東村山市民スポーツセンター 指定管理者 公募要項 平成28年6月

東村山市民スポーツセンター
指定管理者 公募要項
平成28年6月
東村山市教育委員会
目
次
≪東村山市民スポーツセンター指定管理者公募要項≫
第1 公募概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(1)目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(2)対象施設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(3)指定期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(4)業務内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
第2 指定管理料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(1)指定管理料の算出方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(2)施設運営収入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(3)自主事業収入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(4)維持管理運営費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(5)自主事業に伴う施設使用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
※別表1 指定管理者の収入と支出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(6)経費の支払い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(7)管理口座・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(8)リスク分担についての考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
※別表2 リスク分担に対する基本的な考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
第3 実施形式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
第4 参加資格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
第5 応募方法及び参加資格の審査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(1)プロポーザルの募集方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(2)参加資格の審査への申込方法等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(3)参加資格審査結果通知発送日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
第6 設計図書の閲覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(1)閲覧期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(2)閲覧場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(3)閲覧時間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
1
(4)予約・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
第7 現地説明会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(1)開催日時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(2)開催場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(3)参加人数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(4)申込方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
第8 質疑応答・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(1)質問方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(2)提出期限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(3)回答方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
第9 応募書類の作成及び提出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(1)提出期限等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
(2)提出書類・必要部数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
