プログラム - AHK Japan

日独デコミッショニング・シンポジウム
-原子力発電所のデコミッショニング技術と安全性の向上
2016年6月21日(火)
プレゼンテーション
10時00分-16時15分
& ネットワーキング
フォーラム概要
2011年8月にドイツでは国内8カ所の原子力発電所を停止さ
せ、2022年までに残りの9カ所の原子力発電を停止させる計
画をたてました。この計画に基づき 30年以上運営されたグ
ラーフェンハインフェルト原子力発電所が2015年に停止さ
れ、デコミッショニング措置に移行しました。
一方、日本では2015年3月17日に関西電力が美浜1号機と2
号機、日本原子力発電が日本最古の敦賀1号機の廃炉を決定し
ました。更に同月18日には九州電力が玄海1号機、中国電力が
島根1号機の廃炉を決めました。「原則40年の運転期間」ルー
ルが適用される原子力発電所は、今後も増加することが予想さ
れます。
長年使用されてきた原子炉のデコミッショニングは長期にわた
るプロジェクトであり、廃止措置のための技術確立は喫緊の課
題です。また、安全に作業ができる環境づくり、マネージメン
トノウハウ、ロボット技術、作業員の訓練、除染技術、インフ
ラ整備なども含めた様々な分野の知見が必要となります。しか
しながら、同分野の経験やノウハウの蓄積はまだ十分とはいえ
ず、国際間の技術協力がますます不可欠となってきます。今後
の世界的なデコミッショニング市場の技術的課題と産業の裾野
を考慮すると、将来の国際間協力のポテンシャルも大きいとい
えます。
本シンポジウムでは、デコミッショニングに取り組むドイツ企
業の事例や、関連技術を紹介するとともに、同分野の専門家も
お招きして日独両国の経験や運用ノウハウの共有と、デコミッ
ショニング市場における日独企業の経済・技術交流を促進する
予定です。
主催:
在日ドイツ商工会議所
後援(予定):
ドイツ大使館、原子力デコミッショニング研究会、原子力バックエンド推進センター
日本原子力産業協会、日本原子力研究開発機構、エネルギー総合工学研究所
会場:
ザ
ランドマークスクエア
〒108-0074
トーキョー
「ロータス」
東京都港区高輪3丁目13-3 30F
日独デコミッショニング・シンポジウム
プログラム(仮)
2016年6月21日(火)10:00 - 16:15 ザ ランドマークスクエア トーキョー 「ロータス」
10:00-10:10 挨拶
Mr. マークゥス・シュールマン / 在日ドイツ商工会議所 / 駐日ドイツ商工特別代表
10:10-10:20 挨拶
Mr. マルコ・シュルト / ドイツ大使館 / 一等書記官 経済担当
10:20-10:30 挨拶
樋本 諭 氏 / 経済産業省資源エネルギー庁 /
電力・ガス事業部 原子力政策課 原子力発電所事故収束対応室 原子力発電所事故収束対応調整官
10:30-10:50 講演
ドイツのデコミッショニング市場の現状と展望
Mr. マルコ・ニコライ / エンビアコン・インターナショナル社 / マネージャー
10:50-11:20 講演
日本のデコミッショングの現状と将来への課題
石倉 武 氏 / 一般財団法人 エネルギー総合工学研究所 / 参事
11:20-11:35 講演
日本のD&D市場に対するコンサルティングとエンジニアリングサービス
Mr. ゲオルグ・F・T・ロース / エーオン(E.ON)原子力社 / ジャパン・プロジェクト開発部長
11:35-11:50 講演
建物構造の静的・動的解析と原子力施設の近代化とデコミッショニングのためのコンポーネント
Dr.カルステン・ブロック / ヴォルフェル・エンジニアリング社 / エンジニアリング(核技術・地震・プラント)部長
11:50-12:05
Q&A
12:05-13:30
ランチ ネットワーキング(29F中宴会場「コースト」)
13:30-14:00 講演
核廃棄・技術移転研究所の研究活動と成果
Dr.フランク・チャーリー / 核廃棄・技術移転研究所 / 副所長
14:00-14:15 講演
NUKEM テクロジー 核エンジニアリングソリューションのパートナー
Mr. ヴォルフガング・ディーペンブルク / NUKEMテクノロジー社 / ビジネス開発部長
14:15-14:45 講演
楢葉遠隔技術開発センターに関するご紹介(仮)
中山 真一 氏 / 国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 / 福島研究基盤創生センター 所長
14:45-15:00 講演
デコミッショニングへのスマートソリューション
Mr. ユルゲン・フライシュハッカー / セーフテック社 / CEO
15:00-15:15
コーヒーブレイク
15:15-15:30 講演
テクニカル・サポート機関として、原子力発電所の廃炉措置と核廃棄物マネージメントにおける30年の経験
Mr. ヘルムート・フーガー / テュフ・ズード グループ / 核廃棄物マネージメント・デコミッショニング事業部
15:30-15:45 講演
エネルギー・バーデン・ヴュルテンベルク(EnBW)の経験とデコミッショニング技術
Mr. ヨルク・クラーセン / エネルギー・バーデン・ヴュルテンベルク(EnBW)原子力社 / 廃炉サービス部長
15:45-16:00 講演
デコミッショニングとディスマントリング アレバ社の実績紹介
Mr. コンラート・シャウアー / アレバ(AREVA)ドイツ社 / 副社長
16:00-16:15
Q&A
16:15-
ネットワーキング (懇談会)
(プログラムが変更になる場合がございますので、あらかじめご了承下さい。)
言語:
日英同時通訳
申込締切日:
2016年6月17日(金)
申込方法 / お問い合わせ:
こちらをクリック —> 在日ドイツ商工会議所ホームページ
定員:
100名 【先着順】
参加費:
無料