ロータリエンコーダ 2015.11 ハイデンハイン製ロータリエンコーダは、回転 運動量、および回転速度を検出するセンサとし て使用されるほか、送りネジ(ボールねじ)のよう な機械的位置の測定標準器と共に使用するこ とで、直線運動量の検出センサとして使用でき ます。その応用領域には電動モータ、工作機 械、印刷機械、木工機械、繊維機械、ロボット、 搬送機器の他に各種計測装置、試験、検査 装置が含まれます。 高い品質の正弦波インクリメンタル信号により デジタル速度制御用に高い内挿分割が可能 です。 シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) 手動パルス発生器 ステータカップリング付ロータリエンコーダ その他 • サーボモータ用エンコーダ • ベアリング内蔵角度エンコーダ • ベアリングを内蔵しない角度エンコーダ • 磁気式組込み型エンコーダ • NC工作機械向けリニアエンコーダ • オープンタイプリニアエンコーダ • インターフェースユニット • ハイデンハインエンコーダのインターフェース 製品の詳しい情報は、弊社へお問い合わせくだ さい。 2 各インターフェースおよび電気的仕様に関し ての詳しい説明が、カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェース、 ID 1078628-xxに記載されています。 このカタログの発行により、前版カタログとの 差替えをお願いいたします。 ハイデンハインへの注文は契約時の最新カ タログを御覧ください。 ISO、IEC、ENなどの規格はカタログに明記 されているものに限ります。 目次 はじめに 4 12 14 17 選択の手引き 測定原理、精度 エンコーダ型式別取付け ステータカップリング付のロータリエンコーダ シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) 21 24 26 シャフトカップリング 安全対応の位置計測システム 機械的仕様 アブソリュートロータリエンコーダ インクリメンタルロータリエンコーダ ECN 1000/EQN 1000 シリーズ ERN 1000 シリーズ ECN 400/EQN 400 シリーズ ERN 400 シリーズ ECN 400F/EQN 400F シリーズ – ECN 400 M/EQN 400 M シリーズ – ECN 400S/EQN 400S シリーズ – ECN 400/EQN 400 シリーズ フィールドバス対応 – 42 ECN 400/EQN 400 シリーズ ユニバーサルステータカップリング付 ERN 400 シリーズ ユニバーサルステータカップリング付 44 ECN 100 シリーズ ERN 100 シリーズ ROC/ROQ 1000 シリーズ ROD 1000 シリーズ ROC/ROQ 400 シリーズ RIC/RIQ 400 シリーズ ROD 400 シリーズ 48 50 54 ROC 400 F/ROQ 400 F シリーズ – 62 ROC 400 M/ROQ 400 M シリーズ – ROC 400S/ROQ 400S シリーズ – ROC/ROQ 400 シリーズ フィールドバス対応 – 64 ROC 425 シリーズ 高精度対応 – 66 ROC/ROQ 400 シリーズ RIC/RIQ 400 シリーズ ROD 400 シリーズ 68 ROC 400 F/ROQ 400 F シリーズ – 72 ROC 400 M/ROQ 400 M シリーズ – ROC 400S/ROQ 400S シリーズ – ROC/ROQ 400 シリーズ フィールドバス対応 – 74 カップリング外付け型、 取付フランジ/ベース付 – ROD 1930 堅牢な機構設計 76 手動パルス発生器 – HR 1120 78 インターフェースとピン配列 インクリメンタル信号 80 85 91 95 97 仕様 ステータカップリング付 カップリング外付け型、 シンクロフランジ カップリング外付け型、 クランピングフランジ 28 32 40 電気的接続 位置値 ケーブルと接続部品 インターフェースユニット 診断・検査機器 3 選択の手引き 汎用ロータリエンコーダ ロータリエンコーダ アブソリュート マルチターン回転数 4096 シングルターン インターフェース EnDat ファナック 三菱 シーメンス SSI PROFIBUS-DP PROFINET IO EnDat ファナック 三菱 シーメンス ECN 1023 – ECN 1013 – EQN 1035 – ステータカップリング付 ECN/EQN/ERN 1000 シリーズ 位置値/回転:13ビット 位置値/回転:23ビット EnDat 2.2/22 ECN/EQN/ERN 400 シリーズ 位置値/回転:23ビット EnDat 2.2/22 ECN 1013 EQN 1025 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 ECN 425 ECN 425F ECN 413 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 位置値/回転:25ビット ファナック aiインタフェース 位置値/回転:13ビット ECN 413 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 – ECN 425 M 位置値/回転:25ビット 三菱 EQN 437 EQN 437F 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 EQN 4253) 位置値/回転: 25ビット ファナック aiインタフェース 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 EQN 435 M ECN 424 S 位置値/回転: 23ビット 三菱 位置値/回転:24ビット DRIVE-CLiQ EQN 436 S 位置値/回転: 24ビット DRIVE-CLiQ ECN/EQN 400 シリーズ フィールドバス対応 – – ECN 413 ECN 413 – – ECN 413 EQN 425 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 – – – 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 内蔵の5 /10倍逓倍回路により36 000パルスまで (さらに高い逓倍数が必要な場合は、お問い合わせください。) 供給電圧 DC10 V ~30 V 3) TTLまたはHTLによる信号出力も可能 4 EQN 437 EnDat 2.2/22 ECN 113 2) – 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 ECN 125 位置値/回転:13ビット 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 1) – 位置値/回転:13ビット – ECN/EQN/ERN 400 シリーズ ECN 425 ユニバーサルステータカップリング付 位置値/回転:25ビット ECN/ERN 100シリーズ – – – はじめに インクリメンタル SSI PROFIBUS-DP « TTL PROFINET IO « TTL EQN 1025 – – ERN 1020 « HTL 100~3600 本 位置値/回転: 13ビット » 1 VPP ERN 1030 ERN 1080 100~3600 本 100~3600 本 28 ERN 1070 1000/2500/ 3600 本1) EQN 4253) – 位置値/回転: 13ビット – EQN 425 2) ERN 460 ERN 430 ERN 480 250~5000 本 250~5000 本 250~5000 本 1000~5000本 – – – – 42 ERN 420 ERN 4602) ERN 430 ERN 480 250~5000 本 250~5000 本 250~5000 本 1000~5000本 44 ERN 120 – 位置値/回転: 13ビット EQN 425 – 位置値/回転: 13ビット – – 32 ERN 420 1000~5000 本 ERN 130 ERN 180 1000~5000 本 1000~5000本 48 5 汎用ロータリエンコーダ ロータリエンコーダ アブソリュート マルチターン回転数 4096 シングルターン インターフェース EnDat ファナック 三菱 シーメンス SSI PROFIBUS-DP EnDat PROFINET IO ファナック 三菱 シーメンス – ROC 1013 – – カップリング外付型、シンクロフランジ付 ROC/ROQ/ROD 1000シリーズ ROC 1023 位置値/回転:23ビット EnDat 2.2/22 位置値/回転: 13ビット 位置値/回転:23ビット EnDat 2.2/22 ROC 1013 ROQ 1025 位置値回転:13ビット EnDat 2.2/01 OC/ROQ/ROD 400 R RIC/RIQ 400 シリーズ シンクロフランジ付 ROC 425 ROC 425F ROC 413 位置値/回転:25ビット ファナック aiインタフェース 位置値/回転: 13ビット 位置値/回転:25ビット 三菱 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 ROC 424 S ROC 425 高精度用 – – ROC 425 M ROC 413 位置値/回転:18ビット EnDat 2.1/01 ROC/ROQ 400 シリーズ フィールドバス対応 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 機能安全対応につい てはお問い合わせくだ さい RIC 418 ROQ 1035 ROQ 437F 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 機能安全対応につい てはお問い合わせくだ さい 位置値/回転: 25ビット ファナック aiインタフェース ROQ 425 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:24ビット DRIVE-CLiQ 機能安全対応につい てはお問い合わせくだ さい – ROQ 437 RIQ 430 位置値/回転:18ビット EnDat 2.1/01 – ROC 413 ROQ 435 M 位置値/回転: 23ビット 三菱 ROQ 436 S 位置値/回転: 24ビット DRIVE-CLiQ 機能安全対応につ いてはお問い合わせ ください – – 位置値/回転: 13ビット – ROC 425 – – – – – ROQ 437 ROQ 437F 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 機能安全対応につい てはお問い合わせくだ さい 4) 位置値/回転: 25ビット ファナック aiインタフェース 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/01 カップリング外付型、クランピングフランジ付 OC/ROQ/ROD 400 R RIC/RIQ 400 シリーズ クランピングフランジ付 ROC 425 ROC 425F ROC 413 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 機能安全対応につい てはお問い合わせくだ さい 位置値/回転:25ビット ファナック aiインタフェース 位置値/回転: 13ビット ROC 413 位置値/回転:25ビット 三菱 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 ROC 424 S RIC 418 位置値/回転:18ビット EnDat 2.1/01 ROC/ROQ 400 シリーズ フィールドバス対応 – 1) 内蔵の2倍逓倍回路により10 000パルスまで 2) 内蔵の5 /10倍逓倍回路により36 000パルスまで 3) 供給電圧 DC10 V ~30 V 4) 6 ROC 425 M TTLまたはHTLによる信号出力も可能 ROQ 425 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:24ビット DRIVE-CLiQ 機能安全対応につい てはお問い合わせくだ さい – RIQ 430 位置値/回転:18ビット EnDat 2.1/01 – ROC 413 位置値/回転: 13ビット (さらに高い逓倍数が必要な場合は、お問い合わせください。) – ROQ 435 M 位置値/回転: 23ビット 三菱 ROQ 436 S 位置値/回転: 24ビット DRIVE-CLiQ 機能安全対応につ いてはお問い合わせ ください – インクリメンタル SSI PROFIBUS-DP « TTL PROFINET IO « TTL ROQ 1025 – – ROD 1020 100~3600 本 位置値/回転: 13ビット « HTL » 1 VPP ROD 1030 ROD 1080 100~3600 本 100~3600 本 50 ROD 1070 1000/2500/ 2) 3600 本 ROQ 425 – ROD 426 位置値/回転: 13ビット – 4) ROQ 425 1) ROD 4663) ROD 486 50~5000 本 1000~5000 本 – – – 64 – – 66 68 50~5000 本2) – 位置値/回転: 13ビット – – – – ROQ 425 – ROD 420 – 50~5000 本 位置値/回転: 13ビット – ROQ 425 位置値/回転: 13ビット – 54 ROD 436 50~5000 本 – ROD 430 ROD 480 50~5000 本 1000~5000 本 – – 74 7 モータ組込み用ロータリエンコーダ ロータリエンコーダ アブソリュート インターフェース シングルターン マルチターン EnDat EnDat ベアリング内蔵ステータカップリング組込型 ERN 1023 IP 64 – – ECN/EQN 1100 シリーズ ECN 1123 ECN 1113 EQN 1135 EQN 1125 位置値/回転:23ビット EnDat 2.2/22 機能安全対応については お問い合わせください 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:23ビット 回転数 4096 EnDat 2.2/22 機能安全対応については お問い合わせください 位置値/回転: 13ビット 回転数 4096 EnDat 2.2/01 ERN 1123 IP 00 – – – – ECN/EQN/ERN 1300シリーズ、IP 40 ECN/EQN/ERN 400シリーズ、IP 64 ECN 1325 ECN 1313 EQN 1337 EQN 1325 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 機能安全対応については お問い合わせください 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:25ビット 回転数 4096 EnDat 2.2/22 機能安全対応については お問い合わせください 位置値/回転: 13ビット 回転数 4096 EnDat 2.2/01 ECN 425 ECN 413 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:25ビット EnDat 2.2/22 機能安全対応については お問い合わせください – EQN 437 位置値/回転:25ビット 回転数 4096 EnDat 2.2/22 機能安全対応については お問い合わせください EQN 425 位置値/回転: 13ビット 回転数 4096 EnDat 2.2/01 ベアリングを内蔵しない ECI/EQI/EBI 1100シリーズ ECI 1118 ECI 1118 EBI 1135 EQI 1130 位置値/回転:18ビット EnDat 2.2/22 位置値/回転:18ビット EnDat 2.1/21 もしくは EnDat 2.1/01 位置値/回転:18ビット 回転数 65 536 (バッテリーバックアップ方式) EnDat 2.2/22 位置値/回転: 18ビット 回転数 4096 EnDat 2.1/21 もしくは EnDat 2.1/01 – ECI 1319 – EQI 1331 13 (EBI) ECI/EQI 1300 シリーズ 位置値/回転:19ビット EnDat 2.2/01 ECI/EQI 1300 シリーズ ECI 1319 – 位置値/回転:19ビット EnDat 2.2/22 機能安全対応については お問い合わせください ECI/EBI 100 シリーズ ECI 119 位置値/回転: 19ビット 回転数 4096 EnDat 2.2/01 EQI 1331 – 位置値/回転:19ビット 回転数 4096 EnDat 2.2/22 機能安全対応についてはお問い合 わせください – 位置値/回転:19ビット EnDat 2.2/22 もしくは EnDat 2.1/01 EBI 135 – 位置値/回転:19ビット 回転数 65 536 (バッテリーバックアップ方式) EnDat 2.2/22 D:30/38/50 mm ERO 1400シリーズ 1) – – 内蔵の2倍逓倍回路により8192パルス 2)内蔵の5/10/20/25倍逓倍回路により37 500パルスまで 8 – – インクリメンタル これらロータリエンコーダは、カタログ サーボモータ用エンコーダ に記載されています。 « TTL » 1 VPP ERN 1023 – 500~8192 本 3つの磁極検出位置信号 – – ERN 1123 – 500~8192 本 3つの磁極検出位置信号 ERN 1321 ERN 1381 1024~4096 本 512~4096 本 ERN 1326 ERN 1387 ERN 421 ERN 487 – – – – – – – – 1024~4096 本1) 3つの磁極検出位置信号 1024~4096 本 2048 本 正弦波磁極検出信号用Z1トラック 2048 本 正弦波磁極検出信号用Z1トラック ERO 1420 ERO 1480 512~1024 本 512~1024 本 ERO 1470 1000/1500 本2) 9 特殊用途向けロータリエンコーダ ロータリエンコーダ アブソリュート マルチターン回転数 4096 シングルターン インターフェース EnDat SSI EnDat SSI ECN 413 ECN 413 EQN 425 EQN 425 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:13ビット 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転: 13ビット ROC 413 ROC 413 ROQ 425 ROQ 425 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:13ビット 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転: 13ビット 耐圧防爆用(Zone1、2、21、22) ECN/EQN/ERN 400 シリーズ ROC/ROQ/ROD 400 シリーズ シンクロフランジ付 ROC/ROQ/ROD 400 シリーズ クランピングフランジ付 ROC 413 ROC 413 ROQ 425 ROQ 425 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転:13ビット 位置値/回転:13ビット EnDat 2.2/01 位置値/回転: 13ビット – – – – ERN 401 シリーズ – – – – EQN/ERN 400 シリーズ – – 軸負荷荷重が高い用途向け 199 15 ROD 1930 150 18 160 シーメンス製 非同期モータ用 EQN 425 EQN 425 位置値/回転:13ビット EnDat 2.1/01 位置値/回転: 13ビット – – 手動パルス発生器 HR 1120 10 – – これらエンコーダは、Product Overview Rotary Encoders for Potentially Explosive Atmospheresに記載されています インクリメンタル « TTL « HTL » 1 VPP ERN 420 ERN 430 ERN 480 1000~5000 本 1000~5000 本 1000~5000 本 ROD 426 ROD 436 ROD 486 1000~5000 本 1000~5000 本 1000~5000 本 ROD 420 ROD 430 ROD 480 1000~5000 本 1000~5000 本 1000~5000 本 – ROD 1930 – 600~2400 本 76 これらエンコーダは以下カタログに記載されています サーボモータ用エンコーダ ERN 421 ERN 431 1024 本 1024 本 ERN 420 ERN 430 1024 本 1024 本 HR 1120 – 100 本 – – – 78 11 測定の原理 目盛ディスク ハイデンハインの光学走査式エンコーダは、格 子構造で形成される目盛をディスク本体に使 用しています。これらの目盛は、ガラスまたはス チール上に精密に形成されます。 各種フォトリソグラフィー製法により、これら精密 目盛を製造しています。目盛格子は以下のよう に作られます。 • ガラス表面に極めて硬質なクロムライン • 金メッキスチールテープ表面上につや消し エッチングライン、もしくは • ガラスまたはスチール表面への三次元構造 の形成 測定方法 アブソリュート測定方式では、電源をONすると すぐにエンコーダからの位置情報を入手でき、 また後続電子部によって随時呼び出すことが 可能です。原点位置を探すために軸を移動させ る必要はありません。そのアブソリュート位置値 情報は、連続したアブソリュートコード構造として 形成されたスケール目盛から読まれます。 独立したインクリメンタルトラックは、位置値用に 補間されると同時に、有効なインクリメンタル信 号を発生させるために使用されます。 シングルターン・エンコーダでは、アブソリュート 位置情報は、各回転ごとに繰り返されます。 マルチターン・エンコーダは、回転数も測定し ます。 ハイデンハインによって開発されたフォトリソグラ フィー製造工程では、主として50 µmから4 µm までの目盛格子を作ることができます。 これらの製法工程により、精巧かつ均一に極め て細い格子間隔を形成することができます。こ れらの格子は鮮明なエッジを形成しています。 光電走査方式とともにこの鮮明なエッジが高い 品質の出力信号を得る条件となります。 ハイデンハインは、独自の技術によりマスター 目盛を製作しています。 インダクティブ走査方式のエンコーダは銅の目 盛構造が形成されています。目盛にはプリント 回路用の材料を使用しています。 アブソリュート・ロータリエンコーダの目盛ディスク インクリメンタル測定方法では、目盛は周期的 な構造になっています。位置情報は、個々の基 点からの増加量(測定ピッチ数)をカウントする ことによって得られます。位置の特定には絶対 的な基準が必要となるので、目盛ディスクには 原点を備えた別のトラックを1つ設けています。 インクリメンタル・ロータリエンコーダの目盛ディスク 12 原点によって確立される絶対的な位置は、厳 密に測定ピッチ1つ分に同期するように配置さ れています。 このように絶対的な基準を確立するためには、 原点を走査する必要があります。 精度 走査方法 光電走査 ほとんどのハイデンハインのエンコーダでは、光 電走査方式を使用しています。ディスク本体 への光電走査は非接触で摩耗がありません。 光電走査では、数µm幅の極めて細い目盛で も信号検出が行えるよう設計されており、非常 に小さい信号周期の出力信号を生成します。 ロータリエンコーダECN、EQN、ERN、および ROC、ROQ、RODは、投影走査方式を採用し ています。 投影走査方式は、格子間隔の等しい2つの目盛 格子(ディスク側と走査レチクル側)を相対的に 移動させながら光を投射し、相対的に移動させ ることで得られる投影光の強弱を信号とする方 式です。走査レチクル側の目盛は、透明材質 上に付けられますが、ディスク側の目盛は透明 材質(透過型)か、反射材質上(反射型)に付け られます。 走査方式を最適化したアブソリュートロータリエ ンコーダは、個々の多数の受光素子の代わりに、 ひとつの大きな受光部を採用しました。その構 造はディスク本体と同じ幅です。これにより様々 な利点が得られます。 他の走査原理 ロータリエンコーダECI/EBI/EQIおよびRIC/RIQ は、インダクティブ走査方式を採用しています。 目盛構造は信号振幅および位相にて高い周波 数に変調します。位置値は円周上に均等に配 置された受信コイルの信号をサンプリングする ことによって形成されます。 ロータリエンコーダでの位置測定の精度は、主 に次の要素により決定されます。 • ラジアル格子の方向誤差 • 目盛ディスクのベアリングに対する偏心度 • ベアリングのラジアル振れ • シャフトカップリングとの接続から生じる誤差 (ステータカップリング付ロータリエンコーダの 場合、この誤差はシステム精度の範囲内 にあります) • エンコーダに内蔵もしくは外付けのインター フェースユニットにおける信号処理時に発生 する内挿誤差 目盛線本数5000本以下の インクリメンタルロータリエンコーダ: 方向誤差の極大値は、環境温度20°C、低速 回転(走査周波数 1 kHz ~ 2 kHz)の条件下 で下記の限度内にあります。 平行な光が格子を通過すると、特定の間隔で 明るい面と暗い面が投影されます。そこに同じ 格子間隔を持つ相手格子(走査板側)が置かれ ています。2つの格子が互いに相対移動すると、 入射光は変調されます。目盛の無い部分が揃 うと、光は通過します。一方の格子の目盛が他 方の目盛の無い部分に一致すると光は通過し ません。投影光を受ける複数の受光素子は、 これら光の強さの変化を電気信号(出力信号) に変換します。実用的な取付け公差を考慮し、 格子間隔が10 μm以上のエンコーダについて 投影走査方式が用いられています。 ± 18° (機械角)· 3600 [角度秒] 目盛線本数 z に相当します。 目盛間隔の± 1 20 ロータリエンコーダRODが生成するパルス数は 6 000 ~ 10 000です。システム精度には目盛 線本数が重要となります。 アブソリュートロータリエンコーダの位置値の 精度は、各エンコーダの仕様の中に記載して あります。 補助的インクリメンタル信号を使用するアブソ リュートロータリエンコーダの場合、精度は目盛 本数によって異なります。 LED光源 コンデンサレンズ 走査レチクル 目盛線本数 16 32 512 2048 2048 精度 ± 280 [角度秒] ± 180 [角度秒] ± 60 [角度秒] ± 20 [角度秒] ± 10 [角度秒] (高精度対応ROC 425) 記載の精度は、環境温度20°C、低速回転の 条件下のインクリメンタル測定信号を基準とし ています。 スケール本体 受光素子 受光素子I90°と I270°は表示され ていません 投影走査方式による光電走査 13 エンコーダ型式別取付け ステータカップリング付のロータリエンコーダ ロータリエンコーダECN/EQN/ERNはベアリン グを内蔵しステータカップリングが取付けられて います。ステータカップリングが回転振れや調整 ミスによる精度への影響を補正してくれます。 エンコーダのシャフトは直接モータのシャフトへ 固定されます。そのステータカップリングは加減 速中のベアリングの摩擦によって生じるトルクを 吸収します。ステータカップリングは、測定側シャ フトの軸方向運動を下記の値で許容しています。 ECN/EQN/ERN 400: ± 1 mm L = 41(最小) D ≦ 25の時 L = 56(最小) D ≦ 38の時 ECN/EQN/ERN 1000: ± 0.5 mm ECN/EQN/ERN 100: ± 1,5 mm 取付け ロータリエンコーダは中空シャフトを測定側シャ フトに滑り込ませ、ロータを2個のネジまたは3個 の偏心クランプで締め付けます。貫通型中空 シャフト付のエンコーダでは、ロータはフランジの 反対側の端で締め付けられます。テーパシャフ ト付ロータリエンコーダECN/EQN/ERN 1300シ リーズは、何度も取付け/取外しを行う場合に適 しています。(詳しくは、サーボモータ用エンコー ダ のカタログを参照ください。)ステータは、芯出 しカラー無しで平面に取付けられます。 ECN/EQN/ERN 400のユニバーサルステータ カップリングは、多様な取付けができます。た とえば、締め付け用ねじをモータカバーの外側 から差し込むことができます。 ECN/EQN/ERN 400 例: 標準ステータカップリング 片側中空シャフト 貫通型中空シャフト 溝は見えたまま ECN/EQN/ERN 400 ステータカップリング付 貫通型中空シャフト ダイナミックな用途ではシステムに対して、でき る限り高い固有振動数fNが求められます。 (機械的仕様 の項目を参照) これはシャフトをフランジ側に接続し、カップリン グを4個のキャップスクリューで固定するか、も しくはECN/EQN/ERN 1000において、特殊ワッ シャーで固定した場合に得ることができます。 カップリングを4本のねじで締め付けた場合の固有振動数 fE ステータ カップリング ECN/EQN/ ERN 400 ケーブル 標準機 1550 Hz ユニバーサル 1400 Hz1) フランジソケット 軸方向 半径方向 1500 Hz 1400 Hz 1000 Hz 900 Hz ECN/ERN 100 1000 Hz – ECN/EQN/ERN 1000 1500 Hz2) – 1) 2) 2本のねじで固定した場合 2本のねじとワッシャーで固定した場合 14 400 Hz – ワッシャー 取付け用アクセサリ(別売) ワッシャー (ECN/EQN/ERN 1000用) 固有振動周波数 fNの向上および2つのネジ のみで取付けする場合用 ID 334653-01 シャフトクランプリング (ECN/EQN/ERN 400用) 二個目のシャフトクランプリングを使用すること により、貫通型中空シャフトのロータリエンコーダ の機械的許容回転数を最大12000 rpmまで 増加させることができます。 ID 540741-xx =トルクス(TORX)ソケットX8付 締付けねじ、 締付けトルク 1.1 ± 0.1 Nm 例えば、摩擦車、滑車、もしくはスプロケットなど エンコーダシャフトに高い負荷がかかる場合、 ECN/EQN/ERN 400の取り付けにベアリングア センブリを用いることを推奨します。 ベアリングアセンブリ (ECN/EQN/ERN 400シリーズ用、片側中空シャフト) ID 574185-03 ベアリングアセンブリは、半径方向の過度のシャ フト負荷を吸収させることができます。エンコーダ のベアリングへの過負荷を防ぎます。このアセン ブリは、エンコーダ側軸径が12 mmとなってお り、ECN/EQN/ERN 400のような片側中空シャ フトのエンコーダに適しています。また、ステータ カップリングを固定するためのねじ穴がついて います。ベアリングアセンブリのフランジは、 ROD 420/430シリーズのクランピングフランジの 寸法と一致しています。ベアリングアセンブリは、 正面にある固定用ねじ穴を利用するか、取付 け用フランジまたは取付け用ブラケットを使用し て取付けることができます。 (19 ページを参照ください) ベアリングアセンブリ 許容回転数 n ≦ 6000rpm シャフト負荷 軸方向: 150 N; 半径方向: 350 N 使用温度 –40°C ~ 100°C 保護等級 (IEC 60529) IP 64 15 トルクサポート ECN/EQN/ERN 400用 ステータカップリングをトルクサポートに交換する ことにより、ECN/EQN/ERN 400を簡単なアプリ ケーションでご利用いただけます。 トルクサポートとして下記のキットがあります。 ワイヤートルクサポート ステータカップリングをワイヤーの取付けられた 金属プレートと交換します。 ID 510955-01 ピントルクサポート ステータカップリングの代わりに、エンコーダに "シンクロフランジ"を取り付けます。トルクサポー ト用のピンはフランジに軸方向または半径方向 に取付けられます。また、ピンをエンコーダ取付 け面に押入れ、ピン用のガイドをエンコーダのフ ランジに差し込んで使用することもできます。 ID 510861-01 アクセサリ(別売) トルクドライバーのビット • ハイデンハイン製シャフトカップリング用 • ExN 100/400/1000のシャフトカップリング • EROシリーズのシャフトカップリング用 対辺サイズ 1.5 長さ 70 mm ID 350378-01 350378-02 1.5 (ボール ポイント形状) 2 350378-03 2 350378-04 (ボール ポイント形状) 2.5 350378-05 3 350378-08 (ボール ポイント形状) 4 350378-07 4 (棒先付)1) 350378-14 TX8 89 mm 152 mm 350378-11 350378-12 TX15 70 mm 756768-42 1) DIN 6912に基づくネジ用 (パイロットリセス付低頭ネジ) 16 ドライバー トルク調整機能付 0.2 Nm ~1.2 Nm 1 Nm ~5 Nm ID 350379-04 ID 350379-05 シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) ロータリエンコーダROC/ROQ/RODおよびRIC/ RIQは、ベアリング内蔵でソリッドシャフトを有して います。エンコーダシャフトは外付けのカップリン グを介して機械側シャフトと接続されます。カッ プリングはエンコーダシャフトと機械側シャフト間 の軸方向運動と調整ミス(半径方向ずれや角度 ずれ)を補正します。これにより、エンコーダベア リングに余分な外部負荷がかからなくなり、ベア リングの寿命が短くなることを防ぎます。 ROC/ROQ/ROD/RIC/RIQエンコーダのロータ を接続するためにダイヤフラム型とベローズ型 のカップリングを用意しております。 (シャフトカップリング の項目を参照ください) ROC/ROQ/ROD 400およびRIC/RIQ 400シリー ズのロータリエンコーダのベアリングは高い負荷 に対応可能です(右図を参照ください)。 そのため、歯車や摩擦車などの駆動機構へ直 接に組み込むことができます。 例えば、摩擦車、滑車、もしくはスプロケットなど エンコーダシャフトに高い負荷がかかる場合、 ECN/EQN/ERN 400の取り付けにベアリングア センブリを用いることを推奨します。 また、ROD 1930は許容軸負荷荷重が非常に 高いエンコーダです。 シャフトが負荷を受けた場合のベアリング寿命 ベアリング寿命 [h] ROC/ROQ/ROD 400およびRIC/RIQ 400の ベアリング寿命 ベアリングの寿命は、シャフト負荷、シャフト回転 数、負荷が加わる作用点により異なります。シャ フト端における最大許容負荷はカタログ仕様 に 記載されています。最大負荷時のシャフト回転 数に対するベアリング寿命の変化を右図(シャ フト径6 mmと10 mmの2種類)に示しています。 シャフト端における負荷が、軸方向10N、半径 方向20Nの場合、最高シャフト回転数における ベアリング寿命は40000 時間以上です。 シャフト回転数 [rpm] シャフトが負荷を受けた場合のベアリング寿命 ベアリング寿命 [h] ROD 1930のベアリング寿命 ROD 1930は、高負荷かつ長寿命対応設計と なっています。 350 000 300 000 250 000 100 N 100 N 150 N 150 N 200 000 150 000 100 N 150 N 150 N 200 N 100 000 50 000 1 000 2 000 3 000 4 000 シャフト回転数 [rpm] 17 シンクロフランジ付ロータリエンコーダ シンクロフランジ付ロータリエンコーダ 取付け • シンクロフランジと3個の固定用クランプによる 取付け、もしくは • フランジ面の取付け用ねじ穴と取付け用フラ ンジによる方法 (ROC/ROQ/ROD 400 もしくはRIC/RIQ 400用) 機械との接続時における緩み対策に関しては、 お問い合わせください。 固定用クランプ カップリング カップリング 取付け用フランジ 取付け用アクセサリ(別売) 取付け用フランジ (電気的絶縁) ID 257044-01 固定用クランプ ROC/ROQ/ROD 400および RIC/RIQ 400シリーズ用 (エンコーダ1台につき3個) ID 200032-01 固定用クランプ ROC/ROQ/ROD 1000シリーズ用 (エンコーダ1台につき3個) ID 200032-02 18 クランピングフランジ付 ロータリエンコーダ クランピングフランジ付ROC/ROQ/ROD 400 取付け • フランジ面の取付け用ねじ穴と取付け用フラ ンジによる方法、もしくは • クランピングフランジ自体による方法 • 溝付きのエンコーダの場合、シンクロフランジ と3個の固定用クランプによる方法 取付け用フランジ カップリング シンクロフランジまたはクランピングフランジの 芯出しカラーによって芯出しを行います。 カップリング 機械との接続時における緩み対策に関しては、 お問い合わせください。 ≦ 取付け用アクセサリ(別売) 取付け用フランジ ID 201437-01 取付け用ブラケット ID 581296-01 19 取付フランジ/ベース付 ロータリエンコーダ 取付け • 取付けフランジ • 取付ベース 4本のM8ねじを用いてエンコーダを固定します。 端子箱のケーブル接続方向はシャフト方向と 直角になっています。 シャフトカップリング エンコーダシャフトはキー溝によりトルクを最適 に伝達します。別売品としてカップリングC 19と C 212を用意しています。 20 シャフトカップリング ROC/ROQ/ROD 400 ROD 1930 ROC/ROQ/ ROD 1000 ダイヤフラムカップリング ダイヤフラムカップリング ベローズ カップリング 18EBN3 K 14 K 17/01 K 17/06 K 17/02 K 17/04 K 17/05 K 17/03 C 19 ハブ径 6/6 mm 6/6 mm 6/5 mm 6/10 mm 10/10 mm 6/9.52 mm 10/10 mm 15/15 絶縁 – 3 3 3 – 運動伝達誤差* ± 6” ± 10” ねじれ剛性 500 Nm rad 150 Nm rad 所要トルク ≦ 0.2 Nm ≦ 0.1 Nm 半径方向軸ずれ l ≦ 0.2 mm ≦ 0.5 mm ≦ 0.3 mm ≦ 0.2 mm 角度誤差 a ≦ 0.5° ≦ 1° ≦ 1.5° ≦ 0.5° 軸方向ずれ d ≦ 0.3 mm ≦ 0.5 mm ≦ 1.7 mm ≦ 0.3 mm 慣性モーメント(概算値) 6 · 10 15 · 10–6 kgm2 0.3 · 10–6 kgm2 許容回転数 16 000 rpm 20 000 rpm 固定ねじの締付けトルク (概算値) 1.2 Nm 1.37 Nm 0.8 Nm 質量 35 g 75 g 9g –6 kgm2 200 Nm rad 3 · 10–6 kgm2 24 g 4/4 mm 3 – ± 13” ± 40” 300 Nm rad 1700 Nm rad 60 Nm rad ≦ 0.2 Nm ≦ 3.9 Nm 4 · 10–6 kgm2 23 g C 212 27.5 g ≦ 5 Nm 6000 rpm ≦ 0.1 Nm 12 000 rpm *半径方向軸ずれ l = 0.1 mm、角度誤差 a = 0.15 mm / 100 mm 0.09° (50°Cまでの時)を含む 半径方向軸ずれ 角度誤差 軸方向ずれ 取付け用アクセサリ(別売) トルクドライバーのビット ドライバー 16ページを参照 21 ベローズカップリング 18 EBN 3 ROC/ROQ/ROD 1000シリーズ用 4 mm シャフト径 ID 200393-02 機械側のシャフトの推奨するはめ合い公差: h6 ダイヤフラムカップリング K 14 ROC/ROQ/ROD 400 およびRIC/RIQ 400シリーズ用 6 mm シャフト径 ID 293328-01 絶縁ダイヤフラムカップリング K 17 ROC/ROQ/ROD 400 およびRIC/RIQ 400シリーズ用 6 または 10 mm シャフト径 ID 296746-xx 耐圧防爆用(Zone1、2、21、22)にも対応 公差 22 K 17 バリエー ション D1 01 ¬ 6 F7 ¬ 6 F7 22 mm 02 ¬ 6 F7 ¬ 10 F7 22 mm 03 ¬ 10 F7 ¬ 10 F7 30 mm 04 ¬ 10 F7 ¬ 10 F7 22 mm 05 ¬ 6 F7 ¬ 9.52 F7 22 mm 06 ¬ 5 F7 ¬ 6 F7 D2 L 22 mm ダイヤフラムカップリングC 19 ロータリエンコーダROD 1930用 (シャフト径15 mm、キー溝付) ID 731374-01 ダイヤフラムカップリングC 212 絶縁タイプ ロータリエンコーダROD 1930用 (シャフト径15 mm、キー溝付) ID 731374-02 公差 23 安全対応のエンコーダ 機能安全対応のハイデンハイン製エンコーダ は、安全位置計測システムで使用できます。 これらのエンコーダは、EnDat 2.2によるピュア シリアルデータ伝送を行なうため、シングルエン コーダシステムとして動作します。それぞれ独立 して生成された2つの絶対位置値とエラービット により位置値を確実に伝送します。これら位置 値は安全制御装置に伝送されます。 基本原理 安全対応のアプリケーションのためのハイデン ハイン製エンコーダは、EN ISO 13849-1 (EN 954-1から置き替わった規格)、そして EN 61508およびEN 61800-5-2に適合してい ます。これらの規格では、組み込まれている部 品やサブシステムの故障確率に基づき、安全を 指向したシステムの評価が記述されています。 このモジュール的アプローチは、安全対応のシ ステムを構築するメーカーがシステム全体を構 築する際に役立ちます。なぜなら、あらかじめ 適合しているサブシステムを使ってシステムの 構築を始めることができるからです。 EnDat 2.2を介したシリアルデータ伝送を伴う 安全対応の位置決めエンコーダは、この手法 に寄与できます。安全な運転における安全対 応の位置計測システムは、このようなサブシス テムを提供いたします。安全対応の位置計測 システムとは、以下で構成されています。 • EnDat 2.2伝送構成を持つエンコーダ • EnDat 2.2通信用データ伝送線ならびに ハイデンハイン製ケーブル • 監視機能を持ったEnDat 2.2受信回路 (EnDat master) さらに、実際の「安全なサーボドライブ」システ ム全体は、以下で構成されます。 • 安全対応の位置計測システム • 安全性を重視した制御 (監視機能を持ったEnDat masterを含む) • モータ電源ケーブル・ドライブを伴う電源部 • エンコーダとドライブの間の機械的な接続 (例:シャフト接続やカップリング) アプリケーションの範囲 ハイデンハインの安全対応の位置計測システム は、EN 61508規格で定められたコントロールカ テゴリSIL-2、EN ISO 13849のパフォーマンスレ ベル“d”やEN 954-1規格のカテゴリ3を満たす アプリケーション内で、シングルエンコーダシス テムとして使用できるように設計されています。 制御装置内で追加的な監視を行うことで、一部 のエンコーダは、SIL-3、パフォーマンスレベル “e”、カテゴリ4の安全アプリケーションにも使用 可能となります。詳細は、対応エンコーダのカタ ログ、製品情報などの資料を参照ください。 安全対応の位置計測システムの機能は、シス テム全体で下表に挙げる安全機能にも使うこと ができます。(EN 61800-5-2も参照ください) SS1 Safe Stop 1 Safe stop 1 SS2 Safe Stop 2 Safe stop 2 SOS Safe Operating Stop SLA Safe operating stop Safely Limited Acceleration Safely limited acceleration SAR Safe Acceleration Range Safe acceleration range SLS Safely Limited Speed Safely limited speed SSR Safe Speed Range Safe speed range SLP Safely Limited Position Safely limited speed SLI Safely Limited Increment Safely limited increment SDI Safe Direction Safe direction SSM Safe Speed Monitor Safe report of the limited speed Safety functions according to EN 61 800-5-2 安全対応の位置計測システム EnDat master 安全制御装置 サーボドライブ エンコーダ 電源 電源ケーブル 安全対応のサーボドライブシステム全体 24 機能 エンコーダ内で同時にスキャニングを行うことに より2つの独立した位置データが生成され、 EnDat 2.2プロトコルにてEnDat masterに伝送 されます。EnDat masterには様々な監視機能 が備わっており、エンコーダ内のエラーや送信中 のエラーを検出することができます。例えば、2 つの位置値を比較することができます。 EnDat masterは、2つの位置データと独立した エラービットを、2つのプロセッサーインターフェー スを介して安全制御側へ送ります。制御側では、 安全対応の位置計測システムの操作が正しい かどうか、定期的にテストをして監視します。 EnDat 2.2プロトコルの構造により、制御装置の 作動中、制御側は制御メカニズムや安全性に 関係した情報を処理することができます。これ は、安全対応に関する情報が付加情報に保存 されているために可能となります。 EN 61508に従った位置計測システムのアーキ テクチャは、シングルチャンネルテストシステム と考えられています。 測定値の取得 位置計測システム構築に関する資料 位置計測システムの使用目的は、制御設計、 機械設計、据付工事、サービス部門などに要求 を行ないます。必要な情報が資料として提供さ れています。 安全対応のアプリケーションに位置計測システ ムを導入するために、適切な制御が必要となり ます。制御はエンコーダとの通信やエンコーダ データの内容チェックなど基本的な処理を想定 しています。 安全制御にて機能を監視するEnDat master の構築に必要なことは、ハイデンハイン資料 No.533095に記載されています。例えば、位置 値やエラービットの評価と処理についてや、位置 計測システムの電気的接続やサイクリック試験 に関する仕様が記載されています。 資料 1000344には、一部のエンコーダを、 SIL-3、パフォーマンスレベル“e”、カテゴリ4の 安全アプリケーションで使用するための追加的 監視について記載しています。 データ伝送ライン 機械やプラントメーカでは、これら詳細に注意を 払う必要はありません。これらの機能は制御側 から供給される必要があります。製品情報、カ タログ、取付説明書には適切なエンコーダの選 択の手引きが掲載されています。 製品情報とカタログにはエンコーダの機能とア プリケーションの一般的なデータだけでなく、仕 様と環境条件についても記載されています。 取付説明書にはエンコーダ取付けに関する詳 細情報を掲載しています。 安全システムのアーキテクチャーと制御の診断 により、さらなる要求が起こる可能性があります。 例えば、制御の操作マニュアルにはエンコー ダとモータ間での機械的接続の緩みがエラー 除外にしているかどうかを明確に述べられて いる必要があります。機械設計者は、要求結 果を、例えば、据付工事者やサービス技術者に 知らせる必要があります。 (“Safety-Related Characteristic Values”を参 照ください) 測定値の受信 ポジション 1 ポジション 2 EnDatインターフェース 安全制御装置 インターフェース 1 (プロトコルとケーブル) EnDat master インターフェース 2 マニュアル参照 2つの独立した位置データ シリアルデータ伝送 内部モニタリング 2つのプロセッサーインターフェースを 介して得た位置データとエラービット プロトコル作成 モニタリング機能 性能テスト 機能安全に関しての詳しい情報は、 技術情報安全対応の位置計測システム や Safety-Related Control Technology、 機能安全対応エンコーダの製品情報を参照 ください。 安全対応の位置計測システム 25 機械的仕様 米国国家認証試験機関(NRTL)による認証 このカタログに記載されている全てのエンコーダ は、米国ではUL安全規格、カナダでは"CSA" 安全規格で認可されています。 加速度 エンコーダは、動作中および取付け中にさまざ まな加速度を受けます。 • 振動 エンコーダは、特定の周波数55~2000 Hz (IEC 60 068-2-6)において、仕様に記載され ている加速度値で使用できるよう試験されて います。しかし、使用状況や取付けから生ず る共振などにより、性能が制限されたりエン コーダに損傷を与える恐れがあります。 したがって、システム全体の総合的テスト が必要となります。 • 衝撃 エンコーダは、特定の加速度(IEC 60 0682-27)で使用できるよう半正弦波衝撃値にて 試験されています。これは常時加わる衝撃 負荷は含みませんので、アプリケーション内 で評価されなけれなりません。 • 最大許容角加速度は105rad/s2(DIN 32878) です。これはエンコーダにダメージを与えずに ロータが回転する最大許容加速度です。実 際には軸との結合状態により、その角加速度 に到達可能かどうかが決まります。 (ECN/ERN 100の偏差については仕様 を 参照ください) システム試験を通して安全係数を決定する 必要があります。 機能安全対応のロータリエンコーダに関する他 の値は、各Product Informationに記載されて います。 湿度 最大許容相対湿度は75%です。93%は一時 的に許容されています。しかし、結露は許容さ れません。 