基礎ゼミ 林分動態部門 Introduction 担当者:飯島 イントロダクション (林分動態部門の概観) はじめに 本日の進め方に関して 全員で、ない頭を絞って考えましたが… (全チーム中一番頭が悪いチームという説も^^;) ・「林分動態」を、できるだけ森林生態学という学問の中の一部 として、体系立てて紹介する ・でも、総花的になるのは避ける ・基本は教科書に沿い、その中でトピック的に造林学分野でよく 扱うものに触れる というわけで、少々こむずかしくなるかも ・アンコールがあれば、統計の講義をしたい イントロダクション (林分動態部門の概観) 林分動態とは 林分動態の定義 ・林分:様々な種が集まったひとつの生態系 ・林分が「動く」:攪乱に対する林分内の種構成・サイズ分布・ 本数・密度の変化 ・攪乱:White and Picket (1985) によれば… 生態系・群集・個体群の構造を破壊し、利用可能な資源や 基質の量や物理環境を変化させる、時間的にやや不連続 なあらゆるできごと 小規模:個体の枯死、間伐→光・水分環境などの変化 大規模:台風による風倒、大気変動、地すべり etc… イントロダクション (林分動態部門の概観) 林分動態のとらえ方 個体と林分全体としての特性 ・林分:様々な種が集まったひとつの生態系 ・各「個体」の反応と、「林分全体」としての反応 Light Water Size distribution Number Nutrients Self-thinning Species composition 各「個体」の反応:環境・攪乱に 対する成長・その種間差 「林分全体」の反応:密度効果、階 層関係、攪乱に対するサイズ分布、 本数、密度の変化 イントロダクション (林分動態部門の概観) 個体と林分 Light Water ある環境に対する成長速度・生残率: 種間差 Nutrients ある攪乱に対する種間での反応の 違い Size distribution Number Self-thinning Species composition 種構成の変化・本数やサイズ分布の 変化 イントロダクション (林分動態部門の概観) 実際の進め方 Light Water Nutrients 個体レベル 光を受ける植物のかたち (飯島) 一人あたり約30分 2人終わったら10分休憩 林分レベル Size distribution Number Self-thinning 生活史の進化と個体群動態 (藪) Species composition 密度効果と個体間相互作用 (大沼) 種の共存と種多様性 (野々田)
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