BladeCenter HS23 Xeon E5-2600 / Xeon E5

BladeCenter HS23 Xeon E5-2600 / Xeon E5-2600 v2
(7875) - Windows Server 2012 / 2012 R2 導入ガイド
2015-04
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お願い
ここに記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に、<当ガイドをご利用になる前に>の事項を
必ずご確認ください。
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当ガイドをご利用になる前に
当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的とし
て作成しました。詳細につきましては、URL(http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/)の利用条件をご参照
ください。
当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社 および Lenovo Enterprise
Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであ
り、LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。
当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同
様な結果が得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。
お客様自身の環境にこれらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってく
ださいますようお願いいたします。
Copyright 2015 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社
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INDEX
1. 導入前の作業
1.1 必要となるコンポーネント
1.2 uEFI/BIOS、AMM バージョンの確認方法
1.3 メモリの増設
1.4 CPU の取り付け
1.5 ハード・ディスクの取り付け
1.6 I/O 拡張カードの取り付け
1.7 デバイス・ドライバーの用意
1.7.1 Web からダウンロードするデバイス・ドライバーの作成方法
2. OS の導入
2.1 RAID の構成
2.2 Windows Server 2012 の導入
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1.導入前の作業
当ガイドは、ServerGuide を使用しないで Windows Server 2012 を フル・インストール・ オプション を選
択して導入する手順を記述しています。
また、ServerGuide を使用しないで Windows Server 2012 R2 を導入する場合について補足しています。
【電源投入の前お読みください!】
HS23 をシャーシ搭載後に初めて電源を投入する場合、内部を初期化するために約 2 分間が必要です。
(環境などにより時間の誤差はあります。)
初期化完了後より電源を投入することが可能になります。次回以降の起動では、HS23 への電源供給
が途絶えない限り、この初期化は不要です。
1.1 必要となるコンポーネント
導入には以下のメディア、およびソフトウェアが必要になります。
OS 導入前に用意が必要なもの
・Windows Server 2012 DVD (または Windows Server 2012 R2 DVD)
1.2 uEFI/BIOS、AMM バージョンの確認方法
(1)管理 PC にて Web ブラウザを起動、アドレス欄に AMM の IP アドレスを入力し AMM にアクセスしま
す。
(2)AMM にログイン後、左枠の Monitors - Firmware VPD の順にクリックします。
(3)BladeCenter Firmware Vital Product Data 画面が開くので、 Blade Firmware Vital Product Data をク
リックします。
(4)Blade Server の一覧が表示されるので、HS23 を装着した Blade Bay 番号に表示されている、システ
ム FW(uEFI)/BIOS、Blade Sys Mgmt Processor(IMM)のバージョンを確認してください。
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(5)同様に BladeCenter Firmware Vital Product Data 画面で Management Module Firmware Vital
Product Data をクリックし、AMM のバージョンを確認してください。
※HS23(7875)は AMM の BPET62O よりサポートされています。その他 HS23(7875)を導入する際の注
意点については以下をご参照ください。
BladeCenter HS23 Xeon E5-2600 / HS23 Xeon E5-2600 v2 追加・導入のポイント - BladeCenter
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-01FB0F6
※uEFI と IMM のバージョンについてはう uEFI 上でも確認可能です。
(1)HS23 の電源 ON 後、 IBM System x のロゴ が表 示されるので、 <F1> キーを 押して「 System
