主な質問と回答(PDF 203.6KB)

「境浄水場における都市計画原案の説明会」における主な質問と回答
日 時
平成 28 年3月 12 日(土)午前 10 時半
会 場
関前コミュニティセンター
〇説明会出席者数: 23 名
〇発
言 者
数:
7名
質問
説明会での回答(武蔵野市)
1 地区計画
1 月の説明会での説明より、建物高さは
1 月の水道局の説明は実際に水道局が検討してい
の検討内
高く、壁面後退距離が小さくなってい
る建物の数値である。今回の数値は外枠としての
容につい
るのでは。
都市計画の規制値であり、この数値の範囲内で、
て
水道局が建物を建てることになる。
2 都市計画
(都市計画案に対する意見募集につい
武蔵野市まちづくり条例の規定により、書面とし
手続きに
て)意見書を改めて出すのではなく、
ての意見書での提出を定めているが、これまでの
ついて
この場で意見を述べてよいのか。
経緯もあるので、説明会の発言の内容も同等の扱
いをしたいと考えている。
理解が示されていない中で、スケジュ
当初のスケジュールは余裕を持っていたが、的確
ールが当初より前倒しになっている。
なタイミングで進めたい。あくまで予定なので、
ご意見があれば検討したい。
2 月の都市計画審議会において、住民の
一定程度の理解は得られていないことはご意見と
一定程度の理解が得られている、と報
して承る。都市計画審議会は公開なので、都市計
告したようだが、現状と異なるのでは
画審議会の委員を説明会に呼ぶことは考えていな
ないか。情報が正確に伝わらない中で
い。
審議されているのでは。都市計画審議
会の委員等を説明会に呼んでほしい。
説明会に東京都水道局も出席するべき
今回は都市計画の原案についての説明会であり、
である。
水道局は出席していないが、要望は水道局に伝え、
手続き上とは別途、説明会等についても検討した
い。
3 再構築自
境浄水場と東村山浄水場の合計施設能
158 万㎥/日は施設をフル稼働させた場合の最大
体の是非
力は、158 万㎥/日を維持するとのこと
値であると聞いている。また、境浄水場の施設能
について
であるが、158 万㎥/日の必要性はある
力の 31.5 万㎥/日についても最大能力であると聞
のか。工事中、北側緩速ろ過での処理
いている。158 万㎥/日の必要性については水道局
ができなくなるので、158 万㎥/日とな
に確認する(※1)。
らない。158 万㎥/日の必要はないので
は。
全体でどのくらい必要で、どこでどの
くらい処理能力があり、工事中はどう
なるのか、説明が不足している。
東村山浄水場の規模が大きいので、単
東村山浄水場は3系列に分かれているため、1系
独でも更新可能なのではないか。境浄
列ずつ更新するが、更新中の1系列の能力を境浄
水場における事業の必要性についての
水場で補うとの説明であった。詳細な説明の要望
説明が不十分である。
は水道局に伝える(※2)
。
昨年の9月まで再構築事業について知
水道施設は公共公益施設であり、市も再構築事業
らされていなかった。建設ありきで説
の必要性は認めている。その中で、周辺環境にど
明会が開かれていることに違和感があ
の程度配慮できるかということで地区計画等の検
る。なぜ必要なのか、参加できなかった
討を進めている。
人も分かるようにしてほしい。
これまでの説明会の資料等は、まちづくり推進課
全ての説明会資料と記録を公開してほ
にある。
しい。
事業の必要性についてきちんと説明し
水道局に伝え、対応を検討したい(※3)
。
てほしい。住民が必要性について理解
した上で進めてもらいたい。
5 建物計画
について
1 月の説明会で説明のあった建物高さ
都市計画の規制以上のものは建たない。また、基
より高くなることはないか。
本的には 1 月の説明会での数値より高くなること
はないと考えている。
説明資料ではどんな建物が建つのか全
水道局に伝える(※4)
。
然分からない。モンタージュ写真によ
る説明や、敷地内でどこから建物が建
つかの説明等をしてほしい。
玉川上水側には、何メートルの高さの
高さ 10m未満と聞いている。また、具体的な離隔
建築物が、玉川上水からどの程度の距
距離は聞いていないが、壁面後退距離の 20m以内
離に建つのか。可能な限り、玉川上水
に主たる建物が建つことはない。
から離してほしい。
【補足】
以下に、水道局からの回答を記載する。
※1
都の水道需要は、今後 25 年間程度は減少しません。一日平均使用水量は現在と同程度で推移するとともに、
水道需要は平成 30 年代にピークを迎え、一日最大配水量は 600 万㎥の可能性があります。一方、浄水場の供
給能力は、水道需要(日量 600 万㎥)に対し、実施設能力(日量 600 万㎥)であり、施設能力に余力はありませ
ん。境浄水場の再構築に伴う施設能力低下は、他の浄水場からのバックアップとして、あらかじめ都が保有
する浄水場全体の能力に見込んでいますが、東村山浄水場の更新時は大幅な能力低下となるため、158 万 m3/
日の施設能力は確保する必要があります。
※2
長期に及ぶ更新事業を円滑に推進し、安定給水を確保するため、更新に先立ち、あらかじめ代替浄水施設
を整備して、都が保有する浄水場全体の浄水能力を低下させないようにする必要があります。
東村山浄水場は、1系統の浄水施設の停止でも大幅な能力低下となり、都の全体の浄水能力に大きな影響
が及びます。このため、東村山浄水場の給水区域にバックアップを行う必要があり、この機能を担えるのは、
立地条件(距離、標高、導送水管の整備、敷地規模等)や管路ネットワークなどの面から境浄水場が唯一の
施設になります。
※3
都の水道は、高度経済成長期において、整備拡張を重ねてきたため、平成 30 年代に更新時期が到来します。
そこで、長期に及ぶ更新事業を円滑に推進し、安定給水を確保するため、更新に先立ち、都が保有する浄水
場全体の浄水能力を低下させないようあらかじめ代替浄水施設を整備することとしています。
更新事業については、最も建設年代が古い東村山浄水場から着手するもので、更新に伴い浄水能力が低下
する東村山浄水場の給水区域をバックアップする必要があることから、立地条件(距離、標高、導送水管の
整備、敷地規模等)や管路ネットワークなどを踏まえ、代替浄水施設として、境浄水場を建設地としていま
す。
※4
現在、東京都水道局では、危機管理対策の一環として、一般の方へ浄水場の施設見学を実施していません。
そのため、実際に現地をご案内することはできません。建物配置等については、今後の説明会において、完
成予想図等を用いて説明します。