金沢地域における 商標を活用したブランド化

金沢地域における
商標を活用したブランド化
~沢野ごぼうの復興と
九谷焼虚空蔵窯のブランド化~
発表の流れ
Ⅰ、研究の目的
Ⅱ、商標とは
Ⅲ、地域団体商標とブランド化
Ⅳ、沢野ごぼうと地域団体商標
Ⅴ、虚空蔵窯のブランド化
Ⅵ、まとめ
Ⅶ、今後の展望
Ⅰ、研究の目的
 地域団体商標制度の研究
⇒地域の復興や製品のブランド化への活用
 企業や地域の特産品のブランド化への協力
○沢野ごぼう
○九谷焼虚空蔵窯
 地域団体商標制度の活用方法と問題点
Ⅳ、沢野ごぼうと地域団体商標
<目的>
沢野地区の活性化
沢野ごぼうの存続
模倣品の流通防止
<取り組み>
①事業協同組合の設立
弁理士の方と相談を行
い、地域団体商標取得
の要件を満たすために
努力中。
②宣伝
イベントの開催
(ごぼう祭り、農家レスト
ランetc.)
メディアを利用して沢野
地区・沢野ごぼうの普及
③ホームページ作成
生産組合の方にインタ
ビュー
イベントの情報提供etc.
Ⅴ、虚空蔵窯のブランド化
虚空蔵窯とブランド戦略
<訪問時の様子>
虚空蔵窯の方々は若く新しい感覚を
持った人たちで、新しいスタイルで九
谷焼を売り出そうとしていた
<求められたこと>
①新しい九谷焼として虚空蔵窯を売
り出していくために商標を利用する
②大学生の視点から若い人にどうブ
ランドを広めていくかの研究
商標について
・商標自体の活用は難しい
(虚空蔵窯は九谷焼の団体に所属し
ていないが、その団体が地域団体商標を
申請しているので問題となる)
→地域団体商標は利用できない
※ただし、九谷焼の名を使うことは許可され
ている
新しいブランド戦略
・ホームページの活用
(今までのホームページもあったが、更新されず
にいたので、多くの人に見てもらうことができ
なかった。)
→ 新しいホームページを作り、若者
を対象として、虚空蔵窯という名
を知ってもらう
※これならできそう!!!!!!
Ⅱ、今後の展望
(1)沢野ごぼう
 ホームページの作成と運営
 新商品のアイディア提供
 地域を活性化させるイベント
 沢野ごぼうの成分分析
(2)九谷焼虚空蔵窯
 ホームページの作成運営
 美大生と協力して新しいデザインの開発
(3)ブランド化による地域活性の
他地域への応用
 沢野ごぼうと他の能登地域の野菜を提携
⇒能登野菜のブランド化
 七尾市の観光の活性化に沢野ごぼうを取
り入れる→沢野地区での自然体験合宿