学内情報システム運 公立鳥取環境大学 学内情報システム運用管理

公立鳥取環境大学
鳥取環境大学
学内情報システム運用管理業務委託
要求仕様書
平成 28 年 6 月
公立大学法人 公立鳥取環境大学
鳥取環境大学
目次
1.
委託業務の目的 .................................................................................................................... 2
2.
業務概要 .............................................................................................................................. 2
3.
体制に関する要件 ................................................................................................................. 4
4.
委託業務内容 ....................................................................................................................... 5
5.
委託業務移行期間 .............................................................................................................. 10
6.
業務委託継続可否の判断について ...................................................................................... 10
7.
記載外事項・疑義 ................................................................................................................ 10
8.
その他 ................................................................................................................................ 11
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1. 委託業務の目的
高度情報化社会において、教育活動、学術研究活動、地域貢献などを目指す大学の位置づけは
日に日に重要となってきており、本学の基本理念である“「人と社会と自然との共生」の実現に
貢献する有為な人材の育成と創造的な学術研究を行なう”ことの実現のため、本学のすべての教
育・研究活動及び運営の基盤として、学内情報システムを構築して運用している。
こうした中、学内情報システムの将来的な安定稼働のため、学内情報システムの運営管理業務
の一部を外部業者に委託することとし、学内情報システムの運用管理を本学とともに行うための
常駐体制及び支援体制の提供、各ベンダとの調整、また、これからの本学の学内情報システムの
体制の支援が可能な者を選考し、業務委託するものである。
2. 業務概要
2.1 委託業務名
公立鳥取環境大学 学内情報システム運用管理業務
2.2 委託期間
平成28年10月1日から平成33年9月30日まで
2.3 履行場所
公立鳥取環境大学
鳥取市若葉台北1丁目1-1
本学まちなかキャンパス
鳥取市末広温泉町160 日交本通りビル3階301号室
本学西部サテライトキャンパス
米子市角盤町1丁目55-2 中海テレビ放送センタービル内
本学関西オフィス
大阪市淀川区西中島6-7-3 第6新大阪ビル2階
本学岡山オフィス
岡山市北区駅元町22-17 徳永ビル3階
2.4 委託対象業務
2.4.1 委託業務概要
本学の学内情報システムの運用管理業務は、以下の作業からなる。
①本学の情報システム全般の統括
情報システムの状況把握、業界動向の情報収集、情報システムの企画・導入及び学内他組織
支援等、本学の情報システム全体の統括を行う。
②共通基盤インフラの運用管理作業
全学ネットワークシステム及び全学サーバシステム等、共通基盤インフラ全般の導入や運用
管理を行う。
③共通基盤インフラ以外の業務系システム等の運用管理作業
事務支援システム(入試システム、学籍教務システム等)及び財務会計システム等、各種業
