資料3-1

H28.9.21
小樽説明会
ii-Construction
C
t ti 活用のために
整備された基準類について
社会資本マネジメント研究センター
社会資本施工高度化研究室
室長 森川 博邦
Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism
はじめに
国総研
1.ICTの全⾯的な活⽤(ICT⼟⼯)
2 新基準の導入
2.新基準の導入
3.ICT活用工事の発注~工事完成までの流れ
3
ICT活用工事の発注 工事完成までの流れ
①ICT活用工事の設定
②起工測量~設計図書照査
③出来形管理
④デ タ 納品
④データの納品
⑤完成検査
1
国総研
1.ICTの全面的な活用(ICT土工)
①ドロ ン等による3次元測量
①ドローン等による3次元測量
②3次元測量データによる
②3次元測量デ
タによる
設計・施工計画
3次元測量データ
(現況地形)と設計図
面との差分から、施
工量(切り土、盛り土
量)を自動算出。
③ICT建設機械による
施工
④検査の省力化
3次元設計データ等により、
ICT建設機械を自動制御し、
(※)を実施。
建設現場
建設現場のIoT
を実施
ドローン等による3次元測
量を活用した検査等により、
出来形の書類が不要とな
り 検査項目が半減
り、検査項目が半減。
OK
ドローン等による写真測量等によ
り、短時間で面的(高密度)な3次
元測量を実施。
3次元設計データ等
を通信
※IoT(Internet
※I
T(I t
t off Things)とは、様々なモノにセ
Thi
)とは 様々なモノにセ
ンサーなどが付され、ネットワークにつながる
状態のこと。
i-Construction
設計・
施工計画
測量
発注者
施工
検査
③
これまでの情報化施工
の部分的試行
従来方法
②
①
設計・
施工計画
測量
平面図
・重機の日当たり
施工量約1.5倍
・作業員 約1/3
2次元
データ作成
施工
④
検査
縦断図
横断図
測量の実施
3次元
データ作成
設計図から施工
土量を算出
設計図に合わ
せ丁張り設置
丁張りに合わせ
て施工
検測と施工を繰
り返して整形
書類による検査
2
国総研
2.新基準の導入 ~15基準策定
名称
測量、設計
調査・
施
工
検
査
新規
改訂
本文参照先(URL)
http://psgsv2.gsi.go.jp/koukyou/public/uav/index.htm
l
1
UAVを用いた公共測量マニュアル(案)
○
2
電子納品要領(工事及び設計)
3
3次元設計データ交換標準(同運用ガイドラインを含む)
○
http://www.nilim.go.jp/lab/qbg/bunya/cals/des.html
4
ICTの全面的な活用の実施方針
○
htt //
http://www.mlit.go.jp/common/001124407.pdf
lit j /
/001124407 df
5
土木工事施工管理基準(案)(出来形管理基準及び規格値)
6
土木工事数量算出要領(案)(施工履歴データによる土工の出来高算出要領(案)を含む)
木 事数量算出要領(案)(施 履歴デ タ よる
出来高算出要領(案)を含む)
○
7
土木工事共通仕様書 施工管理関係書類(帳票:出来形合否判定総括表)
○
http://www.nilim.go.jp/japanese/standard/form/index.
