国際研究協力推進事業協力金の募集(公募)のご案内 一般財団法人 日本公衆衛生協会 1.応募課題 公衆衛生学的アプローチを用いた、慢性の痛みが人々の社会生活に与える影響に関す る国際比較研究 2.課題の趣旨及び期待される成果 現在、先進国、途上国を問わず、慢性の疼痛が大きな健康課題となっている。特に腰 痛、関節痛、頭痛等により、職場等での社会生活に大きな負担が生じていると言われて いるが、その実態は十分明らかにされていない。平成 22 年 9 月に厚生労働省から「今 後の慢性の痛み対策について(提言)」が検討会報告書として出されているが、実際の 対策を推進していくためにも、更なる調査・研究が必要とされている。 本国際研究推進事業では、これら慢性の痛みが職場等での社会生活に与える影響につ いて、公衆衛生学的アプローチを用いて、わが国を含む世界各国における状況を比較す る研究に対し、協力金の助成を行うものである。 職場等人々が社会生活を送る場における、国際比較可能で、かつ今後の政策に貢献で きる調査・研究結果が得られることが期待される。 3.応募資格(以下のいずれも満たしていること) (1)国内の研究所、病院、大学、その他の団体に属する国内在住の研究者であるこ と (2)公衆衛生分野において国際交流等の経験を有していること (3)国際機関や諸外国との共同研究が可能であること (4)研究倫理や利益相反に関する審査が可能であること (5)協力金の機関経理が可能であること 4.研究期間 平成28年9月1日~平成29年3月31日 5.助成金額及び件数 100万円を上限とし、1件程度 6.応募期間 平成28年7月1日~平成28年7月15日(当日消印有効) 7.応募方法 (1)所定の「申請書」を当協会事務局宛に郵送して下さい。 なお、申請書のコピー1部を必ずお手元に保管しておいて下さい。 (2)お送りいただきました書類の返却はできませんのでご了承下さい。 8.申請書記入上の注意事項 「申請書」に未記入欄がある等、記入に不備がある場合、審査の対象外とさせてい ただくことがありますのでご注意下さい。 9.選考結果 (1)採否結果発表 ・・・8月中旬頃 (2)協力金の決定は、当協会の選考委員会の選考を経て理事長が行い、その結果を申 請者宛通知します。 (3)選考の経過及び決定の理由は公表しません。 10.協力金の支給方法 指定の金融機関に振り込みます。 11.報告書の提出 (1)平成29年4月28日(金)までに「国際研究協力推進事業実施報告書」及び「協 力金使途明細書(領収書等添付)」を当協会に郵送して下さい。 (2)「協力金使途明細書」は、申請書の「申請金額内訳」に沿ったものを提出して下 さい。 12.個人情報について 協力金の応募書類に記載された個人情報は、本制度のため利用され、その他の目的 には利用されません。
© Copyright 2024 ExpyDoc