静岡県交通基盤部発注工事におけるＩＣＴ活用工事（ＩＣＴ土工）に関する特記仕様書 本工事は、受注者が「ＩＣＴ活用工事（ＩＣＴ土工） 」（以下、「ＩＣＴ活用工事」とい う）を希望した場合に、受注者発議による提案・協議（別紙①：協議書案参照）により、 ３次元データを活用するＩＣＴ活用工事の対象とすることができる。 なお、ＩＣＴ活用工事の対象とする内容及び対象範囲については、協議書に記載するも のとする。 第１ ＩＣＴ活用工事の推進を図るための措置 １－１ ＩＣＴ活用工事 ＩＣＴ活用工事とは、以下に示す①～⑤全ての施工プロセスにおいてＩＣＴを活用 する工事である。 【施工プロセスの各段階】 ①３次元起工測量 ②３次元施工用データ作成 ③ＩＣＴ建設機械による施工 ④３次元出来形管理等の施工管理 ⑤３次元データの納品 なお、ＩＣＴ建設機械とは、３次元マシンコントロール技術、３次元マシンガイダ ンス技術を用いた建設機械である。 １－２ ＩＣＴ活用工事に関する経費 ＩＣＴ活用工事に伴う経費については、設計変更の対象とし、国土交通省が定めた 「ＩＣＴ活用工事積算要領」（別紙②）により積算するものとする。 １－３ 工事成績について ＩＣＴ活用工事を実施した場合は、「創意工夫」項目で加点評価する。 第２ 監督・検査について ＩＣＴ活用工事を実施した場合は、国土交通省が定めた「ＩＣＴ土工に関する基準」 （表 -1）により行うものとする。 表-1 プロセス 施工 検査 ＩＣＴ土工に関する基準（国土交通省） 名 称 土木工事施工管理基準（案）（出来形管理基準及び規格値） 土木工事数量算出要領（案） 土木工事共通仕様書 施工管理関係書類（帳票：出来形合否判定総括表） 空中写真測量（無人航空機）を用いた出来形管理要領（土工編）（案） レーザースキャナーを用いた出来形管理要領（土工編）（案） 地方整備局土木工事検査技術基準（案） 既済部分検査技術基準（案）及び同解説 部分払における出来高取扱方法（案） 空中写真測量（無人航空機）を用いた出来形管理の監督・検査要領（土工編）（案） レーザースキャナーを用いた出来形管理の監督・検査要領（土工編）（案）
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