日本概況 ーー日本の歴史 日本語研究室 古代国家の起源 • 日本列島は、洪積世(氷河)の時代にはまだ アジア大陸と陸つづきであった。その間、東 洋象や、それよりおくれてナウマン象・大角 鹿・マンモスなどの大形動物が往来していた。 人類の集団も、これらの動物の群れを追って 移住してきたと考えられる。日本における洪 積世の化石人骨は、愛知県牛川、静岡県浜 北、大分県聖岳、沖縄県港川などの石灰岩 の地層から発見されている。 律令国家の形成 • • • • • 推古朝と飛鳥文化 律令国家の成立 平城京の時代 天平文化 平安初期の政治と文化 貴族政治と国風文化 • • • • 摂関政治 国風文化 荘園と武士 院政と平氏の台頭 武家社会の形成 • 鎌倉幕府の成立 • 執権政治 (1)北条氏の台頭 (2)承久の乱 (3)執権政治 (4)武士の生活 (5)武士の土地支配 • 幕府の衰退 • 鎌倉文化 明治維新 • • • • • • 戊辰戦争と新政府の発足 廃藩置県 四民平等 地租改正 殖産興業 文明開化 明治維新 • 明治維新の諸改革は、新たな制度で生じた矛盾 をいくらか孕みながらも、おおむね成功を収め、 短期間で立憲制度を達成し、富国強兵が推進さ れた。 • 明治維新は欧米列強に抑圧されたアジア諸国 にとって近代化革命の模範ともなったが、やがて 日本自身が列強側の国家として、帝国主義的な 領土・権益獲得の立場となったことから、かえっ て反発を呼ぶことにもなり、中国や朝鮮における 反日運動の元ともなった。 戦後日本の出発 • • • • • 民主化政策 日本国憲法の制定 占領初期の政治と社会の混乱 占領政策の転換 戦後の文化 戦後の経済 • 1947年頃から急速に復興をとげ • 1955年頃からは約20年にわたり高度成長と呼 ばれる持続的な経済成長を記録した。 • 1970年代の2度の石油危機を経て、日本経済は 安定成長の時代に入った • 1980年代後半の地価・株価の高騰(バブル)とそ れに続くバブルの崩壊、急速な円高の進行など によって、1990年代初めには長期不況に陥り、 現在は低成長に直面している。 • 最近、内需主導型経済へ転換しながら、真に豊 かな国民生活の実現を追求している。 戦後の政治 • アメリカ合衆国とソ連の軍事的・イデオロギー 的対決を基軸とした東西冷戦体制です。 • 日本とアメリカ合衆国の国家間関係としての、 日米安保体制です。 • 日本国内での自由民主党一党優位の政治体 制、いわゆる「55年体制」です。 • 経済成長を支えた巨大多国籍企業中心の経 済体制、いわゆる「企業社会」「会社主義」で す。 戦後の政治 • • • • • 第1期「敗戦・占領期」(1945-52) 第2期「イデオロギー政治」(1953-60) 第3期「成長利益再分配政治」(1961-74) 第4期「55年体制の成熟」(1975-92) 第5期「世紀末の混迷」(1993-) 日本経済の成功の要因 • ①教育水準が高く勤勉な人的資源があった。 • ②古い設備が戦争で破壊されたため、世界最新の設 備・技術で装備できた。 • ③自由貿易体制の下で、原燃料を世界中から自由に輸 入でき、また、各国、特に米国が日本の商品をかなり自 由に受け入れてくれるなど、輸出市場にも恵まれた。 • ④企業と労働組合がヨーロッパや米国に追いつくという 共通の目的を持ち、まず経済的なパイを大きくするため に協力した。 • ⑤国民の貯蓄性向が高く、また銀行が積極的な融資を 行ったため、投資のための資金が十分に供給された。 • ⑥平和国家の道を選んだため、資金や人材を経済活動 に集中できた。 近代産業の発展 • 1886―1889年には鉄道や紡績などで会社設立 ブームが起こり、機械技術を本格的に導入する 産業革命が始まった。 • 産業革命の中心となったのは紡績業であったが、 綿糸を需要する綿織物業の回復がその勃興の 前提となった。 • 工業に比べると農業の発展は鈍く、米作を柱と する零細経営が営まれていた。 • 工場制工業が勃興し、資本主義が発達するにつ れて、賃金労働者が増加してきた。 近代文化の発達 • • • • • • • 明治の文化 思想と信教 教育の普及 科学の発達 ジャーナリズムと近代文学 明治の芸術 生活様式の近代化 どうもありがとう ございました。
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