健康福祉部

「福井ふるさと元気宣言」推進に関する政策合意
私は、知事 の政 策 スタッ フと して、
「 福井ふ るさ と元気 宣 言」に掲 げら れた
政策等 を実 現す るた め、次 に掲 げる 施策 ・事業 につ いて 重点 的に実 施す るこ
とを西 川一 誠知事 と 合意し ます 。
平成 28 年4 月
福 井 県知 事
西
川
一
健 康福祉 部長
櫻
本
宏
誠
28 年 度 目 標 ( 30 年 度 目 標 )
28年度の施策
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人 口減 少に歯 止 めをか ける 徹底戦 略
◇日本 一の 「結婚 ・ 子育て 応援 社会」
○新ふ くい 3人っ 子 応援プ ロジ ェクト の 展開
・3人 目以 降 就 学前 までの 子ど もの 保育 料等を 第1 子の 年齢 に関係 なく
無料化 し、 市町と と もに 3 人目 以降の 出 生・子 育て を応援 し ます。
・国の 育児 休業 給付 金に上 乗せ を行 う「 ふくい の子 宝応 援給 付金」 によ
り、育 児短 時間勤 務 からの 2人 目以降 の 出産を 後押 ししま す 。
○安心 な妊 娠・出 産 ・子育 ての 環境づ く り
・産後 、 病 院等 にお いて 気 軽に 医療 相談 を受け られ るよ う 市 町と連 携し
て支援し、身体的疲れや育児不安の大きい時期の母親をサポートします 。
・子育 て家 庭を 対象 に実施 して いる すみ ずみ子 育て サポ ート による 一時
預かり や家 事援 助な どのサ ービ スの 対象 を妊婦 家庭 にも 拡充 し、 市 町
ととも に 妊 娠から 出 産、子 育て まで切 れ 目ない 支援 を行い ま す。
1
○ゆと りあ る働き 方 と子育 てを 応援
・子ど もが 1歳 にな るまで の育 児休 業取 得の推 進、 祖父 母の 孫育て の休
暇取得 を促 進す る企 業の奨 励等 によ り、 家庭に おい て 子 育て ができ る
職場環 境づ くりを 進 めます 。
・仕事 と子 育て の両 立を支 援す るた め、 保育所 等に おい て 体 調を崩 した
園児を 、仕 事の 都合 により 迎え に行 けな い保護 者に 代わ って 病児保 育
施設職 員が 送迎・ 保 育を行 うサ ービス を 市町と 連携 して 開 始 します 。
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先 進的 な医療 と 福祉、 健康 長寿の ふ るさと 貢献
◇みず から 伸ばす 「 健康寿 命」
○「元 気生 活率」 日 本一の 実現 【部局 連 携 】
・ 福 井 国 体 に 向 け た 県 民 運 動 と し て 、「 国 体 記 念 ・ 1 7 の ま ち を 結 ぶ 徒
歩 大会 」や 冬場 のウ オーキ ング 、ラ ジオ 体操 、サイ クリ ング 、正 しい
姿勢の 実践 など、 年 間を通 じた 健康づ く りを推 進し ます。
・「 わ が ま ち 健 康 推 進 員 」 を 増 員 し 、 親 子 ・ 3 世 代 の ス ポ ー ツ 体 験 な ど
地域の 自主 的な健 康 活動を 進め 、市 町と 連携し て「 一市 町一 健康づ く
り」を さら に推進 し ます。( 平成 27 年 度 3,146 人 )
3,300 人 ( 4,000 人 )
・スポ ーツ や農 作業 などに より 高齢 者の 健康づ く り を進 める ととも に、
サロン 活動 など 高齢 者の社 会参 加を 市町 ととも に 進 め、 全国 トップ レ
ベ ルの 「元 気生活 率 」 を実 現し ます。
平成 27 年度 65 歳~ 74 歳 96.7% < 全 国 2 位 >
