- 5 - 平成 27 年度 真岡市立山前中学校 学校評価(職員による自己評価

平成 27 年度
真岡市立山前中学校
学校評価(職員による自己評価)
Ⅰ 学校教育目標《4×4の教育目標》
1 自主的で知性に富む生徒
(1) 自ら進んで学習する生徒(向学心)
(2) 正しい判断で行動する生徒(判断力)
(3) 発想豊かで創造性に富む生徒(創造力)
(4) より高い生き方を求めて努力する生徒(向上心)
2 健康で気力の充実した生徒
(1) 健康管理に注意し病気やけがをしない生徒(健康)
(2) 自ら進んで体を鍛える生徒(鍛錬)
(3) 目的をもって積極的に挑戦する生徒(積極性)
(4) 困難にくじけず根気強く取り組む生徒(根気強さ)
3 礼儀正しく責任感のある生徒
(1) 自らを謹み礼儀正しい生徒(礼儀)
(2) けじめがありきまりを守る生徒(節度)
(3) なすべきことを誠実に果たす生徒(責任感)
(4) 自分に厳しく自らを律する生徒(自律心)
4 思いやりがありみんなのためにつくす生徒
(1) 他を敬い思いやりのある生徒(思いやり)
(2) 無言で汗して働く生徒(勤労)
(3) 公共のものを大切にする生徒(公共心)
(4) 郷土の自然や歴史に誇りをもつ生徒(郷土愛)
Ⅱ 学校経営の方針
1 学校教育目標の具現化を目指し、学習指導要領の趣旨を生かすとともに、これまでの実施内容を
反省・改善し、知・徳・体の調和と統一のある充実した教育活動を推進する。
(カリキュラム・マネジメント、学校評価)
2 基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させるとともに、思考力・判断力・表現力等をはぐく
み、確かな学力の育成を図る。
(確かな学力)
3 学校教育全体を通じて道徳教育を推進し、豊かな心をはぐくむ「心の教育」の充実に務める。
(心の教育)
4 学校内外の資源を活用し、創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する。
(内外資源の活用、創意工夫)
5 「生徒のいるところ必ず教師あり」の学校体制を確立し、教師と生徒が一体となって生き生きと
した学校づくりに努める。
(師弟一体の教育)
6 教育専門職としての自覚を持ち、自らの資質・能力の向上を求めて研修に励み、生徒のために燃
える教職員集団となるよう努める。
(教職員の資質・能力の向上)
7 教職員の和を大切にし、明るい活気のある職場・楽しい学校づくりに努め、全教職員が一致協力
して組織として対応する。
(教職員の和、組織力)
8 家庭・地域・関係機関との連携を密にし、開かれた学校づくりに努める。
(開かれた学校)
Ⅲ 本年度の努力点
1 基礎・基本の確実な定着と思考力・判断力・表現力等の育成(確かな学力)
(1)分かる授業の展開
(2)学習規律の確立
(3)協同(グループ)学習の在り方の工夫
(4)家庭学習の充実
(5)校内研修会の活性化
(6)特別支援教育の充実
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2 豊かな感性と思いやりの心を育てる教育(心の教育の充実)
(1)基本的生活習慣・態度の形成
(2)道徳の授業を要とした道徳教育の充実
(3)読書指導の強化・充実
(4)人権教育の推進
(5)芸術(音楽・美術)教育の推進
(6)各種委員会活動を中心とした生徒会活動の充実
3 居がいのある学年・学級づくり(学年・学級経営の充実)
(1)学びに向かう集団づくり
(2)いじめの根絶と不登校への適切な対応
(3)望ましい人間関係の形成
(4)生徒理解と一人一人のよさを生かした学級経営
(5)教育相談の充実
4 保健安全・健康教育の充実(活力ある行動)
(1)体力づくりの推進
(2)部活動の適切な運営(時間の中での創意工夫)
(3)登下校指導の充実(交通マナーの徹底)
(4)危険予知能力や危険回避能力の育成
(5)食に関する指導の充実
5 自律心をはぐくむ教育(キャリア教育)
(1)生徒主体の諸活動の展開(自ら考え、判断して行動できる生徒の育成)
(2)肯定的自己理解と自己有用感の醸成
(3)生き方や進路に関する指導の充実
6 開かれた学校づくり(家庭・地域との連携)
(1)地域人材や教育資源を生かした教育活動の推進
(2)学校評価や学校評議員制度の活用
(3)積極的な情報発信
Ⅳ 評価表
※評価のAは大変よい、Bは概ねよい、Cは要改善(自己評価がCの場合は改善策を記入)
自 己 評 価 ①
自己
意見
項目
目評価指標
評価
主な具体の評価指標
達成状況
評価
(さらに良く
②
(良い点)
するには)
教
育
課
程
・教育課程の適 A
切な実施の下に、
学校は明るい雰
囲気で生徒は生
