仕様書(案)(PDF:259KB)

青森市子どもの居場所づくり・学習応援業務委託仕様書(案)
この仕様書(案)は、青森市(以下「委託者」という。)が発注する青森市子どもの居場所づ
くり・学習応援業務を受託する者(以下「受託者」という。)が実施する業務(以下「本業務」
という。)について必要な事項を定める。
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目的
本業務は、家庭の経済状況に関わらず、学ぶ意欲と能力のある全ての子どもが、能力・可
能性を最大限伸ばして、それぞれの夢に挑戦できるよう、学習の支援だけでなく、日常的な
生活支援や、仲間との出会いや活動ができる居場所づくりにつながるような支援(以下「本
支援」という。)をすることにより、子どもたちの生活習慣や学習習慣の定着及び社会性やコ
ミュニケーション能力の育成を図ることを目的とする。
2
委託期間
契約締結日から平成29年3月31日までとする。ただし、本支援の実施については、平成28年
9月1日から平成29年3月31日までとする。
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対象
(1)
対象生徒
青森市内に在住するひとり親家庭等、生活保護受給世帯及び就学援助受給世帯の中学校
1 年生から中学校 3 年生までを対象生徒とする。
(2)
利用人数
利用人数は、概ね 40 名とする。
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業務の概要
(1)
対象生徒の状況把握
受託者は、委託者から提供を受けた対象生徒の情報に基づき利用者名簿を作成し、保管
すること。また、対象生徒が本支援を利用する前に、対象生徒及びその保護者と面談を行
い、生活習慣や学習習慣等の状況を把握するとともに、本支援の利用中においても、必要
に応じて面談等を行い、その内容を対象生徒毎に記録し、保管すること。
(2)
目標と支援方針の設定
受託者は、上記(1)の面談によって把握した対象生徒の状況に応じて、生活習慣や学習
習慣等に関する目標や支援方針を設定し、対象生徒及びその保護者と共通認識を図るこ
と。
(3)
居場所づくり・学習応援
受託者は、対象生徒の居場所づくり・学習応援を以下のとおり実施すること。
①
自由な活動の場の提供
対象生徒が、学習も含めて自由に活動できる場所を提供すること。
②
交流の場の提供
対象生徒同士が心を開いて打ち解けあい、支援ボランティアと交流できる場所を提供
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すること。
③
相談の場の提供
対象生徒が、学校内外における様々な悩みを支援ボランティアなどに相談できる場を
提供すること。
④
学習応援の実施
ア
国語、数学、英語、理科、社会の 5 科目を対象とし、自習方式による集合型の学習
の支援を実施すること。
イ
学校の宿題や授業の復習を中心に取り組ませ、対象生徒の個々の習熟度に応じた丁
寧な支援を実施すること。
ウ
高校等への進学を見据えた学習支援を実施すること。
エ
対象生徒が集中し、落ち着いて勉強ができる雰囲気や環境づくりを行うこと。
オ
必要に応じて、体験講座やワークショップ等を実施し、対象生徒が自ら将来を考え
る機会を設けること。
(4)
その他
受託者は、本業務の実施にあたっては、本業務の目的を達成するため、委託者その他関
係機関と連携を図ること。
5
実施方法等
(1)
実施場所
受託者は、対象生徒が徒歩や公共交通機関等で安全かつ容易に利用できることを考慮し、
交通至便な場所で本支援を実施すること。
(2)
実施日時等
受託者は、次のとおり実施日時等を設定すること。
①
本支援は、原則として週 5 日実施し、実施時間は対象生徒の安全面と利便性に配慮し
3 時間程度とすること。ただし、長期休業日など、時間変更して実施することが効果的
であると認められる場合は、参加者の状況等を考慮し、受託者と委託者の協議により変
更可能とする。
②
学習応援は週 3 日以上実施することとし、1 日あたり 2 時間程度実施すること。
③
市内で同様の取組を行っている団体がある場合には、実施日時について重複しないよ
う配慮すること。
④
対象生徒個々の参加日時は対象生徒自らが選択できるものとし、受託者は、対象生徒
及びその保護者と相談の上、決定すること。
⑤
体験講座やワークショップ等を実施する場合は、上記①によらず、対象生徒が参加し
やすい日時で設定すること。
