連体詞、副詞、接続詞 • 「大きい⇔大きな」「小さい⇔小さな」 • 「おかしい⇔おかしな」「細かい⇔細かな」 • 「やわらかい⇔やわらかな」 • 「あたたかい⇔あたたかな」 • 「間近い⇔間近な」「手近い⇔手近な」 一般的に、 (連体詞)+実態名詞 (形容詞)+抽象名詞 「大きい⇔大きな」 • 大きい兄さん。(最年長の兄) • 大きな兄さん。(体の大きな兄) • 形態・数量・年齢などが大である様子を表す 意味領域)においては形態・容量の大きいこ とが「おおきな」の中心的な意味となり、年齢・ 成長などはふつう意味しない。 • 「早く結婚したら?」「おおきな御世話」 は「おおきな」を使った慣用句である。 • 「ちいさな」は「ちいさい」に比べると、対象に 対する心理的傾斜の感じられる語で、ことに 形態の小さいことに対する愛着を暗示するこ とがある。 • おかしな顔をされた。(不審そうな顔をされた) • おかしい顔をされた。(笑いそうな顔をされた) • 「急に彼女が現れたのでおかしな話になっ ちゃった。」「おかしなもので、奴の顔を見たら 元気が出てきた。」は慣用句で、「おかしい」 に置き換えられない • 「大きな」「小さな」「おかしな」「手近な」…… 「~ナ」の方が圧倒的に優勢 • 「暖かい」「細かい」 ……「~イ」の方が圧倒的に優勢 • 「柔らかい」 ……「~イ」の方がやや優勢 • という傾向が見られる(「間近い・間近な」はい ずれも使用度数が低いので比較しない)。 副詞 • 副詞の分類 • 使い方 • 考点 重叠式、り型、か型、に型、陈述副词搭配 いきいき、たっぷり、あざやか、ついに、今にも~そうだ。 例:みんなの意見が( )で、いくら話してもまとまらなかった。 Aすらすら Bはらはら Cぼつぼつ Dまちまち 理由もなく急にそうなるさまは、日本語で「 」と言う。 A じっと Bぐっと Cそっと Dふっと • • • • • 日本語ですらすら話します。・すらすら書けるペンがほしい。 涙がはらはらと落ちる。 サーカスの芸人が見物人をはらはらさせる。 りんごがぼつぼつ出回り始めた。 広い原野に民家がぼつぼつ建っている。 • 「おろおろ」・子供が迷子になってしまった。母親はおろお ろするばかりです。 • 「わいわい」・サラリーマンが、わいわい騒いでいる。 • 「ひらひら」・桜の花びらがひらひらと舞い落ちる。 • 「ぱくぱく」・ご飯をぱくぱくと食べている。 • 「ころころ」・おにぎりがころころと転がっていってしまっ た。 • 「ちらちら」・隣の食べ物が美味しそうなので、気になってし まいちらちらと見ている。 • 「ゆらゆら」・ちょうちんが風でゆらゆらと揺れている。 • 「ふらふら」・酔っ払ってふらふらだ。 • 「げらげら」・げらげら笑う。 • 「きょろきょろ」・仲間を探して、きょろきょろしている人。 • 「ごくごく」・ビールをごくごく飲む。 • 「えーんえーん」・迷子の男の子がえーんえーんと泣いて いる。 それで/そこで 【1】「そこで」は、常に具体的な場面を前提とし て、そのことから自然に導かれる状況を説明 する語であり、「…という状況があって…とい うことになった」の意で用いられる。したがって、 「そこで」の後に続く文は過去形であるのが普 通である。 【2】「それで」は、「そこで」と違い、必ずしも具体 的な場面設定は必要ではなく、前の文が単に 後の文の理由、原因の説明になる。 終電車に 遅れ た。…歩 いて帰っ た 古い車が こわれ た。… 新車を買 うことに した 毎日仕事 が忙し い。… 帰りが遅 い 理想が高 い。… いつも現 実との差 に悩む それで ○ ○ ○ ○ そこで ○ ○ ー ー そこで それで • 友人が帰国した。そこで(それで)歓迎パーティーを 開いた。 • 塾に通った。それで成績が上がった。(*そこで) • 食べ過ぎてしまった。それで苦しい。(*そこで) • そこで(状況ーー行為) • この家はとても安い。そこで私は思い切って買うこ とにした。/そこで希望者が殺到した。 • 彼は病気だったので、それで学校を休んだのでし た。
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