参考:泰日工業大学留学生支援事業について

参考:泰日工業大学留学生支援事業について
(事業の趣旨)
○現在、タイ王国を中心とした東南アジアに生産ライン進出を目指す中小企業は多く、特に堺市
内においては進出意欲の高い中小企業が数多くあります。
○しかしながら、一般的には中小企業にとって、独力で生産ラインの中核となるスタッフ・人材
確保をすることがなかなか困難な状況であり、海外進出にあたっては優秀な人材を確保するこ
とが喫緊の課題となっています。
○そこで、公立大学法人大阪府立大学、堺商工会議所、堺国際ビジネス推進協議会が堺市の支援
を得て、地域貢献を目標とした産学官連携事業として実行委員会を設置、この課題に取り組ん
でおります。
○この事業は、大阪府立大学に留学した学生が、大学のプログラムの一環として堺市内等の企業
でインタ-ンシップを体験し、泰日工業大学を卒業したあとは、堺市内等の中小企業、あるい
は、タイ王国の日系企業で広く活躍することを支援するための事業です。
また、堺市及び堺市内の企業とタイ王国の相互理解を深めることも目的としております。
(事業内容)
○泰日工業大学の学生を対象に、大阪府立大学に留学生として招へいし、生産工学や日本文化などを
学びながら、協力企業でインタ-ンシップを体験、企業技術、ものづくりの文化など幅広く研修し
ます。留学期間は6ヶ月間です。
○また、留学生が安心して大学・企業で勉強・研修ができるよう奨学金を給付することとし、その財
源については協力企業に負担いただいております。
[協力企業] 平成 28 年度:エースシステム株式会社、株式会社三翠社
平成 27 年度:株式会社三翠社、株式会社太洋工作所、トーシンケミテック株式会社
平成 26 年度:シャープ化学工業株式会社、日本フッソ工業株式会社、扶桑工業株式会社
<実行委員会が行う主な事業>、
留学生の公募・選考、留学生への奨学金給付
協力企業の募集・決定、留学生のインタ-ンシップ活動の支援
留学生を通じて、堺市及び堺市内の企業とタイ王国との相互理解を深めるための交流会等の開催等
1
学術交流協定書への調印式にて
平成 27 年度インターンシップ報告会
(平成 27 年 5 月)
左:大阪府立大学 辻理事長・学長
右:泰日工業大学 バンディット学長
◆泰日工業大学について
泰日工業大学は、日系企業で働く人材の養成を行うことを目的として日本とタイ王国が協力して
平成 17 年に設立。また、泰日工業大学と大阪府立大学は学術交流協定、学生交換覚書を結んでいま
す。
2