都市計画マスタープラン策定実習 第1回中間発表 6班 班長 副班長 班員 TA 矢内 諒 小林史嗣 今村昌幸 小野田竜巳 中村浩介 海老島彩 1 2-1人口 • 134997人 • 平成27年をピークに減少 傾向にある • 1世帯あたりの平均人員は 減少している →核家族化 • 年少人口が減少し老年人 口が増加している →少子高齢化 • 昼間人口が夜間人口を上 回っている 土浦市の将来人口推移 昼・夜間人口の推移 人口・世帯数・1世帯あたりの平均人員の推移 年齢別(3階級)人口割合の推移 139,000 180000 80.00% 160000 138,000 160000 70.00% 137,000 140000 129236 140000 121300 60.00% 136,000 120000 120000 137053 141862 144106 4 3.5 人口 3 135,000 50.00% 100000 100000 世帯数 2.5 134,000 人 40.00%80000 80000 133,000 老年人口(65歳以上) 昼間人口 土浦市 生産年齢人口(15~64歳) 夜間人口 1世帯あたりの平均人員 年少人口(0~14歳) 2 の推移 48228 51738 1.5 43502 38923 131,000 20.00%4000034208 40000 1 30.00%60000 132,000 60000 130,000 20000 10.00% 20000 129,000 0.00%0 0 H12 S55 S55 0.5 H17 S60 S60 S60 H22 H2 H27 H2 H2 H7 H7 年度 H12 H32 0 H7 H37 H12 H42 H12 2 2-2交通 現況道路網 広域骨格道路 南北方向: 常磐自動車道 国道6号 東西方向: 国道125号 国道354号 主要地方道 土浦笠間線 土浦竜ヶ崎線 土浦稲敷線 土浦境線 土浦つくば線 つくば千代田線 3 2-2交通 自動車交通の実態 混雑度 常磐自動車道 土浦駅周辺で混雑度が高く 県道125号で混雑が目立つ 国道6 号 国道6号では混雑度が1.0を超 える箇所が部分的に見られる 国道125 号 国道354 号 国道125 号 南北方向の混雑が激しい ⇒通過交通が多い 国道354 号 平均速度 常磐自動車道以外では、 平均速度が低い 国道6 号 国道6 号 4 2-2交通 1900 1850 交通事故発生状況 1808 1800 近年再び増加傾向 0~14歳:幹線道路以外で事故多発 事故発生件数 1750 1725 1700 1673 1650 1600 65歳以上:事故発生が各市街地に集中 1550 市民の声:生活道路への不満 1450 1648 1599 1505 1502 1500 1598 1473 1455 1400 平成7 (都市計画MPより) 8 9 10 11 12 13 14 15 16 (平成17年度土浦市総合交通体系調査) 土浦市(新治村を含む)における事故発生件数の推移 県内でも交通事故死傷者率が上位 (人) 茨城県 境署 取手署 古河署 結城署 水海道署 真壁署 下妻署 下館署 つくば北署 石岡署 つくば中央署 土浦署 20 江戸崎署 40 0 麻生署 60 20 竜ヶ崎署 40 鹿嶋署 80 鉾田署 60 高萩署 100 日立署 80 大子署 120 太田署 100 大宮署 140 那珂署 120 ひたちなか西署 160 笠間署 140 ひたちなか東署 (人) 水戸署 160 0 茨城県 土浦署 土浦市 阿見町 茨城県統計年鑑(平成17年) 新治村 霞ヶ浦町 5 茨城県統計年鑑(平成17年) 人口1万人当たりの死傷者数 人口1万人当たりの死傷者数 2-2交通 公共交通 鉄道 (人/日) 30000 25000 20000 15000 10000 5000 0 平成6 7 市内鉄道駅利用者数は減少傾向 要因3:モータリゼーションの影響 9 10 11 土浦駅 12 13 荒川沖 14 15 16 17年 神立駅 資料:土浦市「統計つちうら(平成16年度版)」 (平成17年度土浦市総合交通体系調査) 要因1:中心市街地衰退の影響 要因2:TX開業による影響 8 土浦市内各駅の1日平均乗客数 (千人) (人) 12000 7000 6000 11219 11000 5000 4000 バス 10000 3000 9820 2000 9121 9000 1000 8590 0 JRバス、関東鉄道バスともに減少傾向 8000 要因1:不十分な便数 7000 平成11 7978 季節定期航路 利用率は十数%にとどまり資源を 活用できていない。 