BladeCenter HX5 (7873) + MAX5 2 (88Y6128)

BladeCenter HX5 (7873) + MAX5 2 (88Y6128) - Windows
Server 2012 / 2012 R2 導入ガイド
2015-04
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お願い
ここに記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に、<当ガイドをご利用になる前に>の事項を
必ずご確認ください。
2
当ガイドをご利用になる前に
当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的とし
て作成しました。詳細につきましては、URL(http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/)の利用条件をご参照
ください。
当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社 および Lenovo Enterprise
Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであ
り、LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。
当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同
様な結果が得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。
お客様自身の環境にこれらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってく
ださいますようお願いいたします。
Copyright 2015 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社
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INDEX
1. 導入前の作業
1.1 必要となるコンポーネント
1.2 uEFI/BIOS バージョンの確認方法
1.3 メモリの増設
1.4 CPU の取り付け
1.5 ハードディスクの取り付け
1.6 I/O 拡張カードの取り付け
1.7 デバイス・ドライバの用意
1.7.1 デバイス・ドライバの入手
1.8 HX5 MAX5 2 for BladeCenter の接続
2. OS の導入
2.1 RAID の構成
2.1 Windows Server 2012 の導入
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1. 導入前の作業
当ガイドは、ServerGuide を使用しないで Windows Server 2012 を フルインストール オプション を選
択して導入する手順を記述しています。
ServerGuide を使用しないで Windows Server 2012 R2 を導入する場合についても補足しています。
※MAX5 を使用しない構成の場合は、以下の導入ガイドを参考にしてください。
BladeCenter HX5 (7873) - Windows Server 2012 / 2012 R2 導入ガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-018ED55
【電源投入の前にお読みください!】
BladeCenter HX5 をシャーシ搭載後に初めて電源を投入する場合、内部を初期化するために約 2 分間
が必要です。(環境などにより時間の誤差はあります。)初期化完了後 より電源を投入することが可能
になります。次回以降の起動では、HX5 への電源供給が途絶えない限り、この初期化は不要です。
1.1 必要となるコンポーネント
導入には以下のメディア、およびソフトウェアが必要になります。
OS 導入前に用意が必要なもの
(1) Windows Server 2012 DVD(または Windows Server 2012 R2 DVD)
1.2 UEFI/BIOS、AMM バージョンの確認方法
(1)管理 PC にて Web ブラウザを起動、アドレス欄に AMM の IP アドレスを入力し AMM にアクセスしま
す。
(2)AMM にログイン後、左枠の Monitors - Firmware VPD の順にクリックします。
(3)BladeCenter Firmware Vital Product Data 画面が開くので、 Blade Firmware Vital Product Data をク
リックします。
(4)Blade Server の一覧が表示されるので、HX5 を装着した Blade Bay 番号に表示されている、システム
FW(uEFI)/BIOS、Blade Sys Mgmt Processor(IMM)のバージョンを確認してください。
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(5)同様に BladeCenter Firmware Vital Product Data - Management Module Firmware Vital Product
Data をクリックし、AMM のバージョンを確認してください。
※BladeCenter HX5 の UEFI と IMM のバージョンについて別の確認方法として、電源 ON 後、IBM
System x のロゴが表示されるので、<F1>キーを押下して「Setup Utility」を起動し(画面下に「<F1>
Setup」と表示される前に以下の IBM System x のロゴが表示される時点で<F1>キーを押下する事が可
能です)、System Information を選択し<Enter>キーを押し Product Data を選択し<Enter>キーを押下す
る方法もございます。
1.3 メモリの増設
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BladeCenter HX5 は最大 16 枚のメモリーを搭載可能です。
BladeCenter HX5 にメモリーを導入する場合、各ペアに異なるサイズの DIMM も装着可能ですが、同ス
ピードの DIMM を装着してください。
1CPU の場合、DIMM 1~8 に、2CPU 構成の場合、DIM1~16 に装着可能です。
BladeCenter HX5 のメモリー・コントローラーは全てのサポートされるメモリー・オプションで Chipkill とな
ります。
メモリー・スピードは、プロセッサーのメモリー同期クロックに依存します。
詳細につきましては、システムガイドを参考にしてください。
BladeCenter HX5(7873)
http://www.ibm.com/systems/jp/x/system/guide.shtml
