平成28年度 ベルマーク説明会山形県会場 2016.6.10 親子で集計 「ベルマーク・フェスティバル」 -伝統と地域に支えられ、学校とPTAで取り組んでいる寒河江小のベルマーク収集活動- 山形県寒河江市立寒河江小学校 柏倉 城太郎(PTA会長) 水戸部 厚史(PTA文化整美部部長) はじめに 寒河江市の中心校 地域に大切にされている学校。 月に2回ボランティア団体の方々が来校し、温かい言葉かけをしながら読み語りをしてくれている。 また、生け花が趣味の方が定期的に学校に来て、季節の花を生け、みんなの心を和ませてくれている。 ベルマークへの登録は1961年以来55年間の伝統。 収集活動のねらい 子どもたちが、自分たちの学校生活向上のため、また、恵まれない子どもたちのためにできることをし ようとする意識づけのきっかけにするために、保護者や地域の方々と共にベルマーク収集を行う。 収益金の使途 毎年ほぼ同様に ・カンボジアの小学校への寄付、ドッジボール5個(20年ほど継続) ・イラク国内難民の小学校へ掛け時計の寄付(昨年度) IVY(国際ボランティアセンター山形)を通じて ・東日本大震災への友愛援助(ベルマーク教育財団) 平成23年度から26年度まで8万円、昨年度は5万円を寄付 ・学校生活で役立つもの(昨年度) 掃除機3台 充電式小型掃除機1台 ゲーム(ジェンガ) 学習用パターンブロック 活動の特徴 ベルマーク・フェスティバルは、毎年秋の学習参観日に実施 1 年間、児童(家庭) ・地域民・賛同いただいている企業の協力で集められたベルマークを全学年の親 子で集計作業を行う。 児童・・・5・6年生を中心としたベルマーク委員会が全児童に呼びかけている。 PTA・・・6 つの専門部会の一つである文化整美部が中心となって実施 収集の流れ 1 呼びかける 2 集める 3 仕分ける 4 集計する「ベルマーク・フェスティバル」 1 呼びかける 子ども……ベルマーク委員会 保護者・地域……PTA文化整美部 ・全校朝会にて呼びかけ(5/31) ・5月に町内会を通じてチラシを全戸に配付。 ・ベルマークだよりの発行 ・PTA広報「やなぎ」にてお知らせ(年3回) 地区全戸に配付。 ・企業・飲食店・事業所等に役員が訪問し依頼す る。 (昨年度8か所) 今年度は1ヶ月に12点以上集めた人には、袋にシールを貼って返す。 2 集める 子ども……ベルマーク委員会 保護者・地域……PTA文化整美部 ・封筒配付…6月~3月 ・9月に、町内会の班ごとに封筒を回覧し、ベル <毎月1日ベルマークの日> マークとカートリッジを集める。 委員が、中間休みに教室に行って封筒を集め る。 ・企業等を訪問して、ベルマークをもらってく る。 〈楽しみながらたくさんあつめてもらう工 夫〉 8月…チャレンジベルマーク 1月…ベルマーク学年マッチ 3月…パーフェクト賞 結果は校内放送でお知らせする。 3 仕分ける 子ども……ベルマーク委員会 保護者・地域……PTA文化整美部 ・月2回の委員会活動の日に 封筒から出して番 ・子どもが仕分けしたものを、部会にて、まちが 号ごとの引き出しに入れる。 いマークが入ってないか点検作業を行う。 (年間 ・インクカートリッジも委員会の時間に数えて箱 4回、1時間程度) 詰めし年3回ほど送付する。 ・10月は地区から大量のマークが集まるため、 4~6年の各学級で仕分け作業を行う。 4 集計する 11月11日 授業参観後 学校行事「ベルマークフェスティバル」 子どもと保護者、全校での活動 ・学年担当になっているマークを、卵パックなどを使って親子で点数を数えてA表に記入する。 ・役員はマークを受け取りA表からB表に転記する。 ・役員は、C表にまとめて書き、ダンボール箱に入れ、その日のうちに財団に送る。 おわりに -伝統と地域に支えられ、各家庭で親子で活動に参加している- 親子で集計 高い出席率を得ている。親子で取り組みやすい活動。 6年間の成長、積み上げ……1年生は親に数えてもらう。→6年生は親に確認してもらう。 地域とのつながり 町内会で収集し、会長さんが届けてくださったり、近所の子どもが預かってきたり する。地域が学校を応援していることを、学校も子どもも実感している。 伝統による、収集活動の日常化・習慣化 例(おじいちゃんも昔パパと一緒にマークを集めて数えていた。 ) (ママが子どもの頃もマークを集めた。 ) 家族ぐるみの共通の話題・取り組みになっている。 →改めて意識しなくても、収集している。知り合いの方が取っておいてくれ る。 (口コミで学区以外からもマークを届けてくれる人がいる。 ) 原稿と映像がうまくリンクしていないところがあり、不便をおかけし申し訳ありませ 寒河江小学校 牧野 玲子
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