1:26

2016年第3期第2課 7月9日
第2課 7月9日 支配権の回復
「神は言われた。『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。
そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、
地を這うものすべてを支配させよう』」
(創世記 1:26)
第2課 7月9日 支配権の回復
「神は言われた。『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。
そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、
地を這うものすべてを支配させよう』」
(創世記 1:26)
第2課 7月9日 支配権の回復
「神は言われた。『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。
そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、
地を這うものすべてを支配させよう』」
(創世記 1:26)
支配させるため
に造られた
起源
「支配権」の回復
支配する特権
地球の
支配権
地球の世話
に対する責任
境界線
「神は言われた、『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の
獣、地を這うものすべてを支配させよう。』」(創世記 1:26)
聖書は地上の人々の起源や存在理由を説明しています。つまり人は他の創造物を
治めるために神様によって作られました。
それは支配権の委託です。私たちは神様
の場所である地上で支配するため忠実な
世話役として造られました。
私たち一人一人にはこの人生において目
的があります。神様は人類に対するのと
同様に、私たち一人一人のために計画が
あります。
神様は「わたしの栄光のために創造し、
形づくり、完成した者。」(イザヤ 43:7)と
私たち一人一人に言います。神様に
私たちの人生を捧げ、私たちのうちに彼の
目標が成されるようにしましょう。
「神は彼らを祝福して言われた。『産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、
地の上を這う生き物をすべて支配せよ。』」(創世記 1:28)
支配につて付け足す事は、神様は人に地球を征服させ
ました。それは私たちの必要を満たすため地球の資源を
使う事を許された階級を意味します。
人は天然資源を搾取するためその階級を利用しましたが
そのように造られたのではありませんでした。
私たちの地球と動物への世話
は、自然界と人類の両方に
とって益となる愛する仕事と
して(マルコ10:43)行われる
べきです。
私たちと残りの創造物との間の関係は
神様がご自分の創造物に対してどんなに
優しく愛がこもっているかを反映させる
ものとなるべきです。
「主なる神は人に命じて言われた。『園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して
食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。』」(創世記 2:16-17)
神様は創造物への支配を無限大に
私たちに与えられませんでした。善悪
を知る木から食べないことは侵害
すべきでない明確な境界線でした。
創造物は神様がアダムとエバに負わ
せられた境界線の侵害の結果にまだ
苦しんでいます。
神様の律法は私たちの神様との
関係と、この罪深い世の中の
隣り合うものを境界線で区別
します。
「第二の獣は、獣の像に息を吹き込むことを許されて、獣の像がものを言うことさえできるように
し、獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせた。」 (黙示録13:15)
人類は神様が区別した境界線を2つの方法で侵
害しました。
どんな原則が私たちの支配の境界線を
分かるようにしてくれるのでしょうか。
マタイ7:1, 12を見て下さい。
「主なる神は人を連れて来て、エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。」
(創世記 2:15)
アダムはよい世話人として創造物を世話する
責任もありました。
初めは、動物と植物はアダムの権威を自分達の
上に認めていて愛情と果物を与え返していました。
この地に罪が入った後、自然は人類の権威に
対して反逆しました。これにも関わらず、私たち
はまだ神様からの世話役で私たちは創造物を
世話する責任も持ち合わせています。
もし私たちが不適当に地球の資源を搾取したら
私たちは神様の前で無責任な者となります。
生態系には道徳的、倫理的、神学的な論点があり、
特に地球を搾取するとき、それは他のものにとって
ひどい苦難となり得ます。
「セブンスデーアドベンチストは
人々が抑制の無い消費主義、
商品入手、無駄な生産の
回し車に入り込まないような、
単純で健全な生活習慣を支持
します。私たちは、創造物への
尊重、世界資源の使用の復元、
人々の必要への見直し、
造られた命の尊厳の新たな
確約を使命としています。」
Official Statement of the Seventh-day Adventist
Church on Environment, 1995
「勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐ。わたしはその者の神になり、
その者はわたしの子となる。」 (黙示録 21:7)
キリストは私たちが失ってしまった権威を回復するため
に来られました。その回復は彼の最後の来臨(1 コリント
15:24)の時に完全になるでしょう。しかしながら私たちは
人々の必要に触れ、助けることで、今その回復を成す
ことが出来ます。
私たちは教会と個人と同じように、私たち
の周りの人たちの身体的、精神的、霊的
な健康を気にかけるよう依頼されて
います。それは人々の必要を扱うとき
大切な事です。私たちはこの世に希望を
もたらす光となり、救いのドアを開くよう
に召されています。(申命記15:7-12;
ルカ14:12-14; 1ペテロ3:15; ヤコブ1:27;
イザヤ58:7; 2テサロニケ3:10を見て
下さい。)
今、私たちは神様が私たちに与えて下さった創造物の
上への特権と、境界線と、権威の責任を知りました。
私たちはそれに対して何をすべきでしょうか。
創造物の中の人間として私たちの立場
を理解し、宇宙の創造主としての神様を
理解する事がどんなに大切かを理解
する。
創造主の前で謙虚で忠実な世話人とな
ること。愛と親切をもって人々と創造物を
世話すること。