プレスリリース 2016.6.1 ∼ 月 8 30 分まで︶ 生誕 100 年 村上炳人展 30 じ ん 22 へ い 金 へい じん 25 分∼午後5時 ︵入館は午後4時 日 むら かみ 休 館 日/ 7月 日︵火︶、 日︵月︶、8月1日︵月︶、8日︵月︶、 日︵月︶ 月 15 19 開館時間/午前9時 年 7 主催/公益財団法人 高岡市民文化振興事業団・高岡市美術館、北日本新聞社 共催/チューリップテレビ 後援/富山県、高岡市、高岡市教育委員会 平成 28 うた ―造形を詩う 日 28 日 平成 28 年 7 月 15 日(金) ー 8 月 28 日(日) 〒933-0056 富山県高岡市中川1-1-30 TEL0766-20-1177 http://www.e-tam.info/ きん と うん 《觔斗雲》1976年 高岡市美術館蔵 開館時間 9:30−17:00 (入館は 16:30 まで) 休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日休館) ※8 月 15 日(月)は臨時開館 観覧料 一般 800 円(前売・団体・シニア 640 円) 高校・大学生 500 円(団体 400 円) 中学生以下無料 ※団体割引は 20 名以上、シニア割引は 65 歳以上。 ※身体障がい者・精神障がい者保健福祉・療育の各手帳所持者および付添いの方 (1 名)は半額です。手帳をご持参ください。 ※前売券発売所:高岡大和、富山大和、アーツナビ(高岡文化ホール、新川文化ホー ル、富山県教育文化会館、富山県民会館)、高岡市生涯学習センター(ウイング・ ウイング高岡 3F)、市内画材店、高岡市美術館ミュージアムショップなど 主催 公益財団法人 高岡市民文化振興事業団・高岡市美術館、北日本新聞社 共催 チューリップテレビ 後援 富山県、高岡市、高岡市教育委員会 1 展覧会概要 高岡出身の彫刻家・村上炳人(1916−97)の生誕 100 年を記念した展覧会です。 村上炳人は、富山県立工芸学校(現・富山県立高岡工芸高等学校)を卒業したあ と上京して、日本の木彫の第一人者である平 田中に師事し、日本美術院展に作品 を発表しました。20 代の青春時代を長く戦地ですごしますが、戦後は「日本の民 族の伝統のある大切なもの」を究めるため京都に移住し、二紀展に舞台を移して活 躍。東洋と西洋、古典と現代、具象と抽象の間を自在に往来する多彩な作品を生み 出しました。 本展では、二紀展出品の代表作をはじめ、初期の作品や資料、陶芸や書画に能力 を発揮した一面や、人々に親しまれる野外作品についても紹介し、生涯を通じて立 体表現の神髄を探究した村上炳人の創作の全貌を紹介します。 村上炳人 略年譜 1916 2 月 25 日、高岡市佐野に生まれる。本名・丙(あきら)。 1933 富山県立工芸学校(現・富山県立高岡工芸高等学校)工芸彫刻科を卒業する。 上京し、平 田中に師事する。 1937 「再興第 24 回日本美術院展」に《鹿》を出品(初入選)。 1952 法隆寺金堂再建修理工事に参加する 。石井鶴三らとともに雲斗雲肘木の復元作業を行う。 1959 二紀会に参加する。 1961 大阪・四天王寺金堂御本尊 救世観音菩 を制作する。 1964 大阪・四天王寺に八角大燈籠を制作する。 1970 富山市制 80 周年を記念し、富山市立図書館・産業奨励館に壁面彫刻《め》を制作する。 1976 還暦を迎えるこの年より「炳人」の雅号を称する。 1983 大分市裏川公園に《ムッちゃん平和像》を制作する。 1984 「第 38 回二紀展」に《紅》を出品し文部大臣賞受賞。 1993 第 11 回京都府文化賞功労賞 受賞。 1997 3 月 28 日、死去。 み ど こ ろ 貴重な作品・資料で作品のウラ側を紹介! 過去を断ち切るように破壊した作品の「脚」など、貴重な作品・資料によって創作の裏側を紹介します。これま で展示の機会が少なかった初期作品も出品予定。 知られざる創作活動の全貌 村上炳人は、木彫やブロンズなどの彫刻だけでなく、陶芸、書画など多彩な分野に能力を発揮しました。多彩・ 多才な知られざる村上炳人像を紹介します。 人々に愛される作家 村上炳人は、現・県立高岡工芸高校を卒業した高岡生まれの作家です。