1.4 CPU の取り付け
2-way SMP 構成をサポートしています。
現在取り付けられているマイクロプロセッサーと同じキャッシュ・サイズとタイプ、同じクロック・スピード、
および同じ内部と外部のクロック周波数(システム・バス・スピードを含む) のものを必ず取り付けてくだ
さい。
1.5 SSD の取り付け
BladeCenter HX5(7873)は、最大 2 台の 1.8 型 Non Hot Swap Solid State Drive(以後、SSD と称
す)を導入可能です。
SSD を導入する為には、SSD 拡張カード(46M6908)が必要です。
1.6 I/O 拡張カードの取り付け
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ブレード・サーバーに I/O 拡張カードを追加することで、ブレード・サーバーにネットワーク/ストレージ
通信の為の追加接続機能が装備されます。
各 I/O 拡張カードには、対応するスイッチ・モジュールを BladeCenter シャーシのスイッチ・モジュー
ル・ベイに搭載する必要があります。
組み合わせの詳細につきましては、システムガイドをご参照ください。
システムガイド
http://www.ibm.com/systems/jp/x/system/guide.shtml
※メモリを含む、各オプションの取り付けに関しましては、お手持ちの 「BladeCenter HX5 Type 7873
7872 1909 Documentation」に収録されている「BladeCenter HX5 Type 7873 7872 1909 Installation and
User’s Guide」を
ご参照ください。また、上記のガイドは Web 上に公開されております。
BladeCenter HX5 Type 7873、7872、1910 および 1909 インストールおよびユーザーズ・ガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd10.nsf/jtechinfo/SYM0-00687AA
1.7 デバイス・ドライバの用意
BladeCenter HX5 の各コンポーネントに対しては、基本的に Windows Server 2012 または Windows
Server 2012 R2 が標準で持つドライバーが適用されます。したがって、BladeCenter HX5 への Windows
Server 2012 / 2012 R2 の導入にあたって、事前にデバイス・ドライバーをご用意いただく必要はありま
せん。
ただし、Windows Server 2012 / 2012 R2 がドライバーを持たないオプション製品を BladeCenter HX5 に
搭載されている場合は、Windows Server 2012 / 2012 R2 導入後にそれらオプション製品に対して別途
ドライバーを適用する必要があります。
また、既にインストールされているデバイス・ドライバーに関しても、Web 上に最新のものが存在した場
合は、更新されることをお勧めいたします。
1.7.1 Web からダウンロードするデバイス・ドライバーの作成方法
下記のいずれかのサイトにアクセスし、上記デバイス・ドライバをダウンロードしてください。(上記よりも
新しいバージョンが出ている場合はそちらをダウンロードしてください。)
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・ 日本 IBM のサイト
下記サイトの「ダウンロード・ファイル」のリンクをクリックしてください。
System x 各機種に関連するデバイスのドライバやファームウェアの最新版等をダウンロードできます。
http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/tech/
・ 米国 IBM のサイト
下記サイトから System x 各機種に関連するデバイスのドライバやファームウェアの最新版等をダウン
ロードできます。
Fix Central
http://www.ibm.com/support/fixcentral/
BladeCenter HX5 の場合は、以下のように逐次、項目を選択して[次へ進む]ボタンを押していきます。
製品グループ:
[BladeCenter]
[BladeCenter HX5]
[7873]
オペレーティング・システム:
[Windows Server 2012]または [Windows Server 2012 R2]※1
※1…ご利用の機種や OS に合わせて選択してください。
次のページではダウンロード方法を変更できます(デフォルトは HTTP です)。 必要に応じて変更し「次
へ進む」をクリックします。
次のページでは、ダウンロードを行いたい項目すべてにチェックを入れます。選択が終わっ たら、画面
最下部の「次へ進む」をクリックします。My IBM のログインとパスワードの入力画面が表示された場
合は入力し、「送信する」をクリックします(My IBM に登録していない場合は必要に応じて登録をします)。
ダウンロードを行いたいファイルをクリックしてダウンロードを行います。
ダウンロードしたファイルが、ZIP 形式で圧縮されている(拡張子が.zip になっている)場合、ファイルを
ダブルクリックして展開してください。
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CD イメージである(拡張子が.iso になっている)場合は、お手持ちの PC についている CD-R ドライブに
対応し、かつ iso image を書き込み可能なライティングソフトにて CD を作成してください。
※詳細についてはライティングソフトの供給元にお問い合わせください。
Fix Central の使用方法詳細については、Fix Central 使用ガイドをご参照ください。
Fix Central 使用ガイド
http://www.ibm.com/software/jp/support/fixcentral/
また、ドライバーやファームウェアを更新する場合、UpdateXpress System Pack Installer(UXSPI)を利用
することで一括して更新することができます。
UpdateXpress System Pack Installer の使用方法の詳細については、下記のガイドをご参照ください。
System x BladeCenter UpdateXpress System Pack Installer ガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/SYJ0-02FE011
1.8 HX5 MAX5 2 for BladeCenter の接続
BladeCenter HX5(7873)に HX5 MAX5 2 for BladeCenter(88Y6128) を接続してください。
