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社団法人 未踏科学技術協会
日本に降る酸性雨は
最近改善されてきた?
① 20年前と比べてよくなっているだろう
② 20年前とあまり変らないだろう
③ 20年前より悪くなっているのではないか
降水の年平均pH、 全国48カ所平均
現在
4.6~4.8
H10~12年
4.7~4.9
H 5~9年
4.7~4.9
S63年~H4年 4.7~4.9
あまり変っていない
最近は、日本海側で
降る雨が気にかか
る
ペーハー6
(pH6)が中性。
普通の雨は
pH5.6位だって
日本では100年前と比べて、
1日の降水量が100mm以上と
なるような、大雨の出現する回数
が増加している?
①
その通りだろう。間違っていないと思う
②
年ごとの変動は大きいが、平均すればほとんど変化
はないと思う
③
西日本では多くなり、北日本では少なくなったらしい
変動は大きいが、100mm
以上の大雨の日は、百年
前に比べて1.2倍、200mm
だと1.5倍程増えているよ
うだ。
大雨注意報や警
報がでるような
日が増えてい
るってことなの
日本にやってくる
「黄砂」の観測日数は、
20年前と比べると増えている?
①
かなり増えていると思う
②
むしろ、減っていると思う
③
年ごとによる変化の方が大きいと思う。でも少しは増え
ているのではないか
気象庁がまとめ
た結果では、長
期的傾向は明瞭
ではないと書い
てある。
黄砂が来るの
は
3月~5月に
多いのね。
日本の大気中のダイオキシン
類の濃度は清掃工場周辺の
濃度が高い?
①
主な発生源はゴミ焼却だから、その通りだと思う
②
清掃工場付近でもあまり変らないと思う
③
むしろ交通量の多い道路近くで結構高いと思う
焼却炉などの発生源の周辺でダイオキシン濃度が高い
と喧伝されたことがあったが、環境省が2000年に詳しく測
定した結果では、ほとんど差異はみられなかった。
発生源(焼却炉)周辺 0.15pg-TEQ
道路周辺
0.17pg-TEQ
一般環境
0.14pg-TEQ
大気に排出されたダイオキシン
の多くは、どこにでもある小さな
「焼却炉」にありそうだということ
がわかり、廃止になったものが
多い。
かつて問題に
なった清掃工場
はきちんと管理し
ていなかったの
ね
車や工場から排出される大気汚染
物質の二酸化窒素(NO2)濃度は、
大部分の測定地点で
環境基準値を下回っている?
①
その通りだと思う
②
少しはよくなったと思うけれど、まだ半分位だろう
③
光化学汚染もひどいし、半分にもならないだろう
二酸化窒素濃度は平成17年度、
一般局99.9%
自排局91.3%
で環境基準を達成しています。
SPMも、平成17年度には、
一般局で96.4%、自排局
93.7%となった。
もう少しだね。
ずいぶん
きれいになっ
ているのね
大気中のダイオキシン類は、
その主な原因がゴミとして
出された塩化ビニル(塩ビ)の
焼却であることがわかった ?
①
その通りであり、「塩ビ」を燃やさないことにした
ため大気中の濃度は大幅に下がった
②
高温で燃やせば発生しないというが、「塩ビ」だ
けは問題だと思っている
③
「塩ビ」がとりわけ大きな原因ではないことがわ
かってきた
ダイオキシン類は、炭素・酸素・水素・塩素が
熱せられるような過程で、自然にできてしまう
副生成物です。
環境省資料
http://www.env.go.jp/chemi/dioxin/pamph/2005.pdf
はっきりとした原因が
わかるまでは時間がか
かる場合もある。
塩ビだけでは
ないのね。