き生きと生活し
ている。
・教職員は、責任
をもって意欲的
に仕事に取り組
んでいる。
①生徒や学校の実態、保護者や
地域の意見・要望等を踏まえ、
A
学校としての教育目標等を適
切に設定している。
②教育目標を達成するための
教育課程の編成・実施の考え方
A
について、教職員間の共通理解
を図っている。
③教育課程の実施に必要な各
教科等の年間指導計画、評価計
A
画や週案等を適切に作成して
いる。
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・生徒の目標や学
習内容を検討し指
導することができ
た。
・PDSA サイクルによる
改善がなされた。
・4×4 教育目標の
下、しっかり教育
課程が編成されて
いた。
・各教科の年計が
整備されていた。
・よりよい時
間割を作成す
るために、各
教諭の持ち時
数を早めに知
らせてほし
い。
学
習
指
導
キ
ャ
リ
ア
教
育
・
心
の
教
育
道
徳
教
育
生
徒
指
導
・教職員は、生徒 A
の学力向上のた
めの検証、改善サ
イクルを構築、運
営し学力向上プ
ランを作成して
いる。
・教職員は、生徒
の思考力、判断
力、表現力の育成
に努めている。
・教職員は、生徒 A
が将来の生活に
よりよく適応し、
進歩する能力を
伸長できるよう
努めている。
・教職員は、生徒 A
が豊かな心をは
ぐくみ、道徳的実
践力が身に付く
ように、心の教育
及び道徳教育の
充実に努めてい
る。
・教職員は、生徒 A
が希望や目標を
もって生活がで
きるよう指導、援
助をしている。
・教職員は、好ま
①基礎・基本の確実な定着を目
指して、ねらいを提示、発問を
工 夫 し 、 振 り 返 り を行っ て い
る。
②全国学力・学習状況調査、と
ちぎっ子学習状況調査の結果
を踏まえた学習指導の改善に
努めている。
③教師の協力的な指導の下に、
TT などによる個別指導を適切
に実施している。
④話合い活動やレポート作成、
自己の考えを書いて発表する
などの活動を意図的に取り入
れ、言語活動の充実に努めてい
る。
⑤各教科等で身に付けた知識
や技能等を活用した総合的な
学習の時間を展開している。
①日記指導や日々の学級指導
において、生徒が自分の日常を
振り返ったり、自分の良いとこ
ろに気付いたり、伸ばしたい自
分の姿や目標などを意識した
りする機会を設けている。
②学級活動等の指導計画に、将
来のことを考える学習を位置
付け、自分の将来の夢や希望を
目指して努力するよう指導に
努めている。
①教育活動全体において、勤労
体験や自然体験活動など、生徒
に豊かな体験をさせる機会を
用意し、豊かな心がはぐくまれ
るように努めている。
②生徒が善悪についてしっか
りと判断し、社会生活をしてい
くうえでのルールやマナーを
守り、道徳的実践力が身に付く
ように、道徳の時間の指導や日
々の実践を通して努めている。
①全教職員の共通理解の下に、
指導体制が整備されている。
②規範意識を育て、あいさつや
整理整頓などの基本的な生活
習慣を身に付けさせるように
努めている。
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A
B
A
A
A
A
A
A
A
A
A
・言語活動を
取り入れた授
業を展開でき
た。
・学習課題の
提示が徹底さ
れた。
・ TT が 充 実
し、個別指導
に生かされ
た。
・ミニテストの実
施により、基
礎基本の学習
が充実した。
・レポート発
表会が実施さ
れた。
・「フォローアップ」
シートの有効
利用の検討。
・
・日々の日記
指導におい
て、生徒が日
常を振り返る
機会を設け
た。
・進路選択や
社会的自立に
ついて必要な
力を指導でき
た。
・道徳の授業
が計画的に実
施されてい
る。
・自然教室が
実施された。
・キャリア教
育についての
校内研修の企
画立案検討。
・生徒指導部
会が機能して
いる。(情報の
共有化)
規範意識を育
てる指導を徹
・年に一度は
教育相談週間
を機能させ、
完全実施をす
る。
・服装指導の
・普段の生活
や行事におい
て、道徳的位
置付けをして
立案・実践す
る。
しい人間関係を
醸成し、基本的な
モラルや生活習
慣を身に付けら
れるよう指導の
充実に努めてい
る。
人
権
教
育
特
別
支
援
教
育
・教職員は、一人 A
一人を大切にし、
生徒が互いのよ
さを認め合い、人
権を尊重し合う
望ましい人間関
係を育成してい
る。
・教職員は、一人 B
一 人の教育的ニ
ーズを把握し、適
切な教育的支援
を行っている。
③学級の雰囲気が温かく、生徒
が安心して学習や生活に取り
組める人間関係づくりに努め