第 10 審査方法及び審査基準・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(1) 第1次審査(書類審査)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(2) 第2次審査(プレゼンテーション審査)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
(3) 審査項目及び配点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
第 11 協定書締結までの流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
第 12 日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
第 13 参加の辞退・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
第 14 情報公開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
第 15 その他留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
第 16 協定に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
(1) 協定の締結 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
(2) 協定の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
第 17 モニタリングに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
(1) 事業報告書の提出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
(2) モニタリングの実施 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
第 18 準備業務・引継業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
第 19 留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
2
(1) 個人情報保護に関して特に留意すべき事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
(2) 情報公開の実施について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
(3) 施設において発生した事故への対応に関して特に留意すべき事項・・・・・・・・・・・24
(4) 課税に対する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
(5) 利用の継続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
(6) 人権保護への取組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
第 20 その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
(1) 事業の継続が困難となった場合の措置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
(2) 指定候補者の変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
(3) 指定取消及び管理業務の停止・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
(4) 協定書の解釈に疑義が生じた場合等の措置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
第 21 担当部署 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
3
第1 公募概要
(1)目
的
公の施設の管理者については、公共的団体等に限定されていた
が、平成15年6月の地方自治法の一部改正により、指定管理者制
度が導入された。これは、多様化する市民ニーズにより効果的かつ
効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の活力ある能力を活
用しつつ、最少経費で最大の効果を挙げ、市民サービスの向上等を
図ろうとするものである。
東村山市教育委員会(以下、
「委員会」という。
)では、指定管理
者制度を通じて、民間の活力を活用することで、簡素で効率的な組
織を実現し、効率性と市民サービスの向上を図り、行政コストに対
して最も価値あるサービスを市民に提供し、市民と民間で「公」を
共に創っていくことを目指している。このため、東村山市民スポー
ツセンターの管理にあたり、引続き指定管理者制度を導入すること
とし、活力ある能力を有する事業者を広く公募し、管理運営につい
て創意工夫ある提案を募集するものである。
(2)対象施設
東村山市民スポーツセンター(※屋内プールを含む(以下、
「市民ス
ポーツセンター」という。
)
)
住所:東京都東村山市久米川町三丁目30番地5
(3)指定期間
平成29年4月1日~平成34年3月31日(5カ年)
(4)業務内容