75 歳~ 84 歳 81.4% < 全 国 8 位 >
65 歳~ 74 歳 < 全 国 1 位 >
75 歳~ 84 歳 < 全 国 7 位 >
<全国 1 位>
<全国 5 位以内>
○「ふ くい 健康の 森 」の利 活用 拡大
・県民 の健 康づ くり の拠点 とし て、 より 幅広い 世代 や地 域の 住民が 気軽
に運動に親しめる施設にリニューアルするため、基本計画を策定します。
2
◇県民 の健 康サポ ー ト・シ ステ ム
○がん 予防 ・登録 ・ 治療日 本一
・市町 に加 え、 事業 所の健 康診 断に おい て簡易 な血 液検 査に よりピ ロリ
菌を調 べる リスク 検 査を導 入す るほか 、
「 休日レ ディ ースが ん 検診」の
利用拡 大に 努め 、働 く世代 が受 診し やす い検診 体制 を整 備し 、 がん 検
診受診 率 の 向上を 図 ります。
( 平成 27 年 度
70 歳 未満 48.5%(見 込))
50%(50% 超)
・ 現在 開発中 の 採血に より 13種 類 のがん を発 見でき る 次世代 の検 査に
ついて 、全 国に 先駆 けて導 入で きる よう 、県内 がん 拠点 病院 におけ る
受入体 制の 検討・ 準 備を進 めま す。
・石川 県の 病院 へ陽 子線外 来の 設置 を働 きかけ 、北 陸か ら陽 子線が ん治
療セン ター へ患 者を 受け入 れる 体制 を整 えます 。ま た、 金沢 駅や富 山
駅にお ける ポス ター 掲示、 小児 がん の保 険 適用 や乳 がん 臨床 試験等 に
ついて 広く 情報発 信 するな ど 広 報を強 化 し、利 用者 の拡 大に 努めま す。
(陽子線 がん 治療 セ ンター 利用 者数 平 成 27 年度 128 人)
200 人 (240 人 )
○地域 医療 の人材 確 保・体 制強 化
・地域 医療 構想 を実 現する ため 、国 の基 金を活 用し 、 今 後不 足が見 込ま
れ る 回 復 期 病 床 の 整 備 な ど 医 療 機 関 の 役 割 分 担 と 連 携 、身 近 で 医 療 が
受けら れる 在宅 医療 の充実 、医 師の 偏在 解消な ど地 域を 支え る 医療 人
材 の確 保 ・ 養成 を 実 施しま す。
<医師 の確 保>
・県内 外に おい て合 同説明 会を 開催 し、 充実し た研 修環 境を 県外学 生に
直接周 知し て臨床 研 修医を 確保 します 。
・新専 門医 制度 の資 格取得 を目 指す 医師 が偏在 しな いよ う、 県医師 会等
関係機 関と の協 議の 場をつ くり 、自 治医 科大学 や福 井大 学 奨 学生医 師
に係る 指定 医療 機関 への派 遣ル ール を検 討する こと など によ り 、県 内
医療機 関の 勤務医 師 を確保 しま す。
(県が医療 機関へ派 遣 した医師数 平成 27 年度
35 人)
38 人( 60 人)
3
<看護 職員 の確保 >
・イン ター ンシ ップ を通じ た新 卒者 の県 内就業 促進 、ハ ロー ワーク と連
携した ナー スバ ンク 登録に 加え 、新 たに ナース セン ター 嶺南 サテラ イ
トも活 用し た再 就業 あっせ んに より 、県 内医療 機関 や福 祉施 設等の 看
護職員 を確 保しま す 。
<県立 病院 の機能 強 化>
・県立 病院 にお いて 、脳外 科等 の手 術と カテー テル 治療 を同 時に行 うこ
とがで きる ハイ ブリ ッド手 術室 を新 設す るため 、基 本設 計・ 実施設 計
を行い ます 。
○認知 症予 防・治 療 日本一
・認知 症検 診に よる 早期発 見に 加え 、新 たに普 段の 生活 にお いて 楽 しみ
ながら でき る本 県独 自の認 知症 予防 メニ ューを 作 成 し、 その 活用を 指