HX5 MAX5 2 for BladeCenter(88Y6128) を接続するには HX5 MAX5 1 ノード スケーラビリティキット
(59Y5877)をご用意いただく必要があります。
接続手順につきましては、下記のサイトをご参照ください。
BladeCenter HX5(7872) - HX5 MAX5 for BladeCenter の接続手順
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-00467B1
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2. OS の導入
2.1 RAID の構成
SSD 拡張カード(46M6908)には、LSI 1064E コントローラーが搭載されております。
BladeCenter HX5 (7873) では OS のインストールを行う前に RAID の構成を行う必要があります。
OS の導入前の RAID の構成は、POST 時の「LSI Logic MPT Setup Utility」の設定ツールを起動して行
う必要があります。
ご利用になられる RAID コントローラによって、構成を行うための設定ツールが異なります。それぞれの
環境にあわせて構成を実施してください。
当ガイドでは LSI 1064E コントローラでの RAID 1 構成を、「LSI Logic MPT Setup Utility」で行います。
ここでは LSI Logic MPT SCSI Setup Utility と BladeCenter HX5(7873) オンボード SAS RAID コントロー
ラの RAID 機能を使用して構成を行っております。
1. BladeCenter HX5(7873)の電源をオンにし、「Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility」と
メッセージが出てきたら<Ctrl>キーと<C>キーを同時に押します。
※Ctrl-c が POST で表示されない場合は、HX 5 を再起動し、POST で<F1>キーを押して uEFI の
「Boot Manager」から「Legacy only」を一時的に boot の優先順位を上げて
uEFI を終了し、POST で<F1>キーは押さず、「Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility」のメ
ッセージが表示され、<Ctrl>キー +< C>キーが押せるか確認します。
(「Legacy only」の設定は RAID アレイを作成後 uEFI の「Boot Manager」から取り除く事は可能です)。
<注意!> 「Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility」のメッセージが表示されない場合
この場合、以下の手順で「Boot Manager」にて「Legacy only」の優先順位を一時的に上げます。
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1-1.
BladeCenter HX5(7872/7873)の電源を ON にします。
1-2.
IBM System x のロゴが表示され、しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示されたら、<F1>キー
を押して「System Configuration and Boot Management」を起動します。
1-3.
「Boot Manager」を選択して、<Enter>キーを押します。
1-4.
「Add Boot Option」を選択して、<Enter>キーを押します。
1-5.
「Legacy Only」を選択して、<Enter>キーを押します。
1-6.
<ESC>キーを押して、「Boot Manager」の画面へ戻ります。
1-7.
「Change Boot Order」を選択して、<Enter>キーを押します。
1-8.
表示された既存の「Boot Order」を選択して、<Enter>キーを押します。
1-9.
「Legacy Only」を最上位へ移動させます。移動させたのち、<Enter>キーを押します。※Shift + <
~(波ダッシュ) >キーで、選択したデバイスを上位に移動できます。
1-10. 「Commit Changes」を選択して、<Enter>キーを押します。
1-11. <ESC>キーを押して、「Boot Manager」の画面へ戻ります。
1-12. 「Reset System」を選択して、<Enter>キーを押して、システムを再起動します。
1-13. 「Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility」とメッセージが出てきたら<Ctrl>キーと
<C>キーを同時に押します。
※RAID の構成後、必要でなければ「Legacy only」は「Boot Manager」から削除できます。
通常、windows Server 2012 / 2012 R2 は、BladeCenter HX5 (7872/7873) に対して uEFI モードで導入
されます。
しかし、上記手順で「Legacy Only」の優先順位を上げている場合は、BIOS モードで導入されます。
2. 「LSI Logic MPT Setup Utility」という画面が出てきたら「SAS1064E」を選択し、<Enter>キーを押しま
す。
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3. 「Adapter Properties – SAS1064E」の画面で「RAID Properties」を選択し、<Enter>キーを押します。
4. 「Create IM Volume」、「Create IME Volume」、「Create IS Volume」のいずれかを選択し、<Enter>キ
ーを押します。
ここでは SSD 2 個で RAID1 の構成にするために、「Create IM Volume」を選択します。
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5. 「Create New Array – SAS1064E」 の画面から RAID 構成をしたい SSD に対して RAID Disk の列の
「No」を選択し<スペース>キー、<+>キー、もしくは<->キーを押してください。ここでは Slot Num 0, Slot
Num 1 の 2 つの SSD に対して RAID1 を構成をします。
6. 以下の画面がでてきましたら、<D>キーを押して、SSD に残っているデータを上書きしてください。そ
の際、「WARNING! Data was found on the selected disk, this data will be lost when the array is created!
