土木部 - 福井県

「福井ふるさと元気宣言」推進に関する政策合意
私は、知事 の政 策 スタッ フと して、
「 福井ふ るさ と元気 宣 言」に掲 げら れた
政策等 を実 現す るた め、次 に掲 げる 施策 ・事業 につ いて 重点 的に実 施す るこ
とを西 川一 誠知事 と 合意し ます 。
平成 2 8 年 4月
福 井 県知 事
土 木 部 長
西
川
辻
一
誠
義
則
28 年 度 目 標 ( 30 年 度 目 標 )
28年度の施策
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美 しい 県土、 楽 しく便 利な まちの 形 成
◇高速 交通 ネット ワ ークの 完結 促進 【 部 局連携 】
○中部 縦貫 自動車 道 の整備 促進
・永平寺 大野 道路 に ついて は、永 平寺 ~ 上志比 間の 工事促 進 を国に 要請
し 、平 成2 8年度 内 の 確実 な 全 線開通 を 目指し ます 。
・大野油 坂道 路に つ いては、北陸 新幹 線 敦賀開 業に 合わせ た 全線開 通を
国に強 く要 請しま す 。
・大野油 坂道 路の 大 野東~ 和泉 間につ い ては、今 年度 内に 用 地取得 を完
了し 、平 成29 年度 の荒島 第2 トンネ ル(仮 称 )工事 の着 手 を国に 要
請 し、 早期 整備を 目 指しま す。
・大野油 坂道 路の 和 泉~油 坂間 につい て は、残る 用地 取得 を 進める とと
もに取 得が 完了し た 区間の 工事 着手を 国 に要請 し 、早期 整備 を目指 し
ま す。
・大野油 坂道 路の 大 野~大 野東 間につ い ては、平 成2 9年 度 の用地 取得
着手に 向け て、幅 杭 打設な ど用 地測量 の 促進を 国に 要請し 、早期整備
を目指 しま す。
1
○若狭 さと うみハ イ ウェイ の機 能強化
・舞鶴西 ~敦 賀間 の 4車線 化を 国と高 速 道路株 式会 社に要 請 し、早期 着
手を目 指し ます。
・平成2 8年度 供用 予定の 敦賀 南スマ ー トイン ター チェン ジ と平成 29
年 度 供 用 予 定 の 三 方 P A ス マ ー ト イ ン タ ー チ ェ ン ジ (仮 称 )の 整 備 促
進を国 と高 速道路 株 式会社 に要 請し、 早 期供用 を目 指しま す 。
・県内外のイベントにおいて時間短縮効果などの利便性向上の情報発信
を行い 、若 狭さと う みハイ ウェ イの利 活 用促進 を図 ります 。
◇道路 ・港 湾の重 点 整備と 利用 促進 【 部 局連携 】
○主要 道路 ・県境 道 路の整 備
・県 民の 安全と 利便 性、地元 や市町 の協 力体制 など も考慮 し 、優 先度 を
つ けて 計画 的に整 備 を進め 、永平寺 大野 道路の 平成 28年 度 全線開 通
に合わ せた 勝山イ ン ター線 など のアク セ ス道路 等を 供用し ま す。
( 平 成 27 年 度 1 箇 所)
5 箇所 累計 6 箇所( 4 年間計 13 箇 所)
・福井港 丸岡 イン タ ー連絡 道路 につい て は、用地 測量 およ び 用地取 得を
進め、 事業 の推進 を 図りま す。
・北陸新 幹線 と一 体 的に整 備す る福井 森 田丸岡 線に ついて は 、新九頭 竜
橋( 仮称 )の 下部 工 事およ び中 藤島地 区 、森 田地 区の道 路工 事を進 め
ま す。
・北 陸新幹 線の 南 越駅( 仮称)と国 道 8号を 、敦賀 駅と 国 道8号 バイパ
スをそ れぞ れ結ぶ ア クセス 道路 につい て は、整備 に向け 事業 化の準 備
を進め ます 。
・国 道8 号福井 バイ パスの 整備 につい て は、工事 促進を 国に 要請し 、福
井 しあ わせ 元気 国 体 までの 供用 を目指 し ます。
