解説と解答

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解答&ポイント解説
問題
NO.1
平成26年度第1回運行管理者試験問題(旅客)
解答
ポイント解説
問1 A:7,B:4, 道路運送法第27条(輸送の安全等)
C:6,D:2
問2 1と4
1.運輸規則第48条(運行管理者の業務)第1項②。
2.「アルコール検知器を常時有効に保持すること」。運輸規則第48条(運
行管理者の業務)第1項⑥。
3.旅客自動車運送事業者の業務。運輸規則第38条(従業員に対する指導
監督)第5項。
4.運輸規則第48条(運行管理者の業務)第1項⑱。
問3 4
運輸規則第50条(運転者の遵守事項)。
1.第1項③の2。
2.第1項①。
3.第5項。
4.必ず点検しなければならない。第1項⑧。
問4 3
1.運輸規則第24条(点呼等)第1項
2.運輸規則第24条(点呼等)第2項。
3.車庫が営業所から離れている場合は「やむを得ない場合」に該当しない。
「運輸規則の解釈及び運用」第24条第1項第1号。
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4.運輸規則第24条(点呼等)第3項。
問5 2
事故報告規則第2条(事故の定義)第1項。
1.第1号(転落事故)。
2.10日間の医師の治療のみの傷害のため、報告を要しない。第3号(死傷
事故)。
3.第12号(車輪脱落事故)
。
4.第8号(法令違反事故)。
問6 3と4
1.直ちに列車の運転士に異常を伝え(踏切支障報知装置や非常信号用具
などを用いる)、すみやかに自動車を踏切の外へ移動するよう指導する。
《 指導及び監督の内容 》②。
2.すべての運転者に事業用自動車の構造上の特性を理解するよう指導す
る。《 指導及び監督の内容 》。
3.運輸規則第38条(従業員に対する指導監督)第1項。⇒67P
4.《 適性診断の受診 》④。
NO.2
問題
解答
問7 4
ポイント解説
1.運輸規則第21条(過労防止等)第4項・
「運輸規則の解釈及び運用」第24条。
2.運輸規則第21条(過労防止等)第5項。
3.運輸規則第36条(運転者として選任してはならない者)第1項。⇒25P
4.営業所に備え置くのではなく、運転者に携行させる。運輸規則第28条
の2(運行指示書による指示内容)第1項。
問8 4
1.運輸規則第25条(乗務記録の内容と保存期間)第1項⑦。
2.運輸規則第25条(乗務記録の内容と保存期間)第3項。
3.運輸規則第26条の2(事故の記録)第1項。
4.「運行の終了の日から」。運輸規則第28条の2(運行指示書による指示
内容)第1項・第2項。⇒60P
問9 1と4
1.車両法第15条(永久抹消登録)第1項①。
2.「5日以内」。車両法第35条(許可基準等)第1項・第6項。
3.「変更登録」。車両法第12条(変更登録)第1項。
4.車両法第12条(変更登録)第1項。
問10 A:2,B:2, ア.車両法第47条(使用者の点検及び整備の義務)。
C:1,D:2
イ.車両法第47条の2(日常点検整備)第1項・第2項。
ウ.車両法第48条(定期点検整備)第1項①。
エ.施行規則第32条(整備管理者の権限等)第1項②。
問11 3
1.
「自動車検査証の有効期間の満了する時期」
。車両法第66条(自動車検
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査証の備付け等)第3項。
2.旅客運送用の事業用自動車は、乗車定員に関わらず、初回も含め有効
期間が1年である。初回のみ有効期間が2年とされる自動車は、車両総
重量8トン未満の貨物用自動車(事業用及び自家用)等。車両法第61条(自
動車検査証の有効期間)第1項。
3.車両法第67条(自動車検査証の記載事項の変更及び構造等変更検査)
第1項。
4.自動車検査証は自動車に備え付けておかなければならない。車両法第
66条(自動車検査証の備え付け等)第1項。
問12 3
1.保安基準第41条の3(非常点滅表示灯)・告示の基準。
2.保安基準第29条(窓ガラス)第4項⑥。
3.一般乗用旅客自動車運送事業用自動車には、後方に表示する灯光の色が
白色である社名表示灯を備えることができる。保安基準第42条(その他
の灯火等の制限)・告示の基準2④。
4.保安基準第43条の4(停止表示器材)・告示の基準。
NO.3
問題
解答
問13 3
ポイント解説
道交法施行令第2条(信号機の意味等)。
1.第2項。
2.(赤色の灯火)①・②。
3.すでに右折している車両等(多通行帯道路等通行原動機付自転車及び
軽車両を除く)は、青色の灯火により進行することができることとされて
いる車両等の進行を妨害してはならない。(赤色の灯火)③。
4.(青色の灯火の矢印)。
問14 2
1.「徐行しなければならない」。道交法第36条(交差点における他の車両
等との関係等)第3項。
2.道交法第38条(横断歩道等における歩行者等の優先)第1項。
3.
「あらかじめその前から」、
「徐行しなければならない」。道交法第34条(左
折又は右折)第1項。
4.「当該交差点に入ってはならない」。道交法第50条(交差点等への進入
禁止)第1項。
問15 A:2,B:2, 道交法第66条の2(過労運転に係る車両の使用者に対する指示)
C:1,D:1
問16 1と4
道交法第71条(運転者の遵守事項)第1項。
1.④の3。
2.
