全窒素・全りん自動測定装置 NP800

全窒素・全りん自動測定装置 NP800
横河電機の水質総量規制用オンライン分析計
全窒素・全りん自動測定装置NP800は、全窒素、全りんの測定、及び
COD(化学的酸素要求量)の汚濁負荷量を演算し、第5次水質総量
規制に適合した製品です。
■特長
●全窒素・全りんを高精度測定、さらにCOD(化学的酸素要求量)測定も可能
(UV計を標準選択できます。
)
●第5次水質総量規制に適合
●ライフサイクルコスト削減(メンテナンスコスト・ランニングコスト)
試薬寿命:2倍* 1か月→2か月へ、純水の消費量:1/2*、消費電力30%減*
廃液量:1/2* 廃液交換と処理の手間を2か月に1回に半減
自動ライン洗浄を標準搭載でメンテナンス工数削減
(
* 当社従来比)
●サンプリング方式・配管改善でさらに汚れに強い構造に
- 計量方法の抜本的改善
- 電磁弁をピンチ弁に
- サンプル配管を太く
●海水が混入した試料水に対し、海水補正機能可
●カラータッチパネルの対話式で簡単操作
●すべて前面からのアクセスで保守が容易
壁に近接しての設置が可能
●従来機種NP600からのリプレースも容易
Bulletin 12Y07F01-01JA
■全窒素・全りん測定フロー
《全窒素》
ペルオキソニ硫酸カリウム水溶液
水酸化ナトリウム水溶液
サンプル計量
紫外線酸化分解
紫外線照射
約60℃加熱
常圧
塩酸溶液
220nm吸光度測定
ゼロ点補正/ダーク補正
濃度出力
ペルオキソニ硫酸カリウム水溶液
硫酸溶液
測
定
方
式
測
定
点
数
測
定
範
囲
ア ナ ロ グ 出 力
繰 り 返 し 性
測
測
定
定
時
周
間
期
試 料 水 条 件
周 囲 温 度・ 湿 度
キャビ ネット 仕 様
電
質
源
量
サンプル計量
紫外線酸化分解
紫外線照射
約95℃加熱
常圧
Lアスコルビン酸水溶液
モリブデン酸アンモニウム
酒石酸アンチモニルカリウム水溶液
880nm吸光度測定
ゼロ点補正/ダーク補正
負荷量
■標準仕様
《全りん》
サンプル量を少量化
濃度出力
流量信号
負荷量
全窒素・全りん測定装置(形名:NP800)
アルカリ性ペルオキソ二硫酸カリウム・紫外線酸化分解-紫外線吸光光度法およびペルオキソニ硫酸カリウム・紫外線
酸化分解-モリブデン青吸光光度法の組み合わせによる
全窒素:0‒2 mg/L ~ 0‒1000 mg/L
全りん:0‒0.5 mg/L ~ 0‒250 mg/L
1点
TN、TP、COD測定値および負荷量、出力数は4点 3 成分仕様選択時8点
4‒20 mA DC、許容負荷抵抗500 Ω以下
スパンの± 3%以内(全窒素50 mg/L以下かつ全りん10 mg/L 以下)
スパンの± 5%以内(全窒素1000 mg/L以下かつ全りん250 mg/L 以下)
1時間以内
1 ~ 24時間(1時間単位で任意設定可能)
温度:2 ~ 40℃
流量:0.5 ~ 5 L/min(サイクロン式オーバーフロー槽への流入量)
2 ~ 40℃、85%(RH)以下(結露しないこと)
構造:自立形(床アンカ固定)、屋内設置形
外形寸法:460(W)× 385(D)× 1600(H)mm(本体寸法。オーバーフロー槽、洗浄液タンク、背面端子台等は含まず)
材質:SECC
100 ~ 240 V AC、50/60 Hz
約87 kg(UV計なし)、約102 kg(UV計付き)
(注)詳細はGS 12Y07F01-01JAを参照ください。
アンカーボルトはNP600と互換性あり。
科学機器国内販売推進部 (0422)52-6339
〒180-8750 東京都武蔵野市中町2-9-32
本
お問い合わせは
社 (0422)52-5630
〒180-8750 東京都武蔵野市中町2-9-32
製品仕様、取り扱い方法、機種選定に関するご相談はカスタマーサポートセンター 0120-479444にお問合せください。
Printed in Japan, 606(KP)
[Ed : 01/b]