Configuration and Boot Management」を起動します。
(IBM System x ロゴ画面の下に「<F1> Setup」と表示される前に<F1>キーを押す事が可能です)
(2)「System Information」を選択し<Enter>キーを押します。
(3)「System Information」画面にて、「Product Data」を選択し<Enter>キーを押します。
(4)「Product Data」画面にてバージョンを確認することができます。
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1.3 メモリの増設
HS23(7875) は、8 チャネルで構成された DIMM ソケットを装備します。それぞれのチャネルには 2 枚の
DIMM コネクターがあります。
DIMM ソケット 9~16 は、2CPU 構成時のみ導入可能です。
1CPU 搭載時にはメモリー1 枚以上、2CPU 搭載時にはメモリー2 枚以上(最低限の枚数)を搭載してくだ
さい。
※詳細についてはシステム・ガイドのメモリー構成ガイドをご参照ください。
BladeCenter HS23(7875)
http://www.ibm.com/systems/jp/x/system/guide.shtml
http://www.ibm.com/systems/jp/x/system/pdf/sg_hs23_7875.pdf
1.4 CPU の取り付け
2-way SMP 構成をサポートしています。
現在取り付けられているマイクロプロセッサーと同じキャッシュ・サイズとタイプ、同じクロック・スピード、
および同じ内部と外部のクロック周波数(システム・バス・スピードを含む) のものを必ず取り付けてくだ
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さい。
1.5 ハード・ディスクの取り付け
HS23(7875)は、オプションのホット・スワップ SAS ハード・ディスクを取り付けるための 2 つのストレー
ジ・ベイが装備されています。
1.6 I/O 拡張カードの取り付け
ブレード・サーバーに I/O 拡張カードを追加すると、ブレード・サーバーにネットワーク通信の為の追加
接続機能が装備されます。
拡張カードを追加する場合、BladeCenter 格納装置の I/O モジュール・ベイ 3 と 4 の I/O モジュール
が、両方とも拡張カードのネットワーク・インターフェース・タイプをサポートしていることを確認する必要
があります。
例えば、イーサネット拡張カードをブレード・サーバーに追加する場合、BladeCenter 格納装置の I/O
モジュール・ベイ 3 と 4 には、2 つのイーサネット・スイッチ・モジュール、または 2 つのパススルー・モジ
ュール、または 1 つのイーサネット・スイッチ・モジュールと 1 つのパスス ルー・モジュールを取り付ける
事ができます。
パススルー・モジュールはさまざまな I/O 拡張カードとの互換性があるので、2 つのパススルー・モジュ
ールを取り付けると、タイプが違う複数の互換 I/O 拡張カードを同じ格納装置内で使用できるようにな
ります。
※メモリを含む、各オプションの取り付けに関しましては、お手持ちの「BladeCenter HS23 Type 7875
Documentation」に収録されている「BladeCenter HS23 Type 7875 Installation and User’s Guide」等をご
参照ください。もしくは以下のガイドをご参照ください。
Problem Determination and Service Guide – IBM BladeCenter HS23
http://www.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5089458&brandind=5000020
1.7 デバイス・ドライバーの用意
BladeCenter HS23(7875)の各コンポーネントに対しては、基本的に Windows Server 2012 または
Windows Server 2012 R2 が標準で持つドライバーが適用されます。
したがって、BladeCenter HS23(7875)への Windows Server 2012 / 2012 R2 の導入にあたって、事前に
デバイス・ドライバーをご用意いただく必要はありません。
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ただし、Windows Server 2012 /2012 R2 がドライバーを持たないオプション製品が BladeCenter
HS23(7875)に搭載されている場合は、Windows Server 2012 /2012 R2 導入後にそれらオプション製品
に対して別途ドライバーを適用する必要があります。
また、既にインストールされているデバイス・ドライバーに関しても、Web 上に最新のものが存在した場
合は、更新されることをお勧めいたします。
1.7.1 Web からダウンロードするデバイス・ドライバーの作成方法
下記のいずれかのサイトにアクセスし、上記デバイス・ドライバーをダウンロードしてください。(上記よ
りも新しいバージョンが出ている場合はそちらをダウンロードしてください。)
・ 日本 IBM のサイト
下記サイトの「ダウンロード・ファイル」のリンクをクリックしてください。
System x 各機種に関連するデバイスのドライバーやファームウェアの最新版等をダウンロードできま
す。
http://www.ibm.com/systems/jp/x/tech/
・ 米国 IBM のサイト
下記サイトから System x 各機種に関連するデバイスのドライバーやファームウェアの最新版等をダウ
ンロードできます。
Fix Central
