YMN000704

な
の
の 謝
し
か
語
の
こ
萬
所載、
ある。 、形
も語尾あるがげて
置
恨
借訓
」とは
見
「
ば
くべき
場
ない
書きで
あるが
、
前
は
詞の語
客 居
記 表
お 記
高
葉
にお
稿
然
集
容け
動
の
び
よ
つ
@こ
詞 花 い
の 容 て
例 記 述
詞る
け
る
活
倣活 8 話
に型べ用
つ
ハリ や
見 揖 の れ
た場
」
し
正訓
正
な
表
詞林は
く
れ
ら
用
て の
、 財
尾
部
|
の
表
千
っ
ハ
語尾
の
動詞
表
コ已
-目
(2)
3)
「
。
の 詞
次動
め、
嘗
%ょ
し
か
て
し
記二
な
わ
の ば
思 上 局
し
合
蜂
場で 撃の
睾
矢
宕縛 臆
久 不 二
・
」
な
ど
葉
の 字
字 で
が 一
0 表 語
揚 言日 を
虫
旦
り活
・
ナ活
リの類も同、
様である。
8.
b
b
止一五一三穂積皇子
︵第五ノ
表
形容詞の部爺略調卸
︶舘棚の
イブ
セシ
こ語
と尾
、と考
形容詞
縛
す
にる
接助動詞を、活用
へ活な
クク
用かつた
用
動助
寸
う
に
や
形論
容
活
詞の
型
前稿と同様で加
あ﹂
るの
。
勿
﹁
イタシ
詞
の
活
m
語尾が表記場
さは
ム
れ
拳
げ
ロ
てて
ゐ置
るく
﹂
な。
同
ども
捕亡
㈲接尾語・助詞などの表記されてゐる場合
、、
動助
詞詞とも
形容詞の語ミ
幹
に
﹂
ほ
、つ
接く
尾﹁
語とも
の
活用語尾とさ
も
う考
でへ
あら
るれ
が、語
形尾
容と
詞は
の活用
四セ
d
ウシ
様である。
シ。
な、
ほ一覧ぬ
表
た
符
に
號用
の意味は次の通りでウ
あスる
ゾ二
膿⑧
シに 人中㏄・一二二八
・う
印に
を、
つオ
けホ側
﹁・﹂
﹁
痛:
﹂
伎:
﹁久
苦
﹂患
﹁懸花﹂のや
右
人中Ⅱ・一セ
夫セ
③ゾ朋
た
字は、表記された語尾であることを示
す
。
大千花・二九四五
ゾ③
僅
マ
﹂﹂
:
:
木
表
訓
は
つ
た
、
の
新萬
で
校
葉
、
萬、
葉語
集つ
にけ
よ
た
字
は
。
:
:
﹁
宜
﹂
霜
﹁
早の
業
うに
﹂、
の
右
や
側
に
。
印
を
太十
7九
.四
一
コ一
ャ⑧
醐
尾他
との語とを併せて表記したものである
こ
と
を
示
す
多申 8. セ三
旅
一人
四
ゾ膿
集程
注
その
@
@
才は
く
他によ
改り
す
訓べく思はれる*
も
印の
を
つ
、@
右側に 多士Ⅱ・二三八五ゾの型
多中 Ⅱ・二
セ五
六
⑧ゾ鵬
後に注を加へた。
挫
2.
一八六舎人
に
倣て
っは
た、
。前稿 大中御門
その他
號﹁
のの
略・
チ・
⑧
・などについ
a
﹂
・四二四五
鵬㊧
b
カシコシ
御参照ありたい。
カラシ
キ ヨシ
難寸
2一
.
0
エ
大ハ
伯
肥皇女
難寸
3四
.
0
九
大伴駿河麻呂
4セ
.
一二丹波大女娘子
難寸
4セ
八
.八
持家
瞠
難寸
二⑦
セ
三
力膿
難寸・
乾セ
難之
8一
.五二四億長血
難石
4セ
.
二九坂
止上大嬢
清寸
6一
.