Choose Discard configuration on Cancel Exit on the next screen to abort」とメッセージが表示される場
合は、<Enter>キーを押します。
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7. Slot Num 0 が「Yes」に変わったことを確認し、Slot Num 1 に対しても「No」を選択し、<スペース>キー、
<+>キー、もしくは<->キーを押します。
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8. Slot Num 0 も Slot Num 1 も RAID Disk が「Yes」になっていることを確認して<C>キーを押してアレイ
を作成します。
9. 「Save changes then exit this menu」を選択し、<Enter>キーを押します。
10. 再度表示される「Adapter Properties」の画面から「RAID Properties」を選択、<Enter>キーを押し、
更に次の画面で「View Existing Array」を選択、<Enter>キーを押します。
以下のように Slot Num 0 と Slot Num 1 の SSD の Drive Status が Primary/Secondary と表示され、
RAID1 の構成がされていることを確認したら<Esc>キーを 3 回押して、 「View Array」、「Adapter
Properties」、「Adapter List」それぞれの画面を終了します。
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11. 以下の画面になったら”Exit the Configuration Utility and Reboot”を選択、<Enter>キーを押し、
「LSI Logic MPT Setup Utility」を終了します。
以上で LSI 1064E コントローラでの RAID の構成は終了です。
続けて「2.2 Windows Server 2012 の導入」を開始します。
2.2 Windows Server 2012 の導入
ここでは Windows Server 2012 の DVD メディアを使用して、導入を行っております。
※Windows Server 2012 R2 を導入する場合も、同様の手順となります。
HX5 のファームウェアは uEFI に準拠しているため、uEFI に対応している Windows Server 2012 / 2012
R2 を導入する際、通常は uEFI モードで導入されます。
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また、HX5 は、起動時に uEFI モードで起動できるデバイスを最初に検索します。
uEFI モードで起動できるデバイスがなかった場合に、改めて BIOS モードで起動できるデバイスを検索
します。
したがって、Windows Server 2012 / 2012 R2 を BIOS モードで導入する場合は、最初に BIOS モードで
起動できるデバイスを検索するよう、HX5 の設定を変更してください。
この設定は、uEFI 上の設定画面にて行うことができます。設定方法については、以下のヒント集をご参
考ください。
Windows Server 2012 の導入における uEFI モードと BIOS モードの違いについて
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-00E1069
1.BladeCenter シャーシのメディアトレイを HX5 に割り当てたのち、サーバー本体の電源を投入し、直ち
に Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアを DVD-ROM ドライブに挿入し、DVD メディアから
ブートします。
しばらくすると、起動デバイスの選択画面「Boot Devices Manager」が表示されます。
【uEFI モードで導入する場合】
[Legacy Only]にチェックが入っていないことを確認してから、Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メ
ディアが挿入された[CD/DVD]ドライブを選択して、<Enter>キーを押してください。
続けて「Press any key to boot from CD or DVD ...」と表示されますので、<Enter>キーなどを押すと
Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアからブートします。
※当ガイドでは、uEFI モードで導入を行っております。
【BIOS モードで導入する場合】
[Legacy Only]を選択して、<Enter>キーを押してください。
続けて「Press any key to boot from CD or DVD ...」と表示されますので、<Enter>キーなどを押すと
Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアからブートします。
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2.「Windows のインストール」画面が表示されるまでお待ちください。画面が表示されたら、言語とその
他の項目を選択して[次へ]ボタンを押してください。
※ここでは、初期設定のまま導入を行います。
「インストールする言語」 :日本語(日本)
「時刻と通貨の形式」 :日本語(日本)
「キーボードまたは入力方式」 :Microsoft IME
「キーボードの種類」 :日本語キーボード(106/109 キー)
3.「今すぐインストール」のメッセージが表示されます。メッセージ部分をクリックしてください。
4.プロダクト キーの入力画面が表示されます。プロダクト キーを入力して[次へ]ボタンを押してくださ
い。
5.インストールする Windows の選択画面が表示されます。 購入したエディションが正しく表示されてい
るを確認し、Server Core インストール、GUI 使用サーバーのいずれかを選択して[次へ]ボタンを押し
てください。
6.「マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項」が表示されます。内容を確認の上、「同意します」にチェ
