高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 す る 法 律 に 基 づ く 保 健 事 業 の 実

○
対
照
条
文
後
現
行
(傍線の部分は改正部分)
高 齢者の 医療の 確保に 関する 法律に基 づく 保健事業 の実施 等に関 する指 針(平 成二十六 年厚 生労働省 告示第百 四十一号)
旧
の 一部 を 改 正 する 件
新
正
高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関す る 法 律 に 基 づ く 保 健事 業 の 実 施 等 に関 す る
改
高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 す る 法 律 に 基 づ く保 健 事 業 の 実 施等 に 関 す る
本指針策定の背景と目的
指針
第一
」(平 成十二年三月三十一日厚生 省発健医第百十五号等) を中核
と す る 国 民 の 健 康 づ く り や 疾 病 予 防 を さ ら に 推 進 す る た め、 健 康
」 (平成十二年三月三十一 日厚生省発健医第百十五 号等)を中核
「 二 十 一 世 紀 に おけ る 国 民 健 康 づ く り 運 動 ( 健 康 日本 二 十 一 )
と す る 国 民 の 健 康 づ く り や 疾 病 予 防 を さら に 推 進 す る た め 、 健 康
増 進 法 ( 平成 十 四 年 法 律 第 百 三 号 ) が 平 成 十 五 年 五 月 一 日 に 施 行
一
増 進法(平成十四年 法律第百三号)が平成十 五年五月一日に施行
され、同法に基づ く健康増進事業実施者に対 する健康診査の実施
「 二 十 一 世 紀 に お け る 国 民 健 康 づ く り運 動 ( 健 康 日 本 二 十 一 )
本指針策定の背景と目的
指針
第一
一
さ れ 、 同 法 に 基 づ く 健 康 増 進 事 業 実 施 者 に 対 す る 健康 診 査 の 実 施
また、 平成二 十年四月一 日には、高齢者の医療の 確保に関する
等 に関する指針(平成十六 年厚生労働省告示第二百 四十二号。以
ま た 、 平 成 二 十 年 四 月 一 日 に は 、 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関す る
法 律(昭和五十七年法律第 八十号)が施行されたこ とに伴い、健
等に関 する指針(平成十六年厚生 労働省告示第二百四十二 号。以
法律( 昭和五十七年法律第八十号 。以下「法」という。) が施行
康 診 査 等 実 施 指 針 の 一 部 が 改 正 され る と と も に 、 同 法 第 百二 十 五
下 「 健 康 診 査 等 実 施 指 針 」 と い う。 ) が 平 成 十 六 年 六 月 十四 日 に
さ れ た こ と に 伴 い 、 健 康 診 査 等 実 施 指 針の 一 部 が 改 正 さ れ る と と
条第一項の規 定に基づき、後期高齢者医 療広域連合(以下「広域
下 「 健 康 診 査 等 実 施 指 針 」 と い う 。 ) が平 成 十 六 年 六 月 十 四 日 に
も に、法第百二十五 条第一項の規定に基づき 、後期高齢者医療広
連合」という。) は、健康教育、健康相談、健 康診査その他の被
公布されたところである。
域 連 合 ( 以 下 「 広 域 連 合 」と い う 。 ) は 、 健 康 教 育、 健 康 相 談 、
保 険者の健康の保持増進の ために必要な事業(以下 「保健事業」
公布されたところである。
健康診 査その他の被保険者の健康 の保持増進のために必要 な事業
1
年 厚生労働省告 示第四百三十号。以下「健 康日本二十一(第二次
民健康 づくり運動(健康日本二十一( 第二次))」(平成二十 四
さら に、平成 二十五 年度からは「二 十一世紀における第二次 国
) 」 と い う 。 )が 適 用 さ れ 、 健 康 づ く り や 疾 病 予 防 の 更 な る 推 進
年厚生労 働省告示第四百三十号。以 下「健康日本二十一(第 二次