(3)
実施体制
①
受託者は、本支援の実施にあたっては、コーディネーター1 名以上と支援ボランティ
ア 2 名以上を配置すること。
②
コーディネーターは、本支援実施に係る責任者として、実施場所において、事業の企
画・運営、支援ボランティアの募集・登録・派遣調整、及び対象生徒個々の状況把握に
基づく目標や支援方針の検討・設定等を行うこと。
③
支援ボランティアは、コーディネーターが設定した対象生徒毎の目標や支援方針を踏
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まえ、対象生徒の良き理解者として交流し、相談等に応じるとともに、学習応援を行う
こと。なお、対象生徒にとって身近な目標となるよう、支援ボランティアには大学生等
を積極的に活用すること。
④
受託者は、学習応援の実施にあたっては、参加人数に応じて支援ボランティアを増員
すること。
⑤
受託者は、本支援を行う適性を有する者をコーディネーター及び支援ボランティアに
選任し、その募集・登録等は受託者の責任において行うとともに、コーディネーター及
び支援ボランティアの名簿を作成し保管すること。
⑥
受託者は、コーディネーター及び支援ボランティアの資質向上に向けた取組を実施す
ること。
6
アンケート調査の実施
受託者は、本業務が完了するまでの間に、対象生徒、保護者及び支援ボランティアを対象
としたアンケート調査を実施し、その集計結果を委託者へ報告すること。
7
実施状況の報告等
(1)
活動日誌の作成
受託者は、業務実施日ごとの活動日誌を作成し保管すること。
(2)
月次報告書の提出
受託者は、毎月 10 日までに、前月に実施した業務の実施状況について、次の内容が記載
された報告書を活動日誌とともに委託者に提出すること。
(3)
①
対象生徒の参加人数と支援ボランティアの配置人数の状況
②
対象生徒の生活や学習の様子
③
支援ボランティアの登録人数の状況
④
実施した業務内容、行事の状況
⑤
その他、特記事項
委託業務完了届の提出
受託者は、本業務が完了したときは、委託業務完了届に関係書類を添えて、速やかに委
託者へ報告すること。
8
基本事項
(1)
苦情対応
対象生徒及びその保護者等と受託者間で生じた苦情、トラブルへの対応は、原則として
受託者の責任で行い、必要に応じて委託者に協力を依頼すること。
(2)
個人情報の取り扱い
受託者は、本業務を実施するための個人情報の取り扱いについては、個人情報の保護に
関する法律(平成 15 年法律第 57 号)、青森市個人情報保護条例(平成 17 年青森市条例第
27 号)を遵守し、その取り扱いに十分に留意し、漏えい、滅失及び毀損の防止、その他の
個人情報の保護に関し、必要な措置を講じること。
(3)
守秘義務
受託者は、本業務を行うにあたり、業務上知り得た情報を第三者に漏らし、又は自己の
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利益のために利用してはならない。また、業務終了後も同様とする。
(4)
緊急時の対応・安全対策・保険
受託者は、対象生徒の安全を確保するため、緊急時の対応や必要な安全対策を実施する
とともに、次の保険に加入すること。
①
対象生徒の本支援への参加時、往復時において、偶然に発生した予知されない出来
事による事故で、対象生徒が死亡又は傷害を負った場合に補償するための保険
②
対象生徒やその他の第三者に損害を与えた場合のための損害賠償責任保険等必要な
保険
(5)
③
支援ボランティアを被保険者とした保険
④
その他必要な保険
再委託の制限
受託者は、本業務の全部又は一部を委託し、又は請け負わせてはならない。ただし、あ
らかじめ書面により委託者の承認を得た場合は、この限りでない。
(6)
権利の帰属
本支援により作成された資料等の著作権及び所有権は、委託者に帰属するものとする。
(7)
その他
本仕様書(案)に定めのない事項又は疑義の生じた事項については、委託者と受託者が
協議して定めるものとする。
9
経費等
(1)
対象となる経費
本業務の実施に必要な経費について、本仕様書(案)及び関係書類の内容を踏まえ、受
託者が見積書を作成すること。なお、受託者の運営等に係る経常的な経費は対象外とする。
(2)
利用料
本支援の利用料は無料とする。ただし、体験講座やワークショップ等における、実費相
当額を徴収する場合は、委託者と協議を行うこと。
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