サンダーバード熊本支援活動報告⑦(6/14) 6 月 1 日から静岡支部を中心に、湖成会グループで熊本支援に入っていただいております。理事の皆 さま、支部の皆さま、関係者の皆さまにその活動状況を知っていただきたく、手元に届いた活動報告を まとめてお送りいたします。 なお、本報告の内容は、現地へ支援に入られている支援者個人の目を通したものになります。(ほぼ 原文のままです。) ●6 月 14 日(火) 未だに、かなりのボランティアが入っている状況です。 仮設住宅も本日から入居できるようになってきましたが、ごく一部の方です。 現在、仮設住宅は 9 か所程度決まっておりますが、抽選なため、現在避難所にいらっしゃる全ての方が入れ る訳ではありません。 乳幼児のいる家庭、高齢者世帯、障害者の入居が優先となっております。 ボランティア・支援者の状況ですが、各々の団体が上手く絡まって支援ができる避難所もあれば、個人情報 の観点から情報をいただけない避難所もあり苦戦を強いられております。 毎日、避難所に行き、困っていることや不安なことなどはないか、多くの方に話しかけながら日々の状態や 経過を見ているところです。 苗場からのもう一人の支援者(OT)は別の避難所で活動しており、入浴の支援が必要な方の介助を主にし ております。 他県から来ているほとんどの行政は今月末位で撤退することになっています。(仮設住宅ができ始めたため 行政の役割はなくなったとの事で…) 保健師は 15 日より、16 チームから 6 チーム(12 人)に減り活動は継続されますが、避難所生活が続いている 方々を見きれる状態ではありません。 今後も、仮設住宅へ入居する方々は徐々に増えていきますが、精神的ストレスや引きこもり等が増えることが 懸念されます。 熊本 DCAT(災害派遣福祉チーム)の役割として仮設住宅へ入居された方々に対しても不安軽減や、適切な 支援へ繋ぐために、継続的な関わりを持っていくとのことです。 現地の支援者は、ある程度その方のニーズを掴み、DCAT のコーディネーターと相談し解決していけるような 方に来てもらうと本当にうれしいと仰っていました。 今後は、身体介助より相談支援ができる方を派遣していただくと良いと感じます。
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