顔画像データ収集支援システムの構築

顔画像データ収集支援シス
テムの構築
小林哲則研究室
画像班 4年
市川 悠飛
2007/1/27
1
研究背景


認識器の作成には多様な学習データが必要
しかし、学習データを大量に収集するのは困難
データを自動で収集できる、データ収集支援システムの構築

本研究では、特に顔画像による個人識別を対象とする
撮影を自動化すると・・・
撮影画像の正解ラベルをユーザが
付与しなければならない
毎回名前を入力するのは負担が大きい
撮影画像を用いてユーザ名を予測しておくことで負担の軽減
2007/1/27
2
未知人物の棄却

初めて撮影を行う人物(未知人物)は、棄却しな
ければならない
既に撮影を行った人物(既知人物)として認識されると、
正解ラベル付与時の負担が大きくなる
全部
間違ってる!
2007/1/27
やれやれ
3
顔画像による個人識別
1.
一般的なパターン認識器における
未知カテゴリの扱い
未知人物を棄却できない
2.
提案手法
識別結果
佐
藤
市
川
鈴
木
識別結果
未
市
知
川
人
物
2007/1/27
4
識別性能評価

提案手法による識別器の性能を評価するため、
評価実験を行った



一般的な手法による既知人物の識別率は76.2%
提案手法は、一般的な手法と同程度の既知人物の識
別率を有したまま、未知人物の棄却においても85.2%
の棄却率を得られた
この結果から、提案手法を用いた識別器を組み
込んだシステムは、ユーザの負担を軽減できると
考えられる
2007/1/27
5