民 健 康 づ く り 運 動 ( 健 康 日 本二 十 一 ( 第 二 次 ) ) 」 ( 平 成 二 十 四
さらに 、平成二 十五年度から は「二十一世紀における 第二次国
という。)を行うように努めなければならないこととされた。
) 」 と い う 。 ) が 適 用さ れ 、 健 康 づ く り や 疾 病 予 防 の 更 な る 推 進
を図ることとされた。
を行うように努めなければならないこととされた。
を図ることとされた。
加えて 、平成 二十八年 四月一日には、持続 可能な医療保険制度
を 構築するため の国民健康保険法等の一部 を改正する法律(平成
二 十 七 年 法 律 第 三 十 一号 ) に よ る 法 第 百 二 十 五 条 の 改 正 に よ り 、
広域 連合は、高齢者の心身の 特性に応じ、健康教育、 健康相談、
健 康 診 査及 び 保 健 指 導 並 び に 健 康 管 理 及 び 疾 病 の 予 防 に 係 る 被 保
険 者の自助努力 についての支援その他の被 保険者の健康の保持増
進 のために必要な事業( 以下「保健事業」という 。)を行うよう
保 険法(平成九 年法律第百二十三号)に基 づく介護保険事業に係
本指針 は、同 条第五項 に基づき、健康診査 等実施指針及び介護
率的な実施を図るため、基本的な考え方を示すものである。
保 ち つ つ 、 広 域 連 合 が 行 う 保 健 事 業 に 関 し て 、 そ の 効 果 的 か つ効
本 指針は 、同条 第三項に基づき、健康 診査等実施指針と調和を
に努めなければならないこととされた。
る 保険給付の円滑な実施 を確保するための基本的 な指針(平成二
十 七 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 七 十 号 ) と 調 和 を 保 ち つ つ 、 広域 連 合 が
行 う 保 健事 業 に 関 し て 、 そ の 効 果 的 か つ 効 率 的 な 実 施 を 図 る た め
(略)
二
(略)
、基本的な考え方を示すものである。
二
下「 診療報酬明細書等」という 。)の電子化の進展等に より、広
こ う し た 中 で 、 近 年 、診 療 報 酬 明 細 書 及 び 調 剤報 酬 明 細 書 ( 以
下 「 診 療報 酬 明 細 書 等 」 と い う 。 ) の 電 子 化 の 進 展 等 に よ り 、 広
域 連 合 が 健 康 や 医 療 に 関 す る 情 報 を 活用 し て 被 保 険 者 の 健 康 課題
三
域 連合が健康や 医療に関する情報を活用し て被保険者の健康課題
の分析、保健事業の評価等を行うための基盤の整備が進んでい
こ う し た 中 で 、 近 年 、 診 療 報 酬 明 細 書 及 び 調 剤 報 酬 明 細 書( 以
の分析、保健事業の評価等を行うための基盤の整備が進んでい
る。
三
る。
2
ま た 、 平 成 二 十 七 年 に は 、 健康 寿 命 の 延 伸 と と も に 医療 費 の 適
正化 を図ることを目的として 、民間主導の活動体であ る日本健康
会議が 発足し、自治体、企業、保険者 等における先進的な取組 を
横 展開するため 、平成三十二年までの数値 目標を定めた「健康な
まち・職場づくり宣言二〇二〇」が採択されたところである。
(略 )
(略)
保健事業の基本的な考え方
四・五
第二
広域連合の役割の重視
1 (略)
一
(略 )
2
広域連合の役割の重視
保健事業の基本的な考え方
四・ 五
第二
一
1
広 域連 合 は 、 被 保 険 者 の 特 性 に 応 じ た き め 細 か い 保 健 事 業 を
康保険 の保険 者、被用 者保険の保険者、市 町村等と連携するな
に組 織される 保険者 協議会等を活用 することなどにより国民 健
応 じ 、 法 第 百 五 十 七 条 の 二 第一 項 の 規 定 に 基 づ き 都 道 府 県 ご と
実 施し、 その際 には地 域の特性にも配慮すると ともに、必要に
どに より国 民健康 保険の保険者、被用者保 険の保険者、市町村
す る場( 以下「 保険者協議会」という 。)等を活用することな
管掌健 康保険及 び組合管掌健 康保険の保険者等が協議 し、連携
