資料2-2 待機児童解消に向けた取り組みの進捗状況について 明石市では平成 29 年 4 月の待機児童の解消に向け、1,000 人規模の受け入れ枠の拡充に 向け、様々な取り組みを実施しております。 1 施設整備について 保育所や認定こども園の新設、分園の設置及び既存施設の定員増による受け入れ枠の拡 充の状況については、以下のとおりです。 ⑴ 平成 28 年 9 月開園予定 区 分 内 容 定員増 市立幼稚園内分園 市立幼稚園内分園3か所(大観、王子、鳥羽) 87 人 市立定員増(増築) 市立保育所2か所(松が丘、松陰) 40 人 分園の設置(民間) 西明石1か所、大久保1か所 40 人 既存施設の定員増(民間) 既存保育所(本庁2か所、西明石2か所、 大久保2か所、二見1か所) 小 ⑵ 計 260 人 平成 29 年 4 月開園予定 区 分 内 容 保育所・認定こども園の 本庁2か所、西明石2か所、大久保5か所、 新設(民間) 魚住2か所 既存施設の定員増(民間) 本庁1か所 小 ⑶ 93 人 定員増 788 人 20 人 計 808 人 受け入れ枠拡充合計 受け入れ枠拡充合計 1,068 人 2 保育士確保方策について 1,000 人の受け入れ枠拡充に伴う保育士確保のため、保育士の処遇改善をはじめ、様々 な確保方策を実施します。 ⑴ 処遇改善の実施 人材の確保及び定着を促進するため、以下のとおり処遇改善を実施します。 ① 保育士への処遇改善を実施した私立保育所等に対し、月額給与増額分の 1/2、 10,000 円を限度に助成を行います。 ② 本市の私立保育所等へ就労する新卒保育士等(下記③の潜在保育士を除く。)に対し、 私立保育所等が一時金を支給した場合に3年間で最大 30 万円(採用時 10 万円、以降 1年勤務するごとに 10 万円)を限度にその費用の全部又は一部を助成します。 ③ 結婚、出産、子育てなどで保育士として働いていない資格所有者(以下「潜在保育 士」という。 )に対し、国の再就職支援事業(就職準備金として 20 万円を貸付けるも の。2年勤務後、返済免除)とは別に、私立保育所等が採用一時金を支給した場合に 市単で 10 万円を限度にその費用の全部又は一部を助成します。 ⑵ 保育士宿舎借り上げ支援 国の補助制度(補助割合:国 1/2、市 1/4、法人 1/4)を活用し、市内民間保育所等が 新規採用した常勤保育士等のための宿舎を借り上げる場合に、採用日から5年間、月額 82,000 円を限度に、その費用の全部または一部を助成します。 これにより、地方に住む保育人材や県内に住む地方出身者の市内保育所等への就職を 促進します。 ⑶ 潜在保育士の掘り起しや新卒保育士への就労支援 市のホームページ、駅構内、車内のポスター広告を活用などした積極的な PR 活動を行 うほか、潜在保育士に対して就労や復職のためのセミナーや民間保育所との合同就職説 明会を共催し、保育士としての就労に繋げます。
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