ている。
④問題行動等の予防に努める
とともに、万が一何かが発生し
た場合は、共通理解を図って適
切に対応している。
⑤教育相談を定期的に行い、生
徒理解に努めている。
①人権意識の高揚を図り、教育
計画への適切な位置付けを図
っている。
② 各 教 科 等 の 特 質 に応じ て 、
「育てたい能力・態度」の育成
に努めている。
③教職員自らの人権感覚を磨
く校内研修を継続的に行って
いる。
①全教職員の共通理解の下に、
校内支援体制を適切に整備し
ている。
②個別の指導計画を適切に作
成し、共通理解と活用に努めて
いる。
③医療、福祉など関係機関等と
の連携を適切に図っている。
A
A
底した。
・基本的な生
活習慣の指導
を徹底した。
・あいさつや
整理整頓の指
導を徹底し
た。
基準を統一す
るべき。
・問題行動の
予防的措置が
必要。
校内研修や人
権集会を実施
した。
・計画的に情
報モラルの講話
があった。
・「人権週間」
中の実施プロ
グラムの作成が
必要。
・特担と養護
教諭、SC の連
携を図り、市
教委や医師等
との情報交換
を行った。
・校内支援体
制が機能して
いる。
・個別の指導計画
B
A
A
B
B
B
A
は作成している
が、活用が課題で
ある。全教職員で
共通理解する機会
を各学期に1~2
回設ける。
・実技教科の参加
は親学級ではな
く、全員まとめて
参加すべき。
・学校は、生徒及 A
び教職員の安全
と健康の保持増
進に努めている。
保
健
・
安
全
教
育
①生徒を対象とする保健(薬物
乱用防止、心のケア等を含む)
に関する体制を整備している。
② 日 常 の 健 康 観 察 や、疾 病 予
防、生徒の自己健康管理能力向
上のための取組を適切に実施
している。
③健康診断や環境衛生検査を
適切に実施し、事後措置の徹底
を図っている。
④食育に関する指導を各学年
の年間指導計画等に位置付け、
適切に実施している。
⑤想定される災害に対応した
防災(避難)訓練を定期的に実
施している。
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A
A
A
・避難訓練や
薬物教室を効
果的に実施で
きた。
・安全点検は
毎月丁寧に実
施されてい
る。
・防犯に関する
教職員のための
研修を実施して
みてはどうか。
・ハンドマイク
等の備品の充実
が必要である。
・食育は栄養教
諭を積極的に活
用していく。
B
・ハンドマイク
等の
備品整備が必要
A
である。
組
織
運
営
(
資
質
向
上研
の修
取
組
)
学
校
評
価
情
報
提
供
・教職員は、 一 A
致協力し、組織的
な運営に努めて
いる。
・教職員は、定期 A
的に研修会を開
き指導力の向上
を図っている。
・学校は、学校評 A
価を計画的に行
い、改善を図ると
ともにその結果
を公表している。
・学校は、開かれ A
た学校を目指し、
進んで情報の公
開をしている。
⑥学校事故等の緊急時に適切
な対応ができるよう、危機管理
マニュアル等を作成・周知して
いる。
⑦安全点検(通学路を含む)を
組織的、計画的に実施し、危険
を防止するための措置を講じ
ている。
⑧防犯に関する訓練等を適切
に実施し、教職員及び生徒の安
全対応能力の向上に努めてい
る。
⑨火災・地震等の非常災害に対
する防災計画に従い、対策を立
て実践している
①教育目標の具現化に向けて、
職員が一致協力して取り組む
よう努めている。
②校務分掌や各主任の役割が
適切に機能している。
③各種文書や個人情報等の学
校が保有する情報を適切に管
理している。
①校内の研究組織や体制を整
備している。
②学校課題解明のための授業
研究を計画的に行い、授業改善
に取り組んでいる。
③研修会に積極的に参加し、資
質の向上に努めている。
①学校運営への参画意識が高
まるように職員で話し合い、互
いの考えを交換したうえで評
価している。
②保護者や生徒へのアンケー
ト等を実施し、自己評価を行う
上での参考としている。
A
A
B
A
A
A
A
A
A
A
A
A
①学校だよりや学年だより、学 A
校 HP などにより、教育活動に関
する情報の発信、公開を適切に
行っている。
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共通理解が図
られ、分掌組
織が機能して
いる。
・学年主任会
が機能してい
る。
・学年内での
報告、相談、連
絡をさらに徹
底していく。
校内研修が活
発に行われ
た。
・現職教育が
充実してい
た。
・アンケート
を実施し、結
果を共有して
自己評価を実
施している。
・各主任がグ
ループ協議を
経て評価②を
発表してい
る。