磁場 30mT以上の磁界内でエンコーダを使用する 場合には、弊社までお問い合わせください。 RoHS ハイデンハインは、電気・電子機器に含まれる 特定有害物質の使用制限に関する欧州指令 2002/95/EC(RoHS)及び電気・電子機器の廃 棄に関する欧州指令2002/96/EC(WEEE)に基 づく材料の有害性に関する製品試験を行なっ ています。各製品毎の対応状況については、 各営業所までお問い合わせください。 26 固有振動数 ロータリエンコーダROC/ROQ/RODおよびRIC/ RIQのロータとカップリング、そしてロータリエン コーダECN/EQN/ERNのステータとステータ カップリングは、一つの振動系とみなすことがで きます。 固有振動数fNはできるだけ高くしてください。 ロータリエンコーダROC/ROQ/ROD/RIC/RIQ においてできるだけ高い固有振動数を確保する ためには、ねじり剛性Cの大きいダイヤフラムカッ プリングを使用することが前提となります。 (シャフトカップリング の項目を参照ください) fN = 1 · 2·þ ¹CI fN:固有振動数 (Hz) C:カップリングのねじり剛性 (Nm/rad) I: ロータの慣性モーメント (kgm2) ロータリエンコーダECN/EQN/ERNは、ステータ カップリングと共に振動系を形成します。固有 振動数fNは、できるだけ高くしてください。半径 方向および(または)軸方向の加速が加えられ た場合、エンコーダベアリングとエンコーダステー タの剛性も重要になります。使用中にこのような 負荷が発生した場合には、弊社までお問い合わ せください。 騒音 特にベアリングを内蔵したエンコーダもしくはマ ルチターンエンコーダ(ギア付)を使用した場合、 運転中に騒音が発生します。騒音の大きさは 取付け状況や回転速度に応じて変化します。 長期間保管の各種条件 ハイデンハインでは12ヶ月以上の保管を可能 にするために以下の実施を推奨しています。 • エンコーダを当社梱包材の中に入れたまま にしてください。 • 湿気、埃がなく、室温が調節された場所に 保管するようにしてください。また、振動、機械 的衝撃や化学物質の影響を受けないように してください。 • ベアリング内蔵のエンコーダの場合、12ヶ月 毎に(例、慣らし期間として)、シャフトを低速 度で、軸方向もしくは半径方向の負荷をかけ ずに回転させてください。再びベアリングの潤 滑剤が均等に行き渡ります。 消耗品 ハイデンハインのエンコーダは、耐用年数の長 い設計となっています。予防保全は必要ありま せん。しかし、アプリケーションや操作によっては 摩耗しやすい部品が含まれています。ケーブル は消耗品に含まれます。 接触防止(IEC 60529) エンコーダ取付け後、全ての回転部分について 動作中に接触事故が起きないように、十分に 保護してください。 また、ベアリング内蔵のエンコーダ用としてはベ アリングが、ロータリおよび角度エンコーダ用と してはシャフトシーリングリングが、シールドタイプ リニアエンコーダ用としてはシーリングリップが 消耗品とされます。 保護等級(IEC 60529) 汚染物が侵入することによりエンコーダ機能が 損なわれることがあります。特別の指示がなけ れば、ロータリエンコーダは全て、IEC 60529に 定める保護等級IP 64(ExN/ROx 400はIP 67) の規定を満たしております。これにはハウジング、 ケーブル出口およびコネクタを固定するフランジ ソケットが含まれます。 絶縁 エンコーダのハウジングは内部回路と絶縁され ています。 定格サージ電圧:500 V 電圧指示値はDIN EN 60664-1、 Overvoltage category II、 Contamination level 2(導電体の異物がない 場合)に従います。 シャフトの引込口では、IP 64となります。飛沫 にはエンコーダ部品に害を及ぼす物質が含ま れてはいけません。もし、シャフト引込口の保護 等級が不十分な場合(例えば、ロータリエンコー ダを垂直に取付ける場合など)は、補助シール や保護カバーで飛沫が本体内部に侵入しない ように保護してください。シャフト引込口において 保護等級IP 66が可能なエンコーダも多数用意 しています。シャフト用シーリングリングは摩耗し ますが、その度合いは使用状況によって異なり ます。 システム検査 ハイデンハインのエンコーダは、通常、シス テムの一部として組み込まれます。このよう な使用法では、エンコーダの仕様ではなく、 システム全体での検査が必要となります。 カタログに記載の仕様は、システム全体では なく、特定のエンコーダに適応されるもので す。仕様の範囲外でのご使用や、意図され たアプリケーション以外でご使用の場合には、 弊社では責任を負いません。 組立て 取付時に行う作業手順と取付寸法について は、製品に添付されている取付説明書の記 載に従ってください。このカタログに記載され ている取付けについてのすべての情報は暫 定的なもので、拘束力はありません。このカタ ログの情報は、契約の情報にはなりません。 機能安全対応のロータリエンコーダ 別売の取付けねじと中心ねじは、接着剤がコー ティングされており、接着剤硬化後にねじの緩 みを防止できることが特徴です。それゆえ、ね じの再利用はできません。保管期間は2年 までです。 (保管条件≦ 30°Cおよび相対湿度≦ 65%) 有効期限は梱包物に記載されています。 ねじの挿入と締付けに、5分もかかりません。 室温において6時間後に十分な接着力が得 られます。温度が下がるにつれ、硬化時間が 短縮します。ただし、5°C以下では行わない でください。 回転防止のために接着固定したねじは、再 利用できません。交換する場合は、ねじ山を 切りなおして、新品のねじを使用してください。 接着層がはがれるのを防止するためにねじ 穴には面取りが必要です。 エンコーダの改造 エンコーダを正しく使用した場合において、 ハイデンハイン製エンコーダの動作や精度 は保証されます。些細な改造であっても、 エンコーダの動作や信頼性を損ない、結果 として保証範囲外となります。これは、ねじ 潤滑剤、コンパウンドや接着剤など直接的に 影響がないと思える物も含みます。ご心配の 場合、各営業所までご確認ください。 温度範囲 当社標準梱包における保存温度範囲は –30°C~65°C(HR 1120の場合: –30°C~70°C) です。使用温度範囲は、実際の取付け環境に おいて動作中にエンコーダが達しても差し支え のない温度を示しています。エンコーダの機能は この範囲内(DIN 32878)で保証されています。 使用温度はエンコーダの規定の場所で測定さ れます。(寸法図参照) 環境温度と間違えないようにしてください。 エンコーダの温度は、以下の影響を受けます。 • 取付け状態 • 環境温度 • エンコーダの自己発熱 エンコーダにおける自己発熱は、型式特有なも の(ステータカップリング/ソリッドシャフト、シャフト のシーリングリング他)と操作パラメータ(回転速 度、電源)によるものがあります。長期間(数ヶ月 に及ぶことも)の稼動停止の後に、一時的に自 己発熱を起こすこともあります。したがって、2分 程度の低速慣らし運転を行なってください。エ ンコーダ内で高熱が発生する場合には、環境 温度を低くして使用することにより、許容される 使用温度範囲内に保つことができます。 回転数nmaxでの 発熱 ソリッドシャフト/テーパシャフト ROC/ROQ/ROD/ RIC/RIQ ExN 400/1300 片側中空シャフト ECN/EQN/ ERN 400/1300 ECN/EQN/ ERN 1000 貫通型中空シャフト ECN/ERN 100 ECN/EQN/ ERN 400 ≈+5K ≈ + 10 K (保護等級IP 66の時) ≈ + 30 K ≈ + 40 K (保護等級IP 66の時) ≈ + 10 K ≈ + 40 K (保護等級IP 64の時) ≈ + 50 K (保護等級IP 66の時) エンコーダの自己発熱値は、最大許容速度でのエン コーダの特性によって異なります。回転速度と発熱の 相関関係は、ほぼ直線となります。 右表では、エンコーダで発生することが予想さ れる自己発熱のおおよその値を示しています。 操作パラメータの組合せによって自己発熱を 悪化させる場合があります(例えば、30V電源で 最大回転数の場合)。そのため、エンコーダを 許容パラメータの限界近くで操作する場合には、 使用温度の測定は直接エンコーダにて行って ください。そして、環境温度を十分に下げるため の適切な処置(ファン、ヒートシンク等)を取り、 連続操作中に許容される最高使用温度を超 えないようにしてください。 高速回転での最大許容環境温度用に保護等 級を下げた特注品の提供も可能です。 (例えば、シャフトのシールを外したシールの摩 擦熱を低減したタイプなど) 実際の使用温度は、直接エンコーダを測定する。 (仕様 を参照ください) 27 ECN/EQN/ERN 1000 シリーズ アブソリュートおよびインクリメンタルロータリエンコーダ • ステータカップリング(平面用) • 片側中空シャフト 公差 A=モータシャフトの回転中心 k=取付けに必要な寸法 m=使用温度測定点 r=原点位置± 20° =2つのねじ付クランプリング締付けトルクは 0.6±0.1 Nm、対辺距離1.5 =取付けと熱変位による影響を加味した公差。動的変化には対応していません。 =インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 28 インクリメンタル ERN 1020 ERN 1030 ERN 1080 ERN 1070 インターフェース « TTL « HTLs » 1 VPP1) « TTL 目盛線本数* 100 200 250 360 400 500 720 900 1000 1024 1250 1500 2000 2048 2500 3600 原点 1個 分割倍率* – カットオフ周波数 –3 dB 走査周波数 エッジ間隔 a – ≦ 300 kHz ≧ 0.39 µs システム精度 目盛間隔の1/20 電気的接続* ケーブル 1 m/5 m、M23カップリングあり、またはなし ケーブル5 m、M23 カップリングなし 供給電圧 DC 5 V±0.5 V DC 10 V ~ 30 V DC 5 V ± 0.5 V DC 5 V±0.25 V 消費電流(負荷無し) ≦ 120 mA ≦ 150 mA ≦ 120 mA ≦ 155 mA シャフト 片側中空シャフト、D = 6 mm 機械的許容回転数 n ≦ 12 000 rpm 始動トルク ≦ 0.001 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 0.5 · 10 シャフトの許容軸方向ずれ ± 0.5 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度2) 100°C 100°C 70°C 最低使用温度 ケーブル固定時: –30°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60529 IP 64 質量 ≈ 0.1 kg 対応ID 534909-xx 534913-xx 534912-xx –6 ≧ 180 kHz – – 5倍 10倍 – ≦ 100 kHz ≧ 0.47 µs – ≦ 100 kHz ≧ 0.22 µs 仕様 – ≦ 160 kHz ≧ 0.76 µs 1000 2500 3600 kgm2 70°C 534911-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) 限定公差:信号振幅0.8 ~ 1.2 VPP 2) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 29 アブソリュート シングルターン ECN 1023 ECN 1013 インターフェース EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI 区分 EnDat22 EnDat01 SSI39r1 位置値/回転 8 388 608 (23 ビット) 8192 (13 ビット) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 1) 精度 ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) ≦ 4000 rpm/ ≦ 12 000 rpm ± 1 LSB/± 16 LSB ≦ 12 000 rpm ± 12 LSB 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs ≦ 1 MHz インクリメンタル信号 – » 1 VPP2) 目盛線本数 – 512 カットオフ周波数 –3 dB – ≧ 190 kHz システム精度 ± 60” 電気的接続 ケーブル1 m、M12カップリング付 供給電圧 DC 3.6 V ~ 14 V DC 4.75 V ~ 30 V 消費電力(最大) 3.6 V: ≦ 0.6 W 14 V: ≦ 0.7 W 4.75 V: ≦ 0.53 W 30 V: ≦ 0.86 W 消費電流 (標準値、負荷なし) 5 V: 85 mA 5 V: 70 mA 24 V: 20 mA シャフト 片側中空シャフト、¬ 6 mm 機械的許容回転数 n 12 000 rpm 始動トルク ≦ 0.001 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≈ 0.5 · 10–6 kgm2 シャフトの許容軸方向ずれ ± 0.5 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 100 m/s2 (EN 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度 100°C 最低使用温度 ケーブル固定時: –30°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60 529 IP 64 質量 ≈ 0.1 kg 対応ID 606683-xx 1) アブソリュート信号とインクリメンタル信号の速度偏差 限定公差:信号振幅 0.80 ~ 1.2 VPP 2) 30 グレイ ケーブル1 m、M23カップリング付 606681-xx 606682-xx マルチターン EQN 1035 EQN 1025 EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI EnDat22 EnDat01 SSI41r1 8 388 608 (23 ビット) 8192 (13 ビット) 4096 (12 ビット) ピュアバイナリ グレイ ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) ≦ 4000 rpm/ ≦ 12 000 rpm ± 1 LSB/± 16 LSB ≦ 12 000 rpm ± 12 LSB ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs ≦ 1 MHz – » 1 VPP2) – 512 – ≧ 190 kHz ケーブル1 m、M12カップリング付 ケーブル1 m、M23カップリング付 DC 3.6 V ~ 14 V DC 4.75 V ~ 30 V 3.6 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 4.75 V: ≦ 0.65 W 30 V: ≦ 1.05 W 5 V: 105 mA 5 V: 85 mA 24 V: 25 mA ≦ 0.002 Nm (20°Cの時) 606688-xx 606686-xx 606687-xx 31 ECN/EQN/ERN 400 シリーズ アブソリュートおよびインクリメンタルロータリエンコーダ • ステータカップリング(平面用) • 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト 片側中空シャフト 貫通型中空シャフト コネクタ誤挿入防止キー A =軸方向、R= 半径方向 フランジソケット 公差 32 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A=モータシャフトの回転中心 k=取付けに必要な寸法 m=使用温度測定点 À=トルクス(TORX)ソケットX8付 締付けねじ =取付け公差と熱膨張の補正、回転停止時 Â=インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 1=ハウジング側クランプリング(標準) 2=カップリング側クランプリング(オプション取付け可能) インクリメンタル ERN 420 インターフェース « TTL 目盛線本数* 250 ERN 460 ERN 430 ERN 480 « HTL » 1 VPP1) – 500 1000 1024 1250 2000 2048 2500 3600 4096 5000 原点 1個 カットオフ周波数 –3 dB 出力周波数 エッジ間隔 a – ≦ 300 kHz ≧ 0.39 µs システム精度 目盛間隔の1/20 電気的接続* • M23フランジソケット、半径方向および軸方向 (片側中空シャフト付) • ケーブル 1 m、接続部品なし 供給電圧 DC 5 V±0.5 V DC 10 V ~ 30 V DC 10 V ~ 30 V DC 5 V ± 0.5 V 消費電流(負荷無し) ≦ 120 mA ≦ 100 mA ≦ 150 mA ≦ 120 mA シャフト* 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト; D = 8 mm もしくは D = 12 mm 2) 機械的許容回転数 n 始動トルク 20°Cの時 –20°C未満 ≧ 180 kHz – – ≦ 6000 rpm/ ≦ 12 000 rpm 3) 片側中空シャフト: ≦ 0.01 Nm 貫通型中空シャフト: ≦ 0.025 Nm (IP 66では ≦ 0.075 Nm) ≦ 1 Nm ロータの慣性モーメント ≦ 4.3 · 10–6 kgm2 シャフトの許容軸方向ずれ ± 1 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2; フランジソケット付バージョン: 150 m/s2 (IEC 60 068-2-6); これより高い値のものはお問い合わせください ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度2) 100°C 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング部: IP 67 (貫通型中空シャフトではIP 66) シャフト引込口: IP 64 (D = 12 mm、IP 66についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.3 kg 対応ID 385420-xx 70°C 385460-xx 100°C4) 385430-xx 385480-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) 限定公差:信号振幅 0.8 ~ 1.2 VPP 2) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 3) シャフトクランプ2個付の場合 (貫通型中空シャフトのみ) 4) 目盛線本数4096 本もしくは 5000 本の ERN 480は80°C 33 アブソリュート シングルターン ECN 425 ECN 413 インターフェース* EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI 区分 EnDat22 EnDat01 SSI39r1 位置値/回転 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 1) 精度 ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) 512 本 :≦ 5000/12 000 rpm ± 1 LSB/± 100 LSB 2048 本:≦ 1500/12 000 rpm ± 1 LSB/± 50 LSB ≦ 12 000 rpm ± 12 LSB 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs – インクリメンタル信号 なし » 1 VPP2) 目盛線本数* – 512 カットオフ周波数 –3 dB 出力周波数 – – 512 本: ≧ 130 kHz; 2048本: ≧ 400 kHz – システム精度 ± 20” 512 本: ± 60“; 2048本: ± 20” 電気的接続* • M12フランジソケット、半径方向 • ケーブル1 m、M12カップリング付 • M23フランジソケット、半径方向 • ケーブル1m、M23カップリング付 または 接続部品なし 電源* DC 3.6 V ~ 14 V DC 4.75 V ~ 30 V 消費電力(最大) 3.6 V: ≦ 0.6 W 14 V: ≦ 0.7 W 5 V: ≦ 0.8 W 10 V: ≦ 0.65 W 30 V: ≦ 1 W 消費電流 (標準値、負荷なし) 5 V: 85 mA 5 V: 90 mA 24 V: 24 mA シャフト* 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト; D = 8 mm もしくは D = 12 mm 3) 機械的許容回転数 n 始動トルク 20°Cの時 –20°C未満 グレイ 2048 512 ≦ 6000 rpm/ ≦ 12 000 rpm 4) 片側中空シャフト: ≦ 0.01 Nm; 貫通型中空シャフト: ≦ 0.025 Nm (IP 66では ≦ 0.075 Nm) ≦ 1 Nm ロータの慣性モーメント ≦ 4.3 · 10–6 kgm2 シャフトの許容軸方向ずれ ± 1 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2; フランジソケット付バージョン: ≦ 150 m/s2 (IEC 60 068-2-6); これより高い値のものは お問い合わせください ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 100°C 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング部: IP 67 (貫通型中空シャフトではIP 66) シャフト引込口: IP 64 (D = 12 mm、IP 66についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.3 kg 対応ID 683644-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) アブソリュート信号とインクリメンタル信号の速度偏差 34 1065932-xx 1132405-xx マルチターン EQN 437 EQN 425 EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI EnDat22 EnDat01 SSI41r1 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) 4096 ピュアバイナリ グレイ ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) 512 本 : ≦ 5000/10 000 rpm ± 1 LSB/± 100 LSB 2048 本: ≦ 1500/10 000 rpm ± 1 LSB/± 50 LSB ≦ 12 000 rpm ± 12 LSB ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs – なし » 1 VPP2) – 512 – – 512 本: ≧ 130 kHz; 2048本: ≧ 400 kHz – ± 20” 512 本: ± 60“; 2048本: ± 20” • M12フランジソケット、半径方向 • ケーブル1 m、M12カップリング付 • M23フランジソケット、半径方向 • ケーブル1m、M23カップリング付 または 接続部品なし DC 3.6 V ~ 14 V DC 3.6 V ~ 14 V 2048 512 DC 4.75 V ~ 30 V 3.6 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 5 V: ≦ 0.95 W 10 V: ≦ 0.75 W 30 V: ≦ 1.1 W 5 V: 105 mA 5 V: 120 mA 24 V: 28 mA 683646-xx 1109258-xx 1132407-xx 2) 限定公差:信号振幅 0.8 ~ 1.2 VPP 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 4) シャフトクランプ2個付の場合(貫通型中空シャフトのみ) 3) 35 EQN 425 片側中空シャフト、アブソリュートロータリエンコーダ • ステータカップリング(平面用) • EnDatインターフェース • インクリメンタル信号TTLまたはHTLも出力 取付けに必要な寸法 0.05 A 公差 A=機械側回転中心 m=使用温度測定点 1=コネクタ誤挿入防止キー 2=トルクス(TORX)ソケットX8付 締付けねじ締付けトルク 1.1 ± 0.1 Nm 3=取付けと熱変位による影響を加味した公差。