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愛媛県地域少子化対策強化事業(県分)の概要
1.愛顔の婚活サポート事業
目
的
内
容
事 業 費
平成 20 年度にえひめ結婚支援センターを開設、結婚を希望する独身者
に出会いの場を提供しているが、婚活に踏み出せない独身者や上手く活動
できない独身者など、成婚に至らない独身者への支援が課題となっている
ことから、独身者が自主的に婚活に取り組む意欲を高めるための取組みを
強化し、結婚しやすい地域づくりに向けた一層の環境整備を行う。
〇愛顔の婚活学園開催事業
① 婚活学園(第1部:導入編)
・20 代を中心とした独身者向け講座(恋愛講座、婚学体験)
・全4回(基調講演1回、体験型セミナーを3地区で各1回開催)
② 婚活学園(第2部:基礎編・応用編)
・導入編の参加者のうち、婚活に興味のある者、活動を始めようと
する者を対象とする講座(婚活の基礎知識、成功体験談の共有、コ
ミュニケーションワークショップ)
・全 12 回(分科会、応用講座を3地区で各4回開催)
〇ボランティア育成事業
結婚支援を支えるボランティアの更なる知識の向上を図り、よりよい
結婚支援につなげるため、専門性の高いセミナーの実施や勉強会を開催
するとともに、その内容を冊子にして、ボランティア等の支援者に配布
する。また、ボランティアの人材確保のための広報を合わせて行う。
〇企業団体における結婚支援促進事業
少子化対策として行っている結婚支援に企業が取り組むことの重要
性を理解してもらうため、一般企業を訪問し、社員の婚活における企業
マインドを高めるための周知・啓発を行い、結婚支援に対する機運の醸
成を図る。
〇結婚支援システム機能強化事業
ビッグデータの活用方法の更なる検討、結婚支援システムのアプリ
化、イベントシステム及び愛結びシステムへの機能追加などを行い、カ
ップル数の向上を図る。
49,635 千円
え がお
2.中学生対象「愛顔の赤ちゃんふれあい授業」開催事業
目
内
的
容
事 業 費
成長過程の各段階で結婚して家庭を持つ意義を考える機会づくりを行
うことは、将来、少子化に歯止めをかけられることが期待できることから、
思春期である中学生を対象に、赤ちゃんとその母親とのふれあう機会を提
供し、子育ての喜びや命の大切さを学ぶ機会を提供する。
○モデル校となる10中学校を県内から募集(東予・中予・南予地区の各
2校想定)し、併せて、同地区内で乳幼児を持つ親子(30 組程度)を募集。
○赤ちゃんふれあい授業の開催
[1時間目:ふれあい交流]
・グループごとに、生徒が赤ちゃんの行動を観察したり、抱っこしたり
しながら、育児に関する日常生活の様子を体験する。
[2時間目:命についての意見交換授業]
・命の大切さや、子どもを育てていくためには何が必要かをディスカッ
ションする。
今年度より新たに、高齢者クラブのメンバーに授業にも参加してもら
い、自らの子育て体験談、授業の感想等を述べてもらう。
2,637 千円
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3.大学生、高校生対象「えひめの次代を担う親づくり」推進事業
目
内
的
容
事 業 費
少子化や未婚化・晩婚化の要因としては、若い世代が、将来、家庭を持
つこと、親になること等を意識する機会がないといった問題があることか
ら、近い将来、親になる可能性のある大学生、高校生を対象に自らのライ
フデザインを考え、結婚や子育て等を考える機会づくりを推進する。
○6か所の大学・短大・専門学校と連携して実施
○ライフデザイン講座の開催(各大学で4回程度実施)
様々なキャリアを持った社会人や外部講師を、大学に派遣し、講義や
ディスカッション等を通じて、学生のライフデザインの構築に繋げる。
<講座テーマの事例>
・結婚すること、親になること ・異性とのパートナーシップ
・ワーク・ライフ・バランス ・人生設計の構築 ・出産、妊娠 等々
高校生に対しては、進学、就職する学生どちらにも受け入れやすいよ
う、結婚を始めとした今後の人生設計、妊娠・出産についての知識、異
性とのパートナーシップ等に重きを置いたものにして開催
○乳幼児との体験交流の実施
講座を受講した学生が、保育所や子育てサークル等で乳幼児と直接ふ
れあう体験交流を実施するとともに、施設関係者等からの講話を聴講し
て、子どもを持つ楽しさの意識高揚を図る。
○子どもを産み育てるために必要な情報提供
講座の内容や、結婚・妊娠・出産・育児等に関する有益な情報を掲載
した小冊子及び Web サイトにより、広く学生へ情報提供する。
6,526 千円
4.えひめの母子保健知識普及事業
目
的
内
容
事 業 費
安心して産み育てられる環境づくりのためには、将来、子どもを授かる
可能性のある青少年、妊娠・出産を希望する女性、さらには将来、子育て
を支援する立場となる老壮年者など、様々な方々を対象にライフステージ
に応じた妊娠・出産に関する母子保健知識をきめ細かく提供することが重
