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規 模 決 定 の 根 拠 【記入例】
【谷部自動開閉装置】
施設園芸の栽培期間内において、施設内の温度管理と湿度管理は最も重要な作業のひとつであり、生産者も細心の注意をはらっている。
特に、連棟ハウスにおける谷部手動開閉作業は、生産者の栽培面積の拡大や圃場(施設の設置ヶ所)が分散している場合など、その作業に多大な労力
を要している。また、天候の急変等の場合、作業を中断してその開閉を行うなど、1日の作業計画を消化する上での阻害要因にもなっている。
そこで今回、温度センサー・降雨センサーを装備したハウス谷部自動開閉装置を導入することにより、開閉に係る作業の省力化と労働時間短縮を図り、
農産物の品質向上や収量増加に繋げる。
尚、近年の温暖化や圃場の設置状況等により、同一圃場内でも生育差が見られることから、左右別々に開閉できる装置とその制御盤を導入し、よりきめ
細かな温度管理を行うことで生育差の改善を図る。
導入する装置の機種や規模(数量)については、すでに宇城管内で導入実績があり、比較的安価かつ性能高い機種で、下記のとおり1谷に2機の開閉装
置(モーター)と、モーター数に応じた制御盤が必要となる。
表1:工区別ハウス棟数及び谷部数量
工区番号
1-1
2-1
3-1
4-1
品目
ミニトマト
イチゴ
イチゴ
ミニトマト
合 計
棟数
谷数
開閉装置(モーター)
必要台数
5
4
4
2
4
3
3
1
11
8
6
6
2
22