動的変化には対応していません。 4=インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 36 アブソリュート EQN 425 – マルチターン インターフェース* EnDat 2.2 区分 EnDatH 位置値/回転 8192 (13 ビット) 回転数 4096 (12 ビット) コード ピュアバイナリ 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 9 µs ≦ 2 MHz インクリメンタル信号 HTL パルス数* 256 512 1024 2048 512 2048 4096 エッジ間隔 a ≧ 3.3 µs ≧ 2.4 µs ≧ 0.8 µs ≧ 0.6 µs ≧ 2.4 µs ≧ 0.6 µs ≧ 0.2 µs 出力周波数 ≦ 26 kHz ≦ 52 kHz ≦ 103 kHz ≦ 205 kHz ≦ 52 kHz ≦ 205 kHz ≦ 410 kHz システム精度1) ± 60” ± 60” ± 60” ± 20” ± 60” ± 20” ± 20” 電気的接続 17ピンM23フランジソケット (オス)、半径方向 2) EnDatT TTL ケーブル長 ≦ 100 m (ハイデンハイン製ケーブル使用) 供給電圧 DC 10 V ~ 30 V DC 4.75 V ~ 30 V 消費電力(最大)3) 消費電力 の図表を参照ください 4.75 Vにおいて: ≦ 900 mW 30 Vにおいて: ≦ 1100 mW 消費電流 (標準値、負荷なし) 10 Vにおいて: ≦ 56 mA 24 Vにおいて: ≦ 34 mA 5 Vにおいて: ≦ 100 mA 24 Vにおいて: ≦ 25 mA シャフト* 片側中空シャフト、Ø 12 mm 4) 機械的許容回転数 n ≦ 6 000 rpm 始動トルク 20°Cの時 ≦ 0.01 Nm ロータの慣性モーメント 4.3 × 10–6 kgm2 シャフトの許容軸方向ずれ ≦ ± 1 mm 振動 10 ~ 2000 Hz5) 衝撃 6 ms ≦ 150 m/s (IEC 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度4) 100°C 最低使用温度4) –40°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング部: IP 67 シャフト出口: IP 64 質量 0.30 kg 対応ID 1042546-xx 2 1042545-xx 1042540-xx * 注文時にご指定ください アブソリュート位置値のシステム精度。インクリメンタル信号の精度についてはお問い合わせください。 2) HTL信号では、最大ケーブル長は出力周波数により異なります。(HTL信号のケーブル長 の図表を参照ください)。 3) 電気的仕様に関しては、カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース を参照してください。 4) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 5) 10 ~ 55 Hzの間では振幅が4.9 mmとなる条件にて評価しています。 1) 37 EQN 425 片側中空シャフト、アブソリュートロータリエンコーダ • ステータカップリング(平面用) • SSIインターフェース • インクリメンタル信号TTLまたはHTLも出力 取付けに必要な寸法 0.05 A 公差 A=機械側回転中心 m=使用温度測定点 1=コネクタ誤挿入防止キー 2=トルクス(TORX)ソケットX8付 締付けねじ締付けトルク 1.1 ± 0.1 Nm 3=取付けと熱変位による影響を加味した公差。動的変化には対応していません。 4=インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 38 アブソリュート EQN 425 – マルチターン インターフェース* SSI 区分 SSI41H 位置値/回転 8192 (13 ビット) 回転数 4096 (12 ビット) コード グレイ 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 5 µs ≦ 1 MHz インクリメンタル信号 HTLs HTL6) パルス数* 256 512 1024 2048 512 2048 4096 エッジ間隔 a ≧ 3.3 µs ≧ 2.4 µs ≧ 0.8 µs ≧ 0.6 µs ≧ 2.4 µs ≧ 0.6 µs ≧ 0.2 µs 出力周波数 ≦ 28 kHz ≦ 52 kHz ≦ 103 kHz ≦ 205 kHz ≦ 52 kHz ≦ 205 kHz ≦ 410 kHz システム精度1) ± 60” ± 60” ± 60” ± 20” ± 60” ± 20” ± 20” 電気的接続 12ピンM23フランジソケット (オス)、半径方向 2) SSI41T TTL 17ピンM23フランジソケット (オス)、半径方向 ケーブル長 ≦ 100 m (ハイデンハイン製ケーブル使用) 供給電圧 DC 10 V ~ 30 V DC 4.75 V ~ 30 V 消費電力(最大)3) 消費電力の図表を参照ください 4.75 Vにおいて: ≦ 900 mW 30 Vにおいて: ≦ 1100 mW 消費電流 (標準値、負荷なし) 10 Vにおいて: ≦ 56 mA 24 Vにおいて: ≦ 34 mA 5 Vにおいて: ≦ 100 mA 24 Vにおいて: ≦ 25 mA シャフト* 片側中空シャフト、Ø 12 mm 4) 機械的許容回転数 n ≦ 6 000 rpm 始動トルク 20°Cの時 ≦ 0.01 Nm ロータの慣性モーメント 4.3 × 10–6 kgm2 シャフトの許容軸方向ずれ ≦ ± 1 mm 振動 10 ~ 2000 Hz5) 衝撃 6 ms ≦ 150 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度4) 100°C 最低使用温度4) –40°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング部: IP 67 シャフト出口: IP 64 質量 0.30 kg 対応ID 1042536-xx 1065029-xx 1042533-xx * 注文時にご指定ください アブソリュート位置値のシステム精度。インクリメンタル信号の精度についてはお問い合わせください。 2) HTL信号では、最大ケーブル長は出力周波数により異なります。(HTL信号のケーブル長 の図表を参照ください) 3) 電気的仕様に関しては、カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース を参照してください。 4) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 5) 10 ~ 55 Hzの間では振幅が4.9 mmとなる条件にて評価しています。 6) HTLsはお問い合わせください。 1) 39 ECN/EQN 400 F/M/S シリーズ アブソリュートロータリエンコーダ • ステータカップリング(平面用) • 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト • ファナックシリアルインターフェース、三菱高速シリアルインターフェース、 シーメンスDRIVE-CLiQ インターフェース 公差 40 A=機械側回転中心 k=取付けに必要な寸法 m=使用温度測定点 À=コネクタ誤挿入防止キー Á=トルクス(TORX)ソケットX8付 締付けねじ締付けトルク 1.1 ± 0.1 Nm Â=取付けと熱変位による影響を加味した公差。動的変化には対応していません。 Ã=インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 1=ハウジング側クランプリング(標準) 2=カップリング側クランプリング(オプション取付け可能) アブソリュート シングルターン マルチターン ECN 425F ECN 425 M ECN 424 S EQN 437F EQN 435 M EQN 436 S インターフェース ファナック シリアル インターフェース; i インタフェース 三菱高速 シリアル インターフェース DRIVE-CLiQ ファナック シリアル インターフェース; i インタフェース 三菱高速 シリアル インターフェース DRIVE-CLiQ 区分 Þi インタフェース Mitsu03-4 DQ01 Þi インタフェース Mitsu03-4 DQ01 位置値/回転 i :33 554 432 (25 ビット) :8 388 608 (23 ビット) 33 554 432 (25 ビット) 16 777 216 (24 ビット) 33 554 432 (25 ビット) 8 388 608 (23 ビット) 16 777 216 (24 ビット) 回転数 8192(回転カウンタ – による計数) – i : 4096 : 2048 4096 4096 コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 ≦ 15 000 rpm (連続計測モード) 計算時間 tcal ≦ 5 µs ≦ 8 µs ≦ 5 µs4) – ≦ 8 µs4) インクリメンタル信号 なし システム精度 ± 20” 電気的接続 M12フランジソケット、半径方向 ケーブル長 ≦ 30 m ≦ 95 m ≦ 30 m ≦ 95 m3) 供給電圧 3.6 ~ 14 V 10 V ~ 36 V 3.6 ~ 14 V 10 V ~ 36 V 消費電力(最大) 5 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 10 V: ≦ 1.4 W 5 V: ≦ 0.75 W 36 V: ≦ 1.5 W 14 V: ≦ 0.85 W 10 V: ≦ 1.4 W 36 V: ≦ 1.5 W 消費電流(標準値、負荷なし) 5 V: 90 mA 24 V: 37 mA 5 V: 100 mA 24 V: 43 mA シャフト* 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト、D = 12 mm 貫通型 中空シャフト、 D = 12 mm 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト、D = 12 mm 貫通型 中空シャフト、 D = 12 mm 機械的許容回転数 n1) ≦ 6000 rpm/ ≦ 12 000 rpm 2) 始動トルク 20°Cの時 –20°C未満 – 3) 片側中空シャフト: ≦ 0.01 Nm 貫通型中空シャフト: ≦ 0.025 Nm (IP 66では ≦ 0.075 Nm) ≦ 1 Nm ロータの慣性モーメント ≦ 4.6 · 10–6 kgm2 シャフトの許容軸方向ずれ ± 1 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 150 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度1) 100°C 最低使用温度 –30°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング部: IP 67 (貫通型中空シャフトではIP 66) シャフト引込口: IP 64 (DQ01の時、D = 12 mm、IP 66についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.3 kg 対応ID 1081302-xx 1096730-xx 1036798-xx 1081301-xx * 注文時にご指定ください 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 2) シャフトクランプ2個付の場合(貫通型中空シャフトのみ) 3) カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース を参照ください; nMG=1 (アダプタケーブルを含む) 4) 処理時間 Time_max_actual 1096731-xx 1036801-xx 1) 41 ECN/EQN 400 シリーズ アブソリュートロータリエンコーダ • ステータカップリング(平面用) • 片側中空シャフト • フィールドバスインターフェース 公差 42 A=モータシャフトの回転中心 k=取付けに必要な寸法 À=トルクス(TORX)ソケットX8付 締付けねじ締付けトルク 1.1±0.1 Nm =取付けと熱変位による影響を加味した公差。動的変化には対応していません。 Â=インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 アブソリュート シングルターン マルチターン ECN 413 EQN 425 1) PROFINET IO PROFIBUS-DP1) PROFINET IO インターフェース* PROFIBUS-DP 位置値/回転 8192 (13 ビット)2) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 ≦ 15 000 rpm (連続計測モード) インクリメンタル信号 なし システム精度 ± 60” 電気的接続* M16ケーブルグランド M12フランジソケット (3個)、半径方向 M16ケーブルグランド4) M12フランジソケット (3個)、半径方向 供給電圧 DC 9 V ~ 36 V DC 10 V ~ 30 V DC 9 V ~ 36 V DC 10 V ~ 30 V 消費電力(最大) 9 V: ≦ 3.38 W 36 V: ≦ 3.84 W 消費電流(標準値、負荷なし) 24 V: 125 mA シャフト 片側中空シャフト、D = 12 mm 機械的許容回転数 n3) ≦ 6000 rpm 1075945-xx 752523-xx 始動トルク 40962) 4) 20°Cの時 –20°C未満 ≦ 10 000 rpm (連続計測モード) ≦ 0.01 Nm ≦ 1 Nm ロータの慣性モーメント ≦ 4.3 · 10–6 kgm2 シャフトの許容軸方向ずれ ± 1 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 70°C 最低使用温度 –40°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング側は IP 67; シャフト引込口で IP 64 質量 ≈ 0.3 kg 対応ID 1075943-xx 752522-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) サポートプロファイル:DP-V0、DP-V1、DP-V2 2) プログラム可能 3) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 4) M12フランジソケット(3個)付のバリエーションについてはお問い合わせください。 43 ECN/EQN/ERN 400 シリーズ アブソリュートおよびインクリメンタルロータリエンコーダ • ユニバーサルステータカップリング • 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト 片側中空シャフト 貫通型中空シャフト フランジソケット コネクタ誤挿入防止キー A =軸方向、R= 半径方向 公差 44 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A=モータシャフトの回転中心 k=取付けに必要な寸法 m=使用温度測定点 À=トルクス(TORX)ソケットX8付 締付けねじ =固定用穴、カップリングの項目を参照 =取付けと熱変位による影響を加味した公差。動的変化には対応していません。 =インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 1=ハウジング側クランプリング(標準) 2=カップリング側クランプリング(オプション取付け可能) インクリメンタル ERN 420 インターフェース « TTL 目盛線本数* 250 ERN 460 ERN 430 ERN 480 « HTL » 1 VPP1) – 500 1000 1024 1250 2000 2048 2500 3600 4096 5000 原点 1個 カットオフ周波数 –3 dB 出力周波数 エッジ間隔 a – ≦ 300 kHz ≧ 0.39 µs システム精度 目盛間隔の1/20 電気的接続* • M23フランジソケット、半径方向および軸方向 (片側中空シャフト付) • ケーブル 1 m、接続部品なし 供給電圧 DC 5 V±0.5 V DC 10 V ~ 30 V DC 10 V ~ 30 V DC 5 V ± 0.5 V 消費電流(負荷無し) ≦ 120 mA ≦ 100 mA ≦ 150 mA ≦ 120 mA シャフト* 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト; D = 8 mm もしくは D = 12 mm 2) 機械的許容回転数 n 始動トルク 20°Cの時 –20°C未満 ≧ 180 kHz – – ≦ 6000 rpm/ ≦ 12 000 rpm 3) 片側中空シャフト: ≦ 0.01 Nm 貫通型中空シャフト: ≦ 0.025 Nm (IP 66では ≦ 0.075 Nm) ≦ 1 Nm ロータの慣性モーメント ≦ 4.3 · 10–6 kgm2 シャフトの許容軸方向ずれ ± 1 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2; フランジソケット付バージョン: 150 m/s2 (IEC 60 068-2-6); これより高い値のものはお問い合わせください ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度2) 100°C 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング部: IP 67 (貫通型中空シャフトではIP 66) シャフト引込口: IP 64 (D = 12 mm、IP 66についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.3 kg 対応ID 385424-xx 70°C 385464-xx 100°C4) 385434-xx 385483-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) 限定公差:信号振幅 0.8 ~ 1.2 VPP 2) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 3) シャフトクランプ2個付の場合(貫通型中空シャフトのみ) 4) 目盛線本数4096 本もしくは 5000 本の ERN 480は80°C 45 アブソリュート シングルターン ECN 425 ECN 413 ECN 413 インターフェース* EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI 区分 EnDat22 EnDat01 SSI39r1 位置値/回転 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 精度1) ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) 512 本 :≦ 5000/12 000 rpm ± 1 LSB/± 100 LSB 2048 本:≦ 1500/12 000 rpm ± 1 LSB/± 50 LSB ≦ 12 000 rpm ± 12 LSB 処理時間 tcal クロック周波数 ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs – インクリメンタル信号 なし » 1 VPP2) 目盛線本数* – 512 カットオフ周波数 –3 dB 出力周波数 – – 512 本: ≧ 130 kHz; 2048本: ≧ 400 kHz – システム精度 ± 20” 512 本: ± 60“; 2048本: ± 20” 電気的接続* • M12フランジソケット、半径方向 • ケーブル1 m、M12カップリング付 • M23フランジソケット、半径方向 • ケーブル1m、M23カップリング付 または 接続部品なし 電源* DC 3.6 V ~ 14 V DC 3.6 V ~ 14 V 消費電力(最大) 3.6 V: ≦ 0.6 W 14 V: ≦ 0.7 W 5 V: ≦ 0.8 W 10 V: ≦ 0.65 W 30 V: ≦ 1 W 消費電流 (標準値、負荷なし) 5 V: 85 mA 5 V: 90 mA 24 V: 24 mA シャフト* 片側中空シャフト または 貫通型中空シャフト; D = 8 mm もしくは D = 12 mm 機械的許容回転数 n3) ≦ 6000 rpm/ ≦ 12 000 rpm 始動トルク 20°Cの時 –20°C未満 グレイ 2048 512 DC 4.75 V ~ 30 V 4) 片側中空シャフト: ≦ 0.01 Nm 貫通型中空シャフト: ≦ 0.025 Nm (IP 66では ≦ 0.075 Nm) ≦ 1 Nm –6 kgm2 ロータの慣性モーメント ≦ 4.3 · 10 シャフトの許容軸方向ずれ ± 1 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s ; フランジソケット付バージョン: 150 m/s (IEC 60 068-2-6); これより高い値のものは お問い合わせください 2 ≦ 2000 m/s (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 100°C 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C;ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング部: IP 67 (貫通型中空シャフトではIP 66) シャフト引込口: IP 64 (D = 12 mm、IP 66についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.3 kg 対応ID 683644-xx 2 2 1065932-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) 2) アブソリュート信号とインクリメンタル信号の速度偏差 限定公差:信号振幅 0.8 ~ 1.2 VPP 46 1132405-xx マルチターン EQN 437 EQN 425 EQN 425 EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI EnDat22 EnDat01 SSI41r1 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) 4096 ピュアバイナリ グレイ ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) 512 本 :≦ 5000/10 000 rpm ± 1 LSB/± 100 LSB 2048 本:≦ 1500/10 000 rpm ± 1 LSB/± 50 LSB ≦ 12 000 rpm ± 12 LSB ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs – なし » 1 VPP2) – 512 – – 512 本: ≧ 130 kHz; 2048本: ≧ 400 kHz – ± 20” 512 本: ± 60“; 2048本: ± 20” • M12フランジソケット、半径方向 • ケーブル1 m、M12カップリング付 • M23フランジソケット、半径方向 • ケーブル1m、M23カップリング付 または 接続部品なし DC 3.6 V ~ 14 V DC 3.6 V ~ 14 V 2048 512 DC 4.75 V ~ 30 V 3.6 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 5 V: ≦ 0.95 W 10 V: ≦ 0.75 W 30 V: ≦ 1.1 W 5 V: 105 mA 5 V: 120 mA 24 V: 28 mA 683646-xx 1109258-xx 1132407-xx 3) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 シャフトクランプ2個付の場合(貫通型中空シャフトのみ) 4) 47 ECN/ERN 100 シリーズ アブソリュートおよびインクリメンタルロータリエンコーダ • ステータカップリング(平面用) • 貫通型中空シャフト コネクタ誤挿入防止キー R = 半径 公差 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A=機械側回転中心 k=取付けに必要な寸法 m=使用温度測定点 =ERN:原点位置 ±15°; ECN:ゼロ点位置 ± 15° =取付けと熱変位による影響を加味した公差。