別紙4 シニア層の地方移住を促進するための実証実験 <概要> 三好市における「生涯活躍のまちづくり」への基本的な考え方 三好市では、2015年度で策定した「三好市まち・ひと・しごと総合戦略」で設定した5つの 重点プロジェクトのうち「人の流れをつくる三好」等において「生涯活躍のまちづくり」に 取り組むこととした。 シニア層の移住 ・高い専門性 ・広い人脈 観光振興 賑わい創出 新しい業態店 若い世代の 移住希望者 とことん付き合う 高齢者福祉サービス 新たな価値の発見・創出 地元商工業者 ・新サービス・商品 ・新しいライフスタイル 地域住民 既存ストックの活性化 ・商店街の活性化 ・空き家、空き店舗の活用 雇用の創出 子育て支援サービス ・新サービスの担い手 ・地元人材の雇用を増やす 人口の流出抑制・流入促進 ・特に若い層の流出を止める 女性、高齢者の活躍の場 1 三好市の地理的特徴 至便な交通アクセス(三好市池田町を起点として) ■クルマでの移動 ・四国内の主要都市(徳島、高松、松山、高知) および4つの空港まで、それぞれ約1時間半で移動可能 ※高松空港までは約1時間 ・高速バス利用 例えば、神戸(三ノ宮)から池田町まで3時間程度 ■航空機での移動 ・羽田空港⇔高松空港 例えば、東京⇒池田町まで2時間半程度 (※航空機1時間15分、クルマ1時間を想定) ■鉄道での移動 ・岡山駅まで、JR土讃線で1時間半程度で移動可能 例えば、新大阪から阿波池田まで2時間半程度 (※新幹線、土讃線利用) 2 三好市の地域資源 平家落人伝説 池田阿波おどり 妖怪伝説(怪遺産) 四国酒まつり 酒蔵のまち たばこの町 雲辺寺 (四国八十八番札所) 重伝建「落合集落」 名勝大歩危 うだつの町並み 歴史・文化 かかしの里 密厳寺 (別格三十六不動霊場) 箸蔵寺 (四国別格二十霊場) かずら橋 徳島で唯一のスキー場 スポーツ 観光・レジャー 山岳サイクリングコース 黒沢湿原 質の高いホテル・旅館 良質な温泉 百名山「剣山」 塩塚高原 ウェイクボード キャンプ場 多様なトレッキングコース (ツールド・にしあわ) 世界レベルのラフティングコース (2017年世界大会予定) 53 生活支援機能・施設 ■ブロードバンド環境 ・市内全域での高速インターネット環境 ■医療・福祉機関 ・県立三好病院(急性期医療、地域がん診療病院、緩和ケアなど) ・三好市立三野病院(訪問医療、リハビリテーション、リウマチ・膠原病外来など) ・市内にほか、4つの病院と17の診療所 ・県トップクラスの高齢者介護施設(高齢者人口比) ■健康づくり ・健幸づくり条例で市民の健康づくり(健康寿命の延伸) ・住民参加型スポーツイベント「チャレンジデー」 ・医療関係者による「出張健康講座」 ■教育施設 ・徳島大学にしあわ学舎 ・市内に3つの高校(池田高校、辻高校、三好高校) 4 シニア層の地方移住を促進するための実証実験(28年度事業) シニア層の地方移住に伴う「4つの課題(仕事/住まい/コミュニティ参加/安心サポート)」を取り上げ、課題解決に向けた 実証実験を行う。具体的には、それぞれに仮説を設け、それを検証するかたちで行う。 ※【仮説】仕事:ミッションターン、住まい:空き家再生、コミュニティ参画:住民との協働、安心サポート:健康管理システム モニター募集 仕事 “ミッションターン“ 地方移住に 伴う課題解決 住まい “空き家再生“ 三好市らしい CCRC ・高度な専門人材(移住 希望者)と地元が求める 人材とのマッチング ・空き家改修、お試し住 宅として再生 ・体験交流プログラムづ くり 安心 サポート ・ICTを活用した健康 管理システムサービス “健康寿命の延伸” 評価・検証 お試し居住 空き家活用型 サ高住のモデルハウス コミュニティ 参画 “住民との協働” 第三者による 三好市版 CCRC事業 事業計画 事業主体:三好市シニア層地方移住促進実行委員会 5 シニア層の地方移住を促進するための実証実験スケジュール(予定) 28年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 実行員会等 お試し居住 仮説1 ミッションターン 仮説2 空き家活用 (再生) インターン受入企業募集、お試し居住者の募集 空き家発掘、再生等 仮説3 体験プログラム開発・実施 仮説4 システム研究等 地域との 協働 健康寿命 の延伸 ※スケジュールは予定であり、進捗状況や諸条件等により適宜変更するものとする。 6
© Copyright 2024 ExpyDoc