①施設の運営に関して行わなければならない業務
・東村山市民スポーツセンター条例に規定されている事業の実施に関する業務
・施設等の利用調整、受付、案内業務
・利用者支援業務
・用具等貸出業務
・広報業務
4
・広告業務
・市民スポーツセンターにおけるスポーツ推進事業の促進、支援に関する業務
・関係機関及び地域との連携に関する業務
②施設の維持管理に関して行わなければならない業務
・建築物保守管理業務
・設備機器管理業務
・清掃業務
・備品管理業務
・保安警備業務
・外構植栽管理業務
・環境衛生管理業務
・廃棄物処理業務
③自主事業として行うことの可能な事業例
自主事業とは①、
②以外に指定管理者が行うことが可能な事業のことである。
なお、自主事業に関し、飲食及び物販事業等を行う場合は、設置の際に委員会
と協議すること。
(以下、事業例)
・スポーツ教室
・飲食事業
・物販事業(スポーツ用具の販売等)
・その他目的外使用に伴う収入(自動販売機事業)
※平成29年度以降についても、従前より設置を許可している公益社団法
人東村山市体育協会に継続して自動販売機の設置(10台分)を認めて
いく方針である。
・委員会の認めた改修工事
・その他、指定管理者が自主的に行う事業
④その他業務
・事業計画書の作成
・事業報告書の作成
・モニタリング
・委員会が実施する業務への協力
5
・その他指定管理者が必要と認める業務
⑤関係法令等の遵守
業務の遂行にあたっては、関係諸法令を遵守すること。
なお、指定期間中にこれらの法令等に改正があった場合は施行された内容とす
る。
⑥職員配置
市民スポーツセンターの開館時間中は1名の責任者を常駐させること。
第2 指定管理料
上限額
年額 165,602,000円(税込み)
※ 消費税については8%で計算を行っている。
なお、参考見積書の金額が、本上限額を超過した場合は失格とする。
(1)指定管理料の算出方法
施設の維持管理・運営に要する費用(一般管理費含む)から施設運営収入を減じ
た額を指定管理料として提案すること。
なお、指定管理料については応募時の提案額に基づき、会計年度(4月1日から
翌年3月31日)ごとに予算の範囲内で委員会と指定管理者が協議し、決するもの
とする。
指定管理料(Ⅰ)=維持管理運営費用(一般管理費含む)
(Ⅳ)-施設運営収入(Ⅱ)
※ 詳細は、別表1「指定管理者の収入と支出」参照
(2)施設運営収入
ア 利用料金収入
本業務では利用料金制を導入しているため、指定管理者は利用者(指定管理者
を含む)が支払う利用料金を自らの収入とすることができる。利用料金は、委員
会が条例で定める額を上限として、指定管理者が委員会の承認を得て、定めるこ
とができる。
イ 広告業務収入
6
(3)自主事業収入
指定管理者が自らの提案により実施する事業に伴う収入をいう。
(以下、事業例)
ア スポーツ教室事業収入
イ 飲食事業収入
ウ 物販事業収入
エ その他、目的外使用に伴う収入(自動販売機事業等)
(4)維持管理運営費用
指定管理者が行わなければならない維持管理・運営業務に伴う、指定管理の人
件費、施設の修繕費、指定管理が整備しなければならない備品費、光熱水費、保
険料、警備業務や清掃業務等を外部委託した場合の委託費及び、その他経費が含
まれる。
(5)自主事業に伴う施設使用
自主事業に伴う施設の使用については、指定管理者として事業を実施する前に
委員会と別途協議すること。
別表1 指定管理者の収入と支出
収入 施設の
運営に
関して
指定管
理者が
行わな
ければ
ならな
い業務
自主事
業とし
て行う
ことの
可能な
業務
(Ⅰ)指定管理料 ・指定管理料
(Ⅱ)施設運営収 ア 利用料金収入
入
イ 広告業務収入
(Ⅲ)自主事業収 ア スポーツ教室事業収入
入
イ 飲食事業収入(喫茶コーナー等)
ウ 物販事業収入(スポーツ用具の販売等)
エ その他目的外使用に伴う収入(自動販売機事業等)
7
支出 施設の
運営に
関して
指定管
理者が
行わな
ければ
ならな
い業務
自主事
業とし
て行う
ことが
可能な
業務
(Ⅳ)維持管理運 ・人件費
営費用
・修繕費
・備品費
・利用料金(スポーツ教室事業で、指定管理者が使用する
場合)
・光熱水費
・保険料
・委託料(警備業務や清掃業務等を外部委託した場合)
・公租公課
・一般管理費
・その他経費等
(Ⅴ)自主事業に ・その他経費等
係る費用
(6)経費の支払い
指定管理料は、毎年度(4月1日から翌年3月31日まで)業務が開始するま
でに、委員会と指定管理者で事業条件等を協議の上、決定する。なお、支払時期
や方法は協定にて別途定める。
(7)管理口座
会計処理の透明性の確保の観点から、指定管理者が当該施設の管理運営のため
に使用する預金口座については、1口座を原則とする。
(8)リスク分担についての考え方
委員会が想定する主なリスクの分担方針は、別表2のとおりである。これらは
帰責事由の所在が不明確になりやすいリスクについて、その基本的な考え方を示
したものである。
これ以外のリスクに関する対応については、別表2の考え方に準じて、別途協
議するものとする。
8
別表2 リスク分担に関する基本的な考え方
種類
リスクの内容
負担者
委員会
物価変動
資金調達
指定管理者
収支計画に多大な影響を与えるもの
分担(協議)
○
それ以外のもの
○
資金調達不能による管理運営の中断等
○
金利上昇等による資金調達費用の増加
○
法令等の変更
管理運営に直接影響する法令等の変更
○
税制改正
消費税(地方消費税含む)率の改定
○
法人税、法人住民税率の改定
許認可等
○
事業所税率の改定
○
それ以外で管理運営に影響するもの
○
東村山市教育委員会が取得すべき許認可等
が取得、更新されないもの
○
指定管理者が取得すべき許認可等が取得、更
新されないもの
管理運営内容の変更
市の政策による期間中の変更
○
○