導する 人材 を育成 し ます。
・認知 症の 早期 発見 ・早期 治療 を推 進す るた め 、本 県独 自の チェッ クリ
ストを 使用 した認 知 症検診 を、 県下 全 市 町にお いて 実施し ま す。
・老人 クラ ブが 行う 身近な 場所 にお ける サロン 活動 や次 世代 への知 識・
経験の 伝承 など、 交 流活動 の参 加者数 を 増やし ます 。
(平 成 27 年 度
25,823 人 )
27,000 人( 30,000 人)
・認知 症サ ポー ター の活動 をス テッ プア ップす る研 修を 実施 し、 認 知症
カフェ の運 営へ の参 画など 地域 にお ける 見守り 活動 の担 い手 として 育
成 しま す。
( ステ ップ アップ 研 修受講 者数 平成 27 年度 -
)
100 人( 500 人)
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○薬も らい すぎな い 運動
・県が 配布 する 「お 薬バッ グ」 に お 薬手 帳と服 薬中 の薬 を 入 れて 薬 局に
持って 行く 運動 を進 め 、重 複投 薬や 残薬 の確認 を行 うこ とに より 、 薬
のもら いす ぎを防 止 します 。
( 重複 投薬 ・残薬 調 整件数
平成 27 年 度
7,011 件)
8,000 件 ( 10,000 件 )
○子ど もの 目と歯 ・ 生活の 健康 【部局 連 携】
・妊産 婦歯 科 健 診や 市町が 行う 乳幼 児健 診・教 室等 にお いて 、保護 者に
対する 歯科 保健 指導 を行い 、乳 児期 から の子ど もの むし 歯予 防を進 め
ま す。
◇「温 かい 福祉県 」 の実現
○在宅 強化 と「介 護 待機ゼ ロ」 の再継 続 【共同 研究 】
・ 在 宅 介護 が困 難な 高齢者 のた め、 特別 養護老 人ホ ーム 等の 必要な 施設
を 市町 と連 携して 計 画的に 整備 し、「 待 機者ゼ ロ」 を継続 し ます。
・在宅医 療サ ポー ト センタ ー等 による 在 宅医師・歯科 医師 の 育成や、
「退
院支援 ルー ル」 の普 及推進 など 、2 4時 間の在 宅ケ アを 提供 する坂 井
地区モ デル の全県 拡 大を推 進し ます。
・ 要介 護度 の改 善に 成果を 上げ た介 護事 業所に 対す る交 付金 や優秀 な職
員 チー ムの 表彰 によ り、事 業所 や職 員の 意欲を 向上 させ 、要 介護度 の
改善を 促進 します 。
・介護 福祉 士を 目指 す学生 への 修学 資金 や 再就 職を 希望 する 者への 就職
準備金 の貸 付 、 外国 人留学 生を 受け 入れ る 介護 福祉 士養 成校 への補 助
制度等 の新 設によ り 、 介護 人材 の確保 に 努めま す。
5
○福祉 施設 をさら に 良い職 場に
・保育 士の 給与な ど の処遇 改善 につい て 、実地 指導 監査や 施 設整備 等に
おいて 指導 を行い 、 保育士 の職 場環境 を 改善し ます 。
・処遇 改善 や人 材育 成に積 極的 に取 り組 む事業 所の 「ふ くい 介護人 材育
成宣言 事業 所」 とし ての認 証や 専門 家に よる経 営改 善の 支援 により 、
介護職 員の 賃金 を 改 善しま す。( 平成 27 年度
218 千円 )
220 千 円( 225 千円)
○自立 と生 きがい の 障害者 支援
・事業 所へ の専 門家 派遣に よる 商品 開発 や作業 向上 、農 作物 の販売 ルー
ト拡大 、官公 需の 発 注促進 等に より、A 型(雇 用型)、B型( 訓練)事
業所双 方の 賃金 の向 上を図 ると とも に 、 一般企 業等 へ移 行す る就業 者
を増や しま す。