動的変化には対応していません。 =インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 48 D L1 L2 L3 L4 L5 20h7 41 43.5 40 32 26.5 25h7 41 43.5 40 32 26.5 38h7 56 58.5 55 47 41.5 50h7 56 58.5 55 47 41.5 アブソリュート インクリメンタル シングルターン ECN 125 ECN 113 ERN 120 ERN 130 ERN 180 インターフェース EnDat 2.2 EnDat 2.2 « TTL « HTL » 1 VPP 区分 EnDat22 EnDat01 – 位置値/回転 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 精度1) nmax (連続計測モード) ≦ 600 rpm/nmax ± 1 LSB/± 50 LSB – 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 7 µs ≦ 16 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz – インクリメンタル信号 なし » 1 VPP2) « TTL « HTL » 1 VPP2) 目盛線本数* – 2048 1000 1024 2048 2500 3600 5000 原点 – – 1個 カットオフ周波数 –3 dB 出力周波数 エッジ間隔 a – – – ≧ 400 kHz (標準値) – – – ≦ 300 kHz ≧ 0.39 µs システム精度 ± 20” 電気的接続* • M12フランジソケット、 • M23フランジソケット、 • M23フランジソケット、半径方向 半径方向 半径方向 • ケーブル1 m/5 m、M23カップリングあり、またはなし • ケーブル1m/5m、 • ケーブル1 m/5m、 M12カップリング付 M23カップリング あり、またはなし 供給電圧 DC 3.6 V ~ 14 V DC 5 V ± 0.5 V 消費電力(最大) 3.6 V: ≦ 620 mW/14 V: ≦ 720 mW – 消費電流(負荷なし) 5 V: ≦ 85 mA (標準値) ≦ 120 mA シャフト* 貫通型中空シャフト、D = 20 mm、25 mm、38 mm、50 mm 機械的許容回転数 n3) D > 30 mm: ≦ 4000 rpm; D ≦ 30 mm: ≦ 6000 rpm 始動トルク 20°Cの時 D > 30 mm: ≦ 0.2 Nm D ≦ 30 mm: ≦ 0.15 Nm ロータの慣性モーメント/ 4) 角加速度 D = 50 mm 220 · 10–6 kgm2/ ≦ 5 · 104 rad/s2; D = 38 mm 350 · 10–6 kgm2/ ≦ 2 · 104 rad/s2 D = 25 mm 96 · 10–6 kgm2/ ≦ 3 · 104 rad/s2; D = 20 mm 100 · 10–6 kgm2/ ≦ 3 · 104 rad/s2 シャフトの許容軸方向ずれ ± 1.5 mm 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms 2 2 ≦ 200 m/s ; フランジソケット付バージョン: ≦ 100 m/s (IEC 60 068-2-6) 2 ≦ 1000 m/s (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 100°C (ERN 130は85°C) 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C; ケーブル可動時: –10°C 3) 保護等級 IEC 60 529 IP 64 質量 0.6 kg ~ 0.9 kg 中空シャフトのバージョンによって異なります 対応ID 810801-xx 2) – ≧ 180 kHz (標準値) – – 目盛間隔の1/20 810800-xx 589611-xx DC 10 V ~ 30 V DC 5 V ± 0.5 V ≦ 150 mA ≦ 120 mA 589612-xx 589614-xx *注文時にご指定ください 太字:推奨タイプ アブソリュート信号とインクリメンタル信号の速度偏差 2) 限定公差: 信号振幅 0.8 ~ 1.2 VPP 3) 保護等級と回転数 および使用温度の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 4) 室温における計算値; 取付け側軸の材料: 1.4104 1) 49 ROC/ROQ/ROD 1000シリーズ アブソリュートおよびインクリメンタルロータリエンコーダ • シンクロフランジ • シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) 公差 50 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A=機械側回転中心 b=取付け用ネジ穴 m=使用温度測定点 r=原点位置± 20° =インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 インクリメンタル ROD 1020 ROD 1030 ROD 1080 インターフェース « TTL « HTLs » 1 VPP 目盛線本数* 100 200 250 360 400 500 720 900 1000 1024 1250 1500 2000 2048 2500 3600 原点 1個 分割倍率* – カットオフ周波数 –3 dB 走査周波数 エッジ間隔 a – ≦ 300 kHz ≧ 0.39 µs システム精度 目盛間隔の1/20 電気的接続 ケーブル 1 m/5 m、M23カップリングあり、またはなし ケーブル5 m、M23カップリングなし 供給電圧 DC 5 V±0.5 V DC 10 V ~ 30 V DC 5 V ± 0.5 V DC 5 V±5 % 消費電流(負荷無し) ≦ 120 mA ≦ 150 mA ≦ 120 mA ≦ 155 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 4 mm 機械的許容回転数 n ≦ 12 000 rpm 始動トルク ≦ 0.001 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 0.5 · 10 シャフト負荷 軸方向: 5 N 半径方向: 10 N (シャフト端において) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度2) 100°C 100°C 70°C 最低使用温度 ケーブル固定時: –30°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60529 IP 64 質量 ≈ 0.09 kg 対応ID 534900-x 534904-xx 534903-xx –6 – ≦ 160 kHz ≧ 0.76 µs 1) ≧ 180 kHz – – ROD 1070 « TTL 1000 2500 3600 5倍 10倍 – ≦ 100 kHz ≧ 0.47 µs – ≦ 100 kHz ≧ 0.22 µs kgm2 70°C 534901-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) 限定公差:信号振幅0.8 ~ 1.2 VPP 2) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 51 アブソリュート シングルターン ROC 1023 ROC 1013 インターフェース EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI 区分 EnDat22 EnDat01 SSI39r1 位置値/回転 8 388 608 (23 ビット) 8192 (13 ビット) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 精度1) ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) ≦ 4000 rpm/ ≦ 12 000 rpm ± 1 LSB/± 16 LSB ≦ 12 000 rpm ± 12 LSB 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs ≦ 1 MHz インクリメンタル信号 – » 1 VPP2) 目盛線本数 – 512 カットオフ周波数 –3 dB – ≧ 190 kHz システム精度 ± 60” 電気的接続 ケーブル1 m、M12カップリング付 供給電圧 DC 3.6 V ~ 14 V DC 4.75 V ~ 30 V 消費電力(最大) 3.6 V: ≦ 0.6 W 14 V: ≦ 0.7 W 4.75 V: ≦ 0.53 W 30 V: ≦ 0.86 W 消費電流 (標準値、負荷なし) 5 V: 85 mA 5 V: 70 mA 24 V: 20 mA シャフト ソリッドシャフト、Ø 4 mm 機械的許容回転数 n 12 000 rpm 始動トルク ≦ 0.001 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≈ 0.5 · 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: 5 N 半径方向: 10 N (シャフト端において) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度 100°C 最低使用温度 ケーブル固定時: –30°C; ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60 529 IP 64 質量 ≈ 0.09 kg 対応ID 606693-xx 1) アブソリュート信号とインクリメンタル信号の速度偏差 限定公差:信号振幅 0.80 ~ 1.2 VPP 2) 52 グレイ ケーブル1 m、M23カップリング付 606691-xx 606692-xx マルチターン ROQ 1035 ROQ 1025 EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI EnDat22 EnDat01 SSI41r1 8 388 608 (23 ビット) 8192 (13 ビット) 4 096 (12ビット) ピュアバイナリ グレイ ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) ≦ 4000 rpm/ ≦ 12 000 rpm ± 1 LSB/± 16 LSB ≦ 12 000 rpm ± 12 LSB ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs ≦ 1 MHz – » 1 VPP2) – 512 – ≧ 190 kHz ケーブル1 m、M12カップリング付 ケーブル1 m、M23カップリング付 DC 3.6 V ~ 14 V DC 4.75 V ~ 30 V 3.6 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 4.75 V: ≦ 0.65 W 30 V: ≦ 1.05 W 5 V: 105 mA 5 V: 85 mA 24 V: 25 mA ≦ 0.002 Nm (20°Cの時) 606696-xx 606694-xx 606695-xx 53 ROC/ROQ/ROD 400 およびRIC/RIQ 400シリーズ アブソリュートおよびインクリメンタルロータリエンコーダ • シンクロフランジ • シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) 公差 54 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A=機械側回転中心 b=取付け用ネジ穴; 深さ寸法は2012年11月時点でのもの; それ以前の深さ寸法は5 mm m=使用温度測定点 =コネクタ誤挿入防止キー =ROD: 原点位置(シャフトおよびフランジ上)±30° =インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 インクリメンタル ROD 426 インターフェース « TTL 目盛線本数* 50 100 ROD 466 150 200 250 360 500 ROD 436 ROD 486 « HTL » 1 VPP 512 720 1) – 1000 1024 1250 1500 1800 2000 2048 2500 3600 4096 5000 60002)81922) 90002)10 0002) – 原点 1個 カットオフ周波数 –3 dB 走査周波数 エッジ間隔 a – ≦ 300 kHz/ ≦ 150 kHz2) ≧ 0.39 µs/ ≧ 0.25 µs2) システム精度 目盛間隔の1/20 電気的接続* • M23フランジソケット、半径方向および軸方向 • ケーブル 1 m/5 m、M23カップリングなし、またはあり 供給電圧 DC 5 V±0.5 V DC 10 V ~ 30 V DC 10 V ~ 30 V DC 5 V ±0.5 V 消費電流(負荷無し) ≦ 120 mA ≦ 100 mA ≦ 150 mA ≦ 120 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 6 mm 機械的許容回転数 n ≦ 16 000 rpm 始動トルク ≦ 0.01 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.7 · 10–6 kgm2 シャフト負荷3) 軸方向: ≦ 40 N; 半径方向: ≦ 60 N (シャフト端において) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度4) 100°C 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60529 IP 67 (ハウジング部); IP 64(シャフト部、IP 66はお問い合わせください) 質量 ≈ 0.3 kg 対応ID 376846-xx ≧ 180 kHz – – 70°C 376866-xx 100°C5) 376836-xx 376886-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) 限定公差:信号振幅0.8 ~ 1.2 VPP 2) パルス数;内蔵の2逓倍回路で生成 (TTL x 2) 3) エンコーダ型式別取付け も参照ください。 4) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 5) 目盛線本数4096 本もしくは 5000 本の ROD 486は80°C 55 アブソリュート シングルターン ROC 425 ROC 413 RIC 418 インターフェース* EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI EnDat 2.1 区分 EnDat22 EnDat01 SSI39r1 EnDat01 位置値/回転 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 精度1) ≦ 15 000 rpm (連続計測モード) 計算時間 tcal クロック周波数 262144 (18ビット) グレイ ピュアバイナリ 512 本: ≦ 5000/12 000 rpm ± 1 LSB/± 100 LSB 2048 本: ≦ 1500/12 000 rpm ± 1 LSB/± 50 LSB 12 000 rpm ± 12 LSB ≦ 4000/15 000 rpm ± 400 LSB/± 800 LSB ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs – ≦ 8 µs ≦ 2 MHz インクリメンタル信号 なし » 1 VPP2) 目盛線本数* – 512 カットオフ周波数 –3 dB – 512 本: ≧ 130 kHz; 2048本: ≧ 400 kHz ≧ 6 kHz システム精度 ± 20” 512 本: ± 60“; 2048本: ± 20” ± 480” 電気的接続* • M12フランジソケット、 半径方向 • ケーブル1 m、 M12カップリング付 • M23フランジソケット、軸方向または半径方向 • ケーブル1 m/5 m、 M23カップリングなし、またはあり • M23フランジソケット、 半径方向 • ケーブル1 m、 M23カップリング付 電源* DC 3.6 V ~ 14 V DC 3.6 V ~ 14 V DC 4.75 V ~ 30 V DC 5 V±0.25 V 消費電力(最大) 3.6 V: ≦ 0.6 W 14 V: ≦ 0.7 W 5 V: ≦ 0.8 W 10 V: ≦ 0.65 W 30 V: ≦ 1 W 5 V: ≦ 0.95 W 消費電流 (標準値、負荷なし) 5 V: 85 mA 5 V: 90 mA 24 V: 24 mA 5 V: 125 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 6 mm 機械的許容回転数 n ≦ 15 000 rpm 始動トルク ≦ 0.01 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.7 · 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: ≦ 40 N; 半径方向: ≦ 60 N (シャフト端において。エンコーダ型式別取付けも参照ください。) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ROC/ROQ: ≦ 2000 m/s2; RIC/RIQ: ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 100°C 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60529 ハウジング側においてIP 67、シャフト引込口において IP 64 3) (IP 66 についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.35 kg 対応ID 683639-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) アブソリュート信号とインクリメンタル信号の速度偏差 56 2048 1109254-xx » 1 VPP 512 1131750-xx 16 642004-xx マルチターン ROQ 437 ROQ 425 RIQ 430 EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI EnDat 2.1 EnDat22 EnDat01 SSI41r1 EnDat01 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) 8192 (13 ビット) 262144 (18ビット) 4096 4096 ピュアバイナリ グレイ ピュアバイナリ ≦ 15 000 rpm (連続計測モード) 512 本: ≦ 5000/10 000 rpm ± 1 LSB/± 100 LSB 2048 本: ≦ 1500/10 000 rpm ± 1 LSB/± 50 LSB 12 000 rpm ± 12 LSB ≦ 4000/15 000 rpm ± 400 LSB/± 800 LSB ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs – ≦ 8 µs ≦ 2 MHz なし » 1 VPP2) – 512 – 512 本: ≧ 130 kHz; 2048本: ≧ 400 kHz ≧ 6 kHz ± 20” 512 本: ± 60“; 2048本: ± 20” ± 480” • M12フランジソケット、 半径方向 • ケーブル1 m、 M12カップリング付 • M23フランジソケット、軸方向または半径方向 • ケーブル1 m/5 m、M23カップリングなし、またはあり • M23フランジソケット、 半径方向 • ケーブル1 m、 M23カップリング付 DC 3.6 V ~ 14 V DC 3.6 V ~ 14 V DC 4.75 V ~ 30 V DC 5 V±0.25 V 3.6 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 5 V: ≦ 0.95 W 10 V: ≦ 0.75 W 30 V: ≦ 1.1 W 5 V: ≦ 1.1 W 5 V: 105 mA 5 V: 120 mA 24 V: 28 mA 5 V: 150 mA 1131752-xx 642000-xx 2048 » 1 VPP 512 16 ≦ 12 000 rpm 683641-xx 1109256-xx 2) 限定公差:信号振幅 0.8 ~ 1.2 VPP 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 機能安全対応のROC 425 および ROQ 437を用意。外形寸法および仕様については、Product Informationを参照ください。 3) 57 ROQ 425 シャフト付アブソリュートロータリエンコーダ(カップリング外付型) • EnDatインターフェース • インクリメンタル信号TTLまたはHTLも出力 公差 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A = 機械側回転中心 b = 取付け用ネジ穴 M1= 使用温度測定点 M2= 振動用測定点、D 741714を参照してください。 1 = コネクタ誤挿入防止キー 2 = インターフェースに記載の出力信号を得るためのシャフト回転方向 58 アブソリュート マルチターン ROQ 425 インターフェース EnDat 2.2 区分* EnDatH 位置値/回転 8192 (13 ビット) 回転数 4096 (12 ビット) コード ピュアバイナリ 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 9 µs ≦ 2 MHz インクリメンタル信号 HTL パルス数* 256 512 1 024 2048 512 2048 4096 エッジ間隔 a ≧ 3.3 µs ≧ 2.4 µs ≧ 0.8 µs ≧ 0.6 µs ≧ 2.4 µs ≧ 0.6 µs ≧ 0.2 µs 出力周波数 ≦ 26 kHz ≦ 52 kHz ≦ 103 kHz ≦ 205 kHz ≦ 52 kHz ≦ 205 kHz ≦ 410 kHz システム精度* ± 60” ± 60” ± 60” ± 20” ± 60” ± 20” ± 20” 電気的接続 17ピンM23フランジソケット (オス)、半径方向 2) EnDatT TTL ケーブル長 ≦ 100 m (ハイデンハイン製ケーブル使用) 供給電圧 DC 10 V ~ 30 V DC 4.75 V ~ 30 V 消費電力(最大)3) 消費電力 の図表を参照ください 4.75 Vにおいて: ≦ 900 mW 30 Vにおいて: ≦ 1100 mW 消費電流 (標準値、負荷なし) 10 Vにおいて: ≦ 56 mA 24 Vにおいて: ≦ 34 mA 5 Vにおいて: ≦ 100 mA 24 Vにおいて: ≦ 25 mA シャフト ソリッドシャフト、¬ 10 mm (Dカットシャフト) 4) 機械的許容回転数 n ≦ 12 000 rpm 始動トルク 20°Cの時 ≦ 0.01 Nm ロータの慣性モーメント 2.7 × 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: ≦ 40 Nm 半径方向: ≦ 60 Nm (シャフト端において) (エンコーダ型式別取付けも参照ください。) 振動 55 ~ 2000 Hz5) 衝撃 6 ms 2 ≦ 150 m/s (IEC 60 068-2-6) ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度4) 100°C 最低使用温度 –40°C 保護等級 IEC 60529 ハウジング部: IP 67 シャフト出口: IP 66 質量 0.30 kg 対応ID 1042531-xx 1042530-xx 1042529-xx * 注文時にご指定ください アブソリュート位置値のシステム精度。インクリメンタル信号の精度についてはお問い合わせください。 2) HTL信号では、最大ケーブル長は出力周波数により異なります。(HTL信号のケーブル長 の図表を参照ください) 3) カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース 内の電気的仕様 を参照ください。 4) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 5) 10 ~ 55 Hzの間では振幅が4.9 mmとなる条件にて評価しています。 1) 59 ROQ 425 シャフト付アブソリュートロータリエンコーダ(カップリング外付型) • SSIインターフェース • インクリメンタル信号TTLまたはHTLも出力 公差 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A = 機械側回転中心 b = 取付け用ネジ穴 M1= 使用温度測定点 M2= 振動用測定点、D 741714を参照してください。 1 = コネクタ誤挿入防止キー 2 = インターフェースに記載の出力信号を得るためのシャフト回転方向 60 アブソリュート マルチターン ROQ 425 インターフェース SSI 区分* SSI41H 位置値/回転 8192 (13 ビット) 回転数 4096 (12 ビット) コード ピュアバイナリ 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 9 µs ≦ 2 MHz インクリメンタル信号 HTLs HTL6) パルス数* 256 512 1 024 2048 512 2048 4096 エッジ間隔 a ≧ 3.3 µs ≧ 2.4 µs ≧ 0.8 µs ≧ 0.6 µs ≧ 2.4 µs ≧ 0.6 µs ≧ 0.2 µs 出力周波数 ≦ 26 kHz ≦ 52 kHz ≦ 103 kHz ≦ 205 kHz ≦ 52 kHz ≦ 205 kHz ≦ 410 kHz システム精度* ± 60” ± 60” ± 60” ± 20” ± 60” ± 20” ± 20” 電気的接続 17ピンM23フランジソケット (オス)、半径方向 2) SSI41T TTL ケーブル長 ≦ 100 m (ハイデンハイン製ケーブル使用) 供給電圧 DC 10 V ~ 30 V DC 4.75 V ~ 30 V 消費電力(最大)3) 消費電力 の図表を参照ください 4.75 Vにおいて: ≦ 900 mW 30 Vにおいて: ≦ 1100 mW 消費電流 (標準値、負荷なし) 10 Vにおいて: ≦ 56 mA 24 Vにおいて: ≦ 34 mA 5 Vにおいて: ≦ 100 mA 24 Vにおいて: ≦ 25 mA シャフト ソリッドシャフト、¬ 10 mm (Dカットシャフト) 4) 機械的許容回転数 n ≦ 12 000 rpm 始動トルク 20°Cの時 ≦ 0.01 Nm ロータの慣性モーメント 2.7 × 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: ≦ 40 Nm 半径方向: ≦ 60 Nm (シャフト端において) (エンコーダ型式別取付けも参照ください。) 振動 55 ~ 2000 Hz5) 衝撃 6 ms 2 ≦ 150 m/s (IEC 60 068-2-6) ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度4) 100 °C 最低使用温度 –40 °C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング部: IP 67 シャフト出口: IP 66 質量 0.30 kg 対応ID 1042527-xx 1065028-xx 1042524-xx * 注文時にご指定ください アブソリュート位置値のシステム精度。インクリメンタル信号の精度についてはお問い合わせください。 2) HTL信号では、最大ケーブル長は出力周波数により異なります。(HTL信号のケーブル長 の図表を参照ください) 3) カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース 内の電気的仕様 を参照ください。 4) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 5) 10 ~ 55 Hzの間では振幅が4.9 mmとなる条件にて評価しています。 6) HTLs はお問い合わせください。 1) 61 ROC/ROQ 400 F/M/S シリーズ アブソリュートロータリエンコーダ • シンクロフランジ • シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) • ファナックシリアルインターフェース、三菱高速シリアルインターフェース、 シーメンスDRIVE-CLiQ インターフェース ROC/ROQ 400 F/M ROC/ROQ 400S 公差 62 A=機械側回転中心 b=取付け用ネジ穴; 深さ寸法は2012年11月時点でのもの; それ以前の深さ寸法は5 mm m=使用温度測定点 À=コネクタ誤挿入防止キー Á=インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 アブソリュート シングルターン マルチターン ROC 425F ROC 425 M ROC 424S ROQ 437F ROQ 435 M ROQ 436S インターフェース ファナック シリアル インターフェース; i インタフェース 三菱高速 シリアル インターフェース DRIVE-CLiQ ファナック シリアル インターフェース; i インタフェース 三菱高速 シリアル インターフェース DRIVE-CLiQ 区分 Þi インタフェース Mitsu03-4 DQ01 Þi インタフェース Mitsu03-4 DQ01 位置値/回転 i :33 554 432 (25 ビット) :8 388 608 (23 ビット) 33 554 432 (25 ビット) 16 777 216 (24 ビット) 33 554 432 (25 ビット) 8 388 608 (23 ビット) 16 777 216 (24 ビット) 回転数 8192 – (回転カウンタによる 計数) i : 4096 : 2048 4096 4096 コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 ≦ 15 000 rpm (連続計測モード) 計算時間 tcal ≦ 5 µs ≦ 5 µs – ≦ 8 µs インクリメンタル信号 なし システム精度 ± 20” 電気的接続 M12フランジソケット、半径方向 ケーブル長 ≦ 30 m ≦ 95 m ≦ 30 m ≦ 95 m2) 供給電圧 3.6 ~ 14 V 10 V ~ 36 V 3.6 ~ 14 V 10 V ~ 36 V 消費電力(最大) 5 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 10 V: ≦ 1.4 W 5 V: ≦ 0.75 W 36 V: ≦ 1.5 W 14 V: ≦ 0.85 W 10 V: ≦ 1.4 W 36 V: ≦ 1.5 W 消費電流(標準値、負荷なし) 5 V: 90 mA 24 V: 37 mA 24 V: 43 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 6 mm (ROC 424 S と ROQ 436 SはDカットシャフト) 機械的許容回転数 n1) ≦ 15 000 rpm 始動トルク ≦ 0.01 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.9 · 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: 40 N; 半径方向: 60 N (シャフト端において。エンコーダ型式別取付け も参照ください。) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度1) 100°C 最低使用温度 –30°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング側は IP 67 ; シャフト引込口で IP 64 質量 ≈ 0.35 kg 対応ID 1081305-xx – ≦ 8 µs 2) 5 V: 100 mA ≦ 12 000 rpm 1096726-xx 1036789-xx 1081303-xx 1096728-xx 1036786-xx 1) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース を参照ください; nMG=1 (アダプタケーブルを含む) 機能安全対応のROC 424およびROQ 436を用意。外形寸法および仕様については、Product Informationを参照ください。 2) 63 ROC/ROQ 400 シリーズ アブソリュートロータリエンコーダ • シンクロフランジ • シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) • フィールドバスインターフェース 公差 64 A=機械側回転中心 b=取付け用ネジ穴; 深さ寸法は2012年11月時点でのもの; それ以前の深さ寸法は5 mm =インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 アブソリュート シングルターン マルチターン ROC 413 ROQ 425 1) PROFINET IO PROFIBUS-DP1) PROFINET IO インターフェース* PROFIBUS-DP 位置値/回転 8192 (13 ビット)2) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) インクリメンタル信号 なし システム精度 ± 60” 電気的接続* M16ケーブルグランド M12フランジソケット (3個)、半径方向 M16ケーブルグランド4) M12フランジソケット (3個)、半径方向 供給電圧 DC 9 V ~ 36 V DC 10 V ~ 30 V DC 9 V ~ 36 V DC 10 V ~ 30 V 消費電力(最大) 9 V: ≦ 3.38 W 36 V: ≦ 3.84 W 消費電流(標準値、負荷なし) 24 V: 125 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 6 mm 機械的許容回転数 n ≦ 6000 rpm 始動トルク ≦ 0.01 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.7 · 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: ≦ 40 N; 半径方向: ≦ 60 N (シャフト端において。エンコーダ型式別取付け も参照ください。) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 70°C 最低使用温度 –40°C 保護等級 IEC 60529 ハウジング側においてIP 67、シャフト引込口において IP 64 (IP 66 についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.35 kg 対応ID 549882-xx 40962) 4) 752518-xx ≦ 10 000 rpm (連続計測モード) 549884-xx 752520-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) サポートプロファイル:DP-V0、DP-V1、DP-V2 2) プログラム可能 3) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 4) M12フランジソケット(3個)付のバリエーションについてはお問い合わせください。 65 ROC 425 シリーズ アブソリュートロータリエンコーダ • スチール製シンクロフランジ • 高精度 • シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) • ステンレス製タイプあり ステンレス製 公差 66 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A=機械側回転中心 b=取付け用ネジ穴; 深さ寸法は2012年11月時点 でのもの; それ以前の深さ寸法は5 mm m=使用温度測定点 =コネクタ誤挿入防止キー =インターフェースの記述に基く出力信号を得る ためのシャフトの回転方向 ステンレスバージョン 材質 シャフト 1.4104 フランジ、ハウジング、フランジソケット 1.4301 (V2A) アブソリュート シングルターン ROC 425 ROC 425、ステンレス製タイプ インターフェース EnDat 2.2 区分 EnDat01 位置値/回転 33 554 432 (25 ビット) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 1) 精度 ≦ 1500/15 000 rpm ± 1200 LSB/± 9200 LSB 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 9 µs ≦ 2 MHz インクリメンタル信号 » 1 VPP 目盛線本数 2048 カットオフ周波数 –3 dB ≧ 400 kHz システム精度 ± 10” 電気的接続* • M23フランジソケット、軸方向または半径方向 • ケーブル 1 m/5 m、 M23カップリングなし、またはあり 供給電圧 DC 3.6 V ~ 14 V 消費電力(最大) 3.6 V: ≦ 0.6 W 14 V: ≦ 0.7 W 消費電流(標準値、負荷なし) 5 V: 85 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 10 mm シャフト長 20 mm 機械的許容回転数 n ≦ 12 000 rpm 始動トルク ≦ 0.025 Nm (20°Cの時) ≦ 0.2 Nm (–40°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.1 · 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: ≦ 40 N; 半径方向: ≦ 60 N (シャフト端において。エンコーダ型式別取付け も参照ください。) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 80°C 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60529 ハウジング側は IP 67 ; シャフト引込口で IP 66 質量 ≈ 0.50 kg ≈ 0.55 kg 対応ID 638726-xx 1080335-xx • M23フランジソケット、半径方向 ソリッドシャフト、D = 10 mm シャフト長 15 mm ≦ 0.025 Nm (20°Cの時) ≦ 0.5 Nm (–40°Cの時) 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) アブソリュート信号とインクリメンタル信号の速度偏差 2) 限定公差:信号振幅 0.8 ~ 1.2 VPP 3) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 67 ROC/ROQ/ROD 400 およびRIC/RIQ 400シリーズ アブソリュートおよびインクリメンタルロータリエンコーダ • クランプフランジ • シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) 公差 68 ケーブル半径方向(軸方向も使用可) A=機械側回転中心 b=取付け用ネジ穴; 深さ寸法は2012年11月時点でのもの; それ以前の深さ寸法は5 mm m=使用温度測定点 =コネクタ誤挿入防止キー =ROD: 原点位置(シャフトおよびフランジ上)±15° =インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 インクリメンタル ROD 420 ROD 430 ROD 480 インターフェース « TTL « HTL » 1 VPP 目盛線本数* 50 100 150 200 250 360 500 1) 512 720 – 1000 1024 1250 1500 1800 2000 2048 2500 3600 4096 5000 原点 1個 カットオフ周波数 –3 dB 出力周波数 エッジ間隔 a – ≦ 300 kHz ≧ 0.39 µs システム精度 目盛間隔の1/20 電気的接続* • M23フランジソケット、半径方向および軸方向 • ケーブル 1 m/5 m、M23カップリングなし、またはあり 供給電圧 DC 5 V±0.5 V DC 10 V ~ 30 V DC 5 V ± 0.5 V 消費電流(負荷無し) ≦ 120 mA ≦ 150 mA ≦ 120 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 10 mm 機械的許容回転数 n ≦ 16 000 rpm 始動トルク ≦ 0.01 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.3 · 10–6 kgm2 シャフト負荷2) 軸方向: ≦ 40 N; 半径方向: ≦ 60 N (シャフト端において) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 100°C (目盛線本数4096 本もしくは 5000 本の ROD 480は80°C) 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60529 ハウジング側においてIP 67、シャフト引込口において IP 64 (IP 66 についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.3 kg 対応ID 376840-xx ≧ 180 kHz – – 376834-xx 376880-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) 限定公差:信号振幅0.8 ~ 1.2 VPP 2) エンコーダ型式別取付け も参照ください。 3) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 69 アブソリュート シングルターン ROC 425 ROC 413 RIC 418 インターフェース* EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI EnDat 2.1 区分 EnDat22 EnDat01 SSI39r1 EnDat01 位置値/回転 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 精度1) ≦ 15 000 rpm (連続計測モード) 計算時間 tcal クロック周波数 262144 (18ビット) グレイ ピュアバイナリ 512 本: ≦ 5000/12 000 rpm ± 1 LSB/± 100 LSB 2048 本: ≦ 1500/12 000 rpm ± 1 LSB/± 50 LSB 12 000 rpm ± 12 LSB ≦ 4000/15 000 rpm ± 400 LSB/± 800 LSB ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs – ≦ 8 µs ≦ 2 MHz インクリメンタル信号 なし » 1 VPP2) 目盛線本数* – 512 カットオフ周波数 –3 dB – 512 本: ≧ 130 kHz; 2048本: ≧ 400 kHz ≧ 6 kHz システム精度 ± 20” ± 60” ± 480” 電気的接続* • M12フランジソケット、 半径方向 • ケーブル1 m、 M12カップリング付 • M23フランジソケット、 軸方向または半径方向 • ケーブル1 m/5 m、 M23カップリングなし、またはあり • M23フランジソケット、 半径方向 • ケーブル1 m、 M23カップリング付 電源* DC 3.6 V ~ 14 V DC 3.6 V ~ 14 V DC 4.75 V ~ 30 V DC 5 V±0.25 V 消費電力(最大) 3.6 V: ≦ 0.6 W 14 V: ≦ 0.7 W 5 V: ≦ 0.8 W 10 V: ≦ 0.65 W 30 V: ≦ 1 W 5 V: ≦ 0.9 W 消費電流 (標準値、負荷なし) 5 V: 85 mA 5 V: 90 mA 24 V: 24 mA 5 V: 125 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 10 mm 機械的許容回転数 n ≦ 15 000 rpm 始動トルク ≦ 0.01 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.3 · 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: ≦ 40 N; 半径方向: ≦ 60 N (シャフト端において。エンコーダ型式別取付け も参照ください。) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-6); これより高い値のものはお問い合わせください ROC/ROQ: ≦ 2000 m/s2; RIC/RIQ: ≦ 1000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 100 °C 最低使用温度 フランジソケット または ケーブル固定時: –40°C ケーブル可動時: –10°C 保護等級 IEC 60529 ハウジング側においてIP 67、シャフト引込口において IP 64 3) (IP 66 についてはお問い合わせください) 質量 ≈ 0.35 kg 対応ID 683640-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) アブソリュート信号とインクリメンタル信号の速度偏差 70 2048 1109255-xx » 1 VPP 512 1131751-xx 16 642006-xx マルチターン ROQ 437 ROQ 425 RIQ 430 EnDat 2.2 EnDat 2.2 SSI EnDat 2.1 EnDat22 EnDat01 SSI41r1 EnDat01 33 554 432 (25 ビット) 8192 (13 ビット) 262144 (18ビット) 4096 4096 ピュアバイナリ グレイ ピュアバイナリ ≦ 15 000 rpm (連続計測モード) 512 本: ≦ 5000/10 000 rpm ± 1 LSB/± 100 LSB 2048 本: ≦ 1500/10 000 rpm ± 1 LSB/± 50 LSB 12 000 rpm ± 12 LSB ≦ 4000/15 000 rpm ± 400 LSB/± 800 LSB ≦ 7 µs ≦ 8 MHz ≦ 9 µs ≦ 2 MHz ≦ 5 µs – ≦ 8 µs ≦ 2 MHz なし » 1 VPP2) – 512 – 512 本: ≧ 130 kHz; 2048本: ≧ 400 kHz ≧ 6 kHz ± 20” ± 60” ± 480” • M12フランジソケット、 半径方向 • ケーブル1 m、 M12カップリング付 • M23フランジソケット、 軸方向または半径方向 • ケーブル1 m/5 m、 M23カップリングなし、またはあり • M23フランジソケット、 半径方向 • ケーブル1 m、 M23カップリング付 DC 3.6 V ~ 14 V DC 3.6 V ~ 14 V 2048 » 1 VPP 512 16 DC 4.75 V ~ 30 V DC 5 V±0.25 V 3.6 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 5 V: ≦ 0.95 W 10 V: ≦ 0.75 W 30 V: ≦ 1.1 W 5 V: ≦ 1.1 W 5 V: 105 mA 5 V: 120 mA 24 V: 28 mA 5 V: 150 mA 1131753-xx 642002-xx ≦ 12 000 rpm 683642-xx 1109257-xx 2) 限定公差:信号振幅 0.8 ~ 1.2 VPP 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 機能安全対応のROC 425 および ROQ 437を用意。外形寸法および仕様については、Product Informationを参照ください。 