キラリ輝人 - 八幡平市

広
報
で神奈川から八幡平市に移住する。現在、市を中
心に北東北の魅力を発信する個人活動を展開し
「だんぶりちょうじゃのたからもの」
を英訳し、新
ている。八幡平市の伝説を基に自身が出した絵本
際化の時代に、
市に外国人
田博子さん
(西根寺田)
に、
国
市に移住してきた友人の沼
び移住。
同じく関東から本
な自然溢れる八幡平市を選
成の運びになりました。
り、
英訳版は2年越しに完
ン・ヒ ル さ ん の 手 伝 い も あ
の外国語指導助手ジェイソ
した」
と語る美南子さん。
市
は、かなりの苦労がありま
▪ 編集後記
○
▽ 山開きの取材で国立公園八幡
平へ行きました。山岳隊の人たちを
写真に収めながら、自然豊かな八幡
平を感じ、
すれ違う人と挨拶を交わ
しながら、
気分良く春の八幡平を満
喫して駐車場の車に戻った時、血
の気が引く感覚が。
車のキーが無い
…。
その後は、不安と絶望のなか八
幡平中を歩き、残雪に反射した光が
目に刺ささるように眩しく、でも必
死で目を開けて鍵を探しました。
半
ば諦めながら下山し、
いちるの望み
を託して山頂レストハウスへ行き、
店員に尋ねたところ
「鍵が届いてま
す」
。
持ち物の取り扱いには注意し
○竜 ○
ようと心に誓いました。
▽ 健診・検診の特集記事を書いて
るさなか、婦人科検診があり受診し
てきました。結果が出るまでそわそ
わしますが、出た後の行動がまた大
事。一喜一憂することなく、日々意
識して体のことを考えたいです。▽
左の写真は、田頭第 地割界隈に立
つ一本桃
(仮称)
。濃淡の桃色と白の
3色が同じ木に混在した珍しい桃
の木です。市民からの情報提供があ
り撮影に。市の新名所となるか○
。沙
※広報はちまんたい6月9日号
(№245)
の印刷経費は1部50.112円、 発行部数は10,300部です。経費の一部は広告料
で賄われています。広告掲載については、市役所企画財政課
(☎・内線1211)
まで。
「八幡平市には素晴らし
い伝承が多く存在します。
それらを、市民はじめ、国内
外の多くの人に知ってほし
観光客が訪れても地域文化
で、まちおこしのきっかけ
※絵本『THETREASURES OF DANBUR
ICHOJA』
(だんぶりちょうじゃのたからもの英訳版)
は、
サイズ 212㍉×242㍉ 40ページ、1,200円
(税別)
で、ツーワンライフ出版から発行
■発行 岩手県八幡平市 ■編集 企画財政課
☎0195-74-2111 FAX0195-74-2102
■印刷 川嶋印刷株式会社
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八幡平市の伝承を国内外問わず多くの人に伝えたい
「だんぶりちょうじゃの
絵本
英訳版を出版
たからもの」
い」
と、微笑みを浮かべるの
は 、 4 月 に 絵 本『 だ ん ぶ り
ちょうじゃのたからもの』
英訳版を出版した加藤美南
子さん。
美南子さんは、
息子さん
の持病治療のためにと、
約
を伝えられないのはもった
絵 本 に つ い て「 教 育 現 場
で活用してもらえれば嬉し
のこと。
今回の出版までに
いない。ぜひ書いてほしい
と強く勧められ、
平成
訳に取り掛かりました。
50
さん
歳 =北寄木=
たに出版。A型のおとめ座。
平成28年6月9日発行(毎月第2・4木曜日発行)
〒028-7397岩手県八幡平市野駄第21地割170番地
■ホームページ http://www.city.hachimantai.lg.jp
になれば」
と期待を込めま
した。
に出版していた同絵本の英
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「大学の英米文学科で学
んでいたと言っても 年前
化が広く伝承されること
いです。また、八幡平市の文
年前に水や空気のきれい
挿絵も自ら描く美南子さん 絵本は市教育委員会を通じて、市内小
中学校に寄贈されました
年
20
加藤 美南子
カトウ・ミナコ
73
Jun.2016 No.245
昭和17年生まれ。千葉県出身。平成8年に家族
36
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