http://www.ibm.com/support/fixcentral/
BladeCenter H23 の場合は、以下のように逐次、項目を選択して[次へ進む]ボタンを押していきます。
製品グループ:
[BladeCenter]
[BladeCenter HS23]
[7875]
オペレーティング・システム:
[Windows Server 2012]または [Windows Server 2012 R2]※1
※1…ご利用の機種や OS に合わせて選択してください。
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次のページではダウンロード方法を変更できます(デフォルトは HTTP です)。 必要に応じて変更し「次
へ進む」をクリックします。
次のページでは、ダウンロードを行いたい項目すべてにチェックを入れます。選択が終わっ たら、画面
最下部の「次へ進む」をクリックします。My IBM のログインとパスワードの入力画面が表示された場
合は入力し、「送信する」をクリックします(My IBM に登録していない場合は必要に応じて登録をします)。
ダウンロードを行いたいファイルをクリックしてダウンロードを行います。
ダウンロードしたファイルが、ZIP 形式で圧縮されている(拡張子が.zip になっている)場合、ファイルを
ダブルクリックして展開してください。
CD イメージである(拡張子が.iso になっている)場合は、お手持ちの PC についている CD-R ドライブに
対応し、かつ iso image を書き込み可能なライティングソフトにて CD を作成してください。
※詳細についてはライティングソフトの供給元にお問い合わせください。
Fix Central の使用方法詳細については、Fix Central 使用ガイドをご参照ください。
Fix Central 使用ガイド
http://www.ibm.com/software/jp/support/fixcentral/
また、ドライバーやファームウェアを更新する場合、UpdateXpress System Pack Installer(UXSPI)を利用
することで一括して更新することができます。
UpdateXpress System Pack Installer の使用方法の詳細については、下記のガイドをご参照ください。
System x BladeCenter UpdateXpress System Pack Installer ガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/SYJ0-02FE011
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2. OS の導入
2.1 RAID の構成
BladeCenter HS23 (7875)では OS のインストールを行う前に RAID の構成を行う必要があります。
ここでは BladeCenter HS23 (7875)に標準で搭載されている、オンボード SAS RAID コントローラ(LSI
SAS2004 コントローラ)の RAID 機能を使用して構成を行います。
当ガイドでは uEFI の「Setup Utility」を使って RAID 1 を構成する手順について記述します。
※ご利用になられる RAID コントローラによって、構成を行うための設定ツールが異なります。それ
ぞれの環境にあわせて構成を行ってください。
1.電源 ON 後、System x のロゴが表示されるので、<F1>キーを押して「Setup Utility」を起動します。
2. 「System Settings」を選択し、<Enter>キーを押します。
3. 「Storage」を選択し、<Enter>キーを押します。
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4. 「LSI SAS2 MPT Controller SAS2004,・・・」を選択し、<Enter>キーを押します。
5. 「LSI SAS2 MPT Controller Version 07.xx.xx.xx」を選択し、<Enter>キーを押します。
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6. 「Controller Management」を選択し、<Enter>キーを押します。
7. 「Create Configuration」を選択し、<Enter>キーを押します。
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8. 「Select RAID level」で<Enter>キーを押し、当ガイドでは「RAID 1」を選択し、<Enter>キーを押します。
9. 「Select Physical Disks」を選択し、<Enter>キーを押します。
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10. 「0:1:0, SAS HDD, xxxGB」を選択し、<Space>キーを押します。同様に「0:1:1, SAS HDD, xxxGB」を選
択し、<Space>キーを押し、「Apply Changes」を選択し、<Enter>キーを押します。
11. 「Confirm」を選択し、<Space>キーを押し、「Yes」を選択し、<Enter>キーを押します。
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12.「OK」を選択し<Enter>キーを押します。
以上で LSI SAS2004 コントローラの構成は終了です。<ESC>キーを数回押して uEFI の「Setup Utility」
を終了します。
※12.の手順後 6.の画面に戻ります。Virtual Disk Management → Manage Virtual Disk Properties と選