指定管理者の発案による期間中の変更
○
市議会議決
指定の議決が得られないことによる管理運
営開始の延期
需要変動
大規模な外的要因による場合
○
○
それ以外の場合
管理運営の中断・中止
○
委員会に帰責事由があるもの
○
指定管理者に帰責事由があるもの
○
それ以外の場合
施設損傷
施設利用者への損害賠
償
○
指定管理者に帰責事由があるもの
○
補修にかかる費用が1件当たり50万円を
超えない場合
○
指定管理者が設置した設備、備品等
○
上記以外の場合
○
委員会に帰責事由があるもの
○
指定管理者に帰責事由があるもの
○
それ以外の場合
○
公募要項等
公募要項等の瑕疵、不備に基づくもの
○
不可抗力 ※1
不可抗力による施設・設備の復旧費用
○
不可抗力による管理運営の中断
○
性能不適合
協定により定めた要求水準に不適合
○
施設の利用不能等によ
る利用料金収入の減少
指定管理者の責に帰すべき事由による場合
○
それ以外の場合
○
9
減免による利用料金収
入の減少
第三者への損害
減免利用者が大幅に増加した場合や、減免対
象者が拡大された場合
○
それ以外の場合(実績をもとに減免額を見込
む)
○
指定管理者の責に帰すべき事由により周辺
住民等に損害を与えた場合(不適切な運営管
理による騒音、振動等の苦情等)
○
それ以外の場合
○
備考
※1 不可抗力
暴風、豪雨、洪水、津波、地震、地滑り、落盤、火災、戦乱、内乱、テロリズム、侵略、暴動、ストライキ等をいう。
第3 実施形式
公募型プロポーザル方式
指定管理者の公募及び選定は、
「東村山市民スポーツセンター条例」及び「東村山市
指定管理者制度検討会報告書『制度導入に関する基本的な考え方』
」に基づき公募を行
い、委員会が設置する「東村山市民スポーツセンター指定管理者選定委員会(以下、
選定委員会」という。
)
」において、指定候補者及び次点候補者を選定する。
第4 参加資格(公募条件又は指名基準)
プロポーザル方式に参加できる者は、次に掲げる条件をすべて満たしていること。
① 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定
に該当しないこと。
② 東村山市から現に指名停止又は入札参加排除措置を受けている者でないこと。
③ 経営不振の状態(会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項
の規定に基づき更生手続開始の申立てをしたとき、民事再生法(平成11年
法律第225号)第21条第1項の規定に基づき再生手続開始の申立てをし
たとき等をいう。
)にないこと。
④ 法人の場合には、法人税、法人市民税、消費税及び地方消費税、固定資産税
法人市民税(東村山市に対して納税義務がある法人・団体)で税を滞納して
いないこと。また、労働保険料を滞納していないこと。
10
⑤ 指定管理者の責に帰すべき事由により、2年以内に指定の取消を受けていな
い団体であること。
⑥ 選定委員が応募しようとする団体の経営又は運営に直接関与していないこと。
⑦ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第
7号第2条第2号に規定する暴力団をいう。
)又はその構成員の統制下にある
団体でないこと。
⑧ 2年以内に労働基準監督署から是正勧告を受けていないこと。
(仮に受けて
いる場合には、必要な措置の実施について労働基準監督署に報告済みである
こと。
)
⑨ 本施設を指定期間にわたり、安定的に管理することが可能なノウハウ、実施
体制、また管理運営に不可欠な資格等や経営基盤が確保されていること。
⑩ 現在、役員に破産者又は禁固刑以上の刑に処されているものがいないこと。
⑪ 市長又は東村山市議会議員が無限責任社員、取締役、執行役若しくは監査役
若しくはこれらに準ずべき者、支配人及び精算人となっている団体でないこ
と。
第5 応募方法及び参加資格の審査
プロポーザルに応募する事業者は、参加申込書を提出し、参加資格の有無につい
て審査を受けなければならない。
(1)プロポーザルの募集方法
平成28年6月15日(水)から、東村山市民スポーツセンター及び市ホーム
ページにて応募様式を公表する。
(2)参加資格の審査への申込方法等
①
提出期限:平成28年7月1日(金)消印有効
(持参の場合は土・日曜日、祝日を除く、9時から17時まで)
②
提出方法:持参又は郵送
③
提出書類:参加申込書(別紙1)
誓約書(別紙2)
1部
1部
※共同企業体を設立予定の場合の書類について
11
共同事業体の形態をとる場合には、代表団体を決め、代表団体が参加申込書
を提出すること。誓約書については構成団体ごとに作成すること。また、以下
の2点の書類を添付し提出すること。
・共同事業体の結成に関する申請書(別紙3)※両面印刷
・共同事業体連絡先一覧(別紙4)
(3)参加資格審査結果通知発送日
平成28年7月6日(水)発送予定
第6 設計図書の閲覧
設計図書の閲覧(施設図面等)については、次のとおりとする。
(1)閲覧期間
平成28年6月15日(水)~平成28年7月1日(金)
10時から16時まで(※土・日曜日、祝日及び12時から13時を除く)
(2)閲覧場所
東村山市民スポーツセンター
(3)閲覧時間
1団体につき2時間以内とする。
(4)予約
閲覧を希望する者は、東村山市教育委員会教育部市民スポーツ課まで電話、
またはEメールにて申し込むこと。
第7 施設見学会(個別実施)
(1) 開催日時
※以下の日時のうち 1 時間程度を予定。なお、施設見学会内での質問は受け付
けない。
平成28年6月30日(木)13時~16時
12
平成28年7月 1日(金)9時~16時
(2)開催場所
東村山市民スポーツセンター
(3)参加人数
各団体5名以内とする。共同事業体については構成団体で1団体とみなす。