・国道 8号 敦賀市 田 結~南 越前 町大谷 間 バイパ ス等 の整備 に ついて は 、
概略ル ート の検討 等 を 国に 要請 し、早 期 着手を 目指 します 。
・県境道 路 で ある 国 道41 7号 冠山峠 道 路につ いて は、岐 阜 県とと もに
工事促 進 を 国に要 請 し、早 期完 成を目 指 します 。
2
○敦賀 港・ 福井港 の 機能強 化と 貿易拡 大
・敦賀港鞠山南国際ターミナルの第2期工事を促進するため、新幹線
工事な どの 建設発 生 土を利 用し た埋立 工 事 を進 めま す。
・敦賀港 鞠山 南地 区 の岸壁 整備 につい て は、 国と 港湾 利用 者 を含め た 検
討 会を 開催 し事業 計 画の熟 度を 高め 、直 轄事業 とし ての 早 期 採択を 目
指 しま す。
・敦賀港 におい て 就 航が期 待さ れる 大 型 外国客 船の 安全な 入 出港 を 確保
するた めに 必要な 防 舷材や 係船 柱の整 備 を実施 しま す。
・九頭竜 川から の流 入土砂 対策 として 福 井港 北 防砂 堤の 工 事 に着手 しま
す。
◇電車 ・バ ス・自 転 車の利 活用 拡大【 部 局連携 】
○福鉄 ・え ち鉄の 高 機能化
・えちぜ ん鉄道 高架 化事業 につ いて 福 井 しあわ せ元 気 国体 ま での完 成を
目指し、高架 橋工 事 を進め ると ともに 、仮線運 行に 伴い5 か 所の交差
道路に つい て順次 通 行可能 とな るよう 整 備を進 めて いきま す 。
○自転 車ネ ットワ ー ク の計 画的 整備・ 延 伸
・観光拠 点や眺 望ポ イント をめ ぐる道 路 に 自転 車マ ークな ど の 路面 標示
を行い 、 サ イクリ ン グコー スの ネット ワ ーク化 を進 めます 。
( 平成 27 年 度 31 ㎞ 増 累計 189km )
21km 増
2
累計 210km(累計 258km)
原 子力 ・エネ ル ギーの 確か な将来 展 望と地 域振 興
◇「安 全最 優先」 の 原子力 行政 【部局 連 携】
○原子 力災 害制圧 道 路等の 整備 促進
・新 たに 舞鶴野 原港 高浜線 ( 高浜町 神野 ~難波 江間 )の 工事 に着手 する
ととも に 、佐田 竹波 敦賀線 のト ンネル( 美浜町 北田 ~乙見 谷 間)と音
海中津 海線 のトン ネ ル(高浜 町音 海~ 田 ノ浦間)の掘 削工 事 の完了を
目指し ます 。
3
3
日 本一 の安全 ・ 安心 ( 治安 充実か ら 治安万 全へ )
◇あら ゆる 災害対 応 を迅速 第一 【部局 連 携】
○除雪 対策 の徹底
・パト ロール 、支 障 木の事 前伐 採、国 、高速道 路株 式会社 等 との情 報共
有のた めの 会議の 開 催およ び現 地での 想 定訓練 など 、こ れま での大 雪
時の課 題 に 対する 除 雪対策 を1 1月ま で に進め ます 。
・交通 の要 所であ る 敦賀市 ~越 前市間 の 高速道 路お よび国 道 におい て 、
除雪体 制の 充実・ 強 化を図 りま す。
・緊 急医 療施設 周辺 道路 、最 重点除 雪路 線、緊急 輸送道 路な どにつ いて
順 次消 雪施 設を 整 備 します 。(平成 27 年 度 6 ㎞ 増 累計 349 ㎞)
3 ㎞増
累計 352 ㎞(累計 359 ㎞ )
○ イン フラ 施設 の 長 寿命化 対策
・定期 的な 点検結 果 に基づ き 橋 梁、ト ン ネル、 ダム 、河川 の 排水機 場 、
砂 防施 設、下 水道 施 設、港 湾施設 など の 維持・補修を 行い 、 長寿命化
対策を 進め ます。
・炭素繊 維大 手企 業 との共 同研 究によ り 、 強くて 軽い 補強 部 材を用 いた
橋梁補 強技 術 の開 発 を支援 しま す。
