卒論計画

卒論計画
方言の行動形成
~関西弁を身につけよう~
武藤ゼミ 4回 高橋 由宇
先行研究




児童への言語指導
障害者への言語指導
外国語指導
これらの先行研究はあるが
成人への方言指導の先行研究はない
はず・・・!?
目的


関西地方以外の出身の大学生に
関西弁を身につけてもらう
二種類の指導方法を用いて
どちらの方法がよいか比べる
被験者
関西地方以外の出身で
訛りのない共通語を話す大学生20名
 現在の全国共通語は
東京の言葉をもとに成立したため
できれば東京出身者がよい

介入方法

被験者を
アクセント先行学習群10名
文法先行学習群10名
に分ける
プレテスト
共通語で表記された会話文を作成
 被験者にはその文章を関西弁に
直して音読してもらう
 それを関西出身者10名に聞いて
判定してもらう

プレテスト・評価方法
判定者には発音や言い回しが
おかしいと感じた箇所を
チェックしてもらう
 最後に関西弁にどれほど近いかを
5段階評価してもらう

介入1(アクセント先行学習群)
関西弁のアクセントについて学習
 主に音声を用いて指導
 例)関西は東京と反対のアクセントで
話す
東京 あめが降ってきた
関西 あめが降ってきた

介入1(文法先行学習群)



関西弁の文法を学習
図や表で指導し頭で理解してもらう
例)否定形の語尾の違い
東京 食べない
関西 食べへん
ポストテスト1



指導で用いた単語を組み合わせ
共通語で表記された会話文を作成
被験者にはその文章を関西弁に直し
て音読してもらう
判定者・評価方法はプレテストと同様
介入2
アクセント先行学習群には
文法を指導する
 文法先行学習群にはアクセントを
指導する

ポストテスト2

ポストテスト1と同じ要領で行う

ただし会話文の内容を変える
仮想データ(プレテスト)
20
チ
ェ 15
ッ
ク
さ 10
れ
た
箇 5
所
0
発音
言い回し
アクセント先行
文法先行
プレテストの結果
仮想データ(ポストテスト1)
20
チ
ェ 15
ッ
ク
さ 10
れ
た
箇 5
所
0
発音
言い回し
アクセント先行
文法先行
ポストテスト1の結果
仮想データ(ポストテスト2)
20
チ
ェ 15
ッ
ク
さ 10
れ
た
箇 5
所
0
発音
言い回し
アクセント先行
ポストテスト2の結果
文法先行
仮想データ(5段階評価)
5
4.5
4
3.5
アクセント先行
文法先行
得
3
点
2.5
2
1.5
1
プレテスト
ポストテスト1 ポストテスト2
問題点
東京出身の被験者が集まるのか?
 日常生活に般化する程度に
指導できそうにない・・・
 判定基準があいまい?

☆お願いします☆

東京出身の方で
関西弁をしゃべりたい
という知り合いがいたら
ぜひ紹介してください!!