県内外に設置された屋外作品も多く、旧 富山市立図書館壁面彫刻《め》や、毎年平和祭が開催される《ムッちゃん平和像》など、現在も人々に親しまれる 作品が含まれます。実力に裏付けられた緊張感とユーモアのおりなす作品群に関心を抱く来館者は多いでしょう。 オリジナルグッズや会期中限定メニューも! 本展にあわせて、村上炳人作品のオリジナルグッズを新発売します(ポストカード 3 種、一筆箋 1 種)。地階ティー ラウンジ「アーク」では、夏にぴったりの会期中限定メニューも!展覧会とともにお楽しみください。 2 関 連 行 事 ※すべて [ 参加無料(要観覧券)] 担当学芸員によるギャラリートーク 日時:7 月 23 日(土)、8 月 6 日(土) 14:00−15:00 会場:高岡市美術館 1 階企画展示室 スペシャルトーク対談 日時:7 月 30 日(土) 14:00−15:00 語り手:久泉迪雄氏(元高岡市美術館館長) 聞き手:村上 隆(当館館長) 会場:高岡市美術館 1 階企画展示室 *村上炳人を直接知るふたりが、作品を前に語ります。新旧館長のスペシャルトーク対談! 映画上映会『ムッちゃんの詩』 (1985 年/ 102 分/監督:堀川弘道) 日時:8 月 12 日(金) ①10:00−12:00 ②14:00−16:00 会場:高岡市美術館 地階ビトークホール 定員:先着 80 名 *村上炳人は、病身でひとり防空壕の中で命をおとした 12 歳の少女・ムッちゃんの実話から「ムッちゃ ん平和像」を制作しました。像の完成後に公開された映画『ムッちゃんの詩』を、ムッちゃん平和像の 完成日にあわせて上映します。 館長トーク 日時:8 月 20 日(土) 14:00−15:00 講師:村上 隆(当館館長) 会場:高岡市美術館 1 階企画展示室 *当館館長が、隠れたエピソードをまじえて炳人作品の魅力を紹介します。 おもな出品作品 ▲男(1952) ミューズ(1960) 誰がために ▼母と子(1955) 道化(1961) ※ここに掲載した作品は、すべて当館蔵 む(1967) 話合いましょう(1967) 群羊(1975) 炎(1963) 觔斗雲(1976) 蘭陵王(1985) 3 膝栗毛(1989) 月(1986) 雲十題/風神雷神(1992) 土蜘蛛(1981) イェーい!(1993) 赤い手帳(1994) 壁(1995) 何故(1996) 広報用画像 以下に掲載の画像を、広報用に提供いたします。ご希望の方は、掲載作品名・媒体名・掲載予定時期を明記の上、担当 者までお申し込みください。 [使用条件]以下をご理解・ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。 ・画像には、作品画像の下に記載のキャプションを明記してください。 ・画像のトリミングはご遠慮ください。作品が切れたり文字が画像にかぶったりすることがないよう、レイアウトにご配慮ください。 ・記録のため、掲載誌(紙)、URL、番組収録の DVD、CD 等を後日お送りください。 1 村上炳人《話合いましょう》 2 村上炳人《觔斗雲》 4 村上炳人《赤い手帳》 5 村上炳人《壁》 1967 年 高岡市美術館蔵 1976 年 高岡市美術館蔵 1994 年 高岡市美術館蔵 1995 年 高岡市美術館蔵 3 村上炳人《雲十題/風神雷神》 1992 年 高岡市美術館蔵 6 村上炳人《何故》 1996 年 高岡市美術館蔵 ■次回の展覧会 お問い合わせ 美の記憶―よみがえる至宝たち― 9 月 16 日(金)−10 月 23 日(日) 高岡市美術館 〒933-0056 富山県高岡市中川 1−1−30 ■当館の情報を発信しています! TEL: 0766(20)1177| FAX:0766(20)1178|http://www.e-tam.info/ 担当|竹内 唯(学芸員) E-mail:bun-takeuchi@office.city.takaoka.toyama.jp 公式フェイスブック https://www.facebook.com/takaokaartmuseum 公式ツイッター @tam_info 4
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