3) 71 ROC/ROQ 400 F/M/S シリーズ アブソリュートロータリエンコーダ • クランプ固定用スロット付きクランプフランジ • シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) • ファナックシリアルインターフェース、三菱高速シリアルインターフェース、 シーメンスDRIVE-CLiQ インターフェース ROC/ROQ 400 F/M ROC/ROQ 400 S 公差 72 A=機械側回転中心 b=取付け用ネジ穴 m=使用温度測定点 1 =コネクタ誤挿入防止キー 2 =インターフェースに記載の出力信号を得るためのシャフト回転方向 アブソリュート シングルターン マルチターン ROC 425F ROC 425 M ROC 424S ROQ 437F ROQ 435 M ROQ 436S インターフェース ファナック シリアル インターフェース; i インタフェース 三菱高速 シリアル インターフェース DRIVE-CLiQ ファナック シリアル インターフェース; i インタフェース 三菱高速 シリアル インターフェース DRIVE-CLiQ 区分 Þi インタフェース Mitsu03-4 DQ01 Þi インタフェース Mitsu03-4 DQ01 位置値/回転 i :33 554 432 (25 ビット) :8 388 608 (23 ビット) 33 554 432 (25 ビット) 16 777 216 (24 ビット) 33 554 432 (25 ビット) 8 388 608 (23 ビット) 16 777 216 回転数 8192 (回転カウンタ – による計数) i : 4096 : 2048 4096 4096 コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 ≦ 15 000 rpm (連続計測モード) 計算時間 tcal ≦ 5 µs ≦ 5 µs – ≦ 8 µs インクリメンタル信号 なし システム精度 ± 20” 電気的接続 M12フランジソケット、半径方向 ケーブル長 ≦ 30 m ≦ 95 m ≦ 30 m ≦ 95 m2) 供給電圧 3.6 ~ 14 V 10 V ~ 36 V 3.6 ~ 14 V 10 V ~ 36 V 消費電力(最大) 5 V: ≦ 0.7 W 14 V: ≦ 0.8 W 10 V: ≦ 1.4 W 5 V: ≦ 0.75 W 36 V: ≦ 1.5 W 14 V: ≦ 0.85 W 10 V: ≦ 1.4 W 36 V: ≦ 1.5 W 消費電流(標準値、負荷なし) 5 V: 90 mA 24 V: 37 mA 24 V: 43 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 10 mm (ROC 424 S と ROQ 436 SはDカットシャフト) 機械的許容回転数 n1) ≦ 15 000 rpm 始動トルク ≦ 0.01 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.9 · 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: 40 N; 半径方向: 60 N (シャフト端において。エンコーダ型式別取付け も参照ください。) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度1) 100°C 最低使用温度 –30°C 保護等級 IEC 60 529 ハウジング側は IP 67 ; シャフト引込口で IP 64 質量 ≈ 0.35 kg 対応ID 1081306-xx – ≦ 8 µs 2) 5 V: 100 mA ≦ 12 000 rpm 1096727-xx 1036790-xx 1081304-xx 1096729-xx 1036792-xx 1) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース を参照ください; nMG=1 (アダプタケーブルを含む) 機能安全対応のROC 424およびROQ 436を用意。外形寸法および仕様については、Product Informationを参照ください。 2) 73 ROC/ROQ 400 シリーズ アブソリュートロータリエンコーダ • クランプフランジ • シャフト付ロータリエンコーダ (カップリング外付型) • フィールドバスインターフェース 80 公差 74 A=機械側回転中心 b=取付け用ネジ穴; 深さ寸法は2012年11月時点でのもの; それ以前の深さ寸法は5 mm =インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向 アブソリュート シングルターン マルチターン ROC 413 ROQ 425 1) PROFINET IO PROFIBUS-DP1) PROFINET IO インターフェース* PROFIBUS-DP 位置値/回転 8192 (13 ビット)2) 回転数 – コード ピュアバイナリ 電気的許容回転数 ≦ 12 000 rpm (連続計測モード) インクリメンタル信号 なし システム精度 ± 60” 電気的接続* M16ケーブルグランド M12フランジソケット (3個)、半径方向 M16ケーブルグランド4) M12フランジソケット (3個)、半径方向 供給電圧 DC 9 V ~ 36 V DC 10 V ~ 30 V DC 9 V ~ 36 V DC 10 V ~ 30 V 消費電力(最大) 9 V: ≦ 3.38 W 36 V: ≦ 3.84 W 消費電流(標準値、負荷なし) 24 V: 125 mA シャフト ソリッドシャフト、D = 10 mm 機械的許容回転数 n ≦ 12 000 rpm 始動トルク ≦ 0.01 Nm (20°Cの時) ロータの慣性モーメント ≦ 2.3 · 10–6 kgm2 シャフト負荷 軸方向: ≦ 40 N; 半径方向: ≦ 60 N (シャフト端において。エンコーダ型式別取付け も参照ください。) 振動 55 ~2000 Hz 衝撃 6 ms ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6); これより高い値のものはお問い合わせください ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 最高使用温度3) 70°C 最低使用温度 –40°C 保護等級 IEC 60529 ハウジング側においてIP 67、シャフト引込口において IP 64 質量 ≈ 0.35 kg 対応ID 549886-xx 40962) 4) 752519-xx ≦ 10 000 rpm (連続計測モード) 3) (IP 66 についてはお問い合わせください) 549888-xx 752521-xx 太字:推奨タイプ * 注文時にご指定ください 1) サポートプロファイル:DP-V0、DP-V1、DP-V2 2) プログラム可能 3) 使用温度と回転数 または 供給電源の間の相関関係は、機械的仕様 の項目を参照してください。 4) M12フランジソケット(3個)付のバリエーションについてはお問い合わせください。 75 ROD 1930 インクリメンタルロータリエンコーダ • 取付フランジもしくは取付ベースによる固定用 • 外付けカップリング用キー溝付きソリッドシャフト 片軸タイプ 両軸タイプ 公差 = Lagerung = Messpunkt Arbeitstemperatur 76 A=機械側回転中心 m=使用温度測定点 インクリメンタル ROD 1930 インターフェース* « HTL 目盛線本数* 600 原点 なし 出力周波数 エッジ間隔 a ≦ 160 kHz ≦ 0.76 μs システム精度 目盛間隔の±1/10 電気的接続 ねじ端子付き端子箱 供給電圧 DC 10 V ~ 30 V 消費電流(標準値、負荷なし) 15 V: 60 mA シャフト* 片軸タイプもしくは両軸ソリッドシャフト、D=15 mm(キー付) 機械的許容回転数 ≦ 4000 rpm 始動トルク 20°Cの時 片軸タイプ: ≦ 0.05 Nm 両軸タイプ: ≦ 0.15 Nm ロータの慣性モーメント 2.5 · 10–5 kgm2 許容角加速度 ≦ 4 x 104 rad/s2 シャフト負荷1) 軸方向: ≦ 150 N 半径方向: ≦ 200 N (シャフト端において) 振動 25 ~200 Hz 衝撃 6 ms ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 2000 m/s2 (IEC 60 068-2-27) 2) « HTLs 1024 1200 2400 使用温度 –20°C ~ 70°C 保護等級 IEC 60 529 IP 66 質量 ≈ 4.5 kg 対応ID 片軸タイプ: 1043373-xx 両軸タイプ: 1043377-xx 1個 * 注文時にご指定ください エンコーダ型式別取付け も参照ください。 2) 水冷タイプなど特別バージョンはお問い合わせください。 1) 77 HR 1120 手動パルス発生器 • パネル組込みタイプ • 機械式クリックストップ付 公差 78 m= 取付け用切り欠き = インターフェースの記述に基く出力 信号を得るための回転方向 インクリメンタル HR 1120 インターフェース « TTL 目盛線本数 100 出力周波数 ≦ 5 kHz スイッチング時間 t+ / t– ≦ 100 ns 電気的接続 M3ネジ端子経由 ケーブル長 ≦ 30 m 供給電圧 DC 5 V±0.25 V 消費電流(負荷無し) ≦ 160 mA クリックストップ 機械的 1回転あたり100目盛 クリックストップの位置は Ua1と Ua2が共にLowの位置にあります。 機械的許容回転数 ≦ 200 rpm 所要トルク ≦ 0.1 Nm (25°Cの時) 振動(10 ~200 Hz) ≦ 20 m/s 最高使用温度 60°C 最低使用温度 0°C 保護等級 IEC 60529 IP 00 (取付け時IP 40) 結露なきこと 質量 ≈ 0.18 kg 対応ID 687617-xx 2 取付け情報 HR 1120はパネル取付け用に設計されています。 取付け時に正しく対策を取り、システム全体の CE適合が保証されなければなりません。 79 インターフェース インクリメンタル信号» 1 VPP ハイデンハインエンコーダで »1 VPPインター フェース形式のものは、高い内挿分割を可能と する電圧信号を出力します。 信号周期 360° elec. 正弦波インクリメンタル信号A相とB相は 90°(elec.)の位相差を有し、信号振幅は通常 1 VPPです。図で表示した出力信号のシーケンス (B相がA相に遅れて出力)は、個別の寸法図に 示される方向に動作した際に得られる信号です。 インクリメンタル信号に原点信号Rの役割は重 要です。出力信号は原点近傍では低くなります。 代替信号波形 カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェース (ID 1078628-xx)には各インターフェース および電気的仕様に関しての詳しい説明が 記載されています。 (規定値) A、B、R はオシロスコープにて差動で測定される ピン配列 12ピンM23カップリング 12ピンM23コネクタ 供給電圧 インクリメンタル信号 12 2 10 11 5 6 8 1 3 4 9 7 / UP センサ1) UP 0V センサ1) 0V A+ A– B+ B– R+ R– 空き 空き 空き 茶/緑 青 白/緑 白 茶 緑 灰 ピンク 赤 黒 / 紫 黄 シールドはハウジングへ; UP = 供給電圧 センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。 未使用のピンまたは線は使用しない事! 1) LIDA 2xx:空き 80 その他信号 インクリメンタル信号 « TTL ハイデンハインエンコーダで « TTLインター フェース形式のものは、正弦波走査信号を分 割して、または分割なしで、デジタル化する回 路を内蔵しています。 異常発生時 信号周期 360° elec. インクリメンタル信号は、90°(elec.)の位相差を もった矩形波パルスUa1、Ua2として送信されま す。原点信号は1個以上の原点パルスUa0から なり、これらはインクリメンタル信号によりゲートが かけられています。さらに、内蔵電子回路では 反転信号¢、£、¤を発生し、ノイズに強い 信号伝送が行えます。図で表示した信号シーケ ンス(すなわちUa2がUa1に遅れて出力される)は、 個別の寸法図に示されている方向に動作した 際に得られる信号です。 4逓倍評価後の 測定分解能 反転信号 ¢, £, ¤ は表示していません アラーム信号¥は電源ラインの断線や光源 の異常などの故障状況を知らせます。 カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェース (ID 1078628-xx)には各インターフェース および電気的仕様に関しての詳しい説明が 記載されています。 1、2、もしくは4逓倍評価後のインクリメンタル信 号Ua1とUa2の連続する2つのエッジ間の距離が、 測定分解能となります。 ピン配列(ERN、ROD) 12ピンM23フランジソケット または カップリング 12ピンM23コネクタ 供給電圧 インクリメンタル信号 その他信号 12 2 10 11 5 6 8 1 3 4 UP センサ UP 0V センサ 0V Ua1 ¢ Ua2 £ Ua0 ¤ 茶/緑 青 白/緑 白 茶 緑 灰 ピンク 赤 黒 7 / 1) ¥ 紫 空き – 9 2) 空き 黄 シールドは ハウジングへ; UP = 供給電圧 センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。 1) 2) ERO 14xx: 空き オープンタイプリニアエンコーダ:PWT用 TTL/11 µAPP切換 ピン配列(HR) 供給電圧 本製品はネジ端子経由で電気的に接続され ます。適切な圧着端子をケーブルの先端に接 続する必要があります。 インクリメンタル信号 接続 + – A A B B 信号 UP 5V UN 0V Ua1 ¢ Ua2 £ 81 電気的接続 本製品を電源に接続する際は、断面積が少な 2 くとも0.5 mm のシールドケーブルを推奨します。 ネジ端子接続 インクリメンタル信号 « HTL、 HTLs ハイデンハインエンコーダで « HTLインター フェース形式のものは、正弦波走査信号を分 割して、または分割なしで、デジタル化する回路 を内蔵しています。 インクリメンタル信号は、90°(elec.)の位相差 をもった矩形波パルスUa1、Ua2として送信され ます。原点信号は1個以上の原点パルスUa0 からなり、インクリメンタル信号によりゲートがかけ られています。さらに、内蔵電子回路では反転 信号¢、£、¤を発生し、ノイズに強い信号 伝送が行えます。(HTLsには適用されません) 図で表示した信号シーケンス(すなわちUa2が Ua1に遅れて出力される)は、個別の寸法図に 示されている方向に動作した際に得られる信号 です。 アラーム信号¥は電源ラインの断線や光源 の異常などの故障状況を知らせます。 異常発生時 信号周期 360° elec. 4逓倍評価後の 測定分解能 反転信号 ¢, £, ¤ は表示していません 1、2、もしくは4逓倍評価後のインクリメンタル信 号Ua1とUa2の連続する2つのエッジ間の距離が、 測定分解能となります。 カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェース (ID 1078628-xx)には各インターフェース および電気的仕様に関しての詳しい説明が 記載されています。 最大許容出力周波数は仕様に記載されていま すが、最大許容出力周波数は最大許容回転 数時に生じます。回転数に対する出力周波数 は以下数式を用いて計算します。 f = (n/60) · z · 10–3 HTLsインターフェース、供給電圧UP = 30 Vの時の消費電力(最大) 82 出力周波数 [kHz] HTLインターフェース、供給電圧UP = 30 Vの時の消費電力(最大) f = 出力周波数 [kHz] n = シャフト回転数 [rpm] z = 1回転あたりの信号周期の数 HTL信号も出力するロータリエンコーダでは、 消費電力は出力周波数およびケーブル長にも 左右されます。したがってHTLまたはHTLsイン ターフェースでの消費電力値を図表から読み 取ることが可能です。 消費電力 [mW] 供給電圧範囲の大きいエンコーダでは消費電流 と供給電圧は比例関係になりません。カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェースに記 載のある計算式を用いて求めることができます。 消費電力 [mW] 消費電力と消費電流 出力周波数 [kHz] HTL信号も出力するロータリエンコーダでは、 最大許容ケーブル長が以下の条件に左右さ れます。 • 出力周波数 • 供給電圧 • 使用温度 ケーブル長 [m] HTL信号のケーブル長 図表はその関係性をHTLおよびHTLsインター フェースそれぞれについて表したものです。供 給電圧DC 10 Vの場合、ケーブル長に制限は ありません。 出力周波数 [kHz] 出力周波数 [kHz] ケーブル長 [m] HTLインターフェースの最大許容ケーブル長 HTLsインターフェースの最大許容ケーブル長 83 ピン配列 12ピンM23フランジソケット または カップリング 供給電圧 HTL インクリメンタル信号 その他信号 12 2 10 11 5 6 8 1 3 4 7 / 9 UP センサ UP 0V センサ 0V Ua1 ¢ Ua2 £ Ua0 ¤ ¥ 空き 空き 青 白/緑 紫 / 黄 HTLs 茶/緑 0V 白 茶 0V 緑 灰 ピンク 0V 赤 黒 シールドは ハウジングへ; UP = 供給電圧 センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。 ピン配列ROD 1930 本製品を電源に接続する際は、断面積が少な くとも0.5 mm2のシールドケーブルを推奨します。 ネジ端子接続 供給電圧 端子番号 HTL HTLs 84 本製品をネジ端子経由で電気的に接続します。 適切な圧着端子をケーブルの先端に接続する 必要があります。 インクリメンタル信号 1 2 3 4 5 6 UP UN 0V Ua1 ¢ Ua2 Ua2 0V Ua0 位置値 EnDatインターフェースは、エンコーダ用のデジ タル双方向インターフェースです。インクリメンタ ルエンコーダの位置値の伝送と、エンコーダに 保存された情報の読み出しまたは更新が可能 で、新しい情報を保存することもできます。シリ アル伝送方式のため、4本の信号線だけで処 理できます。データは後続電子部からのクロッ ク信号と同期して伝送されます。伝送のタイプ (位置値、パラメータ、診断等)は、後続電子部が エンコーダへ送るモードコマンドで選択します。 EnDat 2.2モードコマンドのみでしか利用できな い機能があります。 区分 コマンドセット インクリメンタル信号 EnDat01 EnDatH EnDatT EnDat 2.1 もしくは EnDat 2.2 1 VPP HTL TTL EnDat21 – EnDat02 EnDat 2.2 1 VPP EnDat22 EnDat 2.2 – EnDatインターフェースの種類 後続電子部 アブソリュートエンコーダ カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェース (ID 1078628-xx)には各インターフェース および電気的仕様に関しての詳しい説明が 記載されています。 アブソリュート 位置値 A/Ua1*) EnDatインターフェース インクリメンタル 信号*) B/Ua2*) エンコーダメーカのパラメータ オペレーティング オペレーティング OEMメーカの EnDat 2.1 パラメータ ステータス パラメータ *) エンコーダにより異なる 1 VPP、HTL もしくは TTL EnDat 2.2 ピン配列 8ピンM12カップリング 電源 位置値 8 2 5 1 3 4 7 6 UP センサ UP 0V センサ0 V DATA DATA CLOCK CLOCK 茶/緑 青 白/緑 白 灰 ピンク 紫 黄 17ピンM23カップリング インクリメンタル信号1) 電源 7 1 10 UP センサ UP 0V 茶/緑 青 白/緑 4 11 センサ 内部 0V シールド 白 / 位置値 15 16 12 13 14 17 A+ A– B+ B– DATA DATA 緑/黒 黄/黒 青/黒 赤/黒 灰 ピンク 8 9 CLOCK CLOCK 紫 黄 シールドはハウジングへ; UP = 供給電圧 センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。 未使用のピンまたは線は使用しない事! 1) インターフェースEnDat01およびEnDat02のみ 85 ファナック、シーメンス用ピン配列 ファナックシリアルインターフェース •区分:Þインタフェース (標準および高速度、2対通信) •区分:Þiインタフェース(高速度、1対通信) ÞiインタフェースはÞインタフェース (標準および高速度、2対通信)と 互換性があります。 ファナック用ピン配列 ハイデンハインのエンコーダで、型式の最後に Fが付いているものは、下記のインターフェース 付きのファナック社製制御システムに対応して おります。 8ピンM12カップリング 20ピン ファナックコネクタ 電源 位置値 9 18/20 12 14 16 1 2 5 6 8 2 5 1 – 3 4 7 6 UP センサ UP 0V センサ 0V シールド シリアル データ シリアル データ リクエスト リクエスト 茶/緑 青 白/緑 白 – 灰 ピンク 紫 黄 シールド はハウジングへ; UP = 供給電圧 センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。 未使用のピンまたは線は使用しない事! シーメンス用ピン配列 ハイデンハインのエンコーダで、型式の最後に Sが付いているものは、DRIVE-CLiQインター フェース搭載のシーメンス製制御システムに 対応しております。 • 区分 DQ01 DRIVE-CLiQはSIEMENS AG社の登録商標です。 8ピンM12カップリング RJ45 コネクタ 電源 位置値 送信データ A B 3 6 1 2 1 5 7 6 3 4 UP 0V TXP TXN RXP RXN シールド はハウジングへ; UP = 供給電圧 86 受信データ 三菱用ピン配列 三菱用ピン配列 ハイデンハインのエンコーダで、型式の最後にMが付いているものは、次のインターフェース搭載 の三菱製制御システムに対応しております。 三菱高速シリアルインターフェース • 区分:Mitsu01 • 区分:Mitsu02-2 4線式 Generation 1、 2線式 • 区分:Mitsu02-4 • 区分:Mitsu03-4 Generation 1、 Generation 2、 4線式 4線式 10ピン三菱コネクタ付 20ピン三菱コネクタ付 8ピンM12フランジソケット 電源 位置値 10ピン 1 – 2 – 7 8 3 4 20ピン 20 19 1 11 6 16 7 17 8 2 5 1 3 4 7 6 UP センサ UP 0V センサ 0V リクエスト フレーム リクエスト フレーム 茶/緑 青 白/緑 白 紫 黄 シリアルデータ シリアルデータ 灰 ピンク シールド はハウジングへ; UP = 供給電圧 センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。 未使用のピンまたは線は使用しない事! 87 PROFIBUS-DP 位置値 PROFIBUS-DP PROFIBUSは、国際規格EN 50170準拠の非 専有型オープンフィールドバスです。フィールド バスシステム経由でセンサを接続することによ り、エンコーダと後続電子部の間のケーブル配 線のコストと回線の数が最小限に抑えられてい ます。 M12接続部品を用いた接続 終端抵抗 10の位デジットのアドレス PROFIBUS-DP プロファイル PNO (PROFIBUS ユーザー団体)は、 アブソリュートエンコーダをPROFIBUS-DPに接 続するための標準的な非専有型プロファイルを 定義しました。これによりこれらの標準化された プロファイルを使用する全てのシステムにおいて 高い柔軟性と簡単な設定が可能になります。 1の位デジットのアドレス 供給電圧 PROFIBUS-DP搭載エンコーダ PROFIBUS-DPインターフェース内蔵 アブソリュートロータリエンコーダは、直接 PROFIBUSに接続できます。 バス出力 バス入力 M16ケーブルグランドを用いた接続 別売アクセサリ M12アダプタ(オス)、4ピン、B-coded、5ピンバ ス出力に適応、PROFIBUS終端抵抗付。内部 終端抵抗が使用されていない場合、終端のデ バイスに必要。 ID 584217-01 M12接続部品を用いる必要があります。 バス入力 M12コネクタ(メス)、5ピン、B-coded バス出力 M12カップリング(オス)、5ピン、B-coded 供給電圧 M12コネクタ、4ピン、A-coded ピン配列(M12接続部品) エンコーダ側コネクタ: バス入力、 5ピンコネクタ (メス) M12 B-coded エンコーダ側コネクタ: バス出力、 5ピンカップリング (オス) M12 B-coded 電源 位置値 1 3 5 ハウジング 2 4 バス入力 / / シールド シールド DATA (A) DATA (B) バス出力 U 0 V1) シールド シールド DATA (A) DATA (B) 1) 1) 外部終端抵抗用 エンコーダ側コネクタ: 供給電源、 4ピンコネクタ (メス) M12 A-coded 88 1 3 2 4 UP 0V 空き 空き カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェース (ID 1078628-xx)には各インターフェース および電気的仕様に関しての詳しい説明が 記載されています。 