○足羽 川ダ ムの建 設 促進
・足 羽川 ダムに つい ては 、ダ ム本体 掘削 に向け て 、平成 30 年度ま でに
工事用 道路 と仮排 水 路トン ネル を完成 す るよう 国に 強く要 請 し、平 成
38年 度の 完成を 目 指しま す。
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○河川 の災 害対策
・河内川 ダム につ い ては、本 体コ ンク リ ート打 設を 進め る と ともに 小水
力発電 施設 の工事 に 着手し ます 。
・吉 野瀬 川ダム につ いては 、用地取 得を 進める とと もに 、付 替えの 必要
な県道 武生 米ノ線 の 整備を 進め 、事業 の 推進を 図り ます。
・近年に 浸水被 害が 発生し た区 間や 想 定 氾濫区 域内 に家屋 が 集中し てい
る区間 など を 重点 的 に整備 しま す。( 平 成 27 年度 990m 増 )
1,200m 増
累計 2,190m(4 年 間計 3,500m)
・迅速な 住民 避難 に つなが る情 報提供 を 行うた め、 洪 水に よ り甚大 な浸
水被害 が生 じるお そ れのあ る河 川に 監 視 カメラ を増 設 しま す 。
( 平 成 27 年 度 2 箇 所増 累計 18 箇 所 )
2 箇所増
累計 20 箇 所(累計 25 箇所 )
○土砂 災害 対策 の 推 進
・土砂 災害 警戒区 域 におい て 土 砂災害 か ら保全 する 人口 を 増 やすた め 、
砂防堰 堤や 急傾斜 地 崩壊対 策施 設など の 整備を 進め ます。
( 平 成 27 年 度 268 人増 累計 35,590 人)
210 人増
累計 35,800 人(累計 36,500 人)
・迅速な住民避難につなげるため、地域ごとの詳細な防災情報を提供
すると とも に、市町 と連携 し土 砂災害 を 想定し た避 難訓練 を 継続し て
実施し ます 。
・防災意 識の 向上 の ため、住 民を 対象 と した土 砂災 害講習 会 や小学 生を
対象と した 防災出 前 授業を 開催 します 。
○空き 家対 策 の強 化
・中古住 宅の 流通 を 促進す るた め、ふ く い 空き 家情 報バン ク への登 録 を
促しま す。( 平成 27 年度新 規登 録 102 戸)
100 戸
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◇「安 全・ 安心ふ く い」確 立プ ラン【 部 局連携 】
○ 通学 路 や 高齢者 の 安 全確 保
・自 転車 利用 者や歩 行者 の 安全 を確保 す るため、市町 の教育 委員会 や警
察 署 と 協 議 し、 自 転 車 安 心 通 行 帯の 整 備 を 進 め ま す。( 平成 27 年度
累 計 17 ㎞)
5 ㎞増
4
累計 22 ㎞ ( 累計 30 ㎞ )
人 口減 少に歯 止 めをか ける 徹底戦 略
◇日本 一の 「結婚 ・ 子育て 応援 社会」【 部局連 携】
○ふく いの 住まい 総 合支援
・UI ター ン者 の定 住や多 世帯 の同 居・ 近居に 必要 とな る一 戸建て 住宅 の
購 入 、 リフ ォーム 工 事への 助成 を行い ま す。(平 成 27 年度
65 戸)
120 戸
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5
豊 かな 環境、 す ぐれた 風景 を次の 世 代に
◇景観 を県 民資産 に 【部局 連携 】
○「わ がま ち景観 」 の保全 ・継 承
・道路周辺の景観を改善するため、道路標識柱等の集約化を行うととも
に 、標 識の 撤去 を 進 めます。(平成 27 年 度 14 箇 所)
10 箇所
累計 24 箇 所 (4 年 間計 40 箇所 )
