平 成 28年 6 月 23日 幕別町議会議長 芳滝 仁 様 総務文教常任委員会委員長 寺林 俊幸 総務文教常任委員会報告書 平 成 28年 6 月 17日 本 委 員 会 に 付 託 さ れ た 事 件 を 審 査 し た 結 果 、下 記 の と お り 決 定 し た の で 、 会 議 規 則 第 94条 第 1 項 の 規 定 に よ り 報 告 し ま す 。 記 1 委員会開催日 平 成 28年 6 月 17日 ( 1 日 間 ) 2 審査事件 陳 情 第 5 号 「 義 務 教 育 費 国 庫 負 担 制 度 堅 持 ・ 負 担 率 1/2へ の 復 元 、 子 ど も の 貧 困 解 消 な ど 教 育 予 算 確 保 ・ 拡 充 と 就 学 保 障 の 充 実 、「 30人 以 下 学 級 」の 実 現 を め ざ す 教 職 員 定 数 改 善 に 向 け た 意 見 書 」の 提 出 を 求める陳情書 3 陳情の趣旨 教 育 現 場 で は 、 未 だ に 人 件 費 、 旅 費 、 校 舎 等 の 修 繕 費 が PTA会 計 よ り 支 出 さ れ て い る 実 態 が 多 く あ り 、給 食 費 、修 学 旅 行 費 、教 材 費 な ど の 保 護 者 負 担 も 依 然 と し て 減 少 し て い ま せ ん 。ま た 、義 務 教 育 費 国 庫 負 担 率 が 1/2か ら 1/3に な っ た こ と で 、定 数 内 期 限 付 採 用 や 非 常 勤 教 職 員が増加し、教職員定数の未充足などの状況も顕著になっています。 子 ど も た ち に 行 き 届 い た 教 育 を 保 障 す る た め に は 、教 職 員 定 数 の 拡 充 は 喫 緊 の 課 題 で あ り 、「 教 職 員 定 数 の 改 善 」 と [ 学 級 基 準 編 制 の 制 度 改 正 ] 及 び 「 30人 以 下 学 級 」 の 早 期 実 現 が 不 可 欠 で す 。 こ れ ら の こ と か ら 、国 に お い て は 義 務 教 育 費 無 償 、義 務 教 育 費 国 庫 負 担 制 度 の 堅 持 、当 面 負 担 率 1/2へ の 復 元 な ど 、教 育 予 算 の 確 保・拡 充 、 就 学 保 障 の 充 実 を は か る と と も に 、「 30人 以 下 学 級 」 の 早 期 実 現 に む け て 、小 学 校 1 年 生 ~ 中 学 校 3 年 生 の 学 級 編 成 標 準 を 順 次 改 定 し 、住 む 地 域 に 関 係 な く 子 ど も た ち の 教 育 を 保 障 す る た め 、教 職 員 定 数 改 善 の早期実現と必要な予算の確保・拡充をはかる必要があります。 また、子どもたちや学校、地域の特性にあった教育環境を整備し、 充 実 し た 教 育 活 動 を 推 進 す る た め に 、教 頭・養 護 教 諭・事 務 職 員 の 全 校 配 置 を 実 現 す る と と も に 、給 食 費 、修 学 旅 行 費 、教 材 費 な ど の 保 護 者 負 担 の 解 消 、就 学 保 障 の 充 実 、図 書 費 な ど 、国 の 責 任 に お い て 教 育 予算の十分な確保・拡充を行うことが求められます。 さ ら に は 、経 済 的 な 理 由 に よ り 、子 ど も た ち が 進 学・就 学 を 断 念 す る な ど の「 子 ど も の 貧 困 」を 解 消 す る た め 、国 の 責 任 に お い て 、就 学 援 助 制 度 の 堅 持 し 、返 還 義 務 を 伴 わ な い 給 付 型 奨 学 金 な ど の 拡 充 を 行 うことが必要です。 以上の趣旨から、意見書の提出を求めるものです。 4 審査の経過 審 査 に あ た っ て は 、陳 情 の 趣 旨 等 に つ い て 論 議 が な さ れ 、全 会 一 致 で結論をみた。 5 審査の結果 「採択」すべきものと決した。
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