PROFINET IO 位置値 PROFINET IO PROFINET IOは産業用のオープンなイーサネッ ト規格です。実績のあるPROFIBUS-DPをもとに しながら、物理的な伝送媒体として高速イーサ ネット技術を採用、I/O入出力データの高速通信 に適しています。 同時にリクエストデータ、パラメータ、各種IT機能 コマンドの送信も可能にします。 PROFINETプロファイル ハイデンハインのエンコーダは、プロファイル 3.162(バージョン4.1)での定義を満たします。 デバイスプロファイルはエンコーダの機能を記 述しています。クラス 4(フルスケーリングとプリ セット)機能がサポートされています。 PROFINETに関するさらに詳しい情報は、 PNO(PROFIBUS ユーザー団体)から入手が 可能です。 初期設定 PROFINETインターフェース搭載のエンコーダ を稼動させるために、デバイス識別記録(GSD) をダウンロードし、設定ソフトウェアにインポート する必要があります。GSDにはPROFINET-IO デバイス用に必要な実行パラメータが含まれ ています。 PROFINETインターフェース搭載エンコーダ PROFINETインターフェース内蔵アブソリュート ロータリエンコーダは、直接ネットワークに接続 できます。アドレスは、PROFINETのプロトコル 経由で自動的に配信されます。PROFINET-IO フィールドバスは、各デバイスのMACアドレスに よりネットワーク内でアドレスが割り当てられます。 エンコーダの背面には2つの2色LEDがあり、バ スとデバイスの診断に使用できます。 接続 PROFINETと電源はM12コネクタを経由して接 続されます。以下のコネクタが必要です。 ポート 1 および 2 M12カップリング(オス)、4ピン、D-coded 供給電圧 M12コネクタ、4ピン、A-coded ポート 2 供給電圧 ポート 1 ピン配列 ポート 1 および 2 4ピンコネクタ (メス) M12 D-coded 位置値 ポート 1/2 1 2 3 4 ハウジング Tx+ Rx+ Tx– Rx– シールド 1 3 2 4 UP 0V 空き 空き 供給電圧 4ピンカップリング(オス) M12 A-coded カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェース (ID 1078628-xx)には各インターフェース および電気的仕様に関しての詳しい説明が 記載されています。 89 SSI位置値 MSB(最上位のビット)で始まる位置値は、制御 系のクロック信号と同期したデータライン(DATA) を介して転送されます。SSI標準データワード長 は、シングルターンエンコーダの場合13ビット、 マルチターンエンコーダの場合25ビットです。 アブソリュート位置値に加えて、インクリメンタル 信号が伝送されます。信号の詳細については、 インクリメンタル信号1 VPP の項目を参照ください。 データ転送 T =1 ~ 10 µs tcal 仕様 の項目を参照 t1≦0.4 µs (ケーブルなし) t2=17 ~ 20 µs tR≧5 µs n =データワード長 13 ビット(ECN/ROC) 25 ビット(EQN/ROQ) 以下機能は、プログラミング入力を介して作動 します。 • 回転方向 • ゼロリセット(ゼロ設定) CLOCK とDATAは表示して いません カタログ ハイデンハインエンコーダのインターフェース (ID 1078628-xx)には各インターフェース および電気的仕様に関しての詳しい説明が 記載されています。 ピン配列 17ピンM23カップリング 供給電圧 7 1 10 UP センサ UP 0V 茶/緑 青 白/緑 インクリメンタル信号 4 11 センサ 内部 0V シールド 白 / 15 16 12 13 14 17 A+ A– B+ B– DATA DATA 緑/黒 黄/黒 青/黒 赤/黒 灰 ピンク シールドは ハウジングへ; UP = 供給電圧 センサ:5 V 供給電圧付。センサ線は内部にて電源線と接続されています。 1) ECN/EQN 10xx および ROC/ROQ 10xxは空き 90 位置値 その他信号 8 9 CLOCK CLOCK 紫 黄 2 5 回転 1) 方向 ゼロ 1) リセット 黒 緑 接続部品とケーブル 一般情報 コネクタ (絶縁のための樹脂コート): スリーブ付き。オスとメスがあります。 (記号を参照してください) カップリング (絶縁のための樹脂コート): 外部にネジを切ってあります。オスとメスがあります。 (記号を参照してください) M12 記号 M23 記号 M12 中央留め具付き 組込み型カップリング 取付け用の切り込み M23 M12 直角コネクタ M23 フランジ付 組込み型カップリング M23 フランジソケット:外側にネジ(カップリングと 同様の)が切ってあり、エンコーダまたはハウ ジングに取付けてあります。オス、メスどちら も取り扱っています。 M23 記号 D-subコネクタ:カウンタおよびIKインターフェー スボード用です。 M12フランジソケット モータ内部のエンコーダケーブル付 記号 1) インターフェース回路内蔵の場合 k=相手側取付け穴 1=耐荷重性のねじ山は少なくとも長さ4 mm コネクタのピンは、カップリングまたはフランジソ ケットのピンの反対方向に番号が付けられていま す。接続部品がオスかメスかは関係ありません。 M23フランジソケットおよび 組込み型カップリング用アクセサリ(別売) 埃よけキャップ ID 219926-01 オス メス M12接続部品用アクセサリ(別売) 絶縁スペーサ ID 596495-01 接続された状態で、保護等級はIP 67です。 (D-subコネクタ:IP 50; IEC 60 529) 接続されていない状態では、防水されていま せん。 91 接続ケーブル1 VPP、 TTL、 HTL 12ピン M23 » 1 VPP « TTL « HTL PUR被覆接続ケーブル 2 2 2 12ピン: [4(2 × 0.14 mm ) + (4 × 0.5 mm )]; AP = 0.5 mm 両側 コネクタ(メス)とカップリング(オス)付 298401-xx 両側 コネクタ(メス)とコネクタ(オス)付 298399-xx 両側 コネクタ(メス)と15ピンD-subコネクタ(メス)付 310199-xx 両側 コネクタ(メス)と15ピンD-subコネクタ(オス)付、 PWM 20/ EIB 741用 310196-xx 片側 コネクタ(メス)付 309777-xx ケーブルのみ、¬ 8 mm 816317-xx ケーブル ¬ 8 mm用 291697-05 接続ケーブル用コネクタ 後続電子部への接続用 コネクタ(オス) ケーブル ¬ 8 mm用 ¬ 6 mm 291697-08 291697-07 接続ケーブル用カップリング カップリング(オス) ケーブル ¬ 4.5 mm用 ¬ 6 mm ¬ 8 mm 291698-14 291698-03 291698-04 フランジソケット 後続電子部への接続用 フランジソケット(メス) 315892-08 取付け用カップリング フランジ付(メス) ¬ 6 mm ¬ 8 mm 291698-17 291698-07 フランジ付(オス) ¬ 6 mm ¬ 8 mm 291698-08 291698-31 ¬ 6 ~ 10 mm 741045-01 接続ケーブルのコネクタ コネクタ(メス) エンコーダケーブルのカップリングへの接続用 中央留め具付 (オス) アダプタコネクタ » 1 VPP/11 µAPP 後続電子部用に1 VPP出力信号を11 µAPP 入力信号に変換。12ピンM23コネクタ(メス) および9ピンM23コネクタ(オス) AP:電源線の断面積 92 364914-01 ¬ 8 mm EnDat 用接続ケーブル 8ピン M12 17ピン M23 EnDat EnDat (インクリメンタル信号なし) (インクリメンタル信号付) SSI PUR被覆接続ケーブル 2 2 2 8ピン: [(4 × 0.14 mm ) + (4 × 0.34 mm )]; AP = 0.34 mm 2 2 17ピン: [(4 × 0.14 mm ) + 4(2 × 0.14 mm ) + (4 × 0.5 mm2)]; AP = 0.5 mm2 6 mm 3.7 mm 8 mm 両側 コネクタ(メス)とカップリング(オス)付 368330-xx 801142-xx 323897-xx 340302-xx 両側 直角コネクタ(メス)とカップリング(オス)付 373289-xx 801149-xx – 両側 コネクタ(メス)と15ピンD-subコネクタ(メス)付 533627-xx – 332115-xx 両側 コネクタ(メス)と15ピンD-subコネクタ(オス)付、 IK 215、PWM 20、EIB 74x等用 524599-xx 801129-xx 324544-xx 両側 直角コネクタ(メス)と15ピンD-subコネクタ(オス)付、 IK 215、PWM 20、EIB 74x等用 722025-xx 801140-xx – 片側 コネクタ(メス)付 634265-xx – 309778-xx 309779-xx1) 片側 直角コネクタ(メス)付 606317-xx – – 未結線 – – 816322-xx ケーブル径 1) インクリメンタル信号なし AP:電源線の断面積 93 接続ケーブル ファナック 三菱 シーメンス ケーブル ファナック 三菱 両側 17ピンM23 コネクタ(メス)とファナックコネクタ付 [(2 x 2 x 0.14 mm2) + (4 x 1 mm2)]; AP = 1 mm2 ¬ 8 mm 534855-xx – 両側 17ピンM23 コネクタ(メス)と20ピン三菱コネクタ付 [(2 x 2 x 0.14 mm2) + (4 x 0.5 mm2)]; AP = 0.5 mm2 ¬ 6 mm – 367958-xx ¬ 8 mm – 573661-xx ¬ 8 mm 816327-xx ケーブル ファナック PUR被覆接続ケーブル(M23コネクタ/カップリング用) 両側 17ピンM23 コネクタ(メス)と10ピン三菱コネクタ付 2 2 [(2 x 2 x 0.14 mm ) + (4 x 1 mm )]; AP = 1 mm2 20ピン 10ピン ケーブルのみ 2 2 [(2 x 2 x 0.14 mm ) + (4 x 1 mm )]; AP = 1 mm2 三菱 PUR被覆接続ケーブル(M12 コネクタ/カップリング用) [(1 x 4 x 0.14 mm2) + (4 x 0.34 mm2)]; AP = 0.34 mm2 両側 8ピンM12コネクタ(メス)とファナックコネクタ付 ¬ 6 mm 646807-xx – 両側 8ピンM12コネクタ(メス)と20ピン三菱コネクタ付 ¬ 6 mm – 646806-xx ¬ 6 mm – 647314-xx ケーブル シーメンス 20ピン 両側 8ピンM12コネクタ(メス)と10ピン三菱コネクタ付 10ピン PUR被覆接続ケーブル(M12コネクタ/カップリング用) [2(2 x 0.17 mm2) + (2 x 0.24 mm2)]; AP = 0.24 mm2 両側 8ピンM12コネクタ(メス)と 8ピンM12カップリング(オス)付 ¬ 6.8 mm 822504-xx 両側 8ピンM12コネクタ(メス)と シーメンスRJ45コネクタ(IP 67) ケーブル長:1 m ¬ 6.8 mm 1094652-01 両側 8ピンM12コネクタ(メス)と シーメンスRJ45コネクタ(IP 20) ¬ 6.8 mm 1093042-xx AP:電源線の断面積 94 インターフェースユニット ハイデンハイン製インターフェースユニットは、エ ンコーダ信号を後続電子機器に中継します。 後続電子部がハイデンハイン製エンコーダから の出力信号を直接受信できない場合や高い 分割倍率を必要とする場合に使用できます。 インターフェースユニットの入力信号 ハイデンハイン製インターフェースユニットには 正弦波アナログ出力の1 VPP(電圧信号)もしくは 11 µAPP(電流信号)を接続することができます。 EnDatもしくはSSIシリアルインターフェース搭載 のエンコーダも接続可能なインターフェースユ ニットも用意しています。 インターフェースユニットの出力信号 以下の信号形式を出力するインターフェース ユニットを用意しています。 • TTL矩形波信号 • EnDat 2.2 • DRIVE-CLiQ • ファナックシリアルインターフェース • 三菱高速シリアルインターフェース • 安川シリアルインターフェース • PROFIBUS ボックスタイプ コネクタタイプ 正弦波入力信号の内挿分割 インターフェースユニット内では、信号変換の他 に正弦波信号を内挿分割することも可能です。 これにより高い分解能が達成できるため、位置 決め精度の向上や高い品質の制御が可能に なります。 位置値の生成 インターフェースユニットの中にはカウント機能 を搭載したものを用意しています。絶対番地化 原点付き目盛において、最後に通過した原点 位置を基準とした絶対位置値を生成し、後続 電子部に出力します。 組込み基板タイプ DINレール取付けタイプ 95 形状タイプ – 保護等級 内挿分割1) 型式 ボックスタイプ – IP 65 5/10倍 IBV 101 20/25/50/100倍 IBV 102 分割なし IBV 600 25/50/100/200/400倍 IBV 660 B コネクタタイプ – IP 40 5/10/20/25/50/100倍 APE 371 組込み基板タイプ – IP 00 5/10倍 IDP 181 20/25/50/100倍 IDP 182 5/10倍 EXE 101 20/25/50/100倍 EXE 102 なし/5倍 EXE 602 E 25/50/100/200/400倍 EXE 660 B 組込み基板タイプ – IP 00 5倍 IDP 101 ボックスタイプ – IP 65 2倍 IBV 6072 5/10倍 IBV 6172 5/10倍 および 20/25/50/100倍 IBV 6272 ボックスタイプ – IP 65 ≦ 16 384分割 EIB 192 コネクタタイプ – IP 40 ≦ 16 384分割 EIB 392 2 ボックスタイプ – IP 65 ≦ 16 384分割 EIB 1512 出力 入力 インターフェース 軸数 インターフェース 軸数 « TTL » 1 VPP 1 1 1 » 11 µAPP « TTL/ » 1 VPP 切換可 EnDat 2.2 DRIVE-CLiQ 2 1 1 » 1 VPP 1 » 1 VPP ボックスタイプ – IP 65 1 EnDat 2.2 1 ボックスタイプ – IP 65 – EIB 2391 S ファナック 1 シリアル インターフェース » 1 VPP 1 ボックスタイプ – IP 65 ≦ 16 384分割 EIB 192 F コネクタタイプ – IP 40 ≦ 16 384分割 EIB 392 F 2 ボックスタイプ – IP 65 ≦ 16 384分割 EIB 1592 F 1 ボックスタイプ – IP 65 ≦ 16 384分割 EIB 192 M コネクタタイプ – IP 40 ≦ 16 384分割 EIB 392 M 2 ボックスタイプ – IP 65 ≦ 16 384分割 EIB 1592 M 1 コネクタタイプ – IP 40 – EIB 3391 Y 1 DINレール取付けタイプ – PROFIBUS ゲートウェイ 三菱高速 1 シリアル インターフェース » 1 VPP 2) 安川シリアル 1 インターフェース EnDat 2.2 PROFIBUS-DP 1 EnDat 2.1 1) 2) 切換可 EnDat 2.2 分解能5nmのLIC 4100、分解能50 nmと100 nmのLIC 2100、そして分解能10 nmのLCシリーズのみ DRIVE-CLiQはSIEMENS AG社の登録商標です。 96 診断・検査機器 ハイデンハイン製エンコーダは、調整、監視、診断 に必要な全ての情報を出力します。入手可能な 情報は、エンコーダの種類(アブソリュートまたは インクリメンタル)、および出力インターフェース の種類により異なります。 インクリメンタルエンコーダは、主に1 VPP、TTL もしくはHTLインターフェースを搭載しています。 TTLおよびHTL出力のエンコーダは内部で信号 振幅の監視を行い、簡単なアラーム信号を生 成します。1 VPP信号の場合は、別の検査用機 器もしくは後続電子機器(アナログ診断インター フェース)の処理機能を用いてのみ出力信号の 解析を行うことが可能です。 アブソリュートエンコーダは、シリアルデータ伝送 を行います。インターフェースの種類により異な りますが、1 VPPのインクリメンタル信号を出力で きるアブソリュートエンコーダもあります。エンコー ダ内部で総合的に信号の監視を行います。 シリアルインターフェースを経由して、監視結果 (特に評価番号を用いた場合)を位置値とともに 後続電子機器(デジタル診断インターフェース) に伝送することが可能です。伝送できる情報は 以下の通りです。 • エラーメッセージ: 位置値が不正確である • 警告: エンコーダにあらかじめ設定した限界値に達 している • 評価番号: –– エンコーダに保存されている詳細情報 –– 全てのハイデンハイン製エンコーダのスケー リングを統一 –– 周期的出力が可能 これら機能により後続電子機器がクローズドルー プ制御であってもエンコーダの現在の状況を簡 単に評価することが可能です。 ハイデンハインは、エンコーダの解析に適してい る検査機器PWMやPWTを用意しています。 診断方法には以下の2種類があり、検査機器の 接続方法により異なります。 • エンコーダ診断: エンコーダに検査機器を直接接続する。こ れによりエンコーダを総合的に解析すること が可能です。 • 制御ループ内での診断: 例えば適切な検査用アダプタを通して、PWM をクローズド制御ループ内に組込むことが可 能です。これによりエンコーダを搭載した機械 またはシステムを運転中でのリアルタイム診 断が可能です。機能はインターフェースの種 類により異なります。 制御ループ内での診断(評価番号やエンコーダのアナログ信号を表示) PWM 20/ATS ソフトウェアを用いた診断 PWM 20/ATS ソフトウェアを用いた調整 97 PWM 20 ハイデンハイン製エンコーダの診断および調整 用として、PWM 20とATSソフトウェアとをセットで 用意しています。 PWM 20 エンコーダ入力 • EnDat 2.1 またはEnDat 2.2 (インクリメンタル信号「あり」もしくは「なし」のアブソリュート値) • DRIVE-CLiQ • ファナックシリアルインターフェース • 三菱高速シリアルインターフェース • 安川シリアルインターフェース • パナソニックシリアルインターフェース • SSI • 1 VPP/TTL/11 µAPP • HTL(アダプタ経由) インターフェース USB 2.0 供給電圧 AC 100 ~240 V もしくは DC 24 V 寸法 258 mm x 154 mm x 55 mm ATS 表示言語 ドイツ語 または 英語を選択 機能 • 位置値表示 • 接続用対話画面 • 診断 • EBI/ECI/EQI、LIP 200、LIC 4000等用取付け操作ガイド • 付加機能(エンコーダによりサポートされている場合) • メモリ内容 システム要件 PC(デュアルコアプロセッサ搭載、クロック周波数 2 GHz以上) RAM 容量 2 GB以上 対応OS:Windows XP、Vista、7 (32 ビット版/64ビット版)、8 200 MBのハードディスク空き容量 さらに詳しい情報は、製品情報PWM 20/ATS ソフトウェアを参照してください DRIVE-CLiQはSIEMENS AG社の登録商標です。 PWM 9はハイデンハインのインクリメンタルエ ンコーダをチェック・調整する測定装置です。 各種エンコーダ信号のチェックに使用できるよ うに各種拡張モジュールを用意しています。 測定値は、LCDモニタに表示されます。 ソフトキーを使って簡単に 操作できます。 98 PWM 9 入力 11μAPP; 1VPP; TTL; HTL; EnDat*/SSI*/磁極検出位置信号 用の拡張モジュール(インターフェースボード) *位置値またはパラメータの表示なし 機能 • 信号振幅、消費電力、動作電圧、走査周波数の測定 • インクリメンタル信号(信号振幅、位相角、on/off比)と 原点信号(幅と長さ)のグラフ表示 • 原点検出、故障検出、カウント方向のシンボル表示 • 汎用カウンタ、1~1024倍の内挿分割を選択可能 • オープンタイプリニアエンコーダ用信号調整 出力 • 後続電子部に接続し信号を入力 • オシロスコープ接続用のBNCソケットコネクタ 供給電圧 DC 10 ~ 30 V、最大 15 W 寸法 150 mm × 205 mm × 96 mm http://www.heidenhain.co.jp 本社 名古屋営業所 大阪営業所 九州営業所 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2 ヒューリック麹町ビル9F (03) 3234-7781 (03) 3262-2539 〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-23-20 HF桜通ビルディング10F (052) 959-4677 (052) 962-1381 〒532-0011 大阪市淀川区西中島6-1-1 新大阪プライムタワー16F (06) 6885-3501 (06) 6885-3502 〒802-0005 北九州市小倉北区堺町1-2-16 十八銀行第一生命共同ビルディング6F (093) 511-6696 (093) 551-1617 DE CZ HEIDENHAIN s.r.o. 102 00 Praha 10, Czech Republic www.heidenhain.cz NO HEIDENHAIN Scandinavia AB 7300 Orkanger, Norway www.heidenhain.no DK TP TEKNIK A/S 2670 Greve, Denmark www.tp-gruppen.dk PH Machinebanks` Corporation Quezon City, Philippines 1113 E-mail: [email protected] ES FARRESA ELECTRONICA S.A. 08028 Barcelona, Spain www.farresa.es PL APS 02-384 Warszawa, Poland www.heidenhain.pl FI PT HEIDENHAIN Technisches Büro Nord 12681 Berlin, Deutschland 030 54705-240 HEIDENHAIN Scandinavia AB 01740 Vantaa, Finland www.heidenhain.fi FARRESA ELECTRÓNICA, LDA. 4470 - 177 Maia, Portugal www.farresa.pt FR RO HEIDENHAIN Technisches Büro Mitte 07751 Jena, Deutschland 03641 4728-250 HEIDENHAIN FRANCE sarl 92310 Sèvres, France www.heidenhain.fr HEIDENHAIN Reprezentanţă Romania Braşov, 500407, Romania www.heidenhain.ro GB HEIDENHAIN (G.B.) Limited Burgess Hill RH15 9RD, United Kingdom www.heidenhain.co.uk RS Serbia BG RU MB Milionis Vassilis 17341 Athens, Greece www.heidenhain.gr OOO HEIDENHAIN 115172 Moscow, Russia www.heidenhain.ru SE HEIDENHAIN LTD Kowloon, Hong Kong E-mail: [email protected] HEIDENHAIN Scandinavia AB 12739 Skärholmen, Sweden www.heidenhain.se SG HEIDENHAIN PACIFIC PTE LTD. Singapore 408593 www.heidenhain.com.sg HEIDENHAIN Vertrieb Deutschland 83301 Traunreut, Deutschland 08669 31-3132 08669 32-3132 E-Mail: [email protected] HEIDENHAIN Technisches Büro West 44379 Dortmund, Deutschland 0231 618083-0 HEIDENHAIN Technisches Büro Südwest 70771 Leinfelden-Echterdingen, Deutschland 0711 993395-0 HEIDENHAIN Technisches Büro Südost 83301 Traunreut, Deutschland 08669 31-1345 AR AT AU GR HK HR Croatia SL HU SK NAKASE SRL. 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