務用システムの導入や運用管理を行う。
④利用者サポート対応作業
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学生パソコン対応(新入生パソコンの機種選定・導入、ヘルプデスク)、教職員パソコン対
応(リクエスト・トラブル対応、修理対応)及びパソコン利用調査等、主にパソコン関連のサ
ポートを行う。
⑤その他作業
各種統計対応、機材貸出、学内外ホームページメンテナンス、情報関連講義のサポート、学
内行事対応、マニュアル作成及び委託者への報告等を行う。
上記の学内情報システムの運用管理業務のうち、①の業務の支援業務及び②~⑤の業務全般
が対象となる。 委託業務の詳細については後述する。
2.4.2 委託業務の変更
契約期間内に発生する運用管理業務の対象となる業務項目、システム機器及び新規機能など
の追加や廃止等により、委託業務内容に変更が生じる場合は、その規模等について別途協議を
行い、委託業務の内容を見直すものとする。
2.5 業務の実施要件
・協力会社に再委託する場合には委託者の承認を受けること。ただし、以下に該当する場合は再
委託を認めない。
①再委託の契約金額が業務委託料の50パーセントを超える場合。
②再委託する業務に基幹ネットワークや統合インフラ基盤など業務の中核となる部分が含まれ
ている場合。
・本学情報メディアセンター内に少なくとも2名の常駐者を置き、うち1名はシフト勤務に対応
すること。
・本委託業務における常駐者の業務時間は以下のとおり。
月~金
8時45分 ~ 17時30分(休憩時間を含む。)
(※シフト勤務の場合は 10時30分~19時15分(休憩時間を含む。)となる。)
(※春期休暇、夏期休暇、冬期休暇など、大学の長期休暇中にはシフト勤務はない。)
(※大学の定期試験期間中(1年に2回、合計4週間程度)は、シフトの幅が大きくなり、
11時30分~20時15分(休憩時間を含む。)となる。)
・業務日は、原則として祝日及び本学が休日と指定した日を除くが、業務の都合上休日に業務す
る必要が生じた場合は別途協議を行う。
・休日授業実施日も業務日として対応すること。
・計画停電日(1年につき1日)も業務日として対応すること。
・災害及び重大な障害等の緊急時あるいは業務遂行上特に必要な場合など、委託者からの要請が
あった時は、業務日以外又は業務時間以外においても協議の上、業務を行うこと。
・本学まちなかキャンパス(鳥取市内)、本学西部サテライトキャンパス(米子市内)、本学関西オ
フィス(大阪市内)及び本学岡山オフィス(岡山市内)等の大学関連施設に、合計で年3~4
回程度の業務が発生することがあり、その場合は対応を行うこと。
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2.6 貸与・事務機器使用
・本業務に必要な端末機その他周辺機器、事務机及び複合機は、委託者が貸与する。
・上記以外に、本業務を効率的に遂行する上で必要な機器、ソフトウェア及び消耗品については、
委託者と協議の上、受託者において調達・導入を行うこと。
2.7 契約期間終了時の引継ぎ
・受託者は、委託業務終了時、以下のとおり委託者及び新たな運用業務委託業者に業務引継ぎ作
業を行うこと。
・委託業務完了の約1カ月前までに、業務引継ぎ書を作成すると共に、委託されている全ての業
務について円滑に引継ぎを行うこと。引継ぎの際は、運用手順書、その他本委託業務を行う上
で作成したマニュアル等を全て委託者及び新たな運用業務委託業者に開示・説明し、委託者の
職員及び新たな運用業務委託業者を対象として引継ぎを実施すること。
・契約終了時には、本委託業務で使用する運用手順書、業務引継ぎ書、その他本件の作業を行う
にあたり作成・使用した手順書及びツール等の一式を、電子データで委託者へ提出し、内容説
明を行うこと。
(提出された電子データについては、契約期間終了後も引き続き委託者で継続使
用する。)
3. 体制に関する要件
3.1 体制
・本仕様書で挙げる業務範囲を履行する上での必要な体制を整備し、契約時に委託者に対して運
用管理体制図を提出すること。
・業務全体を管理する管理責任者及び実作業を行う2名以上の作業実施者(以下「要員」という。)
を定めること。
・管理責任者においては、業務内容や作業手順、実施日時、実施場所などの事項について、予め
委託者と協議の上で決定し、作業実施者に指示を行うこと。
・2名以上の作業実施者を常駐させ、委託者の要望に随時対応できる体制を整えること。
・5年に一度の情報システム更新時等、繁忙期の業務量に応じて必要な作業実施者の体制を強化
すること。