0五
0
赤ゾ
人鵬
0
四⑦
セ
止
清之
皿
、
二
一
膿膿ソ,
止
カ
b'
b'
b'
b'
b'
d
b'
b'
c
b,
b,
b'
b'
b'
b,
b"
b'
b,
b'
b,
二三
ク
ココタ
)
(
力
助
(
動
)
抑 抑
抑 抑 抑
抑 抑 抑
抑 抑 抑 抑
抑
幾 幾
之 久・ 久 久 久・ 久・ 久・ 久・ 久 久 久・ 来・ 寸・ 許 詩
・
・
・
・
二一
3@ 19@ 19@ 13@ 9@
九
四二六姉
O
四二一
セ
三三
O
一八
3
四六六
二三九
2@
O
用 用
止
b,
3
・
蚊
思
浄 清
清
7@
6@
13
八
五
O
二
四
b"
b', b'
霜。 石・ 之・
雲。 久・ 窟・
2@
2@
2@ 16@ 3@
13
毛
16@
二 四 三
九九
九六
六八
九
セ
セ五
セセ
用 用 用
用
セ九
一五
籠
)
t>, b'
b"
b'
b,
b'
b"
b'
b,
b'
b,
b,
b
b
b'
サシ
キ 幸久7 一一四二⑦ m
サムシ 基文1 セ正長屋王正
案文㏄ 二三一九㊦ 止
寒露4 五二四藤原大夫正
サヤケシ
清之3 三二四赤人士
清之6 一00 五 赤人 止
清之
潔1 六一舎人女王正
ソケシ 弊波
家㏄,一九一0 ③ 未
繁
計八
2 一九九人麻呂 未
繁
課口㏄二三0セ ⑧朱
繁
家国
乾 三0セ八 ③ 未
繁
鶏鳴
8 二八五五三園人足
ソヅケシ
静之7 一二六三㊨ 止
ソシ
ロ
セ八五家特用
五
用
呂
b
b,
麻
b
用用
b
b
b
b
三九五
セ
b
b
b
磁
三
b
b
四姉九
O
三セ
九一
二四五
・二三四四③ 末
・二六八0 ⑧大
スクナシ
,三八ゼ五 ㊦ 肥
少寸騰
少
寸口
托 三八セ五 ㊧ 睡
歩す㏄ 三八セ五 ⑧ 膿
b,
b,
b,
b,
b,
O
五
一
O
三
二二
四二四
九セ
セ
b,
二四
O
二
11
八九
二二三
一二三
一四
一
6@
OO
一
五
四二
用
・
・
・
・
・
毛
母 鴨
久・ 之・
7@ 13@
7@
6@
セ
ダ
-フ
13@ 7@
5@
20@ 17@ 19@ 6@
2@
3@
6@
3@
19@ 6@
カ
ケ
・
・
・
・
・
・
(
コ
ヒ
之 之 之 之 雲。 来 九
高高高高高高歩
麦 労 音 麦 瑳 査
・
・
・
・
)
タ
x
x
x
e
d
d@
d@
d@
d
d@
b"
d@
・
尋 尋
・
烹 夏 買 善
b
b
b
b'
b"
b'
三八三五㊧正
八
一五
末
気長
ガ
気長遠
長
八・八・ 八
・
2@
4@
。
曇
鴨 景
・
景
・
景
・
景
・
2@ 13@ 19@ 13@ 5@ 3@
景
・
辱
・
2@ 2
諾 芳
裳
・
・
1
彊
・
6
ト
チ
ホ
;
湧
5
・
楚
4
。
亨
13
・
憂・ 塁
18
18
・
暑・
Ⅰ
7
"
』
/@
"""
用
呂
膣
用
b,
bf b,
b, b" b"
b, b"
b" b,
b
無寸
ヒ
/レ
シ
ケ
無
無間苦
武
伎
蔵
二
逸
13 16
7
19
9
二
二八
一 一
0
一
セー
廣之
廣計
b@
寸
鯛
甘
無
b@
ノヘ
ロ
1
深夜
b@