択できるようになり、作成した RAID 1 の Virtual Disk を確認する事が可能です。
続けて「2.2 Windows Server 2012 の導入」を開始します。
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2.2 Windows Server 2012 の導入
ここでは Windows Server 2012 の DVD メディアを使用して、導入を行っております。
※Windows Server 2012 R2 を導入する場合も、同様の手順となります。
HS23 のファームウェアは uEFI に準拠しているため、uEFI に対応している Windows Server 2012 /
2012 R2 を導入する際、通常は uEFI モードで導入されます。
また、HS23 は、起動時に uEFI モードで起動できるデバイスを最初に検索します。
uEFI モードで起動できるデバイスがなかった場合に、改めて BIOS モードで起動できるデバイスを検索
します。
したがって、Windows Server 2012 / 2012 R2 を BIOS モードで導入する場合は、最初に BIOS モードで
起動できるデバイスを検索するよう、HS23 の設定を変更してください。
この設定は、uEFI 上の設定画面にて行うことができます。設定方法については、以下のヒント集をご参
考ください。
Windows Server 2012 の導入における uEFI モードと BIOS モードの違いについて
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-00E1069
1.サーバー本体の電源を投入し、直ちに Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアを DVD-ROM
ドライブに挿入し、DVD メディアからブートします。
<注意!> Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアからのブート方法について
Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアからブートするには、System x ロゴが表示されたタイ
ミングで<F12>キーを押します。
しばらくすると、起動デバイスの選択画面「Boot Devices Manager」が表示されます。
【uEFI モードで導入する場合】
[Legacy Only]にチェックが入っていないことを確認してから、Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メ
ディアが挿入された[CD/DVD]ドライブを選択して、<Enter>キーを押してください。
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続けて「Press any key to boot from CD or DVD ...」と表示されますので、<Enter>キーなどを押すと
Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアからブートします。
※当ガイドでは、uEFI モードで導入を行っております。
【BIOS モードで導入する場合】
起動デバイスの選択画面「Boot Devices Manager」の[Legacy Only]にチェックを入れます。([スペース]
キーを押すことで、選択している項目にチェックを入れることができます)
続けて Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアが挿入された[CD/DVD]ドライブを選択して、
<Enter>キーを押してください。
自動的に Windows Server 2012 / 2012 R2 の DVD メディアからブートします。
2.「Windows のインストール」画面が表示されるまでお待ちください。画面が表示されたら、言語とその
他の項目を選択して[次へ]ボタンを押してください。
※ここでは、初期設定のまま導入を行います。
「インストールする言語」 :日本語(日本)
「時刻と通貨の形式」 :日本語(日本)
「キーボードまたは入力方式」 :Microsoft IME
「キーボードの種類」 :日本語キーボード(106/109 キー)
3.「今すぐインストール」のメッセージが表示されます。メッセージ部分をクリックしてください。
4.プロダクト キーの入力画面が表示されます。プロダクト キーを入力して[次へ]ボタンを押してくださ
い。
5.インストールする Windows の選択画面が表示されます。購入したエディションが正しく表示されてい
るを確認し、Server Core インストール、GUI 使用サーバーのいずれかを選択して[次へ]ボタンを押し
てください。
6.「マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項」が表示されます。内容を確認の上、「同意します」にチェ
ックを入れて[次へ]ボタンを押してください。同意できない場合にはインストールはできません。
7.インストールの種類の選択画面が表示されますので、「カスタム: Windows のみをインストールする」
を選択してください。
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8.「Windows のインストール場所の選択画面が表示されます。
この段階ではパーティションが作成されていないので、インストール可能なパーティションの作成を行い
ます。
「ドライブ 0 の割り当てられていない領域」を選択して[ドライブ オプション]ボタンを押し、続けて[新規]
ボタンを押してください。※Windows Server 2012 R2 の場合は[ドライブオプション]ボタンは表示されま
