京都府立図書館 小展示コーナー

平 成 28 年 6 月 21 日
広報資料
京 都 府 立 図 書 館
京都府立図書館
小展示コーナー
京都府立図書館は100年以上前の洋書を数多く所蔵しています。その中から、大森貝塚の発見で知
られる明治期の学者エドワード・モースが記した日本陶芸に関するカタログ(図録)等が、美術家の方
によって掘り起こされました(次ページ参照)
。
モースをはじめ、海を渡り遠くニッポンの地にやって来た外国人に、初めて見る風景や人々、文化や
生活はどのように映ったのでしょうか?
当館の様々な資料から、外国人から見た日本の姿を知ることができます。
6月 24 日(金)~9月 21 日(水)
期
間
平成 28 年
場
所
京都府立図書館
1階小展示コーナー
(京都市左京区岡崎成勝寺町9)
① 日本を訪れた外国人
『日本を愛した外国人たち』 内藤 誠/共著 講談社インターナショナル
② 近世の日本
『シーボルト日記』 シーボルト/著 八坂書房
③ 明治の日本
『モースのスケッチブック』 中西 道子/著 雄松堂出版
④ 日本の風景
『ロングフェロー日本滞在記』 チャールズ. A. ロングフェロー/著 平凡社
⑤ 日本の文化
『逝きし世の面影』 渡辺 京二/著 葦書房
他多数
モースが記した日本陶芸に関するカタログと日本滞在記を、特別に展示しています。
① 『Catalogue of the Morse Collection of Japanese pottery』 Edward S. Morse, Boston Museum of Fine Arts, 1901
② 『Japan day by day (vol.1)』
③ 『Japan day by day (vol.2)』
問い合わせ先:京都府立図書館
Edward S. Morse, Houghton Mifflin, 1917
Tel:075-762-4655
Fax:075-762-4653
参考
平成 27 年 12 月 15 日
京 都 府 立 図 書 館
料
第 20 回 シドニー・ビエンナーレ(国際的美術展覧会)に
京都府立図書館所蔵 の 貴重資料が出展 !!
府立図書館 が所蔵している 貴重資料 3点が、京都府在住の美術家 中村裕太 氏
により海を渡り、南半球において海外の人々に公開されます。
1.シドニー・ビエンナーレ(1973 年創設)
◆ 第 20 回 開催地 : オーストラリア連邦シドニー市内
会期 : 2016 年 3 月~7 月
◆ アジア太平洋地域で最大の現代美術イベントであり、
前回の第 19 回では、31 ヶ国・91 名の作家が参加し、約 62 万人が来場している。
https://www.biennaleofsydney.com.au/20bos/
http://haps-kyoto.com/nakamura_aptandsydney/
2.公開資料概要
◆ 大森貝塚の発見などで有名なエドワード・モースにより 1901 年、1917 年に刊行された書籍。
◆ エドワード・モース自身が 19 世紀後半の日本各地をめぐって
集めた陶器を整理・掲載したカタログと、その時期の日記。
「Catalogue of the Morse Collection of Japanese pottery」
(背景写真)
「Japan day by day v.1」 「Japan day by day v.2」
3.中村裕太 氏
美術家
京都精華大学芸術研究科博士後期課程を
2011 年に修了 博士(芸術)
〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から
タイル、陶磁器などの理論と制作に従事。
調査の様子(photo by Nobutada Omote)
http://nakamurayuta.jp/
担当:京都府立図書館
総務課企画調整係
片又・福島
Tel:075-762-4655 [email protected]