早兼
早寒
Ⅰ
9
瓜祀仔
毛
照久
無人
無人
知久
無人
無寸
セ 一
憶 坂
女
子
用
未
作
無欠
4@ 12@ 5@ 4@ 4@ 1@ 1@ 12@ 11@ 4@ 2
安
家
人
用
d
de
d
c
c
c
c
0
樫
四三四㊦ 止
一ゼ
四三⑧用
悲霜
9
三八八㊦ 肥
カナシ
3
三二黒人ャ職
寮寸
一九六セ ⑦ 職
悲寸
クスシ
番組寸耶
︵
ウラ︶ガナシ 心悲久
︵力︶クハシ
三ハセ八 ⑦ ゾ裡
五一六阿倍女郎 ゾ擢
bc
bc
bc
bc
三00 一 ㊦ ゾ剛
abc
9
一八
㊨0膿
0
ab
ab
一三三セ ㊦ メ挫
二三0 大麻呂 止 ︵
膿 ?︶
三0 二一人麻呂 膿
口 一六九家持胆
各組之
悔寸は
海域
Ⅰ●
悔敷手
善博伎爾
二五セ一 ⑦ ゾ膿
四一六九 家持
,挫
二九三0 ⑳ ゾ鎧
技巧
八九九 憶良周
五一
苦リ
患Ⅰ
八
,二
苦
2 三一セ大 麻呂 組
2
善吉㎎
クルシ
クヤシ
b
二二三二④ 用
0
メグシ忠久也Ⅱ
二五六 ⑧用
ヤスシ安寸4 六五セ 坂上郎女
場立9.一八 四 ㊨ 冊
安久4.五八三坂上大嬢
八九セ憶 良馬
三八五セ ㊦ 用
二九六三㊦用
四五四食封土
0四億 良 m
大額田王正
三四六④ 止
セ八八㊧ 止
六一坂上郎女
二セ三 ㊦ 肥
二二五⑧用
肥
二 0 大麻呂用
三三六㊦
緯
用
b
b
b
b
b
b
b
b
b
安毛
久騰
ユタケ党
シ人乾
金シク活用
イ。
ツ
キ
カシ気衝8
之
ウ
ツクシ愛久5
ウ
ラメシ恨
左上・
恨
亡児
恨之騰
ウハ
ルシ
ウレシ
オホホシ
2
欝
恒久
感荷H
オモホシ
六 三 三 一 九 一
=
ab
ab
b
b
b
b
b
b
b
d
d
d
d
d
d
d
d
d
茜雲り・二九二九㊦用
3,
三0一長屋王梢
叢雲は・三一 0五④ m
凝敷
7.一
三三二㊦冊
」
ケダシ
コゴシ
大敷
疑
ab
︵ 9 ラ ︶コホ シ
タタハシ
末
止
慰布英 9.一八
0三㊨ 購
ab
ab
ab
ab
ab
ab
ab
abc
ab
タノシ
b
b@
ab
トモシ
b
b@
b
b
b
b@
c
c@
ab
ab
二
二
二
二
コヒシ
︵コホシ ︶
3.
三八九㊧用
六
""
""'""
""-一
轍
懸花
敗者
ⅠⅠ
慰敷
ⅠⅠ
轡
芝采
ⅠⅠ
樹
芝家
繁
四家
懸花貝
O
b@
鴨威 武爺婆 12 10 9 13
計
轡敷牟
家国
懸
石見
慰
懸架
懸盤
裏
浦波左
守之
伎乏之乏寸乏楽
0
ゼ
九
二
0
九
懸花は・二九 セセ㊦ 胆
熟敷 3.二五三人麻購
呂
嵐敷爾 3.ニセ
0 黒人腔
轡・
敷Ⅰ 7.一一七四㊦
世
懸煕 7.一二一
0㊦
五肌
熱煕托 ・一九二三世
㊦
繁漱 ㏄・二二九
セ㊦ 購
轡敷托 ・二二九九㊦力モ鶴
熟敷 Ⅱ・二六九八購
㊦
熟久
慰久毛
寸
呂
)
d
d
ユ
注 0 凝 本敷︵
5
一
挫
%三
.三己凝敷 ︵
7.
d
de
Ⅹ
一
0一
︶二
詐一凝敷
一三
7三
.二︶ 澤 清人 手 ﹁凝敷 ﹂萬葉集注 樺巻 第セ 。
東
麿
末
3
一
典二
凝九敷
ト ・三三 セ 四︶などの例は 、字 土日と
三三
︶︵
なほ 、極地 疑 ︵3.
.