施設見学会当日、社員(職員)であることを証明する書類(名刺など)を確認
する。
(4)申込方法
平成28年6月24日(金)17時までに施設見学会参加申込書(別紙5)
を記入の上、東村山市教育委員会教育部市民スポーツ課までEメールにて提出
すること。
第8 質疑応答
公募要項等の内容に関する質問方法及び回答については,次のとおりとする。
(1)質問方法
公募要項等の内容に関する質問書(別紙6)を東村山市教育委員会教育部市
民スポーツ課までEメールにて提出すること。
(2)提出期限
平成28年7月5日(火)17時まで
(3)回答方法
平成28年7月12日(火)に市ホームページに掲載を予定
第9 応募書類の作成及び提出
参加資格を有すると審査を受けた事業者は、次に定めるところにより応募書類を提
出することができる。
13
(1)提出期限等
① 提出期限:平成28年7月21日(木) 17時まで
(土・日曜日、祝日及び12時から13時を除く、9時から17時まで)
② 提出場所:東村山市教育部市民スポーツ課 市民スポーツセンター内
③ 提出方法:持参のみとする
※提出は上記の方法に限り、郵送・FAX等による提出は受理しない。
(2) 提出書類・必要部数
ア 指定申請書及び事業者に関する書類:原本1部、副本16部
・東村山市民スポーツセンター指定管理者指定申請書
(東村山市民スポーツセンター条例施行規則第1号様式)
【事業者に関する書類】
① 参加資格審査通知書
② 定款又はこれらに類するもの
③ 申請書を提出する日の属する事業年度の事業計画書
④ スポーツセンター又はこれに類する施設の管理運営に関する事業実績を
記載した書類
⑤ 平成24・25・26事業年度の賃借対照表及び損益計算書又はこれらに
類するもの
⑥ 団体の組織、沿革その他事業概要を記載した書類(別紙7)
⑦ 申請団体役員名簿(別紙8)
⑧ 前事業年度及びその前の年度の事業報告書
⑨ 納税証明書等(法人の場合)
直近3カ年の税務署の発行の法人税及び消費税の納税証明書(
「その1」
)
、
区市町村の発行する固定資産税、法人市民税の証明書
⑩ 法人税及び法人市民税の課税対象となる収益事業等を実施していないこ
との宣誓書(別紙9)
⑪ 労働保険料の納付証明書(労働局又は労働基準監督署による証明書)
⑫ 団体の現在の組織、人事体制を示す人事労務関係の書類(就業規則、給与
規定等)
14
※共同企業体の形態をとる場合の応募書類について
共同事業体の形態をとる場合には、代表団体を決め、代表団体が応募
書類を提出すること。
なお、応募書類の内、②~⑫の各書類については、構成団体すべてに
ついての書類を提出すること。
※その他、必要に応じて、書類の提出を求める場合がある。
イ 提案書(別紙10~25)※任意様式可:原本1部、副本16部
「提案内容と指定管理者選定の評価基準」を参照し、提案書を作成すること。
総計150頁以内、
任意様式可。
提案書の紙質等については特に指定しないが、
A4縦の両面印刷で、左端2箇所に穴をあけたものをファイル等に入れて提出す
ること。
第10 審査方法及び審査基準
東村山市民スポーツセンター指定管理者選定委員会(以下、
「選定委員会」とす
る。
)で審査を行い、その結果に基づき、選定委員会が指定管理候補者及び次点候補
者を選定する。
なお、応募団体が1団体のみの場合であっても、選定委員会の定める最低基準に
満たない場合は選定されず、再度公募を行うこととなる。また、次点候補者となる
ためにも最低基準を満たすことが必要である。
選定委員会は、東村山市スポーツ推進審議会、東村山市スポーツ科学委員会より
それぞれ1名、財務に関する見識を有する者、副市長、東村山市教育委員会教育長、
教育部長、教育部次長1名、健康福祉部次長、経営政策部次長1名、公募による一
般市民2名以内で構成される。
プロポーザルの審査は、次のとおりとする。
(1)第1次審査(書類審査)
提出された企画提案書等を、審査項目及び配点に基づき審査し、上位4事業者
までを第2次審査の対象とする。
① 審査実施日
15
平成28年8月8日(月)
② 審査結果の通知
平成28年8月10日(水)発送予定。なお、共同事業体により応募し
た場合は、共同事業体の代表団体に送付する。
(2)第2次審査(プレゼンテーション審査)
第1次審査により選考された者に対し、企画提案についてのプレゼンテーショ
ンを実施し、審査項目及び配点に基づき再評価し、最高得点を挙げた事業者を指
定候補者として選出するとともに、次点候補者を決定する。ただし、複数の事業
者が同得点の場合は、選定委員会の総合的な審査により選定する。
①
第2次審査実施日
平成28年8月18日(木)
②
プレゼンテーションの内容
応募書類の内容審査及びプロポーザルの内容に基づく、プレゼンテーシ
ョンを行うこと。
プレゼンテーション(機器のセッティング含む)は発表時間20分、質
疑応答時間20分とする。
プロジェクター、スクリーン及びパーソナルコンピュータは委員会が準
備したものを使用することができる。委員会が準備するパソコンの OS は
Windows7 で、使用できるアプリケーションについては Office Standard
2010(Word,Excel,PowerPoint)である。
プレゼンテーションにて使用する資料は、ウイルスチェックを事前に行
ったUSBメモリを持参すること。CD-RまたはCD-R/W、DVD
-RやDVD-R/Wの使用はできない。
パソコンを持参し使用することも可能であるが、VGA 接続端子を有する
ノートパソコンのみの使用に限られる。
③
説明者
代表者又は応募団体所属の正社員合わせて3名までとする。当日に正社
員である証明書(顔写真が添付されているもの)の確認を行う。また、所
長(運営責任者)予定者の参加が望ましい。
16
④
第2次審査結果の通知