「一時停止し、
その歩行を妨げないようにすること」
。②。
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3.「徐行すること」。③。
4.②の2。
問17 2
1.道交法施行令第11条(一般道路の最高速度)第1項。
2.車両総重量が2,000キログラム以下の車両をその車両の車両総重量の3
倍以上の車両総重量の車両でけん引する場合は時速40キロメートルだが、
それ以外の場合は時速30キロメートル。道交法施行令第12条(最高速度
の特例)第1項②。
3.道交法施行令第27条(高速道路の最高速度)第1項①。
4.道交法第75条の4(最低速度)第1項・道交法施行令第27条の3(高
速道路の最低速度)第1項。
問18 2
1.労基法第35条(休日)第1項・第2項。
2.「労働時間に応じ」。労基法第27条(出来高払制の保障給)。
3.労基法第39条(年次有給休暇)第1項。
4.労基法第36条(時間外及び休日の労働)第1項。
問19 1
1.「総日数」
。労基法第12条(平均賃金の定義)第1項。
2.労基法第91条(制裁規定の制限)第1項。
3.労基法第15条(労働条件の明示)第1項・第2項。
4.労基法第37条(時間外、休日及び深夜の割増賃金)第4項。
NO.4
問題
解答
ポイント解説
問20 A:1,B:2, 改善基準第5条第1項④。
C:1,D:1
問21 2
1.改善基準第5条第2項。
2.「2週間及び1ヵ月以上3ヵ月以内」。改善基準第5条。第4項。
3.改善基準第5条。第3項①。
4.改善基準第5条。第5項。
問22 2と4
改善基準第5条第1項④。
1.52週間の運転時間が1,988時間で、延長できる運転時間の44時間を超え
る区分はないが、運転時間が40時間を超える区分が4区分を超えているた
め、改善基準違反となる。
2.運転時間が40時間を超える区分が4区分(16週間)を超えておらず、
52週間の運転時間が2,024時間であり、かつ、延長できる運転時間44時間
を超える区分もないため、改善基準に適合している。
3.運転時間が40時間を超える区分が4区分(16週間)を超えておらず、かつ、
52週間の運転時間が2,080時間を超えていないが、延長できる運転時間の
44時間を超える区分があるため、改善基準違反となる。
4.運転時間が40時間を超える区分が4区分(16週間)を超えておらず、
52週間の運転時間が2,048時間であり、かつ、延長できる運転時間44時間
を超える区分もないため、改善基準に適合している。
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問23 3
改善基準第2条第1項②。
1日目:拘束時間10時間(始業8時∼終業18時)
2日目:拘束時間12時間(11時間(始業9時∼終業20時)+翌日1時間)
3日目:拘束時間13時間(12時間(始業8時∼終業20時)+翌日1時間)
4日目:拘束時間13時間(始業7時∼終業20時)
問24 適-2と3
不適-1と4
1.不適 :報告を受けた後、すみやかにタイヤを交換しなければならない。
車両法第47条の2(日常点検整備)第3項。
4.不適 :点呼は、運行上やむを得ない場合を除き、対面で実施すること
が基本。運輸規則第24条(点呼等)第1項。
問25 適-2と4
不適-1と3
1.不適 :補助者は、運行管理者の履行補助を行う者であって、代理業務
を行える者ではない。
3.不適 :点呼記録表は、点呼を行った日に点呼を行った者が所定の事項
を記録することが原則である。
問26 適-2と3
不適-1と4
1.不適 :転覆事故は自動車事故報告書を提出しなければならない。事故
報告規則第2条(事故の定義)第1項第1号(転覆・転落・火災・鉄道
事故)・事故報告規則第3条(報告書の提出)第1項。
4.不適 :交替者が当初の運行計画を終了しても、自動車事故報告書を提
出しなければならない。事故報告規則第2条(事故の定義)第1項第9
号(疾病事故)・事故報告規則第3条(報告書の提出)第1項。
NO.5
問題
解答
問27 適-1と2と4
不適-3
問28 適-1と2
不適-3と4
問29 ア-19m
イ-3m
ポイント解説
3.不適 :事業者が状況を的確に把握し、必要な指示を行い、必要な措置
を講じる。運輸規則第48条(運行管理者の業務)第1項②。
3.不適:「半径が2分の1になると遠心力の大きさが2倍」。
4.不適:「速度の二乗に比例して」、「速度が3倍になると9倍」。
問 29 ア.時速から空走距離を求め、時速を秒速に変換する。1時間は
3600秒である。
36km/h =36×1000m ÷3600秒=10m/s ⇒10m
空走距離+制動距離=10m +9m =19m となる。
イ.A自動車とB自動車のそれぞれの停止距離を求める。
A自動車の停止距離は19m。B自動車のブレーキ・ペダル踏み込み時
を基準点とすると、B自動車はそこから7m進んで停止する。一方、A
自動車は19m進んで停止する。停止時のA自動車とB自動車の車間距離
は(15m +7m)−19m=3m となる。
問30 適-1と3
不適-2
1.適:往路の拘束時間は15時間15分(7時間35分+7時間40分)となる。
復路の拘束時間は7時間40分となる。したがって、1日についての拘束
時間に違反していない。
2.不適 :夜間ワンマン運行の一運行の運転時間は「配置基準」に定める
限度を超えていないが、一運行の実車距離が「配置基準」の400km を超
えているため不適切となる。
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3.適 :往路の実車運行区間の途中における休憩は、30分+1時間30分運
行した後に20分休憩、2時間運行した後に20分休憩、1時間+30分運行
した後に降車しているため、実車運行区間の途中における休憩の確保は、
「配置基準」に違反していない。
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