・福井しあわせ元気国体の開催や北陸新幹線の県内開業に向け、観光地
や街並みなどの良好な景観づくりを推進するため、屋外広告物条例等
の改正により基準に適合しなくなった広告物について、広告主や広告
事業者 によ る 撤去 ・ 改修 を 進め ます。( 平成 27 年度 ‐ )
140 件(3 年 間 計 800 件 )
・福井しあわせ元気国体に向け、主要な交差点の景観改善のため、福井
市の市街地において、交差点周辺の空き地を休憩場所や緑化スペース
として 有効 に活用 す る方策 を取 りまと め ます 。
・足羽川において水辺に親しむイベント、川遊び、釣り体験などの親水
活動の定着を図るとともに、史実に近い和舟による毛矢の繰舟体験を
実施し ます。(平成 27 年 度参 加者 6,060 人)
6,500 人
・北陸新幹線等大型工事により生じる建設発生土の需給調整を行い、引
き続き敦賀鞠山南2期工事や骨材等に利用するなど、土砂採取による
山の切 り崩 しを抑 制 し景観 を保 全しま す 。
・河川の浚渫や伐木を計画的に実施するとともに、産学官連携による検
討 会に おい て新た な 利活用 策を とりま と めます 。
( 平 成 27 年 度 浚 渫 土量 4 万m3)
4 万 m3
7
○三里 浜緑 地の利 活 用推進
・身近に緑豊かな自然を楽しめるよう、樹林内の下草刈りや枝打ちによ
り緑地内の見通しをよくするなどの環境改善を行い、地域住民等に親
しまれ 、利 用しや す い環境 づく りを進 め ます。
・健康づくりのためのウォーキングや自然学習の場として自然観察会な
どを開催するほか、様々な活動の場として利用されるよう地域住民や
スポー ツ団 体にP R し、自 然と ふれあ え る活動 を展 開しま す 。
・地域の観光振興につながるよう、緑地内に海や三里浜砂丘地を眺望で
きる場 所を 整備し 、「道の 駅」 などと 連 携した 利活 用を進 め ます。
◇低炭 素の まちづ く り推進
○環境 に調 和した 研 究の推 進
・建設技術研究センターにおいて、橋梁の長寿命化のため橋梁のコンク
リート床版の劣化状況を簡易かつ安価に診断する技術を県管理の橋梁
での調 査に 活用し ま す 。
・道路舗装の長寿命化のため舗装や基礎地盤を簡易かつ安価に診断する
技術の 実証 実験を 県 管理道 路で 行い ま す 。
・農業ハウス倒壊の未然防止や効率的な除雪体制に活用するため、福井
独自の降雪予測システムを完成させ、土木事務所等に情報を提供しま
す。
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高 速交 通時代 に ブラン ド・ 観光オ ン リーワ ン戦 略
◇観光 フロ ンティ ア ・福井 【部 局連携 】
○10 0万 人観光 地 の創出
・「道の 駅」を より 魅力 的 な観 光や地 域 振興の 拠点 とする た め、スタ ンプ
ラリーの実施や「道の駅」が共同で開催するイベントへの支援等を行
い 、利 用客の 拡大 を 図りま す。
( 平成 27 年入込 者数( 見込 み ) 380 万
人)
400 万人 ( 420 万 人 )
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行 財政 構造改 革
◇15 0億 円の「 政 策推進 枠予 算」を 確 保 【部 局連 携】
○県有 地の 売却・ 利 活用
・宅地建物取引業者間のネットワーク、インターネット公有財産売却シ
ステム 等を 活用し 、 県有地 の売 却や利 活 用 を進 めま す。
( 平 成 27 年 度 4 区 画)
3 区画
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累計 7 区画( 4 年間計 12 区 画)