Ⅰ
@
臣
@。
@
二二
2九
.︶雅男 志 ︵二 ・一三︶ などは
五三
右の ハ第五表 uを簡単にまとめると ハ第六表 u となる
正訓 字 とも考へられるが、一産字音 と 見て省いて置い
0右の他、苦 流 居宅︵
0 熟之 佳乃︵一・六 セ︶武田祐吉﹁飛之伎爾﹂萬葉集 全註樺 。
見て 嬰 げなかった。
︵
H
1
7
16
8
10
之・
忌・
恩 恵
宣 宜
久・俊 志・
手 嶋 伎
0
可
12
2 物
牟
忌 斎
兼。 家・ 雲。 霜。 久・ 染。 忠
惜 惜 情
b
b
b
b
b
d@
・
五 二
ヤ胆
用
b
聞
呂
16@ 12@ 11@ 12@ 10@
b
b
b
b
賀
3
欲
す
欲寸
欲
家国
欲
案目
6@
4@
國
之蕎
麦歌
乏
霊
願・ 愛
使
蜘
芝
人同
寸
人
久雲
八家
欲
す
欲寸
欲
す
7@
b
Ⅱ..
10392 87 九f 1 一8
一 四 一
守
乏
眞
玄圃大欲
殆
寸
b
b
/Ⅱ
(
オホ
ホトホ
Ⅰ
"
肥 樫
シ
サ
/ぺ
"-
ノ入
世
""
""
""
4%
1
I
""
24 12l 12 末
一
一 一一
77 22 55
一" 一" 一" 一
"
44 2 32 止
一" 一 一"
86 48 38 世
一
一" 一
2 日
一一
一
""
一
九五
・
一散り
セ
平一
二九
三四
例
四
)
表
数
--
均語
用
Ⅰ
欝 之 ﹂と書いて
三音節表記の場
ムの
ロ第二音節の表記された誘因
、は
第一音節に依存
は ﹁懸稲﹂﹁
悔町 ﹂のや うな・一字三音節の壺記の場合 でも同様で、
でべ
あき
る。これ
二音節表記の誘因は第一音節の表記にあるといふ
た以上は、営然第二昔を表記しなければならないのであるから、第
日が表記され
場合には、第一昔の表記の原因が問題であって、第一五
三日郎表記の
﹁シ﹂を表記して﹁ク﹂を省くことはできない。つまり一
﹁オホホシク﹂と訓ませることはできない。
シ﹁
﹂は省略できるが、
Ⅰ●
﹁
欝仲 ﹂・﹁
欝之苦 ﹂のや う な表記は考へられるが、﹁
は、﹁
め﹂
吋
﹁
欝む卦﹂の例を見よう。ォ
﹁ホホシク
﹂といふ表記に
る。︵動詞の場合は必ず一音節であった︶
付くのは、二音節に互つて語尾表記の篤された例が見えることであ
さて、形容詞の活用語尾の表記を動詞の場合と比較して、先づ気
//@@
"'"""
記表
された例
また﹁満沖ゑ﹂のや
うに、語幹と語尾との三音節が
するといふことになる。
五四
も ﹁
波 ﹂が表記された場合には﹁之﹂を略することができないとい
ふ鮎で、前と同様に考へてよからり。このやうな例も、動詞には見
られなかつたことである。口遊
波亡母︵十九・四一八九︶は、諸訓が
ある中、﹁ アソバハシモ﹂と訓 めば、ここの例となるが、新校では
﹁アソバフハシモ﹂と訓んで ぬるので、拳げてない。
u
また﹁平家人﹂の場合の﹁豹﹂は語幹であるか、語尾 であるか、
問題ではあるが、ともかく、この場合の﹁久 ﹂の表記が省略できな
い鮎では、前と同様である。
Ⅰフ
スな二五日
ハ
第五表しにおいて、﹁a﹂の符號を付したのは、このか
節表記の場合で、第一昔の書添 へに﹁a﹂以外の誘因の認められる
場合である。
次に ハ第五表u の中で、一話あたりの用例数の目立つて多いも
は、次の二語 である。
郷し二八例
如し一四例
﹁
轡し﹂について、思ひムロはされることは、動詞懸
﹁ふ﹂の語尾
表記として、﹁
轡﹂の下に語尾を書添 へることは不自然でない。
詞 ﹁コフ﹂でもあるから、これらと
厘別して、形容詞 ﹁コヒシ﹂
記別が二十八を数へたことである。﹁
懸 ﹂は、名詞﹁コヒ﹂であり
の
の 動
表
集
あた
九
。口
用用
= 伍
6 "一
宍 一
函数
ー
一
= 例
--
(
第
計窪活
い ぶす
煙 せし
など、関係ある動詞との誤誼を避けなけれはならぬと ころに、語尾
中の用例を見ても﹁慰﹂だけで﹁コヒ シ﹂を表記した と 思はれる 倒
は六例に過ぎず、それも、すべて人麻呂集所出歌であ ることを思へ
表記の行はれやすい誘因かあったと思はれる。
﹂︵ コ トキ・ コトク
コトシ ︶ の
と 表記するの
として用 ぬる
・ハル 力,ユ タ 力など︶なと
は、語幹を示す字 と語尾とか、次第に遊離する傾向を生じ、語尾が
れた例のあるもの︵ サヤヵ ・タヒラカ
もの︵ 黒 ,白 ・高 ・深 ・長 ・恐など︶や・一方で副詞
胆 に見られる特色であるが、一方で名詞として用ぬち れた例のある
右のや う に、語幹の部分が猫立して用 められる傾向は 、形容詞 全
は、必 すしも不自然とはぎロへないや ぅ である。
側 か二四であることを思へは、﹁ コトシ﹂を﹁知之﹂
﹁如 ﹂︵ コト ︶の 例 五六に 附 し、
如
はれ、古くは、 革猿に﹁如 ﹂として用 められた。集中 0例を見ても
﹁如し﹂の 登生は 、 % 高﹁こと﹂に﹁ し﹂かついて出来 たものと 言
ハ第五表 u において﹁ b ﹂の 符號を付したのは右の場合 である。
ほ、むしろ、語尾を書添 へる方が自然たとも言へるのである。