要であり、本事業により、家族、親族、地域社会ぐるみで、将来家族を持
ち、健やかに子育てを行える良好な気運を醸成することを目的とする。
○出前講座の実施
幼少期、思春期から妊娠・出産、育児期までのライフステージに応じ
て、命や自己肯定感の大切さと妊娠・出産に関する母子保健知識を学び、
将来親となる希望や自覚を深め、また、それを支える内容とする。
○母子保健知識普及員養成研修の開催
妊娠や出産・子育てに悩みを持つ者や、これから妊娠・出産に臨むこ
とになる若者に対して、自らの経験を活かして相談に乗るピアカウンセ
リングについて、ピアエデュケーション(仲間教育)の基礎知識やカウ
ンセリングスキルを学ぶ研修会を開催し、ピアカウンセラーを養成する
ことにより、妊娠・出産に関する母子保健知識普及を推進するための底
辺拡大を図る。
2,207 千円
2
え がお
5.愛顔のイクジイ・イクメン応援事業
目
的
内
容
事 業 費
近年、核家族化や共働き世帯の増加により、男性の積極的な育児参加が
求められている。本県がイクメン推進県として積極的に取り組んでいくた
め、イクメン・イクジイ育成啓発イベントの開催はもとより、イクメンに
なろうとする男性の相談役となるイクメンメンターを養成し、企業団体と
も連携しながら県下全域にイクメンメンターの活躍を推進していくこと
で、全ての男性が積極的に育児に参加しやすい基盤づくりを行い、女性が
安心して出産できる環境づくりを図る。
○イクメン・イクジイ育成啓発イベントの開催(年5回)
父親・祖父の育児・家事参加促進に関する啓発イベントを開催。
〇イクメンメンター養成講座の開催(年5回)
イクメンとして相談される役(メンター)となる人材を養成するため
のワークショップ等を開催。
〇イクメンメンターネットワークの結成(年5回)
イクメンメンター養成講座を受講した男性の組織化を図り、地域や企
業全体の中でロールモデルとして成長できるよう、相互交流や情報共有
を図るためのワークショップ等を開催。
〇イクメンメンターサポートクラブの結成(年5回)
イクメンメンターをバックアップできる体制を整えるため、企業の垣
根を越え職場の上司などの先輩お父さんの組織化を図り、イクメン支援
に関わるワークショップ等を開催。
○えひめイクメン活躍推進協議会の結成・開催(年3回)
経済団体を中心に協議会を結成し、イクメンメンターの活躍を推進す
るための効果的な方策を検討・実施する。
○Web サイトを通じた情報発信
子育てに関心のある男性やイクメン支援に取り組もうとする企業向
けに、イクメンメンターの活動事例などの有益な情報を発信する。
20,088 千円
6.えひめ家庭教育応援ファシリテーター養成事業
目
的
内
容
事 業 費
中高校生から子育て中の親、子育てを終えた人までの幅広い年代が、そ
れぞれの立場において、結婚、妊娠・子育てに温かい社会づくりの主体者
となるよう、県内全域での「えひめ家庭教育応援学習プログラム」の普及
啓発及び本プログラムを活用した学習会の開催に向けて、その要となる
「えひめ家庭教育応援ファシリテーター」の養成を重点的に実施する。
○ファシリテーター養成講座
参加者が、子育て・家庭教育支援、学習プログラムを活用した学習活
動等に関わる専門的な知識やスキル、方法等を身に付けるため、受講・
演習する。
・現代社会における子育て・家庭教育の現状と課題
・課題解決のために必要な学習機会の提供の必要性と効果
・子育て・家庭教育を支援する地域ぐるみの支援体制づくりの重要性
・学習プログラムの特性・方法の理解とファシリテーターとしてのスキ
ルの習得
・子育て・家庭教育に係る関係団体やファシリテーターとの連携等
6月頃から10月までに、参加者100人程度の講座を県内3か所で実施
○養成講座終了後の流れ
登録
学習会の開催
事後研修
1,121 千円
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7.子育て支援パスポート全国展開事業
目
的
内
容
事 業 費
本事業では、内閣府による子育て支援パスポート全国展開事業につい
て、本県も共通展開へ 28 年4月より参加することとしているが、全国共
通展開に参加することでこれまで以上に広報をはじめ本県独自で取り組
んできた「えひめのびのび子育て応援隊」事業に関しても力を入れて実施
し、子育て世帯に温かい社会づくりを推進する。
○協賛店舗への参加の働きかけと広報活動
全国共通展開の周知、新規登録店舖となってもらうよう依頼。
○全国共通マークのパスポート、店舗紹介ガイドブックの作成・配布
紙ベースのパスポートを作成、配布。
○全国共通マークのステッカーの作成・配布
これから登録参加してもらう店舗等に対してステッカーを配付
○えひめのびのび子育て応援隊のサイトのシステム改修
パスポート利用者の利便性向上が図られるよう応援隊サイトを改修
12,825 千円
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