平成 28 年度 実用化シーズ支援・ 新産業創出支援事業 公募要項 ※公募締切:平成 28 年 7 月 7 日(木)17 時 0 1.公募概要 (1)目 的 本公募では、地域の活性化に貢献できる実用化・事業化できる研究シーズ(コア技術) を支援することを目的としております。これは新しい「研究グランドデザイン」 、及び「第 3期中期目標・中期計画」を具現化するための研究支援事業であり、その中でも特に研究 グランドデザインの中で「新産業創出を推進・支援し、地域の活性化に貢献します」を強 力に推し進めるための支援内容になっております。 (2) 公募分野 1)実用化シーズ支援事業 新産業を目指した有望な実用化シーズをもつ研究者、もしくは研究チームを支援する ことを目的とします。本フェーズでは研究成果の実用性の可能性調査、検証するための 研究開発、試作等を支援します。支援事業後には新産業創出支援事業や各種外部資金を 活用して、事業化に繋げることが目標となります。 2)新産業創出支援事業 地域の活性化に貢献できるインパクトの大きな新産業の創出を目指した事業化チーム (企業研究者の参画が望ましい)を支援することを目的とします。本フェーズでは企業 等と連携し、実用化のための実証試験等を行い早期の実用化(社会実装)を目指します。 支援事業の概要図 研究開発 可能性調査 実証試験 フェーズ 実用性検証 試験販売 実用化シーズ支援 (対象) 外部資金 1 実 用 化 ( 社会実装) 新産業創出支援 (対象) 有望なシーズ (3) 公募概要 公募分野 研究経費 (各年度) 研究 期間 対象 採択件数 研究者 実用化シーズ支援事業 ~300 万円 2 年度 もしくは 1~2 件 研究チーム 新産業創出支援事業 ~1,000 万円 2 年度 事業化 チーム 1~2 件 ※研究期間内に中間評価を実施し、評価結果により事業の減額・中止する場合があります。 ※公募は原則として隔年で行います。ただし、中間評価等で中止の事業があった場合には 一部公募を行う可能性があります。 (4)応募に際する条件 このたび公募を行う支援事業は、各事業終了後に下記の【評価指標】を達成できるプロ ジェクトを想定しています。 ①実用化シーズ支援事業 【評価指標】外部資金獲得額:2,000 万円以上(実用化に向けた競争的資金、共同研究) ②新産業創出支援事業 【評価指標】商品の売上額:5,000 万円以上(上市から 3 年間)あるいは、 外部資金獲得額:5,000 万円以上(商品化に向けた競争的資金、共同研究) 上記の達成に向けて、採択された研究グループには事業化の推進に加え、以下の2点を 応募条件といたします。 1)大型の外部資金獲得に向けた、積極的な補助・助成金への申請 2)企業との共同研究の獲得に向けた、産学連携マッチングイベントへの参加 なお、外部資金獲得以外に「とっとり大学発・産学連携ファンド」を活用した起業など も出口戦略として想定しております。 (5) 研究経費について 対象経費は、研究開発に係わる研究謝金、研究旅費(国内旅費、外国旅費)、研究費(備品 費、消耗品費、光熱水料)、労務費(研究員人件費)、外注費(コンサルタント費など)、計 算機使用費、委員会費(会議費のうち、アルコール飲料類を除く)、報告書作成費、その他 とします。 2 (6) 事業化推進員の配置 プロジェクトの実用・事業化を推進する推進員を産学・地域連携推進機構のコーディネ ーター等からチームに配置していただきます。 2.応募の手続き (1) 申請書類 別添の申請書類用紙(様式 1)に、必要事項を記入してご提出ください。これに示された 形式以外での申請書は認められません(申請書様式の指定に留意して記入してください)。 なお、提出書類は日本語で作成してください。 (2) 補足資料 研究内容を把握するための参考資料などがあれば、あわせて添付してください。 (A4 版用紙で書式自由、5 枚以内) (3) 応募期間:平成 28 年 6 月 14 日(火)~平成 28 年 7 月 7 日(木)17 時まで ※時間厳守(学内便、メール可) (4) 問い合わせ先 産学・地域連携推進機構 研究推進部門 長島 正明 E-mail:[email protected] 電話:(0857)31-6716(内線 4056) (5) 提出先 研究・国際協力部 研究協力課 産学連携係 E-mail:[email protected] 電話:(0857)31-5541(内線 2714) 3.採択者の責務等 (1)中間評価 研究開発の期間内(1 年後を予定)に中間評価を実施し、評価結果により事業の減額・中 止する場合があります。 (2)研究成果報告 研究開発における実施期間の終了後、30 日以内に研究成果報告書(評価指標含む)を研 究協力課にご提出ください。また学内向けに成果報告会を行いますので参加していただき ます。 (3)終了後の継続評価 研究開発における実施期間の終了後から 1 年後に評価指標に基づく再評価を行いますの 3 で、評価調査依頼書を適時ご提出ください。 4.選考方法 応募により提案された研究開発プロジェクトの選考は、選考委員会(学外有識者含む) において行います。書類審査の後に、提案された研究開発プロジェクトについて、研究リ ーダーに選考委員の前でプレゼンテーションを行っていただきます。 選考委員会は、次に挙げる観点から、提案された研究開発プロジェクトを評価・審査を します。なお、審査・評価基準は各項目に挙げる点数配分(配点表参照)とし、合計 100 点満点となっています。ここでの採択ラインはおおよそ 80 点となります。 ① 技術力の評価 当該技術が、競合・既存技術と比較して新規性や優位性があるなど高いインパクトがあ ること。 ②市場性・ビジネスモデルの評価 当該技術・製品が目指す市場の市場規模・成長性が高く、且つビジネスモデルが優れ、 市場の競争優位性があること。 ③ 研究開発内容の評価 実用化に向けた課題を解決する研究開発内容として、目標、実施内容、体制、計画が明 確、妥当であり、その実現可能性が高いこと。 ④ 事業実現性の評価 研究リーダーの事業遂行能力が高く、事業化に向けた将来スキームが優れていること。 審査・評価基準の配分(配点表) 実用化シーズ 新産業創出 支援事業 支援事業 ① 技術力の評価 30 点 10 点 ②市場性・ビジネスモデルの評価 30 点 40 点 ③ 研究開発内容の評価 30 点 10 点 ④ 事業実現性の評価 10 点 40 点 100 点 100 点 総計 4
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