この﹁懸し﹂のやう に、語尾表記の篇された動詞と開運づけて考
へられるものに、次のやうな例がある。
堅し乏し八例九例︵
乏望
牟日
︶︶︵
安し五例︵安目︶
その他、語幹を同じくして、動詞と形容詞とに活用してゐるもの
平ぐ
痛し痛む
繁し繁る
尊し貧む
平けし
欲し欲る
また、動詞から派生したと思はれるもの
表記されやすくなる。
、恨めし
あり、これとの 誤讃を避けたい気持が語尾表記の誘因 となってゐる
息衝く息衝かし
恨む
悔やし
と 思はれる。
ハ
第五表 u において﹁ b ﹂の 符號を付したのは右の場合 である。
な との用法 か
悔ゆ
思ほし
難二
思ふ
満 はし
また﹁ 清シ ・難シ ﹂なとも、一方に﹁清二・
満ふ
五五
で
"
埋
る
9. 一セセ 九
また、命令形の一例として
連膿形で結んだ一例が珍 しい。
達 場
c﹂の 符號を付したの は、右
の
く到
。 つ凝,、
「 ど
宋 詞 彩
登 の や
が拳げられるが、この訓については諸説あり、注意を要する。
ともかく、 n第五表口において﹁
然れ
已
何も「
甲繁
池 詞
場
終
る
祀。 様
のやうに﹁コソ﹂に謝して、
右
命 宇恵麻勢人回顧
す
「
あ
そ な
の 見
記
一
谷 や 合
入
形 か 類 家・
に で の 波
「
形
に
シ
べ に
ムロ
五ハ
ケ﹂と二形が併存するのであるが、﹁ケ ・シケ﹂の活用は、 登 生 め
時代が古く、次第に 亡びて行った特殊な活用形である。このやうな
形を明示する必要性が,語尾が表記されるやう になった一因となつ
たと思はれる。
い第五表しにおいて、 ﹁d﹂の符號を付したのは右の場合である。
な 二音節を示す字によ
たところと同様である。
つて、語尾と他の語を併記する場台は ついて
次に﹁官需・ 早兼 ﹂ めやう に。印を附した例であるが、このやう
は 、動詞の場合に述べ
﹁e﹂の符號を附したのは右の場合である。
ふ一
べ一
き口
にa
わ@
たeって、語尾表記の生じ易い誘因と@一一
ハ
第五表 u において
以上、
ものを牽 げたが、 n第五表口において﹁ X﹂の符號を附 したの は、有
以外の場合である。
勿論、形容詞には、全般に語幹の獅土用法があって、この
の無から
x例の比率が少し高く なって めろ。
具冊的な用例のあるものだけを畢 げた 。その
はすべての形容詞に、語尾が表記きれる可能性があるとも 言 へるの
であるが、ここでは、
ためか、動詞の場合に比して、
ハ葉セ表 u は﹁ a| X﹂の例数を巻別に表示したものである。
一五一二一五一
巻
十 千 千
第
(
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表
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九
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セ
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八
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五
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計
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一
一 :' 一
一
五 一
八
三
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八四 セ 二五
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巻
一 一
合
を
家
共
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X
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集
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一
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巻
表
の
記
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・
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0一二0.一
0
四 0
て編纂
を
さ
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表
か ず 法 典 れ る 記
と
に と に た 表
こつ
も
。 恩金言し特記
ふ膿 ひて異の
一
巻
今跳
、 めぬれる巻藁
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比