ックを入れて[次へ]ボタンを押してください。同意できない場合にはインストールはできません。
7.インストールの種類の選択画面が表示されますので、「カスタム: Windows のみをインストールする」
を選択してください。
8.「Windows のインストール場所の選択画面が表示されます。
この段階ではパーティションが作成されていないので、インストール可能なパーティションの作成を行い
ます。「ドライブ 0 の割り当てられていない領域」を選択して[ドライブ オプション]ボタンを押し、続けて
[新規]ボタンを押してください。
※Windows Server 2012 R2 の場合は[ドライブオプション]ボタンは表示されません。そのまま[新規]ボタ
ンを押してください。
※認識順などによっては、必ずしもドライブ 0 とならない場合があります。その場合は適宜読み替えて
ください。
9. 作成するパーティションのサイズを入力して[適用]ボタンを押してください。※作成したパーティション
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とは別に、システムが使用するパーティションも作成されます。
10.作成したパーティションを選択して、[次へ]ボタンを押すと、インストールが開始されます。インストー
ル中に数回、自動的に再起動されます。インストールが完了するまでしばらくお待ちください。
11.インストール完了後、最初にログオンする前にパスワードを設定する必要があります。画面の指示
に従って、Administrator のパスワードを設定してください。
12.コンピューター名やネットワークの設定などは、自動的に行われています。これらの変更が必要な場
合、以下の方法で行うことが可能です。
・Server Core インストール環境の場合
サインイン(ログオン)後に、「コマンド プロンプト」が表示されます。
現在のコンピューター名は"hostname"コマンド、ネットワーク設定は"ipconfig"コマンドで、それぞれ確
認することができます。
コンピューター名の変更やネットワークの設定、OS の再起動や停止などは、メニュー形式の
「SCONFIG ユーティリティ」 から行うことが可能です。
「SCONFIG ユーティリティ」は、<コマンド プロンプト>にて"sconfig"コマンドを実行することで起動する
ことが出来ます。
(参考)Sconfig.cmd による Server Core サーバーの構成
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj647766.aspx
・GUI 使用サーバー環境の場合
サインイン(ログオン)後に、「サーバー マネージャー」が表示されます。
コンピューター名の変更やネットワークの設定、OS の再起動や停止などは、「サーバー マネージャー」
の<ローカルサーバー>の項目にて行うことができます。
(参考)ローカル サーバーとサーバー マネージャー コンソールの管理
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj134147.aspx
以上の手順で Windows Server 2012、または Windows Server 2012 R2 のセットアップ が完了しました。
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<参考!> 導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 の Edition を確認する方法について
導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 の Edition については、以下の方法で確認することができま
す。
・Server Core インストール環境の場合
「コマンドプロンプト」や「Windows PowerShell」にて、"systeminfo"コマンドを実行して OS 名を確認してく
ださい。
「Microsoft Windows Server 2012 Datacenter」などと 表示されることで、OS が正しく導入されたことを
確認できます。
・GUI 使用サーバー環境の場合
「サーバー マネージャー」を起動て、<ツール> - <システム情報>の OS 名を確認してください。
「Microsoft Windows Server 2012 Datacenter」などと 表示されることで、OS が正しく導入されたことを
確認できます。
<参考!> 導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 が、uEFI/BIOS モードのどちらで導入されているの
かを確認する方法について
導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 が、uEFI/BIOS モードのどちらで導入されているのかについ
ては、以下の方法で確認することができます。
・Server Core インストール環境の場合
「コマンドプロンプト」や「Windows PowerShell」にて、以下の方法で確認できます。
1."diskpart"コマンドを実行します。
2."list disk"コマンドを実行して、OS が導入されているディスクの GPT の項目を確認します。それぞれ
以下のとおりです。
「*」と表示されている場合は、uEFI モード。
「 」(空白)になっている場合は、BIOS モード。
確認したら、"exit"コマンドを実行して"diskpart"を終了します。
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・GUI 使用サーバー環境の場合
「サーバー マネージャー」より、以下の方法で確認できます。
1.「サーバー マネージャー」を起動して、<ツール> - <コンピューターの管理>を開きます。
2.<ディスクの管理>の項目を開き、Windows Server 2012 / 2012 R2 が導入されたディスクを右クリックし
てプロパティを開きます。
3.<ボリューム>タブを開いて[パーティションのスタイル]の項目を確認します。それぞれ以下のとおりで
す。
「GUID パーティション テーブル (GPT)」と表示されている場合は、uEFI モード。
「マスター ブート レコード (MBR)」と表示されている場合は、BIOS モード。
以上
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