せん。そのまま[新規]ボタンを押してください。※認識順などによっては、必ずしもドライブ 0 とならない
場合があります。その場合は適宜読み替えてください。
9. 作成するパーティションのサイズを入力して[適用]ボタンを押してください。
※「Windows のすべての機能が正常に動作するように、システム・ファイル用に追加のパーティションが
作成されます」というメッセージが表示されたら「OK」を l クリックしてください。
※作成したパーティションとは別に、システムが使用するパーティションも作成されます。
10.作成したパーティションを選択して、[次へ]ボタンを押すと、インストールが開始されます。
インストール中に数回、自動的に再起動されます。インストールが完了するまでしばらくお待ちください。
11.インストール完了後、最初にログオンする前にパスワードを設定する必要があります。
画面の指示に従って、Administrator のパスワードを設定してください。
12.コンピューター名やネットワークの設定などは、自動的に行われています。
これらの変更が必要な場合、以下の方法で行うことが可能です。
・Server Core インストール環境の場合
サインイン(ログオン)後に、「コマンド プロンプト」が表示されます。
現在のコンピュータ名は"hostname"コマンド、ネットワーク設定は"ipconfig"コマンドで、それぞれ確認
することができます。
コンピュータ名の変更やネットワークの設定、OS の再起動や停止などは、メニュー形式の「SCONFIG
ユーティリティ」 から行うことが可能です。
「SCONFIG ユーティリティ」は、<コマンド プロンプト>にて"sconfig"コマンドを実行することで起動する
ことが出来ます。
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(参考)Sconfig.cmd による Server Core サーバーの構成
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj647766.aspx
・GUI 使用サーバー環境の場合
サインイン(ログオン)後に、「サーバー マネージャー」が表示されます。
コンピュータ名の変更やネットワークの設定、OS の再起動や停止などは、「サーバー マネージャー」の
<ローカルサーバー>の項目にて行うことができます。
(参考)ローカル サーバーとサーバー マネージャー コンソールの管理
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj134147.aspx
以上の手順で Windows Server 2012、または Windows Server 2012 R2 のセットアップ が完了しました。
<参考!> 導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 の Edition を確認する方法について
導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 の Edition については、以下の方法で確認することができま
す。
・Server Core インストール環境の場合
「コマンドプロンプト」や「Windows PowerShell」にて、"systeminfo"コマンドを実行して OS 名を確認してく
ださい。
「Microsoft Windows Server 2012 Standard」などと 表示されることで、OS が正しく導入されたことを確
認できます。
・GUI 使用サーバー環境の場合
「サーバー マネージャー」を起動て、<ツール> - <システム情報>の OS 名を確認してください。
「Microsoft Windows Server 2012 Datacenter」などと 表示されることで、OS が正しく導入されたことを
確認できます。
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<参考!> 導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 が、uEFI/BIOS モードのどちらで導入されているの
かを確認する方法について
導入した Windows Server 2012 / 2012 R2 が、uEFI/BIOS モードのどちらで導入されているのかについ
ては、以下の方法で確認することができます。
・Server Core インストール環境の場合
「コマンドプロンプト」や「Windows PowerShell」にて、以下の方法で確認できます。
1."diskpart"コマンドを実行します。
2."list disk"コマンドを実行して、OS が導入されているディスクの GPT の項目を確認します。それぞれ
以下のとおりです。
「*」と表示されている場合は、uEFI モード。
「 」(空白)になっている場合は、BIOS モード。
確認したら、"exit"コマンドを実行して"diskpart"を終了します。
・GUI 使用サーバー環境の場合
「サーバー マネージャー」より、以下の方法で確認できます。
1.「サーバー マネージャー」を起動して、<ツール> - <コンピューターの管理>を開きます。
2.<ディスクの管理>の項目を開き、Windows Server 2012 / 2012 R2 が導入されたディスクを右クリックし
てプロパティを開きます。
3.<ボリューム>タブを開いて[パーティションのスタイル]の項目を確認します。それぞれ以下のとおりで
す。
「GUID パーティション テーブル (GPT)」と表示されている場合は、uEFI モード。
「マスター ブート レコード (MBR)」と表示されている場合は、BIOS モード。
以上
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