様
。
各
を
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切
の
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の 下
と
止むき、の
動、
か や を 偏 詞
グ
l
例の
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の
向
巻 較
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丁寧
。
こ
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巻
五巻
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一一
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14
巻十六、
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13
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22
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グ
比
一
八
三
八
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七
人
士
面
名詞
不
八
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一
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8
20
詞
五
①
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表
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2
6
2
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Ⅰ
一 表
巻 の
0
0
八
Ⅱ
5
17
18
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16
19
計
5
右
き
一
巻コ
る
第
(
一
0
Ⅲ
動
に績
大
セ
五八
巻、および、巻
プと巻セ ・十 ・十一・十二・十三の作者不明歎辞の
十九とは、 ほぼ似通った率で、平均を下廻ってゐる。拳玉以外の恨
% 、注意すべきであらう
名書きの巻に X例の見営らぬことは、営然 のこととは言へ、動詞
形容詞に通ずる鮎に、一
次に、人麻呂歌集所出 敵 についてであるが、次の ハ第九表 u の と
ほ りである。
︵第九表Ⅰ
Xの
O比率
大麻呂歌集のう
やな簡略表記を旨とする特殊様
な式
表の
記場合に
は錬り語尾表記は行はれなかつたであらう前
、
稿と
には
お、
いて
推
宜したところであるが、形容詞の場ムロ側
の
は語
、尾
a表
@記
e
の誘
因のあるものに限られてゐる。このことは、
い前
て稿
述に
べお
た、
あで
る。
xの該嘗例
二管についての疑、
問更
をに強くするもの
なほ、前稿に保留した、筆者・作者の問題にか
ふぅ
れ
。てお
次のハ
第十表口を見て頂きたい。二つa
の.
例b
で
など二つ以上
に該嘗
するものも一例として数へたので第八と
表は
の一
例致
数して
ゐない︶
動
例
五
列
歌
山
私
山
上
37
一一
27
2
工
部
坂
大伴
家持
上
0%
一
04
五・
五
・
/入
08
柿
木
人
(
第
十
麻
表レ
26 2%
工は
小
手
ヤ
一
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■
エ
O
一
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0 ;= 9
0
O
6
Ⅰ
Ⅰ
三 ; 三
五
一.一 : 四
合
の
Ⅰ
0
五
三
セ
0;. 五
O
記
容
一
3一・一一一一一一・
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0
3
031 @, 3一一一
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9 ; 6
5
4
12
15
20
7
46
右
%
一
4]
三
数
%
詞
三合
例歎
%
計
四
の
Ⅰ
集
1814
館 (、
ハ洋
i
土工
へ
つ
㊨
㊨
五九
四・六とを
一一一一
若
-
一
490
一
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-
壬己
口