html
8
空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理要領(土工編)(案)
○
http://www.mlit.go.jp/common/001124402.pdf
9
レーザースキャナーを用いた出来形管理要領(土工編)(案)
○
http://www.mlit.go.jp/common/001124404.pdf
○
http://www.cals-ed.go.jp/cri_point/
h
//
l d j / i i /
http://www.cals-ed.go.jp/cri_guideline/
○
http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou/pdf/280330
kouji_sekoukanrikijun01.pdf
○
http://www.nilim.go.jp/lab/pbg/theme/theme2/sr/sur
yo.htm
http://www.mlit.go.jp/common/001124406.pdf
10
地方整備局土木工事検査技術基準(案)
○
http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html
11
既済部分検査技術基準(案)及び同解説
○
http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html
12
部分払における出来高取扱方法(案)
○
http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html
13
空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理の監督・検査要領(土工編)(案)
○
http://www.mlit.go.jp/common/001124403.pdf
14
レーザースキャナーを用いた出来形管理の監督・検査要領(土工編)(案)
○
http://www.mlit.go.jp/common/001124405.pdf
15
工事成績評定要領の運用について
積算基準
ICT活用工事積算要領(施工パッケージ型積算方式)
○
○
h //
http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html
li
j / / ki / k h l
http://www.mlit.go.jp/common/001124408.pdf
3
2.新しい基準・要領
8.空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理要領(土工編)(案)
国総研
「空中写真測量(無人航空機(以下、UAV))を用いた出来形管理技術」とは、被計
「空中写真測量(無人航空機(
))を用 た出来形管理技術 とは 被計
測対象の地形の空中写真を撮影し、写真測量用のソフトウェアによる数値化を行い、
3次元CADや同様のソフトウェアを用いて、出来形を面的に把握、出来形数量など
を容易に算出する技術である。
●UAVを用いた
●
を用 た
空中写真測により短時
間で面的(高密度)な
3次元測量を実施
4
2.新しい基準・要領
国総研
8.空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理要領(土工編)(案)
目的
主な記述内容
空中写真測量(UAV)による出来形計測およ
び出来形管理が 効率的かつ正確に実施さ
び出来形管理が、効率的かつ正確に実施さ
れるために以下の事項について、明確化する
①空中写真測量(UAV)を用いた出来形計測
の基本的な取扱い方法や計測方法
②取得データの処理方法
③各工種における出来形管理の方法と具体
的手順、出来形管理基準及び規格値
①施工計画書への記載内容
(撮影機材(
(撮影機材(UAV及びデジタルカメラ)、
及びデジタ カ
)
ソフトウェア、撮影計画)
②3次元設計データの作成・確認方法
③ 空中写真測量(UAV)による工事測量、
出来形計測方法
④出来形管理基準および規格値
⑤品質管理及び出来形管理写真基準
⑥電子成果品の納品方法
本要領の適用の範囲
引渡し
完成検査
完成検査準備
出来高計測
出来形計測
