大岩研究会1 サブゼミ第一回 環境情報学部4年 二宮温子 授業計画 最終目的(Goal):メッセージの伝わる授業 をつくれるようになる 学習目標: 受講者に伝えるメッセージを決めることができ る 一意にする メッセージを伝える授業にする 箇条書き(メッセージの階層構造) 用語の統一 授業に用いる具体例の検証 ワークショップを含む場合、その題目の検 証 模擬授業をしてみよう 題目:箇条書きを教えてください 条件; 5分間の授業です 対象なども考えてください 授業をつくる際に考えたことをできるだけ紙に メモしてください それでは、10分間考えてみてください・・・ みんなの発表 どうすれば伝わる授業になるか ●今日はその1つの方法論を講義します● 具体例 本日の私の授業 条件: 時間 1時間 場所 o17 対象 大岩研究会1 新規履修者 授業計画 最終目的(Goal):メッセージの伝わる授業 をつくれるようになる 学習目標: 受講者に伝えるメッセージを決めることができ る 一意にする Goalとは最終目的です Goalとは 授業後に受講者に達成してほしい状態 のことです。※授業後に受講者がこうなっていてほしい、と いうこと 複数人で教える時、Goalがあるとうれしい こと 実際の授業をしていて、質問が出た時などの対処が 統一できる ex.)御所見TA研修 私がGoalを設定した過程 1. 2. 3. 仮決定 検証 決定 1.仮決定 今大岩研究会1が抱える課題 メッセージはある!!しかし、 各班のメッセージがうまく伝わっていないこと 毎回の発表のレビューが生かせていないこと ↓それなら、 Goal(仮):メッセージを明確にもち、受講者と 相互に達成度を検証する指標がつくれる 2.検証 1時間で伝えきれるか 「メッセージ」とは何か 達成度を検証する指標とは何か 3.決定 Goal:メッセージの伝わる授業をつ くれるようになる メッセージとは? 受講後、受講者の心に残るもの 一意である 学習目標 学習目標とは? Goalを達成するための目標を細かく分解し たものです。→ゆえに、ピラミッド構造 学習目標があるとうれしいこと 自分のインストラクションを自分で評価しやすくなる 受講者がどこまで達成できたか 受講者がどこでつまずいたか フィードバックし、次に生かすことができる 学習目標(例) 伝えるメッセージを一意にする メッセージの検証 ↓ メッセージを決めるため メッセージを伝える授業内容に する 授業に用いる具体例ー本日の私の授業 ワークショップの題目ー「正しい箇条書きを 教えてください」 パワーポイントの箇条書きー矛盾のない 構造にする なぜ具体例を私の授業にしたか 私が今一番伝えたいメッセージは、 【メッセージを伝える授業しようぜ!!】 ということ。だからこそ伝えられる。メッセージ の伝わる授業を授業で体感してもらいた かったからです。 なぜ【箇条書きを教えてくださ い】という題目にしたか 題目の条件 みんなが知っていること 本質が理解できているか曖昧なこと ネタ勝負でないこと 個々人によって多様性がでること 他の選択肢との比較 題目を【分数の足し算】にするということも考 えられました ↓なぜ、そうしなかったか 伝えたいメッセージに限りがあり、個々人 の多様性がでてきにくいこと。 「やり方」の授業になってしまうこと。 なぜ箇条書きが重要か 伝えたいメッセージを構造化して、簡潔に第 三者に伝える手段であるからです 具体例:(旧)私のパワーポイント Goal(種明かし編①) ★今大岩研究会1が抱える課題は、 メッセージはある!!しかし、 ●各班のメッセージがうまく伝わっていないこと ●毎回の発表のレビューが生かせていないこと ↓それなら、 Goal(仮):メッセージを明確にもち、受講者と相互に 達成度を検証する指標がつくれる フィードバック さきほど、みなさんが授業を考える時に メモした紙を見直してみてください ☆ポイントを次からのスライドで挙げます ↓ 次に、試しに今言った方法でもう一度授業を つくってみてください まとめ 最終目的(Goal):メッセージの伝わる授業 をつくれるようになる 学習目標: 受講者に伝えるメッセージを決めることができ る 一意にする ↓ ●メッセージを伝える授業にする● 模擬授業~Again~ みなさんの発表 改善の感想をどうぞ どこを改善しましたか? なぜ改善しましたか? この方法はどうでしたか? やりやすかったですか? 次回予告 次回は、 ポイントを押さえた、次に生きる評 価ができるようになりましょう ◇評価は、メッセージを伝えると言うこと、そ れをどう授業にするかを自己と他者の両 面から考えることです。
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