夏に需要が集中 14 15 関東鉄道 16 17年度 関東鉄道観光バス 注)JRバスの平成13年度までは、古河出張所分を含む 3月 4月 5月 土浦市「統計つちうら(平成17年度 6月 7月 8月 版)」 平成17年度土浦市総合交通体系調査 資料:各バス会社 資料:土浦市提供 平成17年度土浦市総合交通体系調査 まちづくり活性化バス「キララちゃん」乗客人員数(平成17年) 土浦市内路線バス年間乗客人員数 一方、「キララちゃん」乗客数は増加傾向 遊覧船のみの水上交通 8444 13 JRバス 要因2:モータリゼーションの影響 水上交通 12 (%) 18 16 (人) 3000 15.6 16.2 2500 13.1 2000 1500 14.3 14 12 11.4 10.8 10 8 8.8 8.2 6.8 1000 5.8 6.4 6 4 4.0 500 2 0 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 利用者数(人) 利用率(%) 6 平成17年度土浦市総合交通体系調査 資料:株式会社京成マリーナ 水上交通利用状況(平成16年度定期遊覧利用者数) 2-2交通 交通のまとめ 道路 主要幹線道路の多く、中心市街地で道路混雑が激しい 南北方向の幹線道路で混雑度が高い 公共交通 常磐線、JRバス、関東鉄道バスの利用者減少 街づくりバス「キララちゃん」の利用者増加 水上交通の低利用率 安全性 市街地等での歩行環境の安全性欠如 交通事故死傷者率が高い 7 農業人口(人) 2-3-1産業:農業 14000 12000 10000 8000 6000 農家数、農業人口、経営耕地面積ともに減少 4000 2000 0 S60 300a以上の農家は増加 S61 S63 S2 H7 H10 H12 H17 経営耕地面積(a) 300000 250000 200000 小規模農家は撤退、大規模農家だけが 経営を存続していると考えられる 150000 100000 50000 0 S60 300a以上 S61 S63 S2 H7 H10 H12 H17 農家数の推移 140 3000 120 2500 100 2000 総数 専業 第一兼業 第二兼業 80 1500 60 1000 40 500 20 0 0 S60 H2 H7 H10 H12 H17 S60 S61 S63 S2 H7 H10 H12 H17 8 2-3-1産業:農業 土浦の特産品 レンコン 作付面積496ha 生産量8430t 加工 全国1位の生産量! 全国で3割、東京市場では9割 のシェアを誇る! レンコン麺 レンコンパウダー レンコンサブレ 9 2-3-1産業:農業 花卉 露地栽培:グラジオラス・菊・ヤナギなど中心 施設栽培:アルストロメリア・バラ チューリップ その他, 4.1 蓄産類, 16.0 果実, 5.9 米, 21.9 麦, 0.2 花卉, 10.3 野菜, 41.6 グラジオラス:県銘柄産地指定(平成2年) アルストロメリア:県銘柄推進産地指定(平成3年) 10 2-3-2産業:工業 茨城県は県外企業の工場立地が1002件 外資系企業の工場立地が43件 全国1位 全国1位 この数字は、コストパフォーマンスや交通アクセス、物流、研究支 援、関連企業の立地など、さまざまなアドバンテージとバランスの 良さが認められたため。 交通アクセス・物流の優位性 •4本の高速道路:常磐、北関東、東関東、圏央道 •4つの港湾:日立、常陸那珂、大洗、鹿島 •つくばエクスプレス •常磐線 •百里空港 •成田へも近い 11 2-3-2産業:工業 テクノパーク土浦北 東筑波新治工業団地 土浦おおつのヒルズ 製造品出荷額(単位) 従業者(単位) 500000 400000 300000 200000 100000 0 80 60 40 20 0 H11 H12 H13 H14 •食料品製造業 •非鉄金属製造業 •一般機械器具製造業 •電気機械器具製造業 •精密機械器具製造業 H15 H16 H11 H12 H13 H14 H15 H16 この5項目で製品出荷額が増加 12 2-3-3産業:観光 • 土浦市の観光資源は豊富にある 日本第2の湖沼、霞ヶ浦 関東の名産、筑波山 に代表される 自然 亀城公園のような土浦城址や 土浦市花火大会に代表される 歴史的町並みなどの 様々なイベント 歴史的遺産 13 2-3-3産業:観光 • その中でも自然が観光産業を支 えている! →茨城県内でも霞ヶ浦周辺の観 光客数が第1位 →筑波山周辺は第4位 • 土浦市は10月に70万人集客し ている。 →土浦全国花火大会の影響と 考えられる。 • 4月には桜の花見、8月は霞ヶ浦 のマリンスポーツがあるため、観 光客数が10万人を超えている。 • 10月以外の観光客数がつくばに 比べると非常に少ない。 • 新治村の観光は盛んではない。 