準備工
・起工測量
・UAV・デジタルカメラの準備
・標定点・検証点の設置
・3次元設計データの作成
・撮影計画
施 工
施工計画
工事受注
準備工
・基準点測量
5
2.新しい基準・要領
9.レーザースキャナーを用いた出来形管理要領(土工編)(案)
国総研
「「LSを用いた出来形管理技術」とは、被計測対象の地形を短時間かつ高密度に取
を
た出来 管理技術 とは 被計測対象 地 を短時間か 高密度 取
得した出来形計測点群(3次元座標値)から、3次元CADや同様のソフトウェアを用
いて、出来形を面的に把握、出来形数量などを容易に算出する技術である。
レーザスキャナ-
●測量装置がランダムに計測
範囲の点群を計測。
●広範囲で高密度な測量を短
時間で実施。
LSによる出来形管理機器の構成例
6
2.新しい基準・要領
国総研
9.レーザースキャナーを用いた出来形管理要領(土工編)(案)
目的
主な記述内容
LSを用いた出来形計測および出来形管理
が、効率的かつ正確に実施されるために
以下の事項について明確化する
①LSを用いた出来形計測の基本的な取
扱い方法や計測方法
②計測点群データの処理方法
③各工種における出来形管理の方法と具
体的手順、出来形管理基準及び規格
値
①施工計画書への記載内容
(LS、ソフトウェア)
②3次元設計データの作成・確認方法
③ LSによる出来形計測方法
④出来形管理基準および規格値
⑤品質管理及び出来形管理写真基準
⑥電子成果品の納品方法
本要領の適用の範囲
引渡し
完成検査
完成検査準備
出来高計測
出来形計測
準備工
・起工測量
・LSの準備
・標定点の設置
・3次元設計データの作成
施 工
施工計画
工事受注
準備工
・基準点測量
7
2.新しい基準・要領
国総研
5.土木工事施工管理基準(案)
・測定箇所は、平場面、天端面、法面の全面の標高較差または、水平較差とする。(現行の
測定箇所は 平場面 天端面 法面の全面の標高較差または 水平較差とする (現行の
土木工事施工管理基準に定められた基準高、法長、幅とは異なる )
・法肩、法尻から水平方向にそれぞれ±5cm以内に存在する計測点は標高較差の評価か
ら除く。
ら除く
・同様に鉛直方向に±5cm以内にある計測点は水平較差の評価から除く。
河川土
河川土工
道路土
道路土工
天端
小段
注1:個々の計測値の規格値には計測精度として±50mmが含まれている。
注2:計測は天端面(掘削の場合は平場面)と法面(小段を含む)の全面とし、全ての点で設計面との標高較差または、水平較差を算出する。計測密度は
1点/m2(平面投影面積当たり)以上とする。
注3:法肩、法尻から水平方向に±5cm以内に存在する計測点は、標高較差の評価から除く。同様に、標高方向に±5cm以内にある計測点は水平較
差 評価から除く
差の評価から除く。
注4:評価する範囲は、連続する一つの面とすることを基本とする。規格値が変わる場合は、評価区間を分割するか、あるいは規格値の条件の最も厳し
い値を採用する。
※ここでの勾配は、鉛直方向の長さ1に対する水平方向の長さXをX割と表したもの。
8
完成検査
3次元データの納品
3次元出来形管理
実地検査
出来形管理資料
精度検証結果確認
納品
出来形管理資料
精度検証結果提示
数量算出に用いた設
計・
計測データ
出来形管理資料
精度検証結果確認
発注者
通 常 積算
設計図書3D化指示
設計変更審査会
施工計画書確認
3D設計確認
設計変更審査会
既済部分検査(実地
検査 )
省略
出来形管理資料
精度検証結果提出
3D出来形測量
標定点等設置・
検
証点での精度確認
施工履歴データに基づく
数量総括表
出来高部分数量算出
3D設計・地形
データ重畳結
果・
チェックシー
ト提出
数量総括表
ICT建設機械による施工
3D設計データに基
づく数量算出
設計図書の照査
3D設計データ
標定点等設置・
検
証点での精度確認
3D元設計
データ作成
起工測量
施工計画
書記載
3D起工測量
3D施工範囲協議
見積提出
施工者
施工協議
契約
積算
公告
9
6 施工履歴データによる土工の出来高算出要領(案)
12部分払における出来高取扱方法(案) に記載
【凡例】 8,9出来形管理要領に記載
13 14監督検査要領に記載
13,14監督検査要領に記載
実施方針通知(HP未掲載)
国総研
3.ICT活用工事の発注~工事完成までの流れ(①施工協議)
国総研