・その他事項については、委託者と協議のうえ柔軟に対応すること。
・ 作業実施者がやむを得ない理由により従事できない場合は、代替の作業実施者で対応するなど、
業務に支障のないようにすること。
・業務に対する要員の能力が著しく劣り、業務遂行に支障があると委託者又は受託者が判断する
場合、又はその他の事情により要員の交替の必要が生じた場合には、委託者と受託者が協議の
上、要員の交替を認めるものとする。
・委託者は、受託者に対し、要員の配置又は変更について意見を述べることができるものとする。
3.2 資格
3.2.1 法人
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・法人の全体、又は本業務を担当する部署が、情報セキュリティマネジメントシステム
ISO/IEC27001(ISMS)を取得していること。
・大学など教育機関、又は自治体・公共機関等(以下「大学等の機関」という。)において、利
用者が 500 人以上の規模の情報システム(特に基幹ネットワークや統合インフラ基盤等の主
要システム)の運用管理の5年以上の実績があること。
3.2.2 要員
①技術的知識
要員のうち、いずれかにおいて、以下の知識・経験を有し、業務遂行を行えること。
・ネットワーク関係
基本的知識、ネットワークスイッチ、ファイアウォール及びネットワークサーバ(DNS、NTP
等)の設定
・各種OS
Windows、MacOS、Unix 系 OS(Linux、FreeBSD 含む)の構築等
・各種サーバ
Windows サーバ、Unix 系 OS(Linux、FreeBSD 含む)サーバの運用管理等
・サーバ仮想化技術
・各種ソフトウェア、アプリケーション対応
Windows ソフトウェア、スクリプト、Unix 系 OS スクリプト、その他 Web ページ作成(HTML、
CGI)、ブラウザ、メール、ウイルスソフト等
②経験
・作業実施者のうち、少なくとも1名については、大学等の機関において、利用者が 500 人以
上の規模の情報システム(特に基幹ネットワークや統合インフラ基盤等の主要システム)の
管理運用の3年以上の経験があること。
・管理責任者については、大学等の機関において、利用者が 500 人以上の規模の情報システム
(特に基幹ネットワークや統合インフラ基盤等の主要システム)の運用管理の5年以上の経
験があること。
4. 委託業務内容
2.4で記載したとおり、本学の学内情報システムの運用管理業務は、①本学の情報システム全般
の統括、②共通基盤インフラの運用管理作業、③共通基盤インフラ以外の業務系システム等の運
用管理作業、④利用者サポート対応作業及び⑤その他作業、から構成される。
それぞれの作業に対応する業務及びシステムのリストを以下に示す。それぞれの業務に対して、
工数見込みを記載しているが、業務を行うに際しての基本とすること。なお、リストに上げた業
務及び工数見込み以外に、引継ぎ業務及び全体管理業務が別途発生する。
4.1 それぞれの業務概要と業務項目
①本学の情報システム全般の統括(工数見込み:90 人日/年)
・業務概要
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大学の情報システム全般の統括、システムの企画、導入、管理運営業務及び将来構想などにつ
いて、本学担当者への適切な支援及び助言を行う。また、学内各組織の情報システム導入につい
ての支援及び助言を行う。
・業務項目
・技術支援
ICT(情報通信技術)に係わる業界動向の情報収集
企画、相談対応
情報セキュリティの管理運営支援
・作業支援
調達事務に伴う仕様書作成支援
他組織支援
・構成管理
学内情報システムの状況把握、情報管理(出先含む)
・構築管理
システム導入、更新時の業者管理・支援
②共通基盤インフラの運用管理作業(工数見込み:201 人日/年)
・業務概要
全学共通の情報システムの共通基盤インフラを管理運営する。管理対象は、全学ネットワーク
及び全学サーバなど、大学全体に関わるシステムとなる。年1回(1日)の法定電源点検作業及
びネットワークケーブルの補修等も行う。
それぞれのシステムの導入・保守については、基本的には委託者が別途契約している導入保守
業者が行うが、受託者はそれら導入保守業者との連絡調整を行う。
<運用・維持管理>
全学ネットワーク、全学サーバ、各種サービス、ファイアウォール及び各種スイッチなど基盤イ
ンフラシステム全ての運用管理を行う。また、5年に一度程度の情報システム更新における作業
を行う。
<故障・不具合対応>
不具合等発生時の対応(初期切り分けと業者問い合わせ及び業者指示による対応等)を行う。
<構成管理>
