国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
分野
テーマ
創薬等の実験
医療・
福祉
研究内容(タイトル)
研究内容(概要)
タンパク質結晶の作 タンパク質の構造と機能の関係につ
成
いて効果的な研究を行うためには、質
の高い結晶、つまり構造を詳細に把
握できる結晶が必要です。構造と機能
はワンセットのため、たとえば病気の
原因となるタンパク質の詳細な構造が
わかれば、その働きを制御することも
可能になります。
対流の影響を受けずに高品質な結晶
を生成できる環境。それが国際宇宙ス
テーションでの結晶生成実験です。
タンパク質試料(溶液)を利用者から
受け取り、「きぼう」日本実験棟の微小
重力環境で1.5カ月程度結晶成長さ
せ、地上に回収します。
宇宙で実験する前に、地上実験により
高純度の試料生成、結晶化条件の最
適化を行い宇宙実験で最大効果を得
られるようにします。
備考
(※研究内容のより
詳細な情報の分かる
HPのURL等)
【ご参考】
http://iss.jaxa.jp/kibo
exp/theme/first/prot
ein/
【前回募集例】
http://iss.jaxa.jp/kibo
exp/participation/ap
plication/protein_crys
tal_2nd_private.html
エネ ルギ ーマネ 「はやぶさ」電力制御 【課題】1対1の双方向通信を必要とせ 特開2016-33817
ジメントシステム 技術を応用したサー ず、電力消費要素数が増加しても通
バ ー を 要 し な い 、 家 信量が急激に増加することがなく、拡
庭、オフィス向けエネ 張性に優れた電力制御システム、及
ルギーマネジメントシ び方法を提供することです。さらに、同
ステム
様の原理により実施できる情報伝達
能力制御システム、及び方法を提供
することです。
【 解 決 手 段 】 同報 送信 要素 から 、グ
ループ内の総消費電力の現在値と基
準値との差の関数である総消費電力
調整指示値を表わす情報を同報送信
します。グループに含まれる各々の電
力消費要素は当該情報を受信し、自
己の優先度と総消費電力調整指示値
を用いた演算により、自己の消費電力
更新値を独立に、並列に決定し、これ
に基づき自己の消費電力を制御しま
す。同様の原理により情報伝達能力
を制御することもできます。
電源システム
高出力の電源システ 【課題】二次電池を複数個接続した電 特許第5397885号
ム
源システムにおいて、大容量であって
も最適な容量の電源システムを実現
します。
【解決手段】N個(Nは自然数)の二次
電池が直列に接続された二次電池列
を含むメイン二次電池ブロックBmと、
A個(N>A、Aは自然数)の二次電池
が直列に接続された二次電池列を含
む補助二次電池ブロックBsと、メイン
二次電池ブロックBmと補助二次電池
ブロックBsとの間で電圧変換を行うD
C-DCコンバータUvcとを設け、DC
-DCコンバータUvcにより、放電時に
補助二次電池ブロックBsの電圧を昇
圧して負荷に電力を供給し、充電時に
メイン二次電池ブロックBmの電圧を
降圧して補助二次電池ブロックBsに
電力を供給します。
環境 電源システム
高出力の電源システ 【課題】二次電池を複数個接続した電 特許第5656154号
ム
源システムにおいて、大容量であって (特許第5397885号の
も最適な容量の電源システムを実現 分割出願)
します。
【解決手段】N個(Nは自然数)の二次
電池が直列に接続された二次電池列
を含むメイン二次電池ブロックBmと、
A個(N>A、Aは自然数)の二次電池
が直列に接続された二次電池列を含
む補助二次電池ブロックBsと、メイン
二次電池ブロックBmと補助二次電池
ブロックBsとの間で電圧変換を行うD
C-DCコンバータUvcとを設け、DC
-DCコンバータUvcにより、放電時に
補助二次電池ブロックBsの電圧を昇
圧して負荷に電力を供給し、充電時に
メイン二次電池ブロックBmの電圧を
降圧して補助二次電池ブロックBsに
電力を供給します。
太陽電池欠陥検 太陽電池の欠陥検査 【課題】太陽電池のクラック等の欠陥 特許第4915991号
査装置
装 置 及 び そ の 方 法 の検査を一定の判定レベルで簡単に
(太陽電池 の欠陥検 行うことができる検査装置と方法を提
査)
供します。
【解決手段】太陽電池を検査する装置
(1)は、複数の太陽電池(10a)を有する
太陽電池パネル(10)を載置する試料
台(25)と、太陽電池に電流を印加する
電源(30)と、太陽電池の画像を撮像す
るCCDカメラ(35)と、CCDカメラによる
撮像を制御し、CCDカメラにより撮像し
た画像を処理する制御演算装置(50)
と、CCDカメラを移動するためのカメラ
駆動装置とを備えます。カメラ駆動装
置によりCCDカメラを移動して、太陽
電池パネルの各々の太陽電池の画像
を撮像します。制御演算装置は、太陽
電池の2つの画像から差分画像を作
成し、差分画像を所定のしきい値で2
値化し、差分2値化画像を 作成しま
す。
宇宙食
宇宙日本食(認証制 宇宙食は、長期間の保存性に優れた http://iss.jaxa.jp/spa
(保存食・防災食 度)
食品でなければなりません。
cefood/index.html
としても利用可
JAXAでは、宇宙食としての基準(保存
能)
性、衛生管理、栄養等)を満たした食
品を「宇宙日本食」として認証していま
す。対象商品には専用のマークをつけ
ることができます。
「宇宙日本食」は、伝統的な和食に限
られず、日本の家庭で通常食されてい
る範囲を対象としています。
危機
管理
保存性に優れた食品は、保存食や防
災食としても利用可能です。
貴社でも、「宇宙日本食」マークをビジ
ネスに活かしてみませんか。
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 新事業促進部
tel:050-3362-7101
メール:[email protected]
担当:中本