新編日本語多読

第九課
お正月
背景紹介
現在の日本の正月は西洋の太陽暦を取りい
れたため、まだ寒い時期に正月元旦、1月1
日を迎えるようになったのである。
年間の行事のなかで、やはり年が替わる正
月に行われるものはもっとも重要だった。元
旦を中心とする大正月から15日の小正月で
正月行事は終わる。その間に神社へ初詣をし
たり、7日に七草がゆを食べたり、村落・都
市で地域ごとに異なるさまざまな行事が行わ
れる。
おせち料理
お正月前後、一般的にどんな
行事が行われているんですか。
●家の大掃除する
●神社へ初詣をする
●門松を立てる
●餅をつく
●おせち料理、年越しそばを食べる
浅草寺
初詣
神社へ参拝する時、正しい作
法は何ですか。
●まずは鈴を鳴らして、二回拍手
してから、お礼をする。
元日の朝、人々が合うとき、
交換される挨拶言葉は何ですか。
● 「あけましておめでとうございま
す。」
●「お新年おめでとうございます。」
解決問題
1.本文の内容によって、いくつの段落
に分けられますか。また、本文の中心
段落を見つけてください。
2.日本の正月について語るためには、
どうして年の暮れから始めなければな
らないのか。
3.正月はなぜ日本人にとって重要なと
きなのか。
単語·文型の学習
それは一年間の決算もしなければならない
し、正月用品も …
(第2段落)
意味:「し」接続助詞、表示相关联的事物的并列。
意思是“既…又…”,“又…又…”。
例:★このアパートは静かだし、日当たりもいい。
★昨日は食欲もなかったし、少し寒気がした
ので早く寝た。
また、昔ほど盛んではないが一般に、お歳
暮の…
(第2段落)
ほど:①(副助詞)打ち消しの言葉といっしょ
に使われて、程度を比べるものになる
ものを示す。
例: ★今年の夏は去年ほど暑くない。
② (副助詞)だいたいの程度·数量·範
囲を表す。
例: ★そのニュースを聞いて、彼は飛び上がる
ほど驚いた。
③(名詞)時間·時分·様子を表す。
例: ★待つほどもなく帰ったきた。
やりとり(名·他スル):物をやったり、も
らったりすること。交換。
例: ★手紙をやりとりする。
ごったがえす(自五):ひどく混雑している。
例: ★群衆でごったがえしている。
門松(名):正月、門前にかざる松。松か
ざり。
例: ★門松を立てる。
これは松も竹も霜や雪に強く、松は冬になって
も…
(第3段落)
意味:対象。
例: ★提案に賛成する。
★人間関係に悩む。
青々(副·自スル):とても青く見えるようす。一面
に青が広がっているようす。
例: ★木が青々(と)茂る。
【用言終止形·体言】といわれる(第3段落)
意味: 也经常以“【用言終止形·体言】といわれている”
的形式出现。表示一般人普遍公认的看法、普遍性的
评价。可以用此种形式委婉地表达出说话人的主张。
也经常含有传闻的意义。句中一般不出现行为主体。
在新闻媒体 的报道中多使用。
例: ★あの老人は何でもよく知っているので、「生き字
引」といわれている。
★近ごろの日本の若者はよく漫画を読むといわれる。
忘年会(名):年の暮に職場の人や仲間が集まり、
その年の苦労を忘れて楽しく開く宴
会。
大みそか(大晦日):12月31日。一年
の最終の日。
ならわし(名):古くから行われてきた、
一定のやり方。したきり。
例: ★世のならわし。
いたるところ:行くところすべて。どこへ
行っても。どんなところ
(部分)にも。
例: ★野草はいたるところに見られる。
★ 街中いたるところにポスターがある。
鳴らす(他五):音を出すようにする。
例: ★鈴を鳴らす。
かねの音に耳に傾けながら一秒ごとに過ぎて
行く年…
(第5段落)
意味:①「くりかえされるたびに」という意味
を表す。
例:★電車は五分ごとに出る。
②「ことがあるたびに… いつも」という
意味を表す。
例: ★彼は会う人ごとに、今度建てた家のこと
を自慢している。
冷えきる(自五):すっかり冷える。
例: ★冷えきった山の空気。
袂(たもと)(名):和服のそでの下部。
雑煮(名):野菜·鳥肉などのはいった汁に、
もちを入れた料理。新年の祝
いに食べる。
新
年
料
理
日本人は新しい年を迎えるたびに精神
を新たにし、…
(第9段落)
たびに:名詞「たび」+格助詞「に」。
「そのときごとに」という意味だ。
例:★この写真を見るたびに小さい時のこ
とを思い出す。
★あの人はここへ来るたびに文句を言
う。
練習
【动词、形容词连用形】てならない
【形容动词词干】でならない
意味:表示因某种感情、感受十分强烈,达到
无法抑制的程度。前面接表示感情、感
觉、希求之类的词语。说法比较旧,多
用于书面语。译为“非常…”、“…得
厉害”、“不由得…”。
例:★子供のころ人参を食べるのがいやでな
らなかった。
明喩:修辞法の一種。たとえるものと
たとえられるものとを「たとえ
ば…」「…のような」などの語
を使って結びつける比喩。
暗喩:修辞法の一つ。「 …のようだ」
「 …の如し」などの形を用いない
で、「夢の島」「花の都」のよう
に、じかにたとえるものとたとえ
られるものを結びつける比喩。
提喩:修辞法の一つ。全体と部分との関
係に基づいて構成された比喩。全
体の名称を提示して一つの名称に
換え(「花」で「さくら」を表す
類)、また、一つの名を提示して
全体を表す(「パン」で「食物」
を表す類)こと。
提喩:是以局部代替全体,或以全体代替
局部的修辞手段,本体和喻体都不
出现。提喻式修辞的作用在于可以
使语言简洁有变化,形象鲜明生动,
事物的特征更加突出,也可以增强
语言的趣味性。
例:★アルコールはたくさん用意した。