ネットワーク構成、サーバ構成の変更にスイッチの VLAN 設定及び認証設定変更等を行う。また、
統合仮想環境のゲスト OS の適正配置及びバックアップ管理などを行う。
<ソフトウェア管理>
各種サーバ OS、ソフトウェア、通信機器及びその他機器のファームウェアのセキュリティアップ
デート(パッチ当て等)を行う。
<セキュリティ管理・事象への対応>
不適切通信発生時に、ネットワーク機器、プロキシサーバ及び不正通信制御装置(PaloAlto)の
ログ調査等を行う。
<利用者・接続機器管理>
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利用者からの申請機器のネットワーク認証設定などを行う(新入生の認証グループ追加及び利用
者からの問合せ対応など)
・業務項目
・全学ネットワークシステム
基幹ネットワークシステム
無線 LAN システム
認証システム
不正通信制御システム
プロキシサービス
情報ハイウェイ接続スイッチ
全学ファイアウォール
フレッツ光用ファイアウォール
事務用ファイアウォール
事務用 VPN 装置
リモートアクセスルータ
・全学サーバシステム
統合インフラ基盤
学外ネットワークサービス
学内ネットワークサービス
認証サービス
メールサービス
ファイル共有サービス
学外 Web サービス
学内 Web サービス
運用監視
情報セキュリティ維持管理
法定電源点検対応
ネットワークケーブル/UPS/情報コンセント点検・補修
③共通基盤インフラ以外の業務系システム等の運用管理作業(工数見込み:84 人日/年)
・業務概要
大学で業務を行うための各種業務用システムの導入や運用管理を行う。大学の基幹を担う、事
務支援システム(学籍教務情報システム、入試情報システム、学納金情報システム及び就職情報
システム)を始めとする業務系システム及び事務系ファイルサーバなど業務系サーバが対象とな
る。
一部業務系システムについては、基本的に委託者側が管理し、受託者はその支援を行う。また、
それぞれのシステムの導入・保守については、基本的には委託者が別途契約している導入保守業
者が行うが、受託者はそれら導入保守業者との連絡調整を行う。
<運用・維持管理>
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事務支援システム、財務会計・管財システム、人事給与システム及び図書館支援システムなどの
業務系システムと、事務ファイルサーバ及びバックアップサーバなどの業務系サーバ全ての運用
管理又は支援を行う。また、必要に応じてそれぞれのシステムの更新作業を行う。
<故障・不具合対応>
故障・不具合等発生時の対応(初期切り分けと業者問い合わせ及び業者指示による対応等)を行
う。
<定期点検対応>
複合機及び証明書発行機等、定期点検が必要なシステムの対応を行う。
<ソフトウェア管理>
OS のセキュリティアップデート(パッチ当て等)その他ソフトウェア更新作業等を行う。
<構成管理>
教職員の異動等(赴任及び退職含む)発生時の利用者のメンテナンス(登録、削除及び所属組織
変更等)、年次更新及び固有情報の変更による証明書情報の変更、各種書式の様式変更及び追加
の対応を行う。
・業務項目
事務支援システム
財務会計・管財システム
ホームページ管理システム
グループウェアシステム
人事給与システム
掛金管理システム
事務ファイルサーバ
バックアップサーバ
図書館支援システム
薬品管理システム
環境学部 Web サーバ
パフォーマンス監視サーバ
ネットワークプリントシステム
複合機管理システム
ウィルス対策ソフト管理サーバ
ライセンス管理サーバ
防犯カメラシステム
デジタルサイネージシステム
大学間連携遠隔講義システム
図書館用 IC タグ管理システム
事務用複合機等
④利用者サポート対応作業(工数見込み:235 人日/年)
・業務概要
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主に学生及び教職員のパソコンのサポート作業となる。
<教職員パソコン対応>
教職員パソコンの配布、利用環境設定及び故障対応。5年サイクルでのパソコン交換(調達、デー
タ移行作業含む)、ネットワーク不具合対応及びソフトの利用方法問合せ対応等を行う。
<新入生向け学生パソコン対応>
新入生パソコン選定、購入案内、購入取りまとめ、配布支援(業者が実施するのを支援)、修理
フローの調整、リカバリイメージの USB メモリ作成及び利用環境設定等を行う。
<パソコンヘルプデスク対応>
パソコンの動作不具合、故障切り分け、修理手続き(修理業者、保険会社との調整)、システム
利用等に関する質問対応、ネットワークトラブル対応及び卒業予定者対応(最終点検の案内、大