地域別観光客の構成比 月別観光客数(H16) 水戸周辺地域 14% 800,000 県南・県西地 700,000域 13% 600,000 北茨城・日立 周辺地域 11% 土浦市 500,000 人 霞ヶ浦周辺地 400,000 域 300,000 18% つくば市 新治村 奥久慈周辺地 域 6% 200,000 筑波山周辺地 100,000 域 0 13% 4 5 大洗・那珂湊 6 7笠間周辺地域 8 9 10 11 12 1 海岸周辺 2 3 17% 8% 月 14 2-3-3産業:観光 課題 • 少子高齢化、団塊の世代の退職にともなう観 光客層の変化 →高齢者をターゲットとするべき • つくばエクスプレス開通にともなうつくば市へ の観光客増加 →土浦市への観光客増加へ導けないだろうか • 観光地の更なる魅力アップ!! →霞ヶ浦~歴史的町並み~筑波山の一体的活用 15 2-4自然 桜の名所 桜川沿いの桜並木、新川・亀城公園・乙戸沼公園・真鍋小学校など他多数 桜川 新川 真鍋小の天然記念物 霞ヶ浦 日本二番目の大きさを誇る湖で、ヨットハーバーや土浦港プロムナードを設け、 霞ヶ浦自体には、年間150種の野鳥が訪れ、野鳥の宝庫として知られている。 また、ウォータースポーツのメッカにもなっている。ウィンドサーフィンやヨットを はじめ、モーターボートやジェットスキー など。 朝日峠 スカイスポーツのメッカ。パラグライダーで週末にはあふれる。 フルーツライン 県道199号小野土浦線、石岡市の大型農道。 16 2-4 自然 ☆亀城公園・・・土浦市の歴史のシンボル、かつての土浦城の本丸と二の丸の 一部を整備した公園 ☆霞ヶ浦総合公園・・・多くの施設を持つスポーツレクリエーション公園。公園内 には公園のシンボルでもある風車がそびえる。 ☆乙戸沼公園・・・沼の周りに桜が植えられており、春には多くの花見客で賑う。 また、この沼では渡り鳥も見ることができる。 亀城公園 霞ヶ浦総合公園 乙戸沼公園 17 2-4 自然 ☆桜の名所 市の花が桜になっているように、市内には桜の名所が数多く存在する。 また、天然記念物になっている桜の木もある。(西の吉野、東の桜川) 竜ヶ峰 真鍋小 桜川堤 新川堤 亀城公園 乙戸沼公園 18 商業 相次ぐ、中心市街地の大型店舗の撤退 増加する空き店舗 3000 80 2500 70 60 2000 50 1500 40 1000 30 20 500 10 0 年間商品販売額(百万円) シャッター通り化するアーケード商店街 事業所数(商業事業所) 土浦市内商業事業所数も減少傾向 0 平成6年 平成9年 平成11年 事業所数 平成14年 平成16年 年間商品販売額 (統計つちうら) 商業事業所と年間商品販売額の経年変化 上高津地区へのイオン建設計画 郊外型大型店 新治ショッピングセンター「さん・あぴお」 「ジョイフル本田荒川沖店」 「ドン・キホーテパウつちうらきた店」 ロードサイドショップ 19 (土浦駅前北地区市街地意開発事業-まちづくり調査推進計画) 2-5社会福祉 児童福祉 高齢者福祉 • 土浦市子育て 支援総合計画 • 土浦市母子保健計画 • つちうら新こどもプラン • 土浦市老人 保健福祉計画 • 土浦市ふれあい ネットワークプラン 20 第6次土浦市総合計画 概要 1、心豊かな市民生活の創出 2、うるおいとやすらぎのある環境の創造 3、活力あふれる「まち」の実現 生き生きと輝く 人と環境にやさしいまち 土浦 21 第6次土浦市総合計画 問題点の抽出 1、少子高齢化と人口問題 2、中心市街地の衰退 3、周辺都市との連携 22 1、少子高齢化と人口問題 • 平成35年の人口フ レームを15万人、将来 展望を20万人に設定 • 過去5年間の人口増 加率は小さい • 現在、土浦市において も少子高齢化問題が 進行 • 平成7年を境に、流 入人口は減少 20年間で人口 約2万人の増加 を見込むが、 見直しが必要な のでは・・・ 23 2、中心市街地の衰退 • 総合計画では中心地、 すなわち駅周辺の開 発を第一に目指す • 土浦は車社会化して おり、駅前でなくロード サイドの大型店利用 者が増加 • TX完成に伴い、常磐 線の利用者の減少 駅前にこだわ らず、郊外の商 業地・商店街の 活性化も視野に 入れるべきで は・・・ 24 3、周辺都市との連携 • つくば市・牛久市と 共に広域連携拠点 に指定されている • 周辺都市との連携 強化への具体的手 法の欠如 現状ではまだ周 辺主要都市との 連携は不十分 であり、新たな 取り組みが必要 25 今後の展望 26 ・安心して暮らせる 防犯・防災性の高いまち ・気安く来られる 観光・商業地 ・住みやすいと感じるまち ・自動車も歩行者も 動きやすいまち ・高齢者も健康的に 過ごせるまち 27 今後の展望 • 交通:より効果的な交通体 系を整備し、また安全性に も配慮する • 農業:新治地区を中心とし た農業の促進を図る • 工業:更なる物流の増加を 図る • 観光:高齢者をターゲットに 更なる観光客増加を図る • 商業:中心地・郊外大型店 舗の均衡ある発展を図る 地区ごとに重点 的な方針・政策 を定め、地区同 士の連携・協力 を促進する 28
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