3.①施工協議(ICT活用工事の設定)

ICT活用工事の設定に係る実務内容と解説事項
フロー
ICT施工を希望する旨の提
案・協議
受注者の実務内容
・ICT施工を希望する旨の協議
の作成
監督職員の実務内容
・ICT施工希望の受理・指示
・設計図書の3次元化の指示
設計図書の3次元化の指示
の了解
起工測量(UAV、LS、その他)
3次元設計データ(3次元設計データがない場
合)
具体の工事内容及び対象範
囲の協議
3次元起工測量経費、3次元設計
データ作成経費の見積り提出
・具体の工事内容及び対象範
具体の工事内容及び対象範
囲の協議の作成
具体の工事内容及び対象範囲の受
・具体の工事内容及び対象範囲の受
理・確認
・見積り書の作成
・3次元起工測量経費、3次元設計デー
・3次元起工測量経費
3次元設計デー
タ作成経費の見積り提出依頼

施工者希望Ⅱ型のICT活用工事では、契約後、施工計画書の提出までに、受注者がICT施工を希望する場
施工者希望Ⅱ型のICT活用工事では
契約後 施工計画書の提出までに 受注者がICT施工を希望する場
合には希望する旨の書類を作成し、協議をします。発注者はその内容を確認します。

ICT活用工事では、契約した設計図書が3次元化していない場合は、契約後に発注者より3次元の設計図書
を作成する指示をします

発注者指定型、施工者希望Ⅰ型及び、ICT施工を実施することとなった施工者希望Ⅱ型のICT活用工事で
は、受注者がICT活用の具体の工事内容と対象範囲を記載した書類を作成し、協議します。監督職員はそ
の内容を確認します。

発注者から3次元起工測量経費、3次元設計データ作成経費の見積り提出の依頼があるので、受注者が見
積り書を作成し、提出します。発注者はその内容を確認します。
10
3.ICT活用工事の発注~工事完成までの流れ(②起工測量~照査) 国総研
完成検査
3次元データの納品
3次元出来形管理
実地検査
出来形管理資料
精度検証結果確認
納品
出来形管理資料
精度検証結果提示
数量算出に用いた設
計・
計測データ
出来形管理資料
精度検証結果確認
発注者
通 常 積算
設計図書3D化指示
設計変更審査会
施工計画書確認
3D設計確認
設計変更審査会
既済部分検査(実地
検査 )
省略
出来形管理資料
精度検証結果提出
3D出来形測量
標定点等設置・
検
証点での精度確認
施工履歴データに基づく
数量総括表
出来高部分数量算出
3D設計・地形
データ重畳結
果・
チェックシー
ト提出
数量総括表
ICT建設機械による施工
3D設計データに基
づく数量算出
設計図書の照査
3D設計データ
標定点等設置・
検
証点での精度確認
3D元設計
データ作成
起工測量
施工計画
書記載
3D起工測量
3D施工範囲協議
見積提出
施工者
施工協議
契約
積算
公告
11
6 施工履歴データによる土工の出来高算出要領(案)
12部分払における出来高取扱方法(案) に記載
【凡例】 8,9出来形管理要領に記載
13 14監督検査要領に記載
13,14監督検査要領に記載
実施方針通知(HP未掲載)
国総研
3.②3次元起工測量(測量方法)
伐採後の現地盤形状を取得する
伐採後の現地盤形状を取得する
空中写真測量(
空中写真測量(UAV)
)
連続写真
〇連続写真から、対応点を探索
〇既知点座標を入力し3次元図化
Sfmソフトによる点群復元
3次元図化
レーザースキャナ(LS)
直接計測
3次元座標をもった点データ
12
3.②3次元起工測量(空中写真測量:UAV)
全体の流れ(空中写真測量)
全体の流れ(空中写真測量)
国総研
3.②3次元起工測量(標定点、検証点の設置:UAV)
国総研
写真測量で復元される3次元点群に測地座標を与えるため、予め「標定点」設置
写真測量で復元される3次元点群に測地座標を与えるため
予め「標定点 設置
・合わせて精度検証を行う「検証点」も設置する。
ポイント
精度確保のポイント
①標定点の設置位置(留意事項)
・撮影範囲外縁:100m間隔
・天端上:200m間隔
天端
間隔
②検証点の設置位置(確認事項)
・天端上200m間隔以内
国総研
3.②3次元起工測量(空中写真測量:UAV)
UAVに搭載したカメラを用いて連続撮影をする。
UAVに搭載したカメラを用いて連続撮影をする
・一定の速度で飛行することで写真測量に必要なステレオ写真を取得
ポイント
精度確保のポイント
①ラップ率
