レンタル(賃貸借) - 株式会社のぼり二枚旗工房

レンタル(賃貸借)規約
株式会社のぼり二枚旗工房(以下、甲という)と、お客様(以下、乙という)とは、甲が乙に対して二枚旗をレンタル(賃貸)するに
あたって、特別な契約書類を作成しない限り、以下の規約を適用する。
第1条(目的)
甲は乙に対し、本件対象商品を賃貸(レンタル)し、乙はこれを賃借する。乙は、本件対象商品を、乙の事業場等において旗として使用
する。
第2条(目的物)
甲は、次の1~2 を1セットとして、乙にレンタルする(次のものを総称して「本件対象商品」という)。
1
乙指定ののぼり旗
2
取付部品
2枚
ポール取付用
6個
第3条(レンタル料等)
乙は甲に対し、レンタル料を支払う。レンタル料の金額は別途定める。
2
乙は、甲が別途定める本製品の設置に必要な送料等の費用を負担する。
第4条(レンタル期間)
乙は、1回契約と年間契約の2種類のうちからいずれかを選択することができる。
2
1回契約の場合、レンタル期間を2か月間とする。
3
年間契約の場合、乙は1年間に何度でも目的物の交換ができる。
4
年間契約の場合、乙は同じ目的物を継続して2か月以上レンタルすることはできない(2か月以内に目的物の交換を行う)
。
4
乙は甲に対し、前項の目的物の交換の都度、別途定めるレンタル料を支払う。
第5条(レンタル料の支払時期)
1回契約の場合、乙は甲に対し、本契約期間分のレンタル料金の全額を、本件目的物が乙に引き渡された日から一週間以内に支払う。
2
年間契約の場合、乙は甲に対し、保証金と初回目的物のレンタル料を合算した金額を、初回目的物が引き渡された日から1週間以内
に支払う。また、乙は甲に対し、目的物を交換する都度、別途規定のレンタル料金の全額を、当該目的物が引き渡された日から1週間以
内に支払う。
第6条(設置および返却の費用)
設置および返却に伴う費用を乙は負担しない。ただし、乙の行為に起因して過分に必要となった費用はこの限りでない。
第7条(破損の場合)
本件対象商品が乙に引き渡された後、本件対象商品が破損した場合、破損が乙の故意・過失に基づかない場合は、甲は本件対象商品を破
損のない物と交換する。
第8条(紛失、破損・汚損の場合)
本件対象物件のうち下記部品が、納品後に紛失または乙の故意・過失に基づき破損・汚損した場合、乙は甲に対し、下記の金額を、次の
①②に従って支払う。
①1回契約の場合
下記②の金額の全額を直ちに支払う。
②年間契約の場合
乙が差し入れた保証金の金額を上限とし、保証金を充当する。 ただし、4については全額を支払う。
1
ポール取付用取付部品
1個につき100円
2
開口部用取付部品
1個につき50円
3
旗接合用取付部品
1本につき50円
4
旗を紛失した場合
1つにつき3000円
5
旗を破損・汚損した場合
破損・汚損の程度により、甲乙が協議した金額
第9条(無償の交換)
本製品の無償の交換は、納品後1週間以内で、かつ甲が了承した場合にのみ認められる。
2
前項の場合、乙は交換の対象たる製品のレンタル料および送料を負担しない。
第10条(知的財産権)
1
甲および乙は、甲が本件対象商品について、実用新案権(実用新案登録第3197169号)について正当な権利ないし実施権を有
していることを確認する。
2
乙は、本契約に基づいて本件対象商品を店頭等で使用する以外、本件対象商品および本件対象商品の類似品を生産、譲渡、賃貸等し
ない。
3
乙は、本件対象商品を加工する場合、事前に甲の承諾を得なければならない。
第11条(侵害の排除)
甲および乙は、本件発明等が第三者によって不正に使用されないよう努めるものとする。
2
乙は、本件発明等が第三者により侵害された事実を発見したときは、速やかにその旨を甲に報告し、かつその入手した証拠資料を甲
に提供しなければならない。
3
甲および乙は、本件発明等の侵害者に対する対応策等について協議し、甲が当該侵害者に対して差止請求や損害賠償請求等をする場
合には、乙はそれに協力するものとする。
第12条(秘密保持)
甲および乙は、本件発明、ならびに本契約により取得した相手方の情報および資料等を、第三者に開示または漏洩してはならない。
第13条(解約)
甲または乙は、契約期間中であっても、本契約を解約できる。
第14条(使用方法)
乙の使用方法が、公序良俗に反する、危険を伴う、または破損につながるおそれがあると甲が判断した場合は、甲は本契約を解除するこ
とができる。
第15条(期間途中の解約)
本契約が契約期間の途中で終了した場合、甲が乙からすでに受領したレンタル料や保証金の返還は次のとおりとする。ただし、甲が第1
5条により解除する場合は、レンタル料および保証金の返還はない。
1回契約の場合
2
レンタル料の返還はない
②年間契約の場合(保証金)
③年間契約の場合(レンタル料)
残月数が6か月未満の場合
保証金の返還はない
残月数が6か月以上の場合
保証金の半額を返還する
設置済みの本製品についてのレンタル料の返還はない
未設置の本製品についてのレンタル料は返還する
第16条(解除)
甲または乙が次の各号のいずれかに該当した場合、他方当事者は本契約を解除することができる。
(1)本契約上の義務を履行せず、または本契約に違反したとき
(2)破産、民事再生、会社更生等の手続の申立があったとき
(3)解散または清算したとき
(4)所有、経営、支配関係に実質的な変更があったとき
(5)暴力団関係者等、反社会的勢力であることが判明したとき
第17条(目的物の返却)
本契約が終了したとき、乙は甲に対し、すみやかに本件対象商品を返却する。
第18条(賠償義務)
甲または乙が本契約の違反により相手方に与えた損害については、本契約の存続の如何にかかわらず、賠償義務を負う。
第19条(善管注意義務)
乙は、善良な管理者の注意義務をもって本件対象商品を管理し、本件対象商品により第三者に損害が発生しないようにする。
2
乙は、自己のみでは本件対象商品の管理につき適切な対応ができない状態となった場合には、甲に連絡をするなど適切な対応をとる。
3
前2項に反し、本件対象商品の管理に起因して第三者に損害が発生した場合、当該第三者に対して乙が責任を負う。
第20条(契約終了後の効果)
第8条、10条ないし第12条、第18条、第19条、第21条および第22条の規定は、本契約終了後もその効力を有する。
第21条(友好的協議)
本契約に定めのない事項または本契約につき疑義の生じた事項については、甲乙誠意をもって協議し、友好的解決を図るものとする。
第22条(専属的合意管轄)
甲および乙は、本契約に関連する一切の紛争について、名古屋地方裁判所を専属的合意管轄とすることを合意する。