親子で集計 「 ベルマーク・フェスティバル」 伝統と地域に支えられ、学校と で取り組んでいる 寒河江小学校のベルマーク収集活動 山形県寒河江市立寒河江小学校 柏倉 城太郎( 会長) 水戸部 厚史( 文化整美部長) 学校の歴史 地域の根強い支え 創立 3年 児童数 11名 寒河江市の中心に位置し、卒業生等、多くの地域の支えを受けている。 ベルマークへの登録は1961年 以来55年間の伝統。 収集活動のねらい 子どもたちが、自分たちの学校生活向上のため、そして恵まれない子どもた ちのためにできることをしようとする意識づけのきっかけにするために、保護者 や地域の方々と共にベルマーク収集を行っている。 収益金の使途 ・カンボジアの小学校への寄付、ドッジボール5個(20年ほど継続) 昨年度は、イラク難民キャンプ学校へ掛け時計寄贈 IVY(国際ボランティアセンター山形)を通じて ・東日本大震災への友愛援助(ベルマーク教育財団) 平成23年度~26年度は、8万円 平成27年度は、5万円 ・校内備品購入 (これまで、加湿器、カルタ、ボールの空気詰め、運動用ビブスなど購入 昨年度は掃除機・充電式クリーナー、ジェンガ・学習用パターンブロック を購入) 活動の特徴 ベルマーク・フェスティバルは、毎年秋の学習参観日に実施 1年間、児童(家庭)・地域民・賛同いただいている企業の協力で集め てきたベルマークを全学年の親子で集計作業を行う。 児童・・・・ 年生を主体としたベルマーク委員会が全児童に呼びかけてい る。 ・・・・・ つの専門部会の一つ、文化整美部が中心となって実施 収集・活動の流れ 1 呼びかける 2 集める 3 仕分ける 4 集計する「ベルマーク・フェスティバル」 1 呼びかける 子ども ベルマーク委員会 ・全校朝会にて呼びかけ( 31) ・ベルマークだよりの発行 保護者・地域 PTA文化整美部 ・5月に町内会を通じてチラシを全戸 に配付。 ・PTA広報「やなぎ」にてお知らせ (年3回) 地区全戸に配付。 ・企業・飲食店・事業所等に役員が訪 問し依頼する。(昨年度8か所) 2 集める 子ども ・封筒配付 ベルマーク委員会 6月~3月 毎月1日ベルマークの日 委員会の児童が、中間休みに各教 室に行き、ベルマークの入った封筒を 回収する。 〈楽しみながらたくさん集まる工夫〉 8月 チャレンジベルマーク 1月 ベルマーク学年マッチ 3月 パーフェクト賞 結果は校内放送でお知らせする。 保護者・地域 PTA文化整美部 ・9月に、町内会の班ごとに封筒を回 覧し、ベルマークとカートリッジを集め る。 ・企業等を訪問して、べルマークをも らってくる。 3 仕分ける 子ども ベルマーク委員会 保護者・地域 PTA文化整美部 ・月2回の委員会活動の日に 封筒か ・子どもが仕分けしたものを、文化整美 ら出して番号ごとの引き出しに入れる。 部会にて再度、点検作業を行う。(まち がいマークが混入していないか) ・インクカートリッジも委員会の時間や 年間4回、1時間程度 放課後の時間を使って、数えて箱詰 めし、年3回ほど送付する。 ・10月は地区から大量のベルマーク が集まるため、 4~6年の各学級で 仕分け作業を行う。 4 集計する「ベルマーク・フェスティバル」 11月11日 授業参観後 学校行事「ベルマークフェスティバル」 子どもと保護者、全校での活動 ・学年が担当しているベルマークを、卵パックなどを使って親子で 数えてA表に記入する。 (同じ番号・同じ点数の枚数を数える) 4 集計する「ベルマーク・フェスティバル」 ・学年の役員はベルマークとA表を受け取り、B表に転記する。 (同じ番号・同じ点数の総数を集計する) 4 集計する「ベルマーク・フェスティバル」 ・文化整美部の役員は、B表からC表に転記する。 (同じ番号・各点数の総数を集計する) ・ダンボール箱に入れ、その日のうちに財団に送る。 おわりに -伝統と地域に支えられ、各家庭で子どもと共に活動している- 親子で集計 高い出席率を得ている。親子で取り組みやすい活動。 6年間の成長、積み上げ 1年生は親に数えてもらう。 6年生は親に確認してもらう。 地域とのつながり 町内会で収集し、会長さんが届けてくださったり、近所の 子どもが預かってきたりする。地域が学校を応援している ことを、学校も子どもも実感している。 伝統による、収集活動の日常化・習慣化 例(おじいちゃんも昔パパと一緒にベルマークを集めた。) (ママが子どもの頃もベルマークを集めた。) 家族の共通の話題・取り組みになっている。 改めて周知しなくても、収集している。 知り合いの方が取っておいてくれる。 (口コミで学区外からもベルマークを届けてくれる。) ご清聴ありがとうございました・・・
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