・隣り合う連続写真の重なる
割合(目安:留意事項)
・進行方向:90%
・隣接コース:60%
隣接コ ス 60%
②地上画素寸法(確認事項)
・センサーサイス
センサ サイズ,画素数,焦点距離
画素数 焦点距離
(機材スペック)
・撮影高度 センサー1素子寸法=センサーサイズ
゙÷画素数
(運用)
焦点距離
撮影
高度
隣接コースラップ
地上画素寸法
国総研
3.②3次元起工測量(3次元形状の生成:UAV)
連続写真をsfmソフトに読み込み写真解析→3次元形状の生成
連続写真を
f ソフトに読み込み写真解析 3次元形状の生成
・写真に写しこませた実測済み標定点の座標を与えて誤差配分する。
・測地座標を与えた点群データは「計測点群データ」として納品の対象
測地座標を与えた点群デ タは 計測点群デ タ」として納品の対象
CSVファイル
計測点群データ
(納品対象)
納 対象
Idn,xn,yn,zn,An
(Id番号,緯度,経度,標高,ステータス)
標定点(モデル化
に使用した座標)
既知点座標入力
16
3.②3次元起工測量(座標の設定:UAV)
(※)座標入力事例
標定点の座標入力
国総研
3.①3次元起工測量(点群処理:UAV)
全体の流れ(点群処理)
全体の流れ(点群処理)
国総研
国総研
3.①3次元起工測量(点群処理:LS)
全体の流れ(点群処理)
全体の流れ(点群処理)
①レーザースキャナー
①レ
ザ スキャナ 本体
計測点群デ タ
計測点群データ
基準点座標
データ
③3次元設計データ作成ソフトウェア
②点群処理ソフトウェア
・点群データの合成
・点群データのフィルタリング
点群デ タのフィルタリング
出来形評価用データ
(ポイントファイル)
出来形計測データ等
(
(TINファイル)
イ )
TS出来形管理用の基本設計データ
利用・変換しても良い。
曲線部などの補完に留意すること
④出来形帳票作成ソフトウェア
⑤出来高算出ソフトウェア
3次元設計データ
出来形管理データ
(設計と出来形の差)
出来形管理資料
19
3.①3次元起工測量(点群処理の流れ)
国総研
UAVやLSによる測量
○計測点群データから起工測量計測データへの処理
計測点群データ(起工測量)
(ポイントファイル)
点密度2cm四方に1点
計測点群データの処理後
(ポイントファイル)
点密度10cm四方に1点
計測時は点群密度の不足が出ないように、規定以
上の点群密度 計測されるため 作業に合わせた点
上の点群密度で計測されるため、作業に合わせた点
群密度の調整を行い、数量算出や3次元設計データ
等の修正作業を行う。
出来形評価用デ タ
出来形評価用データ
(ポイントファイル)
点密度100cm四方に1点
起工測量計測デ タ
起工測量計測データ
(TINファイル)
点密度50cm四方に1点
出来形合否判定総括表
の作成
3次元設計データの修正
数量算出
2次元図面から作成した
3次元設計デ タ
3次元設計データ
20
3.②3次元起工測量(ノイズ処理、密度調整)
国総研
計算処理をしやすくするため 必要のないデ タを削除する(してもよい)
計算処理をしやすくするため、必要のないデータを削除する(してもよい)
【トリミング】
ポイント
間引きのルール
①純粋な削除はOK、
・各点の数値の加工はNG
(平均処理はNG)
②所要の密度確保
・数量算出・起工測量用の
デ タとして
データとして
→50cm間隔以内
【フィルタリング(一例)】
例:最下点(盛土管理に有利)、中央点等
様々な抽出方法がある。
3.②3次元起工測量(TINの生成)
国総研
TINデ タを生成する
TINデータを生成する
計測点群データ
計測点群デ
タ
(所要の密度に間引いた
ポイントデータ)
TIN(不等三角網)ファイル
数量算出に利用する
国総研
3.②3次元設計データ作成(作成手順)
3次元設計データの作成手順とイメージ
・3次元設計データは当面2次元発注図から施工者が作成する
座標系入力
平面線形
BP座標
直線
工事基準点入力
平面線形入力
(測点座標、曲線要素)
緩和曲線
(クロソイド)
円曲線
EP座標
IP
線
緩和曲線
(クロソイド)
縦断線形入力
(勾配変化点要素)
直線
縦断線形
縦断曲線長VCL
====
縦断変化点座標
出来形横断面形状
出来形横断面形状入力
(出来形横断面要素)
道路幅
勾配(%)
要素高
道路中心線
(又は堤防法線)
勾配
(1:x)