平成28年10月6日(木)発送予定
(3)審査項目及び配点
第1次審査、第2次審査の審査項目及び配点は次の通りである。
応募にあたっては、
「東村山市民スポーツセンター 業務の基準」
を踏まえて、
次の事項についての提案を求める。なお、客観的に数値で提案できる施設利用
者1人あたりの管理運営経費や財務関連の数値等、各種具体的な指標及びその
値があれば併せて提案すること。
なお、評価は次の合計130点及び減点事項の0~-10点をもって実施す
る。
①
安定的な経営姿勢・運営実施体制について 10点(別紙10)
ア 本市の社会体育行政課題及び施策を踏まえた当該施設管理の基本方針につ
いて、示すこと。
イ 基本方針を踏まえた当該施設分野等の目標及び実施策を示すこと。
ウ 天災等の発生時も安定的な施設の管理運営を行うことが可能な経営体制、
経営体力、適切な経営の情報開示(透明性)
、スポーツ施設の管理運営実績
を示すこと。
②
施設の平等・公平な利用の確保について 10点(別紙11)
誰もが平等且つ公平に利用できる仕組みづくりと配慮について具体的な例を
挙げて方向性を示すこと。
③
コンプライアンスについて 10点(別紙12)
指定管理者として要求される個人情報保護、情報公開、行政手続等の法令の遵
守体制について示すこと。
④
施設効用の最大限発揮について 20点(別紙13)
ア 利用者の利便性向上のための新たな取り組みを実践、実行する体制を示す
17
こと。
イ 実現可能な広報、利用促進策について示すこと。
ウ スポーツ教室等の自主事業計画について示すこと。
エ 既存の貸切、個人利用者に対しての支援策を示すこと。
オ 具体的な自主事業計画について示すこと。
カ 安全かつ効率的に業務を履行できる体制について示すこと。
⑤
管理運営経費について 20点(別紙14)
ア 指定管理料等コスト計画において中長期計画や実施、改善計画について具
体的に示すこと。
イ 事業収支計画の根拠資料等、詳細を明確に示すこと。
ウ 業務委託内容及び金額、事業者選定方法の計画について示すこと。
⑥
施設管理について 10点(別紙15)
ア 施設の点検及び修繕計画、その予算と清掃、外構植栽の管理や地球温暖化
対策等について示すこと。
イ 安全・安心に利用できるような通常時、緊急時等の救急体制について示す
こと。
ウ 緊急時に即応した事業体全体の危機管理組織体制(補償体制等)について
示すこと。
⑦
地域との協力について 10点(別紙16)
ア 地域におけるスポーツ推進事業の取り組みについて示すこと。
イ スポーツを通じた地域貢献に対する取り組みについて示すこと。
⑧
モニタリングについて 10点(別紙17)
事業の評価を実施するとともに、PCDAマネジメント等の事業改善策につい
て示すこと。
⑨
市・委員会との連携について
10点 (別紙18)
18
市・委員会との連携についての考え方を示すこと。
⑩
施設整備等要望について 10点(別紙19)
ア 当施設の整備についての改修要望箇所の優先度を、理由を記載した上、3
段階評価(A・B・C)で示すこと。また改修を行うことによる財政効果
を具体的に示すこと。
イ 指定管理料の低減に繋がる施設整備等の具体的な提案を想定効果額、内容
を含めて示すこと。
上記ア、イについて、指定管理料等収支計算の積算にあたっては、この提案にか
かるコストを含めないこと。委員会は、本提案をもって、整備等の実施を担保し
ない。
⑪
特記内容について
10点(別紙20)
その他特記すべき内容の提案
⑫ 減点事項
0~-10点
公共施設の指定管理運営上、当市になじまない事項、またはふさわしくない事
項が存在する
第11 協定書締結までの流れ
委員会は、指定管理候補者との協議を踏まえ、指定候補者として仮協定書の締結を
行う。その後、東村山市議会の議決を経て、指定管理者として正式に指定を行った後
に、本協定書の締結を行っていく。
第12 日程
公募要項の配布
平成28年6月15日(水)から
施設見学会申込締切
平成28年6月24日(金)17時まで
設計図書の閲覧
平成28年7月 1日(金)16時まで
参加資格審査申込提出期限
平成28年7月 1日(金)消印有効
施設見学会
平成28年6月30日(木)13時~16時
19
平成28年7月 1日(金)9時~16時
質問受付締切
平成28年7月 5日(火)17時まで
参加審査結果通知
平成28年7月 6日(水)発送予定
質問回答
平成28年7月12日(火)
応募書類等受付締切
平成28年7月21日(木)17時まで
第1次審査実施日
平成28年8月 8日(月)
第1次審査結果通知
平成28年8月10日(水)
第2次審査実施日
平成28年8月18日(木)
第2次審査結果通知
平成28年10月6日(木)発送予定
仮協定書の締結
平成28年11月上旬(予定)
指定管理者の指定
平成28年12月上旬(予定)
本協定書の締結
平成28年2月(予定)
指定期間
平成29年4月1日~平成34年3月31日
第13 参加の辞退
本件の参加申込後、参加を辞退する場合は、速やかに事務局に電話連絡のうえ、社名
(社印の押印)
、代表者名(代表印の押印)
、担当者名を明記した参加辞退届(別紙26)
を事務局に持参、又は郵送すること。
第14 情報公開
提出された企画提案書等の書類は、法人・個人の著作物であっても「東村山市情報公
開条例」に基づき情報公開の対象となる。情報公開請求があった場合は、同条例第 6 条
各号に定める非公開情報(個人情報や、公開すると法人等の正当な利益を害するおそれ
がある情報など)が記載されている部分を除き、原則公開となる。
なお、本選定の指定候補者特定前において、決定に影響が出るおそれがある情報につ
いては決定後の公開とする。
※ 著作権法第 42 条の 2(行政機関情報公開法等による開示のための利用)により、
市が情報公開条例に基づく公開に用いる目的であれば、著作物の利用が認められて