応 じ 、 都 道 府 県 ご と に設 け る 国 民 健 康 保 険 、 全国 健 康 保 険 協 会
実施 し、そ の際に は地域の特性にも配慮す るとともに、必要に
広域連合は、被保険者の特 性に応じたきめ細かい保 健事業を
2
どの工夫をすること。
(略 )
4
3 (略)
等と連携するなどの工夫をすること。
3
広 域連 合 が 保 健 事 業 を 行 う 際 に は 、 国 民 健 康 保 険 及 び 介 護 保
これ により 、被保 険者が年齢に 応じた保健事業を必要に 応じて
険 の保険 者であ る市町 村と共同して事業を実施 することとし、
受けられる機会を確保すること。
こ れ に よ り 、 被 保 険 者が 年 齢 に 応 じ た 保 健 事 業 を 必 要 に 応 じ て
険の 保険者 である 市町村と共同して事業を 実施することとし、
広域連合が保健事業を行う 際には、国民健康保険及 び介護保
4
受け られる機 会を確 保すること。特 に、高齢期においては、 医
療と介 護の連 携の必要 性が高いことから、 介護保険法第百十五
条 の四十 五第一 項及び 第二項の規定による地域 支援事業(以下
「地域支援事業」という。)との連携を図ること。
3
(略 )
二~ 四
(略)
(略)
五 地域の特性に応じた事業運営
1・2
ら 、 地 域 の 特 性 の 分 析 や 、 それ に 応 じ た 課 題 に 対 す る保 健 事 業
の企画 及び実施 に当たっては 、健康増進法、精神保健 及び精神
ら 、 地 域 の 特 性 の 分 析 や 、 そ れ に 応 じ た 課 題 に対 す る 保 健 事 業
地域 の関係者が連携、協力して 健康づくりを行うとの観 点か
の企 画及び実 施に当 たっては、健康 増進法、精神保健及び精 神
障 害 者 福 祉 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 二 十五 年 法 律 第 百 二 十 三 号 ) 等
3
障害者 福祉に 関する法 律(昭和二十五年法 律第百二十三号)等
に 基づく地 域にお ける他の保健事業や介護 保険法(平成九年法
地域の関係 者が連携、協力して健康づ くりを行うとの観点か
に 基づく 地域に おける 他の保健事業や地域支援 事業等と積極的
律 第 百 二 十 三 号 ) に 基づ く 事 業 と 積 極 的 に 連 携及 び 協 力 を 図 る
(略)
(略)
一~六
(略)
保健事業の内容
4
すること。
に 連 携 及 び 協 力 を 図 る と と もに 、 他 の 保 険 者 や 被 用 者 保 険 の 保
( 略)
保健事業の内容
4
ととも に、他の 保険者や被用 者保険の保険者等とも連 携、協力
第三
険者等とも連携、協力すること。
3
1・2 (略)
地域の特性に応じた事業運営
二~四
五
第三
(略)
(略 )
健 康管 理 及 び 疾 病 の 予 防 に 係 る 被 保 険 者 の 自 助 努 力 に つ い て
健 康 管理 及 び 疾 病 の 予 防 に 係 る 被 保 険 者 の 自 助 努 力 に つ い て の
一~六
七
支援
1
の 支援は 、被保 険者の 健康づくりに向けた意識 や行動の変容を
図る ことを 目的と して、被保険 者がそれぞれの年齢や健 康状態
等に 応じ、健 康づく りの取組を開始 するきっかけや継続する た
めの支 援等と して実施 するものである。当 該支援を実施する場
合 には、 個人の 予防・ 健康づくりに向けたイン センティブを提
供す る取組 に係る ガイドライン (平成二十八年五月十八 日保発
第一 号厚生労 働省保 険局長通知)も 踏まえつつ、当該目的に 照
4
ら し て 、 当 該 支 援 が 真 に 効 果的 で あ る か に つ い て 定 期的 に 評 価
当 該支援の実施に当たっては、必 要な医療を受けるべき被 保
しながら行うこと。
2
険 者の医 療機関 への受 診抑制を招き、これによ り症状が重症化
すること等がないよう、十分に留意すること。
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