・情報の発
信、公開を適
切に行った。
・学校便りが
・効果的、効
率的な方策を
研究してい
く。
・HPの更新
をさらに充実
させていきた
い。
②学校やPTAの行事の折な A
どに、懇談や情報提供の機会を
設けている。
連保
携護
者
・
地
域
住
民
と
の
教
育
環
境
整
備
・学校は様々な B
教育活動におい
て、保護者や地域
住民 の意見や協
力を得ようとし
ている。
①保護者や地域住民の授業参 A
観や学校行事への参加の機会
を積極的に取り入れ、意見を聴
取するアンケートを行ってい
る。
②地域連携教員を校務分掌に B
位置づけ、地域連携に関する窓
口の明確化を図り、地域に根ざ
した教育活動に努めている。
・設置者と連携 B
して生徒が効果
的な学校生活を
送れるよう、環境
整備に努めてい
る。
①教材、教具の整備と活用を適
切に行っている。
②教室や特別教室の掲示など
共通理解を図り、学習・生活環
境の充実に努めている。
③図書の整備を適切に行うな
ど、進んで読書する生徒の育成
を図る環境整備に努めている。
④校舎等の修理・修繕、防災、戸
締まり等が適切に管理されて
いる。
B
B
A
B
充実してい
る。
・学校だより
はあいがた
い。
・HP は保護者
の多くが閲覧
している。
・地域のボラ
ンティアグル
ープの協力を
得ることがで
きた。
・PTA との連
携が図られ
た。
・地域行事へ
の生徒参加が
増えた。
・教室や特別
教室の掲示物
を整え、学習
や生活環境の
充実に努め
た。
・図書の利用
が増えてき
た。
・修理など改
善が早い。
・学校だより
の配布方法の
検討をしてい
く。
・「読み聞か
せ会」は継続
していきた
い。
・地域活動の
年計があると
協力しやす
い。
・さらなるゲ
ストティーチャーの発
掘が必要。
・用具の補充
を企画的に行
っていく必要
がある。
・トイレの悪
臭は何とかし
たい。
(改修工
事の必要があ
る。)
・教具の管理
体制がよくな
い。引き継ぎ
を確実に行
い、計画的に
整備していく
必要がある。
Ⅴ まとめと次年度へ向けて(「項目」を記入してください)
・役割を自覚し、学年や学校全体を考え、さらに意識を高めて行動したい。
・読み聞かせ会はとてもよかったようです。「穏やかでゆったりとした気持ちになれる時間」を学校生
活の中に設定するのは、良いことだと思う。
・ミニテストが定着したことはよいこと。合格できない生徒への意欲づけが課題かと思う。
・「質問タイム」設定はよかった。実施方法については課題が残るが、生徒の質問することへの抵抗を
なくしているように感じる。
・学校だよりがでるようになってから、「HPの更新をもっとしてほしい。」という意見が見られるよ
うになった。ともに充実させていくことがよいことなのかと思う。
・次年度も教職員が一丸となって、学校教育目標達成に向けて努力できればとよいと思います。
・来年度教科書が切り替わるので、年計を作り早めに対応する必要がある。
【学校評価手順】
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1 職員は、自己評価①を行うためにグループミーティングを行い、言葉を交わしながら、本年度の成果
と課題について確認する。その際、保護者アンケート集計結果、生徒アンケート集計結果を参考資料と
する。
2 職員は、1のミーティング結果を踏まえて、個人の判断で、教務主任が指示した締切りまでに、自己
評価①に入力し教務主任に提出する。
3 教務主任は、自己評価①の集計結果をもとに、主任会(学年主任、学習指導主任、生徒指導主任等)
によるミーティングを行い、「達成状況」「意見」の主なものを整理する。また、次年度への具体策も
考えたうえで、自己評価②の判断を合議により行う。
4 教務主任は、3の結果をもとに「学校評価(教職員による自己評価)」を作成し、職員会議で示す。
その際、説明は各主任等が分担して行う。
5 教頭は、学校評価委員会(学校評議員会)を企画し、教務主任と協力して学校関係者評価を行う準備
にあたる。
6 教務主任は、教頭を補佐して、「学校評価書」の原案(①「学校評価(教職員による自己評価)」②
保護者アンケート集計結果、③生徒アンケート集計結果、④学校関係者評価記入シート)を作成・準備
する。
7 校長は、学校評価委員会を主宰し、学校関係者評価を行い、その結果をもとに、学校関係者評価書を
作成する。
8 校長は、定められた締切り日までに、「学校評価書」を教頭・教務主任に指示するなどして書面にま
とめ、教育委員会に提出する。(HP 掲載、保護者会説明)
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