いる。
※ 未公表の著作物(市と契約締結した事業者の企画提案書は除く)について著作者
20
から公開に同意しない旨の申出があった時は、情報公開請求があっても原則非公開
となる。
第15 その他留意事項
① 提出期限以降における書類の差し替え及び再提出は認めない。
② 提出された書類等については、理由の如何にかかわらず返却しない。
③ 次に掲げるいずれかに該当する場合、その提案を失格とする。
ア 提案書の提出先、提出場所、提出期日、必要書類、書類内容が公募要項に
示された要件に適合しないもの
イ 提案書等提出期限後に参考見積書内の金額に訂正を行ったもの
ウ 参考見積書の金額が、上限額を超過したもの
エ 2次審査対象者については、2次審査に出席しなかったもの
※但し、選定委員会が認めた場合はこの限りでない。
④ 提出書類に虚偽の記載をした場合は、その提案を失格とするとともに、指名停止
措置を行うことがある。
⑤ 選定委員会に対し、本件提案についての接触を禁ずる。接触の事実が認められた
場合は失格とする場合がある。
⑥ 応募は一団体につき、一案とする。複数の応募はできない。また、一つの団体が
複数の共同事業体に参加することも認めない。
⑦ 共同事業体で応募する場合、構成員の変更を認めない。
⑧ 応募にあたって、応募団体(共同事業体については構成団体)の社員(職員)以
外が現地説明会への出席、事業計画書等の提出書類の作成、第2次審査への出席
を禁ずる。
⑨ 書類の作成、提出及びその説明に係る費用は、提出者の負担とする。
⑩ プレゼンテーションにて口頭で提案したことについては協定内容に含むものとす
る。
⑪ 本選定は指定候補者を選定するものであり、協定の締結を担保するものではない。
第16 協定に関する事項
(1)協定の締結
21
優秀提案者の選定結果をもとに、委員会は、指定候補者と細目協議を行い、協
定成立後、指定候補者として仮協定を締結する。その後、市議会の議決により指
定管理者として指定し、正式に協定を締結する。又、毎年度、指定管理料の金額
等に関する年度協定書を締結する。
なお、選定委員会で指定管理者として選定された団体が、市議会の議決を経る
までの間に、指定管理者に指定することが著しく不適当と認められる事情が生じ
た場合は、指定しないことがある。
又、指定管理者が、指定管理期間開始日までの協議の過程において指定管理業
務の実施が困難であることが明らかになった場合や協議が成立しない場合も、同
様となる。
そのような場合、次点候補者と協議を行い、次点候補者を指定管理者の候補団
体として市議会に議案を提出する。
又、指定候補者を指定管理者の候補団体として市議会に議案を提出した結果、
議決が得られなかった場合にも、次点候補者を指定管理者の候補団体として市議
会に議案を提出することがある。
(2)協定の内容
ア 管理運営業務の範囲及び内容
イ 法令の遵守
ウ 管理運営業務実施上の規定(第三者への再委託、緊急時の対応、施設の保全、
改修等)
エ 管理運営費用に関する事項(口座管理、指定管理料支払い方法の原則、光熱水
費支払い方法の原則等)
オ 管理運営業務実施状況の確認方法及び確認事項
カ 施設の維持保全及び管理に関する事項
キ 施設内の物品等の所有権の帰属に関する事項
ク 債権債務の譲渡等の禁止に関する事項
ケ 管理運営業務に関し保有する個人情報の保護に関する事項
コ 指定管理満了に関する事項
サ 指定の取消及び管理業務の停止に関する事項
22
シ 協定内容の変更に関する事項
ス その他必要な事項
第17 モニタリングに関する事項
(1)事業報告書の提出
指定管理者は事業報告書(月次、四半期、年間)を作成し、委員会に提出する
こと書式については、委員会と指定管理者で協議の上、定めるものとする。
(2)モニタリングの実施
指定管理者は、定期的に施設利用者から意見や満足度等を聴取し、利用者モニ
タリングを実施することとする。なお、結果は、委員会へ書面をもって報告する
こと。
又、指定管理者の業務の遂行状況等を確認するため、委員会は、必要と認めた
ときにモニタリングを行う。
ア 指定管理者によるモニタリング
指定管理者は利用者モニタリングの結果及び利用者実績の分析により、施設管
理実績のモニタリングを行い、委員会に提出する。なお、実施時期や項目及び書
式は、委員会と指定管理者で協議の上、定めるものとする。
イ 委員会によるモニタリング
事業報告書の検査により、指定管理者が業務の基準を満たしていないことが明
らかになった場合には、委員会は指定管理者に対して業務の改善勧告を行う。
ウ 管理運営に対するモニタリングの実施
東村山市では、客観的な視点からのモニタリングを受けることで、指定管理者
が自ら必要な業務改善を行い、サービスの質の向上等を図ることを目的として、
管理運営に対するモニタリングの受審を指定管理者に課している。
市民スポーツセンターの管理運営に関するモニタリングは、市が定めた評価基
準に基づき、モニタリングを受けることとし、これらは結果を公表するものとす
る。
23
第18 準備業務・引継業務
指定管理期間の開始前までに、準備業務として、①事業計画書作成業務、②委員会
との連携・調整業務を行い、円滑かつ支障なく本施設の管理運営業務を遂行できるよ
う引継を行うこと。詳細については、指定候補者に提示するものとする。
第19 留意事項
(1)個人情報保護に関して特に留意すべき事項
「東村山市個人情報保護に関する条例」に基づき、指定管理者は管理業務を適
正に行う必要がある。具体的には以下の事項を行い、個人情報の取り扱いについ
ては特に留意すること。
ア 指定管理者は個人情報保護に関する必要な研修を受講しなければならない。
イ 指定管理者は、従事者に対して必要な研修を行わなければならない。
(2)情報公開の実施について
