組合などがさまざまな倫理綱領・
ガイドラインを定めている
犯罪報道による人権侵害を防ぐために
匿名報道主義
被害者の匿名報道
被疑者の呼び捨て禁止
「容疑者の言い分」報道
など
人権侵害を救済するために
放送倫理・番組向上機構
報道評議会
プレスオンブズマン
自主規制だけでいいのか?
ジャーナリズム組織・ジャーナリストは、
これまでも問題が起きるたびに自主規制
をして、また問題を起こしてきた
「営利企業」という組織の性格上、どう
しても利益をあげる(=視聴率&部数
アップ)のためなら、なんでもやりがち
法律による規制は?
法律による規制=権力者による
ジャーナリズムへの不当な介入につ
ながりやすい
萎縮効果(チリング・エフェクト;
=法律に触れることを恐れて、自由
な取材・報道をしなくなること)を
招きやすい
どうすればいいのか?
視聴者・読者によるチェック体制の
整備
視聴者・読者が報道評議会・プレス
オンブズマンなどに参加していく
視聴者・読者が積極的にジャーナリ
ズムに意見・苦情・要望などを伝え
ていく
マスメディアへの市民参加
市民は社会の主役であり、マスメディアの
全体像・組織・運営方法・伝える情報の内
容などを、どのようにすべきか(=情報政
策)を決める権利があり、またマスメディ
アをその理想像に近づけていくための努力
をする義務がある。そのために自らマスメ
ディアの情報政策決定プロセスに参加する
ことがマスメディアへの市民参加である
まとめにかえて①
メディア・リテラシー
• メディアが提供する情報を批判的に読み
解くチカラ
• メディアを用いて情報を発信するチカラ
• メディアによる情報操作を見破るチカラ
• メディア事業者と政治経済権力などの関
係を知るチカラ
まとめにかえて②
メディア・リテラシーを高めなけれ
ばならない理由→「メディアなくし
て社会なし」=メディアが提供する
情報次第で、個人の価値観や社会の
あり方が大きく左右される→ひとり
の人間として、また地球社会の一員
として、自分と「みんな」がより
ハッピーで平和に暮らせる社会を創
るため
まとめにかえて③
メディア・リテラシーを高める方法
• 自分が無知であることを常に自覚す
る
• 多様な分野の知識を身につける
• メディアが提供する情報を無批判に
受け入れない