情報モラル指導研修 (理論編)

福岡県教育センター調査研究 情報モラル指導力向上研修プログラム
情報モラル指導研修
(授業構想研修)
本日の研修の流れ
めあて
実態調査結果をもとに、グループで情報モラルの
授業を考えましょう。
1 実態調査結果をもとに指導すべき内容を決定
2 最優先指導項目に対応した教材等の決定・閲覧
3 指導略案の作成
4 指導略案の全体交流
1
①実態調査の分析 本校( )年生の場合
1 「このメールを友だち5人に同じ内容で送りましょう」とい
うメールが届きましたが、メールを送るのをやめました。」
D1 情報社会の倫理
A3-1 他人や影響を考えて行動する
2
財団法人 コンピュータ教育開発センター
②情報モラル教材の選定
「チェーンメールはカット」
「ネット社会の歩き方」財団法人 コンピュータ教育開発センターより
3
④付属されている指導案の活用した授業づくり
○学級活動「チェーンメールはカット」
【本時のねらい】
○チェーンメールの問題点に気づき、回ってきても自分で止める判断力と態度を養う。
○相手の立場に立ったコミュニケーションの大切さを理解させる。
学級活動(2)の基本的活動
具体的な指導の流れ
問題の意識化・共通化
○メールのやりとりの経験を想起させ、本時
のめあてを確認する。
「人にメールを送信する前に考えよう」
問題の原因又は理由の追求
○教材「チェーンメールはカット」を視聴し、自
分にも同じようなメールが届いたらどうするか
考える。
問題の解決・対処方法の追求 ○チェーンメールについて詳しく知り、対処の
仕方を考える。
実践への意欲化
○まとめの映像クリップを視聴し、今後自分
が取るべき行動について自己決定させる。
4
1 実態調査結果をもとに指導すべき内容を決定
【個人で】
①実態調査用紙(期待する回答編)と実態調査
結果用紙とを見比べて、指導すべき調査項
目を2つ選び出しましょう。
②選んだ2つの項目に優先順位をつけましょう。
5
演習シートの記入の仕方の例(指導内容)
小学校の事例の場合
優先順位
指導内容
1
b3-1
他人や社会への影響を考
えて行動する
(▼相手の状況を踏まえて、
情報を発信する)
2
f3-1
健康を害するような行動を
自制する
指導する教科等
教材名
/
/
6
1 実態調査結果をもとに指導すべき内容を決定
【学年グループ作業①】
①個人で考えた、指導すべき指導内容を出し
合って、学年としての最優先指導内容を決め
ます。
②指導すべき教科等を決めます。
7
演習シートの記入の仕方の例(指導する教科等)
小学校の事例の場合
優先順位
指導内容
指導する教科等
1
a3-1
第5学年
他人や社会への影響を考 学級活動
えて行動する
(▼相手の状況を踏まえて、
情報を発信する)
2
f3-1
健康を害するような行動を
自制する
/
教材名
/
8
2 最優先指導項目に対応した教材の決定
【学年別グループ作業②】
最優先指導内容に対応した情報モラル教材を
決めましょう。
教材について
○「実態調査項目に対応した情報モラル教材」か
ら選びます。
○教材を、みんなで閲覧します。
9
演習シートの記入の仕方の例(教材名)
小学校の事例の場合
優先順位
指導内容
指導する教科等
1
a3-1
第5学年
他人や社会への影響を考 学級活動
えて行動する
(▼相手の状況を踏まえて、
情報を発信する)
2
f3-1
健康を害するような行動を
自制する
/
教材名
不幸のメールっ
てほんとう?
/
10
3 指導略案の作成
【学年別グループ作業②】
①活用する情報モラル教材に付属している指
導案を、授業をする教科等の特性を考えて、
変えるべきところを変えます。
②指導略案が決定したら、グループ代表の方
は、後の全体交流で5分以内で説明する準備
をしましょう。
11
4 指導略案の全体交流
【全体交流の手順】
①第1学年から指導略案を説明します。
(各学年5分以内)
②説明した後、質疑応答を行います。
12
5 本日の研修のまとめ
研修担当者から一言
13
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