指定管理者が管理業務を実施するにあたり、委員会に準じた情報公開の対応を
行うこと。
「東村山市情報公開条例」を遵守し、適切に対応を図ること。
(3)施設において発生した事故への対応に関して特に留意すべき事項
指定管理者は、施設において発生した事故への損害賠償等の対応に関して以下
のとおり義務を負うこととする。
ア 指定管理者の責に帰すべき事由により、委員会又は第三者に損害を与えた場
合には、指定管理者においてその損害を賠償しなければならない。
イ 施設において事故が発生した場合に備えて、指定管理者はあらかじめ事故対
応マニュアルを定めるとともに、事故発生時には直ちにその旨を委員会へ報
告すること。
ウ 指定管理者は、損害保険会社により提供されている施設賠償責任保険(指定
管理者特約条項付)に加入し、当該保険からの保険金により損害賠償責任に
対応することとする。保険金額は対人賠償1名、対物賠償1事故につき、そ
れぞれ1億円以上とする。
24
(4)課税に対する留意事項
指定管理者は法人に係る市民税等の納税義務者となる可能性があるので、東村
山市市民部課税課、所轄の税務署等、関係官庁に照会を行うこと。
(5)利用の継続
業務の開始にあたっては、現に東村山市民スポーツセンターを利用している利
用者の継続利用を妨げないこと。
(6)人権擁護への取り組み
指定管理者は従事者への人権啓発研修等の実施に努め、人権擁護への取り組み
を進めること。
第20 その他
(1)事業の継続が困難となった場合の措置
ア 指定管理者の責に帰すべき事由による場合
委員会が行う業務の改善勧告に従わない場合等、指定管理者の責に帰すべき
事由により、事業の継続が困難になった場合は、委員会は指定の取消を行うこ
とがある。その場合は、委員会に生じた損害は指定管理者が賠償するものとす
る。
イ 指定管理者の責に帰することができない事由による場合
不可抗力等、委員会及び指定管理者双方の責に帰することのできない事由に
より、業務の継続が困難になった場合、事業継続の可否について協議するもの
とする。
一定期間内に協議が整わない場合には、それぞれ、事前に書面で通知するこ
とにより協定を解除することができる。
ウ 次点候補者について
指定管理者に指定された団体が辞退した場合においては、次点候補者が繰り
上がり、指定候補者なる。なお、次点候補者の地位は、指定管理者の管理が開
始すると同時に消滅する。
25
(2)指定候補者の変更
委員会は、指定候補者が市議会の議決を経るまでの間に、指定管理者に指定する
ことが著しく不適当と認められる事情が生じた時は、指定しないことがある。
又、指定候補者が、指定管理期間開始日までの協議の過程において指定管理業務
の実施が困難であることが明らかになった場合や協議が設立しない場合も同様とな
る。そのような場合、次点候補者と協議を行い、次点候補者を指定管理者の候補団
体として市議会に議案を提出する。
又、指定候補者を指定管理者の候補団体として市議会に議案を提出した結果、議
決が得られなかった場合にも、次点候補者を指定管理者の候補団体として市議会に
議案を提出することがある。
なお、市議会の議決が得られなかった場合においても、当該施設に係る業務及び
管理の準備のために支出した費用については、一切補償しない。
(3)指定取消及び管理業務の停止
指定管理者が行う施設の管理の適正を期すために本市が行う指示に従わないとき、
その他指定管理者による管理を継続することが適当でないと認められるときは、地
方自治法第244条の2第11項の規定に基づき、指定管理者の指定を取り消し、
又は期間を定めて管理業務の全部又は一部の停止を命ずることがある。
指定取消又は管理業務の停止を行う必要がある場合の例としては、以下のとおり
である。
ア 東村山市民スポーツセンター条例又は協定の規定に違反したとき
イ 地方自治法第244条の2第10項の規定に基づく報告の要求又は調査に対
して、これに応じず又は虚偽の報告を行い、若しくは調査を妨げたとき
ウ 地方自治法第244条の2第10項の規定に基づく指示に従わないとき
エ 当該施設の指定管理者公募要項に定める資格要件を失ったとき
オ 申し込みの際に提出した書類の内容に虚偽があることが判明したとき
カ 指定管理者の経営状況の悪化等により管理業務を継続することが不可能又は
著しく困難になったと判断されるとき
キ 指定管理者の指定管理業務に直接関わらない法令違反等により、当該団体に
管理業務を継続させることが、社会通念上著しく不適当と判断されるとき
26
ク 指定管理者の責に帰すべき事由により管理業務が行われないとき
ケ 不可抗力(暴風、豪雨、洪水、津波、地震、地滑り、落盤、火災、戦乱、内
乱、テロリズム、侵略、暴動、ストライキ等の委員会又は指定管理者の責に
帰することの出来ない自然的又は人為的な現象をいう。
)
により管理業務の継
続が著しく困難になったと判断されるとき
コ 指定管理者から、指定の取消又は管理業務の全部又は一部の停止を求める書
面による申し出があった場合
サ 当該施設が、公の施設として廃止されることとなったとき
シ その他、委員会が当該指定管理者による管理を継続させることが適当でない
と認める場合
なお、指定管理者の責に帰すべき事由により指定取消又は管理業務の停止を行
った場合には、指定管理料の減額又は既に支出した指定管理料の返還、又は委員
会に損害が発生した場合の損害賠償の支払い等を求める場合がある。
(4)協定書の解釈に疑義が生じた場合等の措置
協定書の解釈に疑義が生じた場合又は、協定書に定めのない事項が生じた場合に
ついては、委員会と指定管理者は誠意を持って協議するものとする。
第21 担当部署
東村山市教育部市民スポーツ課
東村山市久米川町3丁目30番地5
電 話 042-393-9285(直通)
FAX 042-397-4544
メール [email protected]
27