平成23年度当初予算 府民文化部予算要求 平成22年11月 1.「予算要求方針(基本的な考え方)」 【全庁的な方針:事業スキームの検証】 《基本視点》 ◆ 努力なくして成長・前進なし ◆ 努力を必要とする環境づくり ◆ 「公」の責任の範囲の明確化 《具体的な検証の視点》 1.市場原理を可能な限り尊重 2.公が介入する領域をはっきりさせ、公金投入の流れは透明化 3.事業スキームに関わる公益団体について 【府民文化部の基本方針】 (1)政策創造 ○知事重点事業を中心に、府民視点に立って、全国・全庁をリードする「知恵」と「民間感覚」にあふれた事業を 創造する。 ○平成23年度に向けては、「観光」、「高校生就学支援」を最重点とする。 (2)事務事業の見直し ○既存事業については、ゼロベースの視点に立ち、その 事業が無くなれば府民にとって、決定的な支障が生じ るかを検証し、撤退する勇気をもつ。 ○どうしても継続が必要と判断される場合でも、効率 的、効果的手法がないか知恵をしぼる。 ○一律シーリングはすべきではないが、見直しの努力 目標として、前年度事業費の削減を検討。 (3)人員の配置 ○重点事業に取り組むための人員は、できる限り部内の 既存人員で対応できるよう努める。 一般的な公務組織においては、「絶対必要人数」はな く、各グループで最低1名を削減した場合の対応につ いて検討すること。 特に、直接、府民や現場対応のない間接部門は削減し た人数レベルでの仕事のやり方を検討。 2.削減目標額と取組み成果 3.基準財政需要額との比較 府民文化部におけるH21基準財政需要額と 【削減目標額の設定】 H23当初予算要求額(一般財源ベース)の比較表 ①改革プラン(案)に掲げた歳出改革を着実に実行 ⇒ 【431百万円】 ・文化振興財団運営事業費の廃止 (▲1億円) ・上方演芸資料館運営費の見直し (▲3億円) ②収支不足額215億円に対するさらなる行政改革の推進 ・H22年度当初予算における府民文化部予算構成比:2.5% ・さらなる行政改革による取組み215億円に部構成比を乗じ、 府民文化部の削減目安を設定 ⇒ 【537百万円】 部長マネジメント削減目標額=①+②=10億円 700 府民文化費 ( 知事重点) 6 府民文化費 ( 知事重点) 3 (億円) 教育費 ( 知事重点) 9 6 600 教育費 ( 知事重点) 5 6 府民文化費 4 7 府民文化費 4 6 府民文化費4 5 500 (知事重点事業は除く) 400 【マネジメントによる取組みの成果】 約17億円 ■ 改革プラン(案)における削減 ⇒ 4.31億円の削減(計画どおり実行) 300 教育費 5 5 1 ■ 事務事業見直し 一律シーリングはすべきではないが、 見直し努力目標として、前年度事業費の削減を検討 ⇒ 約13億円(一般財源ベース) 2.2%(部長マネジメント対象経費対前年比)削減 教育費 5 6 5 教育費, 5 4 4 200 100 【抑制額の主なもの】(抑制額約21億円) ・私学助成の見直し(私立小中学校経常費など) ・府立大学運営交付金の見直し ・全般的な事務経費の見直し ▲16.0億円 ▲2.4億円 ▲0.3億円 等 【増額の主なもの】 (増額約8億円) ・私立高等学校等振興助成(授業料支援補助金拡充による生徒増)3.0億円 ・育英会運営費補助金及び貸付金(所得基準引き上げによる増) 4.0億円 ・府立大学施設整備費補助金 0.3億円 等 0 23要求 22当初 21交付税 4.知事重点事業 主要課題 大阪の都 市魅力の 創造・発信 国際ツーリズ ム戦略と国 際エンターテイ メント都市大 阪 事業概要 事業名 要求額(億円) 撤退ルール 拡 充 大阪ミュージアム構想 (大阪マラソン、おおさ かカンヴァス等) ①大阪マラソン開催費 (継続) ②おおさかカンヴァス推進事業 (継続) ③大阪サイクルイベント開催費 (新規) ④御堂筋イルミネーション事業 (新規) ⑤御堂筋の魅力・創造発信事業負担金 (御堂筋 kappo) (新規) 1.0億円 0.1億円 0.7億円 2.1億円 0.5億円 (1.0億円) (0.1億円) (0.7億円) (1.1億円) (0.5億円) ①募集人数3万人に達しなかった場合、事業終了 ②応募件数が募集の2倍かつアンケート結果で肯定的評価 が過半数に達しない場合、事業終了 ③募集人数5千人に達しなかった場合、事業終了 ④作品を見て満足した人の割合が80%未満かつ次年度事 業実施に必要な寄附金見込み額に満たないと想定される 場合、中止も含め事業のあり方を検討する ⑤Qネットによる次年度の開催意向が過半数に満たない場 合かつ来場者満足度の肯定的評価が60%に満たない場 合、中止も含め事業のあり方を検討する 拡 充 水都大阪(ライトアップ と水辺のにぎわい 創出) ⑥水辺のにぎわい創出事業費 (継続) ⑦大阪ふれあいの水辺づくり (継続) 0.4億円 0.3億円 (0.4億円) (0.3億円) ⑥来場者満足度が50%未満となった場合 ⑥参画事業者が次回も参加を希望する割合が50%未満と なった場合 ⑥恒常的なにぎわい創出支援の採択後、3年間継続できな い案件が半数以上に達した場合 ⑦ - (単年度事業) 新 規 統合型リゾート(IR)の 大阪立地プロモーション ⑧統合型リゾート(IR)の大阪立地プロ モーション推進事業 (新規) 0.2億円 (0.2億円) ⑧カジノ法案が成立する見込みがなくなった場合又は最初 の立地地域に選定されず、追加選定まで相当期間を要する 見込みとなった場合は事業終了 新 規 国際ツーリズム推進事 業(関西観光ポータル 化事業等) ⑨大阪ミュージアム構想推進事業(モバ イルガイド) (新規) ⑩国際ツーリズム推進事業 (新規) 0.1億円 (0.1億円) 0.4億円 (0.4億円) ⑨全ページアクセス数1,600件/月に満たない場合 ⑩平成25年度までに来阪外国人旅行者数400万人又は 外国人延べ宿泊者数450万人に達しない場合、事業終了 新 規 国際医療交流の推 進 ⑪国際医療観光(健診ツアー)拡充事業 (新規) 大阪の地 域力再生 継 続 大阪の地域力再生 ⑫地域力再生支援事業費 (継続) 0.6億円 子どもたち に確かな学 力を 拡 充 小・中学校の学力 向上対策 ⑬教育調査費 (新規) 0.1億円 公私教育 拡 充 私立高校授業料支 援の拡充 ⑭私立高校生等授業料支援補助金 (拡充) 計 14件 ⑪ - (単年度事業) (0.4億円) ⑫ - (平成23年度終了事業) (0.1億円) ⑬全国学力・学習状況調査が悉皆調査で実施される場合 0.01億円 (0.01億円) 111.0億円 (96.4億円) 117.5億円(101.7億円) ⑭「私立高等学校入試における専願率が25%又は私立高 校生等就学支援推進校への参加率が60%を下回る場合」 制度を見直しする
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