学の利用環境の解除作業及びパソコンのリフレッシュ)等を行う
・業務項目
パソコン利用環境調査
教員パソコン対応(新任教員用配布 PC)
教員パソコン対応(教員購入 PC)
職員パソコン対応
新入生向け学生パソコン対応
ヘルプデスク対応
⑤その他作業(工数見込み:110 人日/年)
・業務概要
上記①~④以外の業務となる。主には、以下のような作業となる。
<ガイダンス対応>
年2回(4月、10月)学生への説明を行う(新入生へのパソコン配布案内、学内外の情報ネッ
トワーク利用にあたっての注意喚起等、情報セキュリティ情報提供及びパソコン修理案内等)。
<情報リテラシ(講義)対応>
教員が作成するテキストの内容チェック(ネットワーク利用及びメール等に関すること)、情報
リテラシの講義スケジュールに合わせた学生のパソコン利用スケジュール案内及びリカバリを行
う。また、メール設定等の講義時のサポート(不具合対応及び学生への問い合わせ対応)を行う。
<学内外ホームページ作成支援>
原則、所管課又は所管組織にて指示書を作り、内容を確認の上、業者に作業指示を行う。軽微な
ものについてはページを作成する。頻度は月に数回程度であり、他部署への支援、要件整理及び
業者とのやり取りを行う。また、学外ホームページは2~3年に一度リニューアルがあり、その
際には他部署支援や業者への作業指示を行う。
<マニュアル作成>
本委託業務を行うにあたり、定期的運用マニュアル、各種オペレーションマニュアル及び障害復
旧マニュアル等のマニュアルを整備する。年に1回(年度末想定)、全マニュアルの改版状態の
確認を行うとともに、マニュアルが最新でない場合は改版を行い、委託者に提示する。
<委託者への報告>
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定期的に報告会を実施し、運用業務の状況及び問い合わせ内容などの業務状況を報告する。報告
にあたっては、業務実施内容を報告書としてまとめ、委託者に提出する。報告書は、実施した業
務(業務実績、問い合わせ内容、障害報告及び課題報告など)の内容確認が容易に行える書式で
作成し、業務内容に応じ、計数的な報告及び統計報告を含めるものとする。また、運用状況の分
析及び分析結果による運用・システム改善提案を行う。
・週次報告:週1回程度で、日々の業務における懸案事項、進捗状況及び直近の業務スケジュー
ル等について、打合せを開催する。
・月次報告:1カ月間の業務実績を月間作業報告として作成し、翌月中旬までに提出・報告する。
また、業務実績の報告を行うとともに、懸案事項、業務の改善及び効率化等について協議検討
するための月次報告会を毎月1回実施する。
・業務項目
各種マニュアル類整備
各種統計対応
情報リテラシ対応
ガイダンス対応
オープンキャンパス対応
機材貸出
経路検索システム対応
外部英語テスト対応
学内 Web のメンテナンス
情報メディアセンターWeb ページのメンテナンス
ホームページ技術支援、作成支援
5. 委託業務移行期間
業務開始当初3ヵ月については、業務委託を行うための調査期間とし、工数は 40 人日/年を見
込む。また、続く1年3ヵ月については、委託業務にあたっての移行期間とする。この期間に委
託者側の現担当職員から受託者側の要員に業務の移行を行い、業務開始1年6ヵ月後から本運用
を行う。
6. 業務委託継続可否の判断について
本業務の委託期間は原則5年とするが、当該年度の業務執行状況によって、委託者が業務委託
継続の可否の判断を行うものとする。当該年度の業務執行状況によって、委託者が受託者による
業務継続が困難と判断した場合は、契約期間中にも関わらず、契約を解除することができる。
7. 記載外事項・疑義
本仕様書に記載のない事項および仕様書の記載内容に疑義が生じた場合は、都度協議し誠意を
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持って対応すること。
8. その他
以下に本学の学内情報システムの規模関連情報を示す。
項目
規模
人数
学生数:約 1200 人
教員数:約 60 人
職員数:約 80 人
サーバ台数
約 80 台(仮想環境、アプライアンス含む)
パソコン台数
約 1500 台(学生所有 PC 含む)
情報コンセント数
約 2000 ヵ所
無線 LAN アクセスポイント数
約 100 ヵ所
ネットワークスイッチ数
約 70 台
パソコンサポート(ヘルプデスク
学生向け対応:年間約 1000 件
含む)対応数
教職員向け対応:年間約 500 件
以上
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