FAQ、定款例を示す - 全国老人福祉施設協議会

お知らせ
厚生労働省
福祉部会 Vol.4
28.07.01
社会福祉法人制度改革に向けた
留意事項、FAQ、定款例を示す(全国老施協 HP に公開中)
Dig est
~概要 ~
(当該「事務連絡」の主旨)

所轄庁等からの照会事項に対し、厚労省が考え方を整理したものであるが、あくま
で「現時点での考え方を示したものであり、今後、変更があり得るもの」

厚生労働省令等に関する事項も一部記載されているが、本通知は、別途発出される。
厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課は、平成 28 年6月 20 日付で①社会福祉法人制度改革
の施行に向けた留意事項について(経営組織の見直しについて)
、②「社会福祉法人制度改革の施
行に向けた留意事項について」に関する FAQ、③社会福祉法人における評議員の選任及び解任方
法について、④社会福祉法人における評議員の員数の経過措置に係る一定の事業規模について、
⑤社会福祉法人制度改革における理事等の解任について、⑥社会福祉法人定款例(案)について、
を各都道府県・指定都市・中核市社会福祉法人担当課宛に発出した。
「厚生労働
①では、評議員会・理事会等の機関に関する法改正事項の考え方が整理されている。
省令で定める」とされている▼評議員・理事・監事の特殊関係者、▼理事・監事・評議員に対す
る報酬等、▼内部管理体制の整備、▼会計監査人設置社会福祉法人の特則について、一定の考え
方が示されている一方、会計監査人設置法人の基準をどこに置くか、評議員会の議案等について
は、当該事務連絡でも方向性は示されていない。なお、特殊関係者に関しては、上記②「社会福
祉法人制度改革の施行に向けた留意事項について」に関する FAQ にも示されているとおり、A 社
会福祉法人の評議員には、B 社会福祉法人の評議員が「兼務することが可能」であることなど、
解釈も示されているので、参照されたい。
是正を求めるべき事項については、今後本会として意見・具申を行う。
(参考)▼評議員の特殊関係者
① 当該評議員又は役員と事実上婚姻関係と同様の事情にある者
② 当該評議員又は役員に雇用されている者
③ ①、②に掲げる者以外の者であって、当該評議員又は役員から受ける金銭その他の財産によ
って生計を維持しているもの
④ ②、③に掲げる者の配偶者
⑤ ①から③に掲げる者の三親等以内の親族であってこれらの者と生計を一にするもの
⑥ 当該評議員が役員(※)となっている他の同一の団体(社会福祉法人を除く。)の役員
(※)又は職員(これらの役員(当該評議員を含む。)又は職員が当該社会福祉法人の評議員
総数の三分の一を超えて含まれる場合に限る。)
※ 業務を執行する社員を含む。
⑦ 当該社会福祉法人の役員が役員(※)となっている他の同一の団体(社会福祉法人を除く。)
の役員(※)又は職員(これらの役員又は職員が当該社会福祉法人の評議員総数の三分の一
を超えて含まれる場合に限る。
)※業務を執行する社員を含む。
⑧ 支配している他の社会福祉法人の役員又は職員 ※支配している他の社会福祉法人:当該社
会福祉法人の役員又は評議員で、評議員の総数の過半数を占めている他の社会福祉法人
⑨ 次に掲げる団体においてその職員(国会議員及び地方公共団体の議会の議員を除く。)である、
評議員又は役員(これらの評議員又は役員が当該社会福祉 法人の評議員総数の三分の一を超
えて含まれる場合に限る。
)
・ 国の機関、地方公共団体、独立行政法人、国立大学法人又は大学共同利用機関法人、
地方独立行政法人、特殊法人又は認可法人
社会福祉法人制度改革の施行に向けた留意事項について等 掲載 URL:
http://www.roushikyo.or.jp/contents/administration/korosho/hourei/detail/89
(担当) 公益社団法人 全国老人福祉施設協議会 社会福祉法人改革対策本部
℡:03-5211-7700 fax:03-5211-7705 MAIL:[email protected]