○障害 者と 家族 の た めの在 宅サ ポート
・重症 心身 障害 児者 の在宅 介護 を行 う家 族の負 担軽 減の ため 、 医療 的ケ
アが可 能な 事業所 数 を増や しま す。
( 平 成 27 年 度 6 事 業所増 累計 12 事 業 所)
5 事業所 増 累計 17 事業所 ( 累計 27 事 業所)
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福 井か ら人材 育 成
◇「ふ るさ と」を 思 うグロ ーバ ル人材 教 育
○ 「 科 学 と こ こ ろ 」 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 学 習 拠 点 ― エ ンゼ ルランド改 修
・科学 の現 象を 生活 体験や 実感 に基 づい て理解 でき る展 示内 容へと 改修
し、本 年1 0月 にリ ニュー アル ・オ ープ ンしま す。 未就 学児 から小 中
学生ま で幅 広い 年代 の子ど もが 楽し める 参加型 の科 学実 験プ ログラ ム
を提供 する など科 学 館とし ての 機能を 強 化しま す。
◇「福 井型 18年 教 育」の 進化
○児童 ・生 徒はみ ん な笑顔 に
・ひと り親 家庭 の小 ・中学 生に 対す るボ ランテ ィア によ る 学 習会を 月3
回に拡 大し 、子 ども の学ぶ 機会 を拡 充し ます。 また 、 ひ とり 親家庭 の
親と子 ども に対 して 学び直 しに 必要 な受 講料等 を助 成し 、自 立を支 援
します 。
・発達 障害 など 子ど もの心 の問 題に つい て、地 域の 小児 科医 等への 研修
を実施 し、 身近 な地 域にお いて ケア を行 い専門 機関 へつ なぐ 体制を 充
実しま す。
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日 本一 の安全 ・ 安心( 治安 充実か ら 治安万 全へ )
◇あら ゆる 災害対 応 を迅速 第一 【部局 連 携】
○さま ざま な災害 ・ 危機を 想定 した医 療 体制の 強化
・災害 医療 コー ディ ネータ ーや DM AT による 訓練 を実 施し 、緊急 時に
必要な 医療 救護 班の 派遣や 患者 搬送 等を 迅速か つ的 確に 提供 する体 制
を強化 しま す。
○特定 失踪 者の真 相 究明、 拉致 問題の 解 決に的 確に 対応
・拉致 問題 の一 日も 早い解 決を 促す ため 、 県と して あら ゆる 機会を 捉え
て要請 を続 けま す 。 新た に 拉致 被害 者が 帰国す る場 合に は、 帰国者 の
状況に 応じ 、迅速 か つ適切 な支 援を行 い ます。
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国 体の 成功と 「 スポー ツ福 井」の 実 現、文 化・ 芸術を 身 近に
◇
県 民総 参加の 福 井国体 【部 局連携 】
○全国 障害 者スポ ー ツ大会 の開 催準備
・平成3 0年 全国 障 害者ス ポー ツ大会 に 向け、
「 チーム ふく い」アス リー
ト認定 者数 を増や し ます。
( 平 成 27 年 度 79 人 増 累 計 226 人)
40 人増 累計 266 人 (累計 300 人)
・大会 運営 に必 要な 情報支 援ボ ラン ティ アを育 成す るた め、 手話通 訳や
要約筆 記等 の研修 を 行いま す。
( 平 成 27 年 度 207 人増 累 計 616 人 )
手話通 訳・ 要約筆 記 者等養 成研 修修了 者
160 人増 累計 776 人 (累計 850 人)
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