生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)基本構想 策定支援業務委託 仕 様 書 平 成 28年 6 月 伊 達 市 生涯活躍のまち(伊達市版 CCRC)基本構想策定支援業務委託仕様書 1 委託業務の名称 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)基本構想策定支援業務 2 業務の目的 本業務は、人口減少社会においても市民誰もが生涯元気で持続可能なまちづくりを 推進するため、地元の高齢者はもとより首都圏の移住者を迎えながら、役割や生きが いを持ち、これまで以上に健康で活動的な生活ができる先駆的なモデル並びに雇用創 出に寄与する生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)構想として策定するものである。 生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想をさらに拡大(多世代を対象)し、医療と介護 連携によるシームレスなまちづくりを目指す。そのために、アクティブシニアに留ま らず、子育て世代の移住も促進する。また、医療福祉人材・事業者をはじめ、多様な 人材を呼び込ながら、地域で支えあう包括システムや子育て支援体制などと連携して いく。 なお、当市で展開している「健幸都市」における、健康づくりを最大限に生かし健 康寿命の延伸との整合を図った構想とする。 3 履行期間 契約締結日の日から平成 29 年3月 17 日まで 4 業務内容 (1)基本構想(案)のとりまとめ 本市において実施している健幸都市及び各種施策との整合性を図りつつ、本市の地 域資源を活かした、特色ある生涯活躍のまちを展開するため、移住予定者と調整を図 り、市民をはじめサービス利用者にも共有できる構想をとりまとめる。 なお、伊達な地域創生戦略との整合性を図るものとする。 (2)現状調査及び課題整理 本市の高齢者及び地域の状況を踏まえた生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)のあり方 を検討するにあたり、必要となる現状調査及び課題整理を行う。 ① 居住者及び事業者のニーズ調査 居住者となり得る首都圏アクティブシニアにおける本市に対するニーズ調査を 行い、人口減少抑制や地域経済の活性化等への効果や移住ニーズの有無、具体的 な課題等を整理する。また、事業者におけるニーズ調査を行い、事業者進出を促 すために求められる規制緩和や減税措置等の課題整理を行う。 ② 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)の展開に係る課題の整理 市内の人口動向、首都圏から市内への移住に資する地域資源及び社会資源の充 -1- 足状況、現状の課題等を把握し分析する。 また、基本構想の実現に向けた敷地の整備方法、機能の提供方法、公民の役割 分担等について整理するとともに、今後の拠点での事業化に向けて必要となる取 組みやスケジュールを整理する。 ③ 事業推進体制の整理 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)の運営スキームにおいて、行政や地域を含め た連携及び調整体制等の整理を行う。 ④ 求められる制度の整理(特区、都市計画、税制度) 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)を展開するにあたって、法律面(特区や都市 計画等)や税制面などにおいて活用できる可能性のある制度を整理する。 ⑤ 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)のメリット及びデメリットの整理 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)を展開するにあたって、本市にもたらす効果 及び影響(経済効果や医療費・介護費等の負担等)について、多面的かつ定量的 に分析し整理する。 ⑥ 地元住民のメリット及びデメリットの整理 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)を展開するにあたって、地元住民にもたらす 効果及び影響について、多面的かつ定量的に分析し整理する。 (3)協議会等の開催に係る支援 ① 「伊達市版生涯活躍のまち」推進協議会等の開催に係る支援 推進協議会等の運営に対する助言と会議への出席及び資料、開催資料の説明支 援、会議録等の作成(6回程度を想定)。 ② ワークショップの運営に係る支援 ワークショップの企画(手法の提案、資料の作成など)やワークショップの運 営及び会議録等の作成(4回程度を想定) ③ 活用できる制度及び補助金等の整理 本市に生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)構想を導入するにあたり活用できる可 能性のある制度、補助金等を整理する。 なお、報告書を作成する過程において、本市との協議を調査着手時、中間報告時、成果 報告時の計3回以上行う。 5 業務の実施 (1)本業務は、本仕様書に基づいて実施すること。 (2)受注者は、業務の実施にあたって、関係法令及び条例を順守すること。 (3)受注者は、業務の実施にあたって発注者と協議を行い、その意図や目的を十分に理 解したうえで適切な人員配置のもとで進めること。 (4)受注者は、業務の進捗について、発注者に対して定期的に報告すること。 (5)受注者は、本委託業務の全部を第三者に再委託してはならない。 -2- (6)受注者は、本委託業務の一部を第三者に再委託するときは、あらかじめ発注者に書 面により報告し、発注者の承認を得ること。ただし、企画提案書に記載されているも のについては、この限りでない。 (7)本仕様書に定めのない事項や本業務の実施に当たり疑義が生じた場合は、速やかに 発注者と協議を行い、指示を仰ぐこと。 6 成果品 (1)次のものを成果品として提出すること。 ① 業務完了報告書 1部 ② 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)基本構想 200部(A4版、カラー簡易製本、縦長) ③ 生涯活躍のまち(伊達市版CCRC)基本構想概要版 500部(A4版、カラー) ④ その他本業務で作成した資料のうち本市が提出を求めるもの ⑤ 上記成果品の電子データ一式 ※電子データのファイル形式は、ワード、エクセル、パワーポイント及びPDFとする。 (2)成果品の提出場所 〒960-0692 福島県伊達市保原町字舟橋180番地 伊達市役所保原本庁舎2階 伊達市 市長直轄 総合政策課 7 支払い方法 全額を業務完了後支払うものとする。 8 留意事項 受託者は、業務履行にあたり、契約書に定めるもののほか、次に掲げる事項を順守 するものとする。 (1)基本事項 ① 業務の遂行に関しては、関係法令を順守すること ② 委託者と十分な連携を図って事業を実施すること ③ 業務の遂行に必要となる経費は契約金額に含まれるものとし、委託者は契約金額 以外の費用を負担しない。 ④ 実施計画の一部を変更することがありうるため、全体の構成について委託者及び 関係者との連携を密にし、事業が万全に出来るよう調整すること。 (2)再委託 業務の一部を第三者に再委託する場合は、あらかじめ委託者に届出を行い、承認を 得なければならない。 (3)成果品の使用等 ① 成果品は全て委託者の所有とし、受託者は委託者の承認を受けずに他に公表、貸 与、使用してはならない。 -3- ② 受託者は、第三者の著作物を使用する場合、委託者が成果品をいかに使用しても、 第三者から権利の主張がない状態で納品すること。 (4)成果品に瑕疵のある場合 納品後に、成果品に瑕疵があった場合は、委託者の指示により速やかに訂正するこ と。委託期間終了後も同様とする。 (5)守秘義務 この業務を実施するにあたっては、個人情報の保護の重要性を認識し、個人の権利 利益を侵害することのないよう、個人情報の取扱いを適正に行わなければならない。 (6)その他 提案内容は、国の「日本版CCRC構想有識者会議」等の状況を踏まえて作成すること。 9 その他の事項 この仕様書に定めのない事項及びこの仕様書について疑義が生じた場合は、別途協 議するものとする。 10 担当課 伊達市市長直轄総合政策課(担当:岡崎、長谷川) 所在地 〒960-0692 伊達市保原町字舟橋 180 番地 電 話 024-575-1142(内線 5234) メールアドレス [email protected] お問い合わせについては土曜日、日曜日及び祝日等の休日を除く毎日、午前8時 30 分から午後5時15分まで受け付ける。 -4-
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