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。
O
ょ
番
一
一
五・
O
十九。)
四・姉
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5
一
一
Ⅰ
'
「
四・姉
""
一
-
ば 、最高率とは言へ
㈹作者別に見ての異色の存在は、山上憶良である。
憶良の Ⅹ例は、比率だけを言へ
憶良作の
家持の作歌を甲科 と 二群とに分けて調べたのは、
巻
る鎗地 かある。 巻 五の成立とも合はせ考ふべき問題で
るいは、これも隠良の筆録だつたのではないか、とい
麻田陽春の X例 ︵八八四︶がこの部分にあるといふ
つて見られる鮎に特色がある。
名書きの巻である 巻 五の、しかも、後半部、
㈲
の家集的性格を持つて ぬ るので、 乙群 においては家持
持の表記の特色が見られるのではなく、家持作にも家
還道 第三 號 、参照︶
にも同じゃうな傾向が見られるのではないかと豫想し
る 。︵拙稿、大伴家持の用字法、山
ら 、 巻 十九の X例は、家持 側 に三例あるのに、他の作
ないといふ結果であった。これを単なる偶然と考へて
か。 巻 十九会鎧の筆録者が家持と老,へられるだけに、
言 はねばならない。
一方、巻三、四、六、 ハの 四巻が、家持 窩 係の巻で
に
第同次かの編纂に家持が閥保してゐると推定すること
可能である。 家 持がこの四巻の筆録者であるとは、
断言出家ないけれど、この一群においても、家持作と他 の作との
㈲
ハO
ま
間に 、か なり明瞭なⅩ比率の差が見られるといふ事實は、これま
た、革な る偶然と考へてよいかどうか。
し
或るい は、家持が、自作の珂録に嘗 つては、特に慎重に表記し
ようとし た態度の現はれだつたのではあるまいか。少しく、大噌
に過ぎる 推定かも知れないが、後述の私家集における表記のあり
八
家持 ほどに例数が多くないので、偶然的要素も無い と
万 ととも に、なほ考究を要すべきものと思はれる。
大麻呂
は 言へな ぃが 、大伴坂上郎女の十六例︵全部、巻三、四、六、
にある。︶の中、xが三例を敗へ、 巻 三、四、六、ハの率九 ,
老に比し、遥かに高率を示してゐること、また、逆に山部赤人
十一例︵全部巻 三、四、六、八にある︶の中、Xの例皆無であ
こと、この二人の場合が注目される。現行木におけるこの四巻
成立と編纂者を諭する場ムロには、前項と共、
にムロは
せ考ふべき
貫 かと思はれる。
なほ、右以外の作者については、作者ごとの例数が極めて少
資料としては不適営と思はれるので、その他として 一括表示す
に止めた。
㈲和歌集中、その表記様式において 顛著な特徴を示してゐる
は、人麻呂歌集である。また、その表記様式から言って、動詞
場合の二つのⅩ例の存在についての疑問のことも、前 稿 ですで
一
が
る
の
服
う
事
ま
作 家 持
九
だ
と
も
が
る
戒
な
ら
田
あ
こ
と
持 作 土
以
ふ
疑
た
か
よ
い
に し
は か
些
か
は介
、 にのそ
く
る
の
の
に
十
に
て率
考に入れ
ところである。そして、もし、この二例を比
商大論集
報
串
記には、作大
者麻呂の特色はなく、むしろ、番の
一筆
、二
東北史 畢 論集
天理大 畢牽報
東北文畢調査曾
天理大孝人文宰曾
宮内聴書陵部
表記が、人麻作
呂
においても示されてゐるも考
のふ
だべ
と
㎝
(
ょ
P
曾
とは言へないが、ただ、巻末後半の巻
一九
群
にと
の、
み見
自歌集以外の歌集では、何分調
家査
がの
少封
数なので確
、
ハリ
っスフ
横濱國立大里人文紀要
大和古文化
日本文化
横濱市立大睾
横濱國五大挙
天理大睾郷土研究曾
天理大卑おやさと研究所
浄瑠璃評判記集成
未刊浄瑠璃藝論集
近松の研究と資料
大阪府文勢懇話曾
演劇研究曾
演劇研究曾
演劇研究曾
和歌女軍曹
横濱市立大串紀要
、原資料の筆録者︵おそ
福ら
麿︶
くの表記が、この
分部
に
てめるのではないかと忠はれる、因
禧み
贋に
作、
とし
ての
近松浄瑠璃本奥書集成
、一ノ
略商大里団交畢曾
同草稿編集曾
立っかは、今後に残された課題であ
豫定
るの
が紙
、数
6%
︶、二八
で、一先
づ、筆を置くことにする。︵昭三六、記
一
芭蕉連句全集草稿
O
巻九における数値との間に少し開きがあり過ぎ
或るので
和、
歌女軍研究
田漫輻麿
歌集については、十四X
例
例中
無しとい歎
ふ値が
研究
麻 あ
、
のに
研究所
ハ
第
のり
天麻呂作歌に比して低率であるこ
と十
は表
、口通
所
障魔女
一、二群との間
、に
鈴0差が見られぬところから考へて 書陵部紀要
京 祀
部 戸
嬰 商
蓼 科
大 大
卑 留
大
坂
樟
蔭
六
子
た
も
巻 だ
こ
の 表
る
れ は
で
ぅ
ら
六
残
る
、人麻呂作歌の四十六例につい
ばて
、言
こへ
れと比す
較べ
た
で へ ふ
あ
て れ
か
れな人で者の
き録 こき、
巻
る
味はさい
き
にた 以
意 例
た役 や止