ヨーロッパにおける言語と文化への多元的アプローチ - Carap

Plan
1- 言語文化への 多元的アプロ
ーチ
2- 多元的アプローチと欧州評議
会
3-言語への目覚め活動の歴史:
いくつかの指針
q
先駆者
•80 年 代 イ ギ リ ス – ラ ン ゲ ー ジ ・ ア
ウェアネス ( エリック・ホーキン
ス)
•90 年代のヨーロッパ大陸:様々な
経験
言語への目覚め活動 ( フラン
ス),
言語への目覚めと言語への開き
– EOLE (スイス)
言語との出会い (ドイツ); 言語
と文化教育 (オーストラリア )
Evlang
1998 - 2001
小学校における言語
への気づき活動
Evlang プログラムの目的
我々の期待した成果を次の方法で検証す
る:
- 小学校の最終二年間(1年間から1年半
の期間)に、一つの授業を行う。
- 児童への効果を評価する。
ヨーロッパの5つの国
フランス
オーストリ
ア
スイス
イタリア
スペイン
開発された教材:
教材の製作
66の言語を利用 (あらゆる地位
におかれた言語を含む…)
• アフリカから11言語
• アジアから14言語
• アメリカから6 言語…
開発された活動 :
授業実践のための教員研修
(2日間または3日間)
開発された活動 :
量的評価および質的評価
量的評価
ディジョン大学・教育経済研究所
Institut de Recherche en
Economie de l’Education de
l’Université de Dijon
(IREDU – Sophie Genelot)
月
SPAIN
SPAIN
ITALY
8
13
13
LA REUNION
LA REUNION
FRANCE METROPOLIS
FRANCE METROPOLIS
SWITZERLAND
8
13
8
13
13
合計
Evlang
38
277
293
109
89
358
328
400
1892
Evlang
統制群
92
29
103
43
135
116
222
211
951
統制群
メタ言語能力
口頭識別能力 –
記憶
13か月で5つのサブサンプルから4
構造的分析・再構成
?
8つのサブサンプルから3
答え :
例
ここに、あなたの知らない言語で書かれた文が3つあり、
それぞれ英語に翻訳されています。
En
inu
betsiaki
I have seen the jaguar
I
the jaguar have seen
En
baka
betsiaki
I have seen the fish
I
the fish
have seen
Min
baka
betsiaki
You have seen the fish
you the fish
have seen
これらの文がどのような構造を持っているかよく吟味し、
次の文をこの言語で書いてみてください。
You have seen the jaguar : Min inu betsiaki
テストからの抜粋
説明的仮説:
分析―再構成能力を発達させる
ための活動は、リスニング活動よ
りも、利用された頻度が少なかっ
た。
態度
多様性への興味・関心
8か月間で、サブサンプルのうち2つを除くす
べて。
馴染みのないものへの開かれ
8つのサブサンプルのうち2つ
説明的仮説:
馴染みのないものへの開かれを
達成するのは、それに興味・関心
を持つ経験よりも困難なタスクで
ある。
効果は、教育期間に関連する
ようだ
教育期間-スキルの伸び
構造分析-再構築
口頭識別-記憶
30時 40時 50時 60時
学力による違い
態度への効果
高学力
低学力
スキルに関して
は、関連は不明
質的評価
教師に関するいくつかの結果:
実験に参加した教師は、このアプローチが
次の現実的な有効性を持つと「信じきって」
(あるいは期待して)いた。
態度については疑いなく効果があるが、ス
キルについて効果が出るかは疑わしいと。
しかしテストでは違いが無かった!
教師に関するいくつかの結果:
教師はマイノリティ言語話者の子どもたちに
より敏感だった。
教師はその子供たちに、自分の言
語を発表する場と、文化の担い手
としての役目を与えた。
児童に関するいくつかの結果:
子どもたちの言語への目覚め活動へ
の関心は非常に高かった。
ほとんどの場合、内容や方法論の
最も見えやすい側面に影響する。
児童に関するいくつかの結果:
. 世界の豊かな言語的多様性
. 活動を発見する
. 問題解決の技法…
… しかし児童はメタ言語的能力の
獲得についてはあまり気が付いて
いない!
EVLANG
に関するすべて:
諸言語への入り口
Janua linguarum
•このアプローチの普及
•様々な教育システムでのカリ
キュラムに、このアプローチを組
み込む条件についての研究
ヨーロッパの16の国
フィンラン
ド
諸言語への
入り口
ロシア連邦
ラトビ
ア
Janua
linguarum
ポーランド
ドイツ
チェコ共和国
フラン
ス
ポルトガ
ル
スペイン
スロバキア
オーストリ ハンガリー
ルーマニア
ア
スイス
スロベニ
ア
ギリ
シャ
普及のためになされたこと:
このアプローチについての知識の普及
教育機関との接触
より低年齢の子どもたち(まだ字を読まない子供た
ちを含む)や、中等教育を対象とした教材の開発・
使用
教員研修 / 意識の高揚
教室での活動の実践
このアプローチの実践をモニターするためにデザイ
ンされた評価ツールの作成と使用
主たる知見:
社会言語的文脈も教育の伝統も異なる 16の国で、
このアプローチを「使用禁忌」とした国は無かった。
多言語国家や多言語地域という文脈、とりわけ移
民の子どもたちがそこにいることから生まれる動機
の重要性
プログラム実践期間に国家のコーディネイターが感
じた問題点とは、表現や提示の仕方に関するもの
ではなく、本質的に具体的なものであった。 : …
… まず何よりも、学校の時間割 ! … このことで次の選択肢
が強められる: 諸言語へのアプローチは別個の学校科目と
してカリキュラムに取り入れられるべきではなく、他の科目
の中に取り入れられるべきである。
確認: このアプローチに対する教師の態度は全体的にポジ
ティブであり、しばしば非常にポジティブである。
確認: 教師はこのアプローチの持つ潜在的な効果について、
メタ言語的能力よりも態度の変容に効果があると思っていた。
保護者は一般に Ja-Lingを指示した。ただし言語への目覚
め活動が言語教育にとって代わるのではないかという懸念
も一部にはあった。
Ja-Lingのすべ
て:
オンラインでも:
http://jaling.ecml.at
/
dank u wel
gmadlobth
obrigado
спасибо
tanemirt